ひとこと16

2004年04月22日(木)「何でもないことですが」
 今年、サクラが咲いているのを見て、昨年眺めた記憶がなかったのは何故だろうと、ちょっと気にしていました。 今日謎が解けました。昨年は違う道を通っていたことに気づいたのです。

 そのサクラは、少しずつ葉を茂らせています。 そして、サクラの間に植えられていた樹木はハナミズキで、可憐な花びらをいっぱいに広げて私の目を楽しませてくれました。
by S. T.

2004年04月17日(土)「スズランの花がほころびる」
 毎年スズランが勢力圏を広げてきて、我が家の庭の一角にはみずみずしい茎が林立。 ぐんぐん伸びてくる茎は、やがて2枚の丸まった葉っぱになり、その外側にすくっと延ばした茎の先に花のつぼみをのぞかせています。 まだ地上何ミリの頃から観察していますが、今朝は葉っぱの影から沢山のつぼみと可愛い花をのぞかせていました。

 もうすぐ、よい香りを放って可愛く咲き乱れることでしょう。
by S. T.

2004年04月14日(水)「なるほど納得」
 4月11日付朝日新聞(経済)でこんな記事を見つけました。 『漢方薬分析 業界しのぎ』で、『山之内製薬が、漢方薬の葛根湯がウイルスを撃退するメカニズムを見つけた。』

 私だけでなく、我が家では、長年ツムラの葛根湯を風邪の常備薬としてきました。 とにもかくにも、風邪のひき始めに1服。私はこうして風邪を予防。本当にてきめんに効くのです。 しかも、頭痛も飲んで30分もすると、頭がすっきりして痛みがとれています。

 なるほど、『体内に侵入したウイルスを食べる細胞「マクロファージ」1個あたりが食べるウイルスが2割増え、 ウイルスを1個以上食べた数も1割増えた。 生体の防御機能を高める仕組みが具体的に分かった』というのだから、これはうれしい情報です。『』内は朝日新聞から抜粋。
by S. T.

2004年04月11日(日)「それって自画自賛?」
 最近相次いで、朝日新聞(生活)と、NHK(ためしてガッテン)とで、「呆けないためには脳を鍛えよう」というような記事、 放送がありました。それは「音読や簡単な計算」などで「脳」に刺激を与えて、脳を活発に活動させると効果があることのようです。

 それならば、私は既に実行しているではないかと思いました。そうです。 英語の学習では音読があり、家計簿では、そろばんを復活させて、かけ算、割り算、足し算、引き算をしています。 これで充分、呆け防止の条件を満たしているではないかと。

 更にうれしいことに、計画性のある、料理や旅行などもいいことのようです。 いずれにしても、新しいことに挑戦していくことで、脳は活発に活動し、呆けにくいということなので、 これからも精々努力していきたいものです。

 「それって、あなたの自慢話なの?」と言われそうですね。
by S. T.

2004年04月02日(金)「毛布と格闘」
 昨日夕方から降り始めた雨も、すっかり止んで気持ちのよい朝を迎えました。 少しずつ冬を納めていますが、今日は毛布を洗うことにしました。それも2枚あわせのマイヤー毛布です。 乾いていても重量感のある毛布なので水につけると、それはそれは、想像以上に重くなります。

 加齢とともに、手に負えなくなった毛布は、クリーニング店に出すことにしていたのですが、ふと、洗ってみることにしました。 風呂の残り湯に粉石けんを入れて足踏みをして洗い、何度も何度もお湯を替えてすすぎました。 その都度、風呂の縁に持ち上げては水切りをします。 30分かかって水切りした毛布はまだまだ重く、やっとの思いで持ち上げて洗濯槽にいれて脱水。

 結果は半日かかりました。どっと疲れが出たように感じました。 洗濯代は始末できたのですが、得をしたのでしょうか、損をしたのでしょうか?
by S. T.

2004年03月25日(木)「サクラサク」
 今日スポーツセンターへ行く途中、桜がちらほらと、さびしそうに咲き始めました。 花が咲くまで、その存在すら認識していなかった道中に、意外と沢山の桜の樹を見つけました。 確か、昨年もこの同じ道を通ったはずなのにと思いながら通り抜けました。

 「サクラサク」と、次男の大学合格の電報を受けてから、丁度今年で20年、月日が経つのも早いものです。 あの頃、やきもきしたことを急に思い出しました。

 年をとると、新しい記憶が思い出せないのに、古い記憶はしっかりと思い出せる。どうやら、真実のようですね。
by S. T.

2004年03月24日(水)「圧力鍋と湯たんぽ」
 最近この二つのものを修理しました。圧力鍋は16年間使用しました。 購入した会社に本体を持ち込み、ふたのパッキンと持ち手、蒸気が抜ける穴の部品を取り替えて3000円弱支払いました。 会社できれいに磨き上げられた鍋は、新品と見まちがうほどで、ぴかぴかになって返ってきました。

 もうひとつの湯たんぽは、8年くらい使用して内部の支えがはずれ、新品と交換して頂きました。 これにも修理交換代が、3000円と送料がかかりました。 購入時には少々高くつきましたが、こうして修理できるものであれば、環境にも優しいなと思いました。
by S. T.

2004年03月23日(火)「お呼びでない」
 明日24日に『西日本最大級の大型商業施設』が開業します。 その客層のターゲットが『団塊ジュニア世代の家族』で、しかも20代のOLも引きつけたいのだそうです。

 最近、我が街ではデパートが次々と大改装をして、新装開店しました。私も春風に乗って開店日に出かけてみました。 大勢の人々で、ごった返すばかりの大繁盛振りでしたが、どのコーナーをのぞいてみても、私世代に似合う服もないばかりか、 バックも靴もなく、売り場は、ひらひらとピンク色に染まっていました。

 以前には、少しは気に入ったものも見つけられたのにと、売る側の疎外振りを見せつけられたようで、腹立たしくなりました。 そして、その怒りを込めたメモを書いて「お客様の声」の箱に入れておきました。(せめてもの慰め)

 それから、また新しくできた商業施設からも疎外されて、私たち世代はどこに行けばいいのでしょう? 団結して不買運動でも起こしましょうか?、それが無理ならひとりでも抵抗します! 家族に言わせると、その腹立ちが、そもそも年を取ったせいだと言うのですが、、、。 『』内は’3月23日朝日新聞地方版から引用。
by S. T.

2004年03月20日(土)「ウグイスの鳴き声」
 今日、自然がいっぱいの墓園にお参りしました。南向き斜面に位置する団地の上方に墓園があります。 ウグイスが鳴いて迎えてくれました。山際で、かなり急な斜面なので一歩ずつ山登りをするような感じで登っていきます。 その途中ジョウビタキが、まだ鳴いていました。

 彼らは一羽ずつ帰って行くのかしら?そうなると、いろんな災難に出くわすのではなかろうかと、ちょっと心配になってきました。 こんなことを考えながらの墓参でした。
by S. T.

2004年03月19日(金)「春の一週間」
 一週間前に、桜並木を自転車を走らせながらつぼみを探してみました。全然つぼみの影形も見かけませんでした。 3月20日頃には桜が咲き始めるでしょうと、開花予想が発表されたはず、「開花は突然やってくるのかしら?」と頭をかしげました。 予想通り桜は咲き始めたようです。

 そして、ジョウビタキもその頃盛んに鳴き始め、飛び回っている姿を見かけました。 彼は帰り支度をして、別れを告げていたのでしょう。あれ以来、鳴き声も途絶え、全く姿も見かけることがなくなりました。

 さらに、今日庭の草抜きをしました。たったこの間まで見かけなかった、小さな雑草に花が咲いていました。 寒い冬を越し、折角咲き始めた雑草を引き抜くのに後ろめたさを感じました。
by S. T.

2004年03月17日(水)「すっきり爽やか」
 春の日差しが強くまぶしくなってきました。つばひろの帽子をかぶっての、戸外での作業が多くなりました。 我が家の網掛けをした下水溝に、ゴミが沢山かかっているのに気づき取り払いました。 小さな杓で下方をすくってみると結構土砂が貯まっていたので、これまた気がかりになって5カ所を総ざらいしました。

 前回はいつやったのだろう?記憶にないくらいだから、ずいぶん放っておいたようです。 家の外回りもしっかり点検して片づけました。見た目もすっきり爽やかとなりました。

 最近、家の外回りを片づけて防犯予防に心がけるように警察から回覧がたびたび回ってくるようになりました。 小さなとことから気をつけていきましょう。
by S. T.

2004年03月16日(火)「春になると、、、」
 このところ一度に陽気がやって来たかと思ったら、我が家の小さな庭にも日本サクラソウ、ムスカリ、スノードロップ、 オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、タチツボスミレなどが一斉に咲き出しました。

 私も陽気に誘われて、自転車に乗ってどこまでも?とまでは言いませんが、かなり遠出をするようになりました。 冬中お世話になった、ダウンのコートとジャケットをホーム・クリーニングして早々に納めました。 それから電気カーペットも同様に、少しずつ冬を納めています。
by S. T.

2004年03月12日(金)「スペイン同時多発テロにおもう」
 昨夜のニュースで、いきなりアトーチャ駅付近の同時多発テロを知って驚きました。 なんといっても痛ましい事件です。無差別に人を殺す。こんなことが平気で人間にできるのでしょうか?怒りに耐えません。

 ’97年にマドリードに滞在した時に、この駅を何度利用したことでしょう。人ごととは思えません。 犠牲になられた方々のご冥福を祈ります。
by S. T.

2004年02月27日(土)「今まさに、メール時代」
 毎日、テレビやラジオを聞いていても、リスナーに「メールを下さい」と、早口にアドレスを伝える時代となりました。 そんな中、完全にデバイドされていた弟が、やっとケイタイのメールアドレスを取得するにいたりました。

 最近、弟との連絡がつきにくいと長女に話したところ、早速乗り出してくれてケイタイのアドレス申請と扱い方を指導してくれました。 当初、初めてのメール打ちに音をあげて、「もう、勘弁してくれ」と長女に伝えたそうです。 ところが、先日出会った時「この頃、知り合いとメール交換しとる」と、どうやらメールにはまった様子。

 もともと、凝り性な彼のこと「やっぱりね」と、ケイタイにデバイドされている私ですが喜んでいます。 ちなみに今日、公文教室のT先生のケイタイの画像を見せてもらって驚きました。 そのきれいなこと!そして数々のメニューをこなしている先生が目にまぶしく感じられました。
by S. T.

2004年02月14日(土)「柳の芽吹き」
 パソコンを打ち込んでいるとき、ふと正面の窓ガラスに目をやりました。 「春一番」らしい風が先ほどから、家の中のドアーをカタンカタンと開け閉めしています。

 同様に、柳が風で大きな枝を揺るがせています。その枝先が、ウグイス色に染まっているのが見えました。 時折、ひゅうっという風の音が聞こえてきます。霞んだような景色を眺めながら、もう、春が来ているんだなと思いました。
by S. T.

2004年02月11日(水)「このギャップや如何に」
 今朝、天気予報でよいお天気になると報じられていたので、汚れたスリッパを洗うことにしました。 そして、我が家で一番太陽のあたる場所へ干しました。

 はてさて、家に戻り、私は早速スリッパを探し始めたのです。どこにも私の脱いだスリッパが見えません。 「あれれ、私はどこへ脱いだのだろう?」。ほどなく、ついさっき洗って干したこと思いだしたのです。 自分ながら「呆けたものだ」と、自分で自分を笑いました。

 その後から1ヶ月ちょっとお休みした、公文教室へいくため勉強を再開しました。 一度学習したところを「通読」して課題を解いていくプリントです。案外、記憶に戻り比較的容易に回答が得られました。

 この二つ事柄を通して、思わずこのギャップについて考えさせられました。
by S. T.

2004年02月08日(日)「食料自給率に思う」
 2月6日付の朝日新聞の「天声人語」で取り上げていた「食料自給率」については、昨年モロッコ旅行の後、 痛く感じたのを私の「ひとこと欄」に載せました。

 最近、鯉ヘルペス・ウイルス感染で大量の鯉が被害を受けて処分されたこと、アメリカで牛のBSE感染が報じられたかと思うと、 今度は鳥インフルエンザ・ウイルス感染がアジアを中心に世界規模で拡大しているとか。

 「天声人語」によると、『世界中から食材をかき集めているのが現状だ』ということは、 今回、私たちにでも分かるような形で現状を突きつけられたように思います。 戦中戦後、食べることに事欠き、ひもじい思いを体験した来た私たちは、このことを憂慮しています。

 その頃、成長期でいちばん食べ盛りであった私たちは、どれだけの苦難を強いられたことでしょう。もう、ごめん被りたいものです。 再び「天声人語」では『何より戦乱や紛争のない平和が、食べていくためにも大事であることを実感できる』とありますが、その通りだと思います。 『』内は朝日新聞記事から引用。
by S. T.

2004年02月08日(日)「我が家のもう一つの絶滅危惧種」
 それは大きな金ダライです。外径53センチのアルミ製です。歴史は長いのです。

 暑い夏には、3人の子どもたちが幼児の頃行水に使用し、生後間もない4人の孫たちには、湯浴み用として活用しました。 時を経て、時々セーターやフリースを手洗いするときに使用していましたが、この頃では、すっかり電機洗濯機に任せていました。 やっぱりウールは手洗いかなと考えて、再び金ダライに登場を願ったところです。

 プラスチック製品はすぐに壊れてしまいますが、このアルミ製の金ダライはとても丈夫です。生誕(?)半世紀を迎えるのは間もなくです。
by S. T.

2004年01月14日(水)「時代錯誤」
 昨日のことです。ラジオで「日本全国8時です」を聞いていると、出演の荒川洋治氏が「時代錯誤」について、いろいろと話していました。 その例として「英会話に背を向ける人」、「タバコを吸い続ける人」などなど、たくさん並べ立てていました。 そこまでは、ふんふん、納得、納得と聞き続けていた私でしたが、「ケイタイを拒否する人」のところでは、むむむむ。

 私の「ケイタイ拒否症」はひどいものです。車を運転しながらケイタイをかけている人、乗り物の中でケイタイでメールを送り続ける人、 話している人をみると拒否反応どころか敵意さえ感じます。 たったこの間「ケイタイを持ったサル」(「人間らしさ」の崩壊)正高信夫著・中公新書を購入したばかりくらいですから、、、。

 でも、やっぱり、そうなんかな〜。
by S. T.

2004年01月11日(日)「絶滅危惧種、湯たんぽ・カイロ」
 我が家では、湯たんぽは健在です。といっても、2〜3年使用していませんでしたが、ふと、思いだして使ってみると、手放せなくなりました。 ほんのりと、あたたかな温もりが足下から伝わってきて、それはそれは心地いいのです。 そこで面倒ですが、毎日お湯を沸かしては、湯たんぽに注いで使用しています。

 それにしても、昔の人はいい物を発明してくれたものだと感心しています。 わずか2.2リットルの熱湯が明け方まで冷めずにいてくれることです。朝起きると、その湯たんぽからお湯を洗面器に張って顔を洗います。 その温度がたまらなく丁度いいのです。

 これからも愛用していきたいもののひとつです。
by S. T.

2004年01月11日(日)「絶滅危惧種・水枕」
 先週金曜日にニュース・ステーションを見ていると「絶滅危惧種、水枕」を放映していました。 そう言えば昨年のこと、長年使用してきた水枕を保管中に亀裂が生じたので処分したばかりでした。 2〜3年前に使用した記憶はあるけれど、しばらく使用していなかったので補充の予定はありませんでした。

 私は子どもの頃から扁桃腺炎で高熱を出していたので大変お世話になった水枕です。 我が家の子どもたちも小さかった頃には、出番が多くありました。 けれど、最近ではそれに代わるアイスノンといわれる物が出現して陰をひそめたようです。

 テレビを見ていて、いろんな活用法がありそうなので買っておこうかなという気持ちになりました。
by S. T.

2004年01月09日(金)「日照時間について・その2」
 これはお天気のHPで「お天気ミニ知識」の中の「冬至のひみつ」で見つけたものです。 『「日の入り」が一番早いのは12月上旬で「日の出」が一番遅いのは1月上旬で1ヶ月間のズレがあります』と記されていました。

 気になる日照時間ですが、全国平均で1年間の合計で一番多いのは高知県で、一番短いのは鳥取県でした。 広島県は日照時間の合計では高知県と大差がないのです。冬季は高知県の日照時間が長く、夏期では広島県が多いというデータでした。

 お断り、このデータは気象のHPでみました。出所がはっきりしていないので数字は表示しませんでした。『』内はお天気HPからの引用。
by S. T.

2004年01月09日(金)「日照時間について」
 この冬は割合暖かな日が多いようです。私がお天気について関心を寄せているのは、せいぜい寒いか、暑いか、晴れなのか、 雨が降るのかくらいのことです。そんな私が唯一、特別に関心を持っているのが冬至です。日照時間が短く、早々と暮れるのが嫌なのです。

 昨年は12月22日でした。かぼちゃを煮て食べました。 いよいよ、この日を起点に日一日と日照時間が縮まるぞと、期待をかけて喜ぶのが大人になってからの私の習慣でした。

 ところで、昨年冬至の日にラジオを聞いていると、日の出が1月まで遅くなって行くと伝えていました。「ええっ!、」私は仰天しました。 長年、冬至が過ぎると共に日の出も早くなるものだと。 年が明けると「だんだん明るくなるのが早くなったな」と思っていましたし、感じてもいました。

 そして、今年意識して朝を検証してみました。なるほど、明けるのが遅いではありませんか!、 家族にも確認したところラジオの通りの返答でした。なんと、長年思い違いをしていたことやらと自分ながらあきれてしまいました。
by S. T.

2004年01月07日(水)「世界に一つだけの花」
 今朝ほんとうに、久しぶりに「世界に一つだけの花」を我が家自慢のオーディオにかけて聴きました。 ことば一つずつに優しさが込められた歌を澄み切った音色で聴くことができました。

 たまたま、昨日NHKテレビで森山良子・BEGIN・夏川りみコンサートで森山良子さんが歌う「さとうきび畑」の歌を聴いて、 彼女の平和への祈りが伝わり、心にしみて思わず涙がこぼれました。

 世界中の人々が平和に暮らせる日が一日でも早く訪れることを願っています。
by S. T.

2004年01月06日(火)「無駄なもの無し」
 年末、私は左小指をペテナイフで削ぎ、年始には左中指をサッシ戸で詰めてしまい、相次いで2度も痛い目を味わいました。 指先のケガは痛いだけでなく、家事をする主婦にとって、それは大変な不自由を強いられます。

 スーパーでかごを運ぼうとして落としそうになったのは、バランスを取るため小指の支えが必要だったこと。 戸の開け閉め、持つ、持ち上げる、引っ張るなどなど、意外と中指のお世話になっていました。

 こんな時、親指と人差し指そして薬指の代用で切り抜けようとしましたが、薬指は役不足でした。 でも、薬指も気づかないけれど役立っているのでしょう。粗末にはできませんね。

 痛みは残るものの、やっと不自由なく両手が使えるようになりました。 ほんと、体の中には無駄なものはないことを痛いほど味わった年末年始でした。
by S. T.

2003年12月29日(月)「重苦しい年末」
 今年も後わずかとなって、中国でガス爆発、イランの大地震で多くの人が亡くなりました。 例年より重苦しい年末を迎え、追い打ちをかけるような自然災害の発生です。 イラクでは今尚、混乱の最中で多くの人が亡くなっていると報じられ心が痛みます。

 世界のあちこちで不幸な人々があふれ悲しんでいます。どうか来年こそはいい年であって欲しいと願わずにはいられません。
by S. T.

2003年12月25日(木)「J隊並みの重装備」
 最近ちまたで、ひったくりの被害が多くなったと伝えられています。 ちょっと前まで、このような事態になるとは予想もしていませんでした。

 私も危機感を抱き、それに供えることにしました。 10年前、海外旅行に出かける時に購入したウエストポーチを引っ張り出し、今までカバンの中に入れていた貴重品をそれに移して、 肌身離さず持ち歩くことにしました。

 そして、警報機も外から見えるようにカバンにぶら下げています。 カバンには、もう一つ自動車から、よく見える反射グッズも以前からぶら下げているのです。 私は出来るだけ被害に遭わないように心がけているつもりです。嫌な世の中になったものですね。
by S. T.

2003年12月25日(木)「ふっくら、ジョウビタキ」
 ジョウビタキが私の視界から遠ざかって久しい。ふと昨日、「どうしているのやら」と思ったのです。

 今朝、勝手口のドアーをあけると目と鼻の先、葉っぱを落としたイチジクの小枝に止まっていました。 音に驚いて、すいすいと低空飛行をしながらどこかへ行ってしまいました。

 でも以前よりふっくらして見えました。「まあ元気だったのね」と心の中でつぶやきました。 昨日のNHKニュースで「たまちゃん」もふっくら太って冬支度をしていました。
by S. T.

2003年12月19日(金)「里山もうっすらと雪化粧」
 今まで暖かな冬を満喫してきましたが、今日は本格的な冬の到来となりました。洗濯物も激しい風雪にあおられ囲いの中に取り込みました。

 視界も降る雪で灰色がかり見渡せませんでしたが、時々現れる晴れ間の向こうに里山も雪化粧をしていました。 そして白い建物群に反射している日の光が、一層寒さを強調しているように思えました。
by S. T.

2003年12月12日(金)「噛んで含めるように」
 先日電話の子機が故障してNTTの「113」へ電話すると、パーツセンターで電池を購入して下さいと伝えられました。 パーツセンターで電池の番号を聞かれて、電池のカバーを開けようとしましたが、なかなか開かないのでしばらく放っておきました。

「その後どのようされましたか」と、「113」から再度電話がかかりました。
「お宅が購入されてもう12年経っていますよ」と、電池の寿命のこと、電池の入れ方、充電の仕方、諸注意などを伝えられました。

 親切だとは思うのだけれど、噛んで含めるような話し方で、ちょっと嫌な気がしました。 家族に伝えると、「それは仕方がないよ、メカに弱いんじゃけん」といわれると反論できませんでしたけれど、、、。

 確かに加齢してくると、いろいろな面で衰えを感じます。 しかし、それを誰かに指摘されたり、ちょっと見下した態度にでられると、たまらなく腹立たしくなるものなのです。

 そんな気持ちを抱くことが既に高齢者の意識過剰なのでしょうか?
by S. T.

2003年12月04日(木)「サンタクロースが車でやって来た」
 今朝市街地を自転車で走っていると、信号のない交差点で変なデコレーションをした車が私の通り過ぎるのを待っていました。 運転席をのぞき込むとサンタのおじいさんが運転席に陣取っているではありませんか、 「あれれ・・・」と車体を見ると「Merry Christmas」と文字まで書かれていました。

 Tタクシー会社で、これからどこかへ訪問するのでしょうか?それにしても初めてこんなタクシーに出会いました。
by S. T.

2003年12月03日(水)「すみません」
 昨日、自転車で通りかかった人通りの少ない通りのことです。向かい側から男子中学生がふたり、サッカーボールをけりながらやってきました。 私の通る方へわざとけってくるひとり。仕方なく自転車を止めて移動するのを待ちました。

「ユウキ、駄目じゃないか」とたしなめるもうひとり。
「すみません」とたしなめた中学生が、頭をちょこんとさげてくれました。

 私の嫌な気持ちがふっとび、にこにこしてしまいました。ひとことの挨拶がこんなにまで心をほぐしてくれるのですね。
by S. T.

2003年12月01日(月)「ジパングはどこへ行ったの?」
 今年、信州への旅の前にジパングの会員になりました。JRが高齢者のために運賃を割引きしてくれる制度なのです。 今回長距離なので、とても恩恵にあずかりました。

 ところが、帰宅して1ヶ月になる頃に会報誌が届きました。大変お世話になった会員証なのに、その存在をすっかり忘れていました。 「ジパングはどこへ?」と尋ねること1日。記憶の糸を辿りながら、ようやく見つけることができたのです。

 ほんと、悔しいくらいに新しいことが記憶できないのです。日常的な事では防止策として、面倒でも「決まった場所へおく」が鉄則です。 これで、眼鏡探し、カギ探しなどなどから解放されましたけれど、油断大敵です。
by S. T.

2003年11月29日(土)「私の靴はどこでしょう?」
 先日スポーツセンターでトレーニングを終え、靴箱の所に来ると年配の女性があちこちと靴を探し歩いていました。 その日は祭日で柔道の大会があるらしく、いつもはがらがらの靴箱も満杯でした。そんな彼女の姿を見ても私は決して笑えません。 日常茶飯事、忘れることにかけては負けてはいません。

 ふと9年前体験した、ニュージランドのオークランドYHでのことを想いだしました。 「I lost the room key」と訴えるルームメイトのダイアナさん。確か私より5歳上でした。 「ああ、5年もたつとああなるのか」と心の中で思ったものです。

 やっぱり、そうでしたね。記憶力はつるべ落としのように落ちています。
by S. T.

2003年11月28日(金)「お久しぶり、ジョウビタキの鳴き声」
 ジョビタキの鳴き声を聞かなくなって久しぶりに、雨の中で鳴いているのを聞きました。 ところで4〜5日前のこと、隣家のベランダを飛び交っているのを見つけました。 我が家の湯沸の室外機に止まり糞公害に悩まされましたが、この頃すっかり姿を消していました。 ホッとした気持ちと案ずる気持ちが交錯していました。

 眺めていると、もう1羽ジョウビタキが屋根を越えて、向こう側からやって来ました。雄のようです。 格闘するのだろうかと様子を伺っていると、こちら側のジョウビタキは、鳩のような鳴き声を発して相手を威嚇していました。 程なくして、2羽ともどこかへ飛んで行ったようです。

 とても平和的な解決法だなと感心しました。
by S. T.

2003年11月20日(木)「感動、油谷選手に遭遇」
 今日自転車で土手を走っていると、向かい側からランナーひとりとストップ・ウオッチを片手にタイムを計りながら自転車を 走らせている二人に遭遇しました。ふと見ると、マラソンランナーの油谷選手ではないですか、思わず声が出そうになりました。

 まあ、こんなところで有名選手と出会えるなんてラッキーと。今までテレビでしか見たことがない油谷選手は、 前を一直線に見すえてあっという間に駆け抜けていきました。その速度に驚きと尊敬の念を抱きました。
by S. T.

2003年11月18日(火)「あっ!おばちゃん」
 昨日の午後、4キロ離れた町の商店街を歩いていると、向かい側から自転車に乗って走って来た若者が、
「あっ!おばちゃん」と言って自転車を止めて私の前に止まりました。「覚えとる?」と。
「いいえ」と私。

 私は顔を凝視しました。茶髪で、この頃はやりの逆立てた髪型。眉をつり上げるように細くカットしています。 赤いトレーナーを着て、左手には吸いかけのタバコを持っているのです。私はてっきり絡まれたと思い、早く立ち去ろうとしましたが。
「I英塾で」と、彼はヒントを与えてくれました。
「I英塾ではないけれど、公文なら」と私。
「そうそう、G教室でね」と若者。

 それでも、思い出せない私です。それはそうでしょう、あの変身ぶりでは私には思い出そうにも無理な話。
「高校生?」と私。
「うん」と彼。
「覚えていてくれてありがとうね、じゃ元気で」と、若者の変身ぶりに驚きつつも、声をかけてくれた優しい思いにホット温かなものを感じました。
by S. T.

2003年11月07日(金)「はて、スキャナの操作は?」
 加賀の井酒造の写真を撮っていなかったので、パンフレットから画像を取り込もうと考えました。 前回にスキャナを使用してから日にちが大分経っています。私のような年齢になると、昨日の事でも忘れてしまうのですから事は深刻です。

 パソコンの前でちょっと考えました。何度か体験したことは思い出すものですね。直ぐに操作の手順がよみがえりました。 意外や意外、あっけなく作業は終わり「こんなに簡単だったかな」と思うくらいでした。
by S. T.

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