音楽人生

 今まであまりいろんな事に目を向けておらず、自分の趣味は何だろうって思っていましたが最近音楽の趣味が持てるように実感しています。その理由は去年12月にピアノの発表会に出た事ではないかと思います。
 ピアノ教室に通い始めたのが3年前の秋頃、昔楽器を習っていた時がありましたが、難しい事とその時の気力のなさで断念してしまいました。しかし手軽にできるピアノならなんとかなりそうと思っていたので、自分の人生の投資と思って通うようになりました。始めは片手からの練習で、小指・薬指の普段あまり使わない指をつかうので手が痛くなったり、思うように動かなかったりと思うようには出来ませんでした、もちろん練習不足も要因です。それから2年が経ってまだしっくり行かなかった時に発表会の参加を決め、曲は自分で選んだ物でなくやり易い物でまず挑んでみました。この時弾いていて段々と感じていた事があってしっかり練習できるようになっていました。その時思ったことは・・・。
両手で練習するのが一番良い
 片手ずつだと曲の感じがわからないし、弾いていた曲右手・左手の方を一緒に合わせて弾く事が難しいと思ってこれでは練習にならないと感じ、実行に移してからその結果1ヶ月でなんとか出来るようになり、発表会までにはなんとかしようという気持ちも会ったとは思うのですがそれが良い方向につながったのではないでしょうか? さらに練習を重ねて本番当日に、出かける前に練習しましたがどう弾くんだっけという感じで全部忘れるのではないかなんて不安を抱えてました。発表会最初の部で3番目の早さで出番が、演奏中は緊張で左手が震えていたのがわかっていましたが、なんとか間違えずに無事に成し遂げた時は本当に嬉しかったです。それから少し他の人たちの曲を聴いていると自分の曲よりも長い曲でしかも指も早く鍵盤に行くようになっている光景を見てこうなりたいと意識する自分が出て来たようで、今後の目標に。だからこそ今でも続けていられるんだなと改めて実感しました。現在も練習曲を弾いて良い方向に「感じ」をつかんでいる最中です。来年度はもっと長めの曲で自分で弾きたいと思う曲を挑戦できるようにというのが願いです。
 昔から楽器をやったり、うちにあったレコードでクラシックを聴いたりと音楽に携わって来た事で今やっと1つの「趣味」として成り立っているんだなと思います。これといって何も趣味がないよりかは良いですし、大げさながら定年退職後どう生きようかって時に役立つんじゃ、なんて考えてます。もちろんこれからも継続してピアノという音楽の趣味を続けて行きます、「継続は力なり」なのであと20年続けたらどうなっているかって思うのも楽しみです。