「おなか健康!不老の秘訣!?」 とし坊 の読んで得する健康情報Back No.19 |
2000.02.15
●インフルエンザウィルス情報
------東京都立衛生研究所
●週報 -過去10年間との比較グラフ(インフルエンザ )
------国立感染症研究所 感染症情報センターの週報のページ
●新型インフルエンザ問題について
国立感染症研究所は2月4日、2000年第3週(1月17日〜1月23日)の感染症発生動向調査週報を発表した。これによるとインフルエンザの報告が急増しており、患者数は1週間で10万人を超えた。全国平均では、前週の定点当たり10.2から23.1と2倍以上になった。今後も増加が予想されるが、現在のところ報告数は平年並みという。でも、過去十年かとの比較のグラフを比べていると、、インフルエンザが流行した過去のデータと流行の時期が一致している事や、患者の増加傾向より、今年は大流行の気配する様だ!。
私も、健康記事の収集に夜更かしが続いた所為か、ココ何年振りかで体調を崩してしまい、先週は寝込んでいたのである。どうぞ皆様も帰宅後のうがいや手洗いを励行して、インフルエンザの感染には十分注意して下さい。▼最新インフルエンザ様疾患発生報告 (学校欠席者数)
第12報 ―(平成12年1月30日〜2月5日) 平成12年2月14日作成
●インフルエンザ”Q and A”
------厚生省・健康安全関連情報
●備えよう!インフルエンザ/知ってて知らない最新の知識と対策
------社団法人 静岡県医師会
2000.02.10
●アレルギー物質、加工食品に表示・来春から義務化
------朝日新聞 '00/02/052月5日の第1面に報じられていた記事です。 アレルギーの大半は食物アレルギーであると言われておりますし、記事中にも14人に1人の割合で食物アレルギーがあり、特に6歳以下の子供は8人に1人の割合と云いますので、もうかなり深刻な問題になってきている社会的な背景からも、Topで扱われているのも頷けます。≪朝日新聞のコメント≫
『そばや小麦、牛乳など、アレルギーで健康を損なう可能性のある原材料について、厚生省は、表示を初めて義務づける方針を固めた。今の食品衛生法では、アレルギー物質の表示についての規定がなく、食物アレルギーで重症のショック症状を起こす可能性のある消費者や家族から、表示を求める声があがっていた。』表示が義務づけられる具体的な原材料は、未だ決まってはいないようですが、厚生省は下記の要項などを条件とする方針との模様です。
@アレルギー物質が含まれていることが明確。具体的な材料名としては、そばや小麦、カニ、エビ、卵、牛乳、ピーナツなど20種類前後が対象になる様です、重いアレルギーの症状は、微量でも症状を起こす為に、含有量に関係なく、微量でも表示しなくてはならないとするものとなるようで、2000年4月からの施行を目指していると、報じています。
A血圧低下や呼吸困難、意識障害などの重い健康被害がある。
B国内で年に一回以上の健康被害が発生している。
2000.02.08
●発酵食品・身近な顔ぶれ、利点いっぱい
------朝日新聞 '00/01/31長年、乳酸菌を愛用してきた甲斐がありました。次々と乳酸菌の効能が解明されつつあるのは、本当に嬉しい事ですし、皆様にこの様な情報をお伝えしていることも無駄ではなかった様です。≪朝日新聞のコメント≫
『ヨーグルトや乳酸菌飲料、しようゆ、みそに納豆−。私たちの食卓は発酵食品抜きには成り立ちません。長く保存できる、味や香りがよい、消化しやすいなど、多くの利点がありますが、それだけではありません。健康への効果が解明されつつあります。』
▼がんにも効果乳酸菌の習慣的摂取が膀胱ガンの発症リスクを半減させるという調査結果が、昨秋のガン学会で発表された。乳酸菌で再発率も下がるという研究もあるので信憑性は高いという。▼ストレス抑制
ヤクルトを飲んむと、尿の変異原性が低下するという。
ヨーグルト中の乳酸菌が、変異原性が高い物質を吸着して消化管からの吸収を抑えたりストレスを抑制する。▼活性酸素除く
カルピスで血圧が低下。
麹菌、酵母菌、乳酸菌で造るみそでは、酵母菌の発酵過程で発ガン性下げる物質が生成されるという。
大豆発酵食品では、発酵により活性酸素を除去する性質が強まるという。
2000.02.02●がんはどこまで治るか?
〜がんのことをどこまで知っていますか?
------−--大阪府医師会の 健康教室テキスト「健康365日」
≪大阪府医師会のコメント≫
来世紀にがんは解決されるといった記事などを目にすることがありますが、がん撲滅までにはまだ時間がかかりそうです。しかしWHO(世界保健機関)では「がんの1/3は治療できる」と発表しています。がんに対する研究はかなり進んでおり、正しい知識さえ持っていれば、この怖い病気を予防したり治したりできるのです。
1.がんの現状〜全がんの年齢階級別罹患率(1978〜89)最近は、ガンも治らない病気ではなく、早期発見が出来れば完治できる病気と言う認識が広がりつつあります。そう云う中で、ガンになる原因は、食生活や喫煙の影響が大きいと云う事を再認識する意味でも、このサイトの「円グラフ」を御覧下さい。
2.がんという病〜「がんの症状」が判り易い表になっています
3.がんの原因〜がんの原因図、禁煙後の肺がん罹患リスクの推移図
4.がんの予防(1次予防)〜がん予防の6ヶ条 [大阪府立成人病センター編]
5.がんの予防(2次予防)〜「がんの診断システム」が判り易く表になっています
6.がんの治療〜ガン患者の5年相対生存率図
7.告知とケア
〜残された時間をいかに良く生きるか
〜死に至るその瞬間まで人は成長する
8.大阪府医師会の取り組み
又、喫煙が如何に悪いかを示す「禁煙後の肺がん罹患リスクの推移」図も必見です。
がん予防の6ヶ条 [大阪府立成人病センター編]は、日本人向けの「世界ガン予防15か条」の修正版も、一見の価値があります。がんが治ったかどうかを判定するには治療5年後に生存しているかどうかを目安とするということですが、この「5年相対生存率」の表も是非とも見ておいて欲しい図です。
日本は非告知文化から告知文化に変わりつつあるということで、この告知の問題などをわかりやすくまとめられています。『余命が限られたがん患者を持つ家族にしろ医療人にしろ、死は人生の最高のレベルに達する瞬間であると信じてケアにあたりたいものです。そう信じてはじめて、本人が残された時間を真に充実して過せるよう助けたり励ましたりすることができるのではないでしょうか。』という記述がありますが、現実に激しい痛みを伴ったときの対処法をどうするか?
薬を使ってもだんだん効かなくなってくるそうですが、私が愛用している100%乳酸菌を飲まれていた末期ガンの方の多くは、痛みが出ないと聞き及んでおり、腸内細菌等による免疫力向上は、どんな場合でも役には立っているのですね。
2000.01.31
●マーガリンは本当に大丈夫?(英文雑誌TIME 1999年7月5日号 p43)
------−-------「草の根連携と在宅ワーク」の「翻訳」のページ
≪記事要旨≫■以前のマーガリン関係の情報へ
『バターに沢山含まれる飽和脂肪酸もなく、マーガリンは心臓に危険を与えずに風味を添えられる完ぺきな食品だと言われていた。しかし、最近、このより健康だと思われている食品が、心臓への危険性をはらんでいるとの証拠が増えつつある。
マーガリンに使われる植物油は室温で液状化するが、この油に熱と化学物質を加えると固形化できる。 このときに出来るのがトランス脂肪酸である。
ボストンのタフツ大学の研究で、バターの代用品として使われる大豆油、チューブに入ったセミリキッド・マーガリン、ソフト・マーガリン、ショートニング、そして硬マーガリンからランダムに選んだ食品を被験者に与え、それぞれのケースの血中脂肪を、バターを多く取った被験者のものと比べた。
その結果は、トランス脂肪酸が多い食品(マーガリン)を食べた被験者ほど、血中の脂肪が増えることが分かった。全てのバター代用品は、LDL(悪玉コレステロール)のレベルを下げたが、トランス脂肪酸はHDL(善玉コレステロール)の濃度も下げることがあり、血中の全コレステロール中にHDLが占める重要な割合を変えてしまう事が判った。
このトランス脂肪酸の形態が、善玉のポリ不飽和脂肪を不健康な脂肪酸に変化させ、血中脂肪を増加させる要因になりうるものである。
スティック・マーガリンでは、この割合が基準になるバターを越えた。研究を指揮したタフツ大の栄養学教授、アリス・リキテンシュタインは、「トランス脂肪酸が多く含まれるスティック・マーガリンが最悪の犯人です」と言う。
研究と共に掲載された論説では、マーガリンだけでなく、あまり知られていないが、全米の年間トランス脂肪酸消費量の75%を占める「フライドポテト」のような油で揚げたファーストフードのトランス脂肪酸量も公表されるべきだと主張する。』
《結果》 バターよりも健康的とは言い難い
バター代用品が固形体になればなるほど、トランス脂肪酸量が増えて心臓病のリスクが増す。以上の記事の伝えるところは、「トランス脂肪酸」を含む食品を公表し、含有率を表示する事により消費者に安全なものを選択させよと警告している。
2000.01.25●「何故、乳酸菌が良いのか?」今回は今までに収集致しましたWeb情報を紐解きながら、私の健康感としての「乳酸菌の奨め」となる様に纏め直してみました。お役に立てば幸いです。
「長寿の秘訣」について、従来から言い伝えらている事柄を科学的に分析すると、ある考え方に行き着くようです。
100才以上の長寿者の方がお話になっている秘訣としては、第一に挙げられるのが 「くよくよしない事!」と言われます。
確かに ストレスを受けないようにする心構えが大切な様ですし、その様な精神状態を保つ事が非常に重要な要素であもありますし、更に 適度な運動も必要である事は、皆さん充分理解されている事の様です。
■「笑う門には福きたる」には医学的裏付けがある
------資生堂・サクセスフルエイジング
更に、昔からよく言われている「腹八分に、医者いらず」も老化を防ぐ生活の知恵であるようです。 この辺の研究報告が、Nikkeisscience ’96/3月号に掲載されています。
■カロリー制限が老化を遅らせる/Nikkei science’96/3月号
■「マウスも腹八分目が長生き !/'90.01.13毎日新聞
では、毎日の 食から始まる排泄のたぐいとなると、意外と耳にする機会が少ないように思われませんか?
人間、生きて行く為にエネルギーの補給を食事から行なっています。 それも毎日。
当然、食べたものは、おなかの中で消化されて排泄される、この死ぬまでの営みの中に、長生きする為の工夫が有っていいと思うのです。当然、長寿地域の食習慣や長寿食といわれているものには、人類が長年に渡って伝えてきた知恵が活かされていますので、参考にしたいものです。
■沖縄の長寿の秘密、13年間におよぶ疫学調査で解明〜琉球大学 平良一彦教授
------Health Media・Topics
でも、自分の生活の中で具体的にはどんな物を食べれば良いか? 又、どんな食べ方をすれば良いか?というと、好き嫌い等もあり、良いと思う情報も選り好みしてしまい、中々自分にあてはめて実践出来ていないと思われまれませんか?。
最近、 おなかの状態が健康と密接な関係があると言われており、この腸内に棲む細菌の状態(腸内細菌叢・腸内フローラ)において悪玉菌が劣勢となり、有用菌を優位を保つ為には・・の視点から、乳酸菌に関する効能をPRする情報を集めて、「こんなに有るよ!腸内細菌情報」に纏めましたので、ご参照下さい。
■シンポジウム「腸内細菌と健康」/東京テクノ・フォーラム21('95/10/09)
■腸内革命の威力 月刊誌「ゆほぴか」'96/11月号
■「こんなに有るよ!腸内細菌情報」の「腸内細菌情報」
特に、読売新聞の「医療ルネッサンス」の記事は、とても判り易く纏められていると思いますので、一度覗いて見てください。
おなかの状態と健康との密接な関係についての詳しい説明は、光岡先生の著書をお読み下さい。
光岡 知足 (みつおか・ともたり)(東大名誉教授)
53年東大農学部獣医学科卒。70年理化学研究所主任研究員、82年東大農学部教授を兼任。
90年から日本獣医畜産大学教授。専門は微生物生態学。比較的に手頃な価格で、読み易く 又 お近くの書店等で手に入れられる著書を、以下にご紹介しますので、是非とも御一読されることを希望します。
「腸内クリーニングの驚異」 光岡知足 著
−老化と大腸ガンを防止する−祥伝社 NON.Book 1993.12.15 ¥780
「老化は腸で止められた」 光岡知足 著
−この食べ方、通し方<腸内フローラ>快便法の速効−青春出版社 Playbooks 1991.11.15 ¥760
以上の内容を、判り易く伝えたのは、’96.6.5放送のNHK総合TV番組の「ためしてガッテン」での「おなか健康!乳酸菌」の巻でした。
■「ためしてガッテン」での「おなか健康!乳酸菌」の巻
■NHK・ためしてガッテン!「おなか健康!乳酸菌」 ('96年6月5日放送) へ
乳酸菌には、腸内でビタミンをも作る作用が有り、インターフェロン等の免疫性因子を増やし病気になり難い体質にしてくれるので、各種慢性病にも身体の中から作用して人間本来がもっている機能である「自己治癒力」を高める様に作用してくれます。
その結果、肝機能が増大して肝炎等のウィルス性疾患等の予防にも効果が期待出来ます。ひいては癌化した細胞にも作用して、進行を遅らせたり、直す方向に働きかけもしてくれるのです。薬のような対処療法では無いという事なのです。この辺の仕組みが、とっても重要なポイントです。もっと身近な例で言えば、免疫性因子が増えるってことは、アレルギー疾患である、アトピーや花粉症に対しても、有効に作用してくれると云う事だと思います。
■アレルギー完全克服法
------アレルギー研究室・アトボス
病原菌をやっつける「薬」として抗生物質を多用した為に、病原菌がその薬に対して耐性を有する様になり、薬が効かなくなってしまったという現象をどう思いますか?
最近読んだ書籍『食卓の怪談』〜新・あぶない食品物語〜(発行:小学館 著者:溝口 敦)の中でも、「悪意あるタンパク質、武装する細菌〜バンコマイシン耐性球菌(VRE)〜MRSAとの合体で最強の日和見菌に」として、欧米ではVREが問題になっており、つける薬が無いという事である。日和見菌である事がかなり始末が悪く、病院や老人ホームで、ある日突然猛威を振るう可能性があるということです。
薬に頼っていては、病気が治らないと云うことですので、耐性を有した菌による病気に罹らない体質を作る為にも、人間が本来持っている自己防衛本能である「免疫力」を向上させておかなければ、生き延びれないという事なのだと思います。
体の中の機関として、侵入してきた菌や毒に対しての、防御機能としては免疫機能があり、唯一解毒という機能を持っているのは肝臓です。この免疫機能と肝機能を高める様に働きかけるのが、腸内細菌の中の善玉菌なのです。
■乱用が招いた脅威〜抗生物質の逆襲
------USA健康フロンティア■書籍:『食卓の怪談』 〜新・あぶない食品物語〜
------発行:小学館 著者:溝口 敦
■基礎的解毒 体内の掃除を
------US HEALTH NEWS
又、口を通って入ってきた、食品添加物やダイオキシン等の毒を分解して排出してくれるのも、腸内細菌の中の善玉菌なのです。この様に、腸内細菌(善玉菌)が体の中で重要な働きをしているのですから、もっと大事にしてあげるべきなのです。
腸内細菌の中のビフィズス菌に代表される善玉菌(有用菌)の割合が悪玉菌に対して優勢であれば、健康度が高いという事は、疫学的にも実証されている事ですので、この有用菌(善玉菌)を増やすような食生活をすれば、健康増進がなされるという事です。
■米ぬか(食物繊維)、葉緑素がダイオキシンの体内排出を促進
------Health Media・Topics
でも、食生活が西洋化して、脂肪を含んだ動物性たんぱく質(肉)は、美味しいと感ずるために、沢山摂るような食事となってしまい、その結果として善玉菌を減らしてしまい、成人病を患う人が多くなってしまっている原因を人間自ら作ってしまっているという訳です。
■腸内細菌のヒミツ
------Coccus Club■メチニコフの食卓
------明治乳業のホームページ■腸内細菌と老化・免疫の話
------(有)光英科学研究所■腸の不思議
------武田薬品ホームページ
便利な生活を追い求めるあまり、石油製品を多量に消費する生活様式が、大気汚染や、ダイオキシン・環境ホルモンに代表される環境破壊を招いてしまっている「様」は、贅沢な生活を追い求める結果として、人間の体の中(おなかの中)でも外も同じような「様」を呈しているのは、大変不思議な感じが致します。
人間の欲望と云うものが、自らを破壊・破滅する方向に動かしているという事が大変不可解ですね。逆を言えば、果てしない欲望は「悪」であり、何らかの制限や抑制が必要という、神様の戒めがあるのかもしれませんね。では、この様な現実から逃れる為に結論的には、高蛋白・高脂肪の食事を改めて、活性酸素にも有効な野菜・果物を沢山摂りながら、善玉菌を増やす作用があるオリゴ糖や食物繊維を含む食事を意識して多く摂り、外部から乳酸菌を補給する事を心掛けなさいという事になるのです。
■ビフィズス菌、オリゴ糖が0-157対策に有効〜腸内研究の権威・光岡知足氏が講演
------Health Media・Topics■オリゴ糖で抵抗力のある身体作りを
------Health Media・インタビュー
早い話が、肉類の食生活を控え、日本食を見直しなさいということでしょうか。でも、それだけでは乳酸菌等の善玉菌は、おなかの中に定住する菌ではありませんし、加齢と共に減少してしまいます。又、食事の内容によっておなかの中での勢力図は変化してしまいます。
だから、外部からの乳酸菌(善玉菌)の補給は、意義があるという事になります。
■穀類に魚に緑茶、米国版「長寿食」に日本の伝統食
■魚類、大豆など日本型食生活がコレステロール低下に効果
------Health Media・Topics
又、1997年7月、「世界がん研究基金」と「米国がん研究財団」から発表された "Food, Nutrition and the Prevention of Cancer: a global perspective"(食品、栄養とガン予防:世界的展望) という報告書にもありますように、野菜と果物、精製度の低い穀物類には、がんを予防する働きがあるということで、「がん予防15カ条」として纏められたわけですが、この15ヵ条を満たす食生活をおくれば「ガン」にはならないと云いきっているのですが、逆をいえば野菜や果物を600〜800g/日を摂りつづけることは、現代人においては不可能と思われますので、この為にも何らかの健康食品によって、補う知恵が必要となってくると思う次第です。
健康食品を積極的に利用して免疫力をつける事を説いているのは、九州大学生体防衛医学研究所所長 野本亀久雄 氏の著著:『免疫力』〜病気をはねのける体になる(発行:ダイヤモンド社)である。
腸内細菌の影響にも言及しており、免疫力向上の為に「免疫ミルク」という健康食品を奨めて、この商品を治療に併用しておられると事も紹介されています。「とくに高齢者の偏食を補うには健康食品がいい」「治療だけが医ではない、看護や介護、健食もまた医」と、医者の立場からの発言は心強いもので、これからの高齢化社会における対処法も述べられていますので、一読をお勧め致します。
■"Food, Nutrition and the Prevention of Cancer: a global perspective"(食品、栄養とガン予防:世界的展望)
------American Institute for Cancer Research
■世界がん研究財団が纏めた「がん予防のための食生活14カ条」
------北海道医師会の健康教育MEMO
■食餌とがんの予防
------「百万遍ネット」の生活と健康:くらしのなかの長寿学
■がん・食べて防げ
------日刊スポーツ・特集・健康
■書籍:『免疫力』〜病気をはねのける体になる
------発行:ダイヤモンド社館 著者:野本亀久雄
これら腸内細菌の善玉菌のパワーについて、端的に纏められたものとして、雪印ヨーグルト「ナチュレ」のページを一読下さい。善玉菌の7つのパワーが紹介されています。
又、野菜や果物を補う健康食品として、いろいろなものがあると思いますが、私が愛用している機能性全体食品・ジュースプラスというものも、ご参考まで御紹介しておきますので、他の健康食品を選ぶ際のヒントとして頂ければ幸いです。
■雪印ヨーグルト「ナチュレ」のページへ
■ジュースプラスについて学術論文で立証されていること
■“腸の味方”乳酸菌増加/老化・便秘の予防にも
乳酸菌の食品の代名詞といえばヨーグルトやヤクルトです。これらが身体に良い事は、皆さんが知っている事ですが、これで病気が治ったというまでの話を聞かないのは、要は摂取する乳酸菌の量が少なすぎるからと思っております。
又、「乳酸菌が入っている商品」は、えてして一つの菌種の乳酸菌しか入っていないことや、乳酸菌の他に含まれる脂肪や糖分等のその他の養分が、「含有する乳酸菌数」に対して多いために、一つの商品を大量に摂取する事では、エネルギー過多になってしまうという事になり、乳酸菌数を多量に摂取出来ないのではないでしょうか?だから、外部から乳酸菌だけを補給する事は、大変有益なのだと思います。
ヤクルトに関する知られざる噂? を参考までにご紹介します。 ■「危険食品大国日本」というページ 善玉菌を減らす作用のあるものとして、飲料水に含まれる「塩素」についても見直す必要があると、下記のサイトは注意を促しております。 更に使用する水道水の水質に関して、入浴中に取り込まれる揮発性汚染物質も問題にすべきであると警鐘を鳴らしておりますが、こちらは、浄水器を飲料の用途に関わらず用いる事で何とかなりそうですが、水道水にも無関心ではいられなくなった時代に突入したという事でしょう。
最近読んだ書籍『食卓の怪談』 〜新・あぶない食品物語〜(発行:小学館 著者:溝口 敦)の中でも、「水道水〜塩素消毒が流産を呼ぶ」として、米国カリフォルニア州の保健局の報告として、塩素が含まれる水道水を1日5杯以上飲む妊婦の場合では流産の確率が9.5%→15.7%へ増えたという例が紹介されております。
■食べ物のバランス感覚の中の「アレルギーと腸内細菌」
------健康塾■書籍:『食卓の怪談』 〜新・あぶない食品物語〜
------発行:小学館 著者:溝口 敦■グレープフルーツの種エイズに有効
------USA健康フロンティア
私は、'90/8月以来、ほぼ毎日、ニブロンという100%乳酸菌0.65gを摂取しています。
お蔭で、20年来の便秘が解消した事。未だに花粉症にも掛からず、所謂アレルギーとは無縁の生活を送っており、風邪もひく事がほとんど無くなりました。
ですから、こんな良い商品を他の人にも知って頂きたくて、機会ある毎に知人に奨めています。と、言う訳でここでもこんな事を書いています。・・・(^o^)一人の腸内に棲みついている細菌の数は100種類、100兆個にものぼり、その細菌の重さに換算すると実に約1.5kgにもなります。
上記の健康の目安である善玉菌の割合は、全腸内細菌の20%という事から、重さにすると約300gという事になります。よって、毎日外部から補給する100%乳酸菌 0.65gがどの程度の意味を持つかは、0.65g×摂取する日数 を、考慮して頂ければ、お判り頂けると思います。
これら乳酸菌等を摂取・補給して腸内を活性化することにより、有用菌(善玉菌)を優勢にする事で消化された食物の腐敗を防ぎ、この腐敗したものから分泌される有害老化促進物質が、腸から吸収される確率を減らす事と、野菜果物の沢山摂取する事を併せる事で、「老化」を遅らせられる(と、信じています。)のです。
早い話が、臭いウンチ(腐敗したウンチ)から「さようなら」を、する事が「健康・長寿」の鍵なのです!。
2000.01.20
◆【長寿の秘訣を得るサイト】・・・・・長寿食といわれているものには、人類が長年に渡って伝えてきた知恵が活かされています。この辺の情報にも耳を傾けながら、老化予防の周辺情報について、今回は、今まで掻き集めたサイト情報を御紹介する特別版です。是非ともこれらのサイトから、長寿のヒントを見つけて頂ければ幸です!
そして、私なりの現時点の結論めいた「長寿の秘訣」も、併せて御紹介する事で、皆様御自身が意識したところの情報と重ねて見て頂ければと思います。
地球環境の変化に合わせるかのように、病原菌も環境に順応して薬に対する耐性も身につけてくるように変化してきています。 このような状況下では、元気で長生きする為には、人間が本来持っている免疫機能を最大限発揮させるような体質を持ち続ければ、自然治癒力を発揮して病気にも罹り難く寿命が尽きる120歳位まで、長生きできる筈なのです。
環境汚染により、口にする食物の汚染は確実に進んでいます。 食物連鎖により汚染物質が体内に取り入れられますが、肝臓で解毒されます。 肝機能が弱まることは、フィルター機能が弱くなり汚染物質の影響を受けることになる為に、寿命は短くなるのです。 この肝機能の働きを助けるのが腸内細菌の中の有用菌なのです。
又、体内に入った毒を腸内細菌が分解し、積極的に絡めて排出する助けをするのが、食物繊維となのです。 よって、汚染されているからといって、食物を食べないわけにはいかないのですから、免疫機能を含めた自己治癒力という体の仕組みを積極的に活用しながら、解毒作用の有る食物も積極的に取り入れながら、長生きする工夫をすることが、これからは非常に重要になってきているのです。
さらに、各種の食物は、商業的な理由により、収穫時期がコントロールされており、その栄養価が自然に栽培されたものに比較してかなり変化してきているとも言われておりますし、加工食品においては、精製過程を経ることで、栄養素以外に含まれている微量元素等が取り除かれてしまっているとも言われており、その影響で、今までに無かったような免疫系に関連する病気に罹る人も多くなっております。
◆老化のメカニズム〜「人は何故老いるのか?」ネットサーフィンを通して、老化のメカニズムを探ってみました。結論的には、下記の内容に行き着くようです。
●活性酸素が細胞を破壊する。
●活性酸素の毒を消す物質「スカベンジャー」の生成能力が衰える。
●遺伝情報を含む染色体の末端にあるDNAの構造体である「テロメア」が、細胞分裂の回数を制限している。
◆老化防止策〜「どうすれば長生きできるのか?」
●カロリーを制限する。「腹八分目に医者要らず」
BMI=18.5〜25の範囲へ。標準22を目標とする。BMI=(体重Kg)÷(身長m)^2●ビタミン・ミネラル・植物活性酵素を多く含む果物・野菜を日々意識的に多く摂る。
目標400〜800g/日●肉食を極力減らす(80g/日以下)。 植物性蛋白質にする。
摂るなら魚肉、鶏肉を心掛ける。●精製度の低いデンプン質、穀類、豆類、いも類、根菜類を多く摂る事。
●腸内細菌の有用菌を増やす乳製品を意識的に多く摂り、臭いウンチをしない。
●運動を欠かさない。 1日1時間のウォーキング等の継続的な運動を心掛ける。
●物事を、深刻に考えない。 何とかなるの心境に徹する。
●禁煙に徹する。
●私の場合:
腸内細菌の有用菌を補給する類の健康食品、野菜・果物を400〜800g/日も摂れっていったって、摂れるものでもないから、その不足を補う類の健康食品を選択し利用する。
≪以上の結論を得る為に参照したサイト≫
・『120歳まで生きられる -夢じゃない!!- 』
・『乱用が招いた脅威・ 抗生物質の逆襲』
・『「DHEA」夢のホルモン』
・『DHEAの挑戦(1) 120歳まで生きられる?』
・・・・・・・・・・・USA健康フロンティア・『「若返りのホルモン・メラトニンにせまる」 (健康万歳ニュース 第16号)』
・・・・・・・・・・・ミカリン健康万歳ニュース・『長生きをするための栄養素』
・『免疫、その巨大絵巻』
・『体にやさしい抗酸化剤』
・『補助食品と老化の関係』
・『長寿のために』
・『優れたイソフラボン』
・・・・・・・・・・・US HEALTH NEWS・『「核酸」の基礎知識 “核酸食で若返る”』
・・・・・・・・・・・環境医学栄養学研究所・『脳の研究を睡眠分野から垣間見る』
・『肥満と食欲の仕掛け』
・『糖尿病・明日に見えている脅威』
・・・・・・・・・・・団藤保晴の 「インターネットで読み解く!」・『腸内細菌と老化・免疫の話』
・・・・・・・・・・・(有)光英科学研究所・『腸内細菌の役割をかんがえる』
・『腸内細菌の役割をかんがえる』
・『長寿のページ』
〜「若さを保つための食事<長寿者から学ぶ> 」
〜「若さを保つための食事<高齢者のための食生活> 」
・・・・・・・・・・・ 健康ネット-・健康情報シリーズ・『ジュースプラスについて学術論文で立証されていること』
・・・・・・・・・・・Ohji Inter Herlthの機能性全体食品・『人はなぜ老いるのか:老化のメカニズムを探る』 又は、こちらのURL。
・『人の細胞に「若返りの妙薬」?』 又は、こちらのURL。
・『自然治癒力の大切さを忘れた現代医学』 又は、こちらのURL。
・『ビタミンEはやっぱり癌の予防に効果的』 又は、こちらのURL。
・『肉料理は体にも環境にも百害あって一利なし?』 又は、こちらのURL。
・『ダイエットで癌を予防しよう』 又は、こちらのURL。
・『1年に約4キロの化学物質を食べる都会人』 又は、こちらのURL。
・・・・・・・・・・・MSNジャーナル
【お願い】:MSN Journal等でのLink切れにつきましては、当該ページの構成が頻繁に変わっておりますので、正確なURLに追随できておりません。 よって、お手数ですが、該当サイトの「記事検索」機能をお使い頂き、当サイトの記事タイトルからキーワードを選んでいただき、検索していただければ幸いです。・『テロメアとガン』
・・・・・・・・・・・日経サイエンス1996年4月号・『"Food, Nutrition and the Prevention of Cancer: a global perspective"(食品、栄養とガン予防:世界的展望) 』
・・・・・・・・・・・American Institute for Cancer Research・『世界がん研究財団が纏めた「がん予防のための食生活14カ条」』
・・・・・・・・・・・北海道医師会の健康教育MEMO・『食餌とがんの予防』
・・・・・・・・・・・「百万遍ネット」の生活と健康:くらしのなかの長寿学・その他
『とし坊の読んで得する健康情報』の分野別情報「食事療法・医食同源のページ」
このページに、がん予防の食生活14ヵ条のLink集が沢山あります。・『沖縄の長寿の秘訣、13年に及ぶ疫学調査で解明』
・『フリーラジカル、「環境ホルモン」汚染、世代を超えて「脳機能」に障害』
・『日本人の長寿体質ささえた納豆に、世界が注目』
・・・・・・・・・・・Health Media・『長寿の秘訣』
・・・・・・・・・・・にしだたけしの HomePage・『あなたは 今、何歳ですか?- 見えない老化の恐怖- 』
・・・・・・・・・・・発掘!あるある大事典 第74回『老化SP』・その他
『とし坊の読んで得する健康情報』の分野別情報「長寿・老化関連のページ」・『メチニコフの食卓』
・・・・・・・・・・・明治乳業のホームページ・『腸内細菌学雑誌・ 11巻 2号 1997』
・・・・・・・・・・・(財)日本ビフィズス菌センター・『腸の不思議』
・・・・・・・・・・・武田薬品ホームページ・食の科学『食べ物のバランス感覚』
・・・・・・・・・・・「健康塾」のホームページ・『腸内細菌のヒミツ』
・・・・・・・・・・・Coccus Club・『腸内細菌に善玉と悪玉、構成比率は食事で変化』
・・・・・・・・・・・読売新聞・医療ルネッサンス・その他
『とし坊のこんなに有るよ乳酸菌情報』・書籍:『免疫力』〜病気をはねのける体になる
・・・・・・・・・・・発行:ダイヤモンド社 著者:野本亀久雄
2000.01.13
●食品添加物の現状
------無添加食品販売協同組合『今、非常に多くの人たちが、食品添加物に対して不安を抱いていいると思いますが、食品添加物を全く口にしないですむ生活はありえません。不安ではあるけれども、口にせざるを得ない、そんな、添加物について考えてみましょう。...。』 という、コメントから始まります。≪関連するページ≫食品添加物は、人間が直接食べる為に作られている化学物質という特異な性質上、生産された全ての量が、大量に我々の体内に入ってくると考えても間違い物質で、化学合成添加物で350種類、天然添加物で1051種類の食品添加物があるということです。
では、一体どのくらいの量を食べているのでしょうか? 添加物の生産量から計算してみると、1日に10g、種類にして約60種類を食べている様で、1年では、約4kg分の添加物を食べることになるそうです。(@_@)(>_<)
これだけの量が体の中に入ってくるのですから、当然その安全性が心配されます。現在使われている、添加物の中にも、発癌性や、催奇形性、アレルギー性などがあることが判っているものが沢山あるわけですが、その安全性のチェックや、その必要性、歴史、不安材料、について解説されています。▼食品添加物とは添加物、農薬、合成洗剤などの化学物質により免疫系が狂い様々なアレルギーを誘発しているのも事実でしょうが、現在に生きるには、添加物が入っていない食品は無いに等しい位ですので、このコーナーで再三再四取り上げている人間が本来持っている「免疫力」を強化する必要性は、こういった面からも重要な様ですね。
▼市販商品に使われている添加物
▼添加物の歴史
▼添加物の不安
◎アレルギー
◎子どもの異常行動
◎毒性が心配な添加物一覧表
▼食品添加物の今後
その為にも、「腸内細菌」の有用菌を増やした食生活を心掛けたいものです。
上記のサイトでは、添加物を必要以上に怖がっている面も無きにしも有らずですが、あまり心配しなくて良いと説くサイトも有ります。
堀尾 武一博士の『健康維持と増進の談話室』には、悪性腫瘍の原因に関する学説と一般消費者の意識の違いを図で見る事が出来ます。がんに対しては、添加物・農薬よりも食事の影響の方が影響が大きい専門家は見ています。
又、このコーナでも'99/10月に取り上げました「食生活の影響を指摘する国際がん予防15カ条について」でも、読み取れました様に、世界がん研究財団と米国がん研究財団が発表した国際がん予防15カ条「Food,Nutrition and the Prevention of Cancer:aglobal perspective」においても、食品添加物と残留物については、「適切な規制下では特に心配はいらない」と述べております。いずれにいたしましても、添加物の入った食品には、気をつける必要はありますが、過剰に反応しなくても良いのではないかと言うのが、インターネットで読み取った情報です。
●1年に約4キロの化学物質を食べる都会人
●自然治癒力の大切さを忘れた現代医学
--------MSNジャーナル●悪性腫瘍(癌および肉腫)の原因に関する学説と一般消費者の意識の違い
--------堀尾 武一博士の「健康維持と増進の談話室」●世界がん研究財団が纏めた「がん予防のための食生活14カ条」
------北海道医師会の「健康教育MEMO」
2000.01.10
【昨年の朝日新聞で気になった記事より・・・】●夜食・正しく取って効率アップ
〜食べすぎは肥満に直結・刺激さけ消化よい物を
------−-------朝日新聞 '99/02/08
受験シーズンを控えて、受験生をお持ちのご家庭に贈ります。約1年前の記事ですが、受験生への夜食にも、愛情のほかにもカロリーを控えた思いやりのメニューを!●緑茶でがん予防 本当に効く?
社会人になって糖尿病などになった人の話を聞くと、受験期に太りはじめた人が結構いますが、思春期の食習慣は、とっても大事。上手に食べて、合格も健康も手に入れて!
この夜食の摂り方には工夫が必要です。原則は@生活習慣に組み込むA食べ過ぎないB消化のよい献立Cカフェインや香辛料は避けることだそうです。
朝昼夕夜の四食を、トータルでカロリーやバランスを考えて取れは、食べ過ぎを防ぐことができる。その秘訣メニューとは・・・
〜日米で検証進む/食生活とがんに多様な関係
------−-------朝日新聞'99/09/30
≪朝日新聞のコメント≫●隠れたアレルギー物質にご注意
緑茶の発がん抑制作用は本物か? その効果を科学的に検証する本格的な試験が日米で進められている。現在、予備的な試験が終わる段階まできており、結論が出るのは数年先になる。過去の疫学調査や動物笑験で有効性をうかがわせるデータが出ており、本格試験への期待は大きい。
この記事の中で、国立がんセンター研究所の津金昌一郎・臨床疫学研究部長は、食生活とがんの関連を調べる欧米を舞台にした研究において纏められた関連図表は、食習慣の違う日本人には、そのまま当てはまるとは限らないという見解を述べている。津金部長は、「世界ガン研究基金」や「米ハーバード大」が世界中の疫学調査を分析した結果を比較し纏めた表を作成している。
定説だった乳がんのリスクと動物性脂肪や、消化器系がんの予防効果と繊維質などの関係は、最新研究では疑問視されているという。
〜厚生省が表示見直し
------−-------朝日新聞’99/10/08
食品に「表示に無い成分」が混じっていたり、表示の記載が判り難くかったりしたためにアレルギーを起こす例が後を絶たない。●ビタミンC・スポーツ選手の「守護神」
現在の食品衛生法では、アレルギー物質の表示は義務付けられておらず、厚生省は食品表示の全面見直しの中でアレルギーに配慮した表示方法を検討中だ。食物アレルギーの現状と食品表示の問題点に付いてのレポート記事。
〜抗酸化で、病気を予防/厚生省、所要量を倍増
------−-------朝日新聞'99/10/18
これから、スポーツを始めようとするなら、ビタミンCを十分にとって下さい。生活習慣病を防ぐ効果も最近、注目されています。●「環境とがん・予防と診断」 〜治す医療広がるサッカーJリーグの柏レイソルのチームドクターになった、東京都港区でスポーツ外来などのクリニックを開いている平石貴久さんの選手への栄養指導では、特にビタミンCを沢山摂ってもらうことで、ひざのじん帯や節肉の腱が強くなり、けが人も減りチームの成績も上昇していったとの事。
そのビタミンCの効用とは・・・・
〜第58回日本癌学会総会 記念3講演
------−-------朝日新聞'99/10/20
≪朝日新聞のコメント≫●「ダイオキシン法」準備整う
第58回日本癌学会総会を記念し、日本対ガン協会と広島がんセミナーは、'99/10/01日、広島市で市民公開講座「環境とがん、予防と診断」を開いた。
三人の専門家が各分野の最新の動向をふまえて講演した内容の他にも、どんながん治寮をすべきか模索した患者の体験談や、「マンモグラフィー」などによる新しいタイプのがん検診が紹介されている。
〜「基準甘い」憤る住民
------−-------朝日新聞'99/11/03
≪朝日新聞のコメント≫●DNAワクチンで結核たたけ
ダイオキシンの土壌、大気、水質の環境基準が決まり、今年年1月に施行されるダイオキシン類対策特別措置法の準備が整った。しかし、基準が達成できない場合、行政側が廃棄物焼却施設の規制強化や土壌の浄化対策に取り組まなけれはならないため、基準値はかなり緩めだ。総量規制も、いまのところ指定を名乗り出る自治体はなく、このままでは空振りに終わりそう。
汚染土壌を浄化する地域指定は、まず大阪府能勢町から始まる予定だが、浄化技術が確立されていないため、肝心の浄化は4年後だ。ダイオキシン対策の実効性には早くも各方面から疑問視する声が出ている。
〜細胞に潜む敵に新たな武器
------−-------朝日新聞'99/11/18
≪朝日新聞のコメント≫●環境ホルモン 使用の歴史刻む
ウイルスや細菌のDNAを体に注射し、病気の予防や治療をめざす「DNAワクチン」の研究が盛んになってきた。欧米ではエイズウイルスやマラリアなどで臨床試験が始まっているが、最近、注目を集めているのは、結核を抑える働き。人の結核に対する闘いは、かつて抗生物質の開発、普及の原動力となったが、今度は、新しい予防、治療手段の開発を促そうとしている。
〜東京湾海底の泥調べたら・・60、70年代に高い値
------−-------朝日新聞'99/11/27
≪朝日新聞のコメント≫●脱不安の経済学28 『食べ物の「素顔」知りたい』
東京湾の海底の海を深さ別に分析したところ、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の代表的な性質である女性ホルモンのような作用は、1960年代から70年代に高いことが分かった。毒性が高い農薬やポリ塩化ビフェニール(PCB)などが大量に使われていた時期に一致する。一方、魚をメス化するとされるノニルフェノールは近年になって急増するなど、海は化学物質使用の歴史をはっきりと刻んでいた。≪関連記事≫
1999.10.18
●東京湾柱状底質中の環境ホルモン測定
------−-------資源環境技術総合研究所・報道
〜消費者 安全性 独自に調査も
〜生産者 不安解消へ「顔見える関係」
------−-------朝日新聞'99/11/28
≪朝日新聞紙上の主な項目≫
▼「安全と思えるモノを食べたい。だからこそ、その素顔を知りたい、選びたい」。多くの消費者の願いです。でも、そこには厚いベールがある。
▼遺伝子組み換え食品をめぐっては消費者の不安の高まりに表示の義務化が決まりました。しかし、「対象外」品目の多さに、消費者は使用されているかを独自に検査する運動を始めた。
▼消費者の不安に自ら応えようとするメーカーや生産者たちも出てきた。
▼問題は遺伝子組み換え食品にとどまりません。農産物では有機や無農薬の表示が氾濫しています。正しいかどうか、消費者は不安を拭い去れません。しかし、新しい「顔の見える関係」づくりも始まっています。
▼日々の買い物で安全や環境に配慮した商品や店を選ぶグリーンコンシューマー運動も日本で広がり始めている。
▼「消費者主権」の土台は信頼
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