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* 旅行記 ビクトリア7日目パート2 *



■BC州議事堂・ロイヤル博物館
97.10.01


ジョンの家から帰ってきて、早速朝食を食べる。
ケロッグ「レーズン・ブラウン」が棚の中にあるので、取り出すと、表紙に「バットマン」でロビン役をしているオードネル君を見つけた。
角度を変えるとロビンスーツ姿に変わるだけでなく、表情も凛々しさから微笑みに変わるブラボーなシートが付いていた。映画「バットマン・リターンズ」が好きな私は、早速これをゲットしなけりゃ! と目を輝かした。(次の朝、ジムに了解を得て、表紙から引き剥がし、手元に・・・笑)

 ジムの友人? の女性がタオル等の換えを持ってきていた。太った大柄な女性でした。明日、バンクーバーに戻るために、天気のことを心配していた私は、彼女にバンクーバーの天気の様子を聞くと、「バンクーバー! 今、嵐よ! ザーザーよ。」と手振りで、両手を上から下に振りながら、雨の様子を大げさに示してくれた。毎日、テレビをヒアリングのため見ていたけれども、確かにバンクーバーは 激しい雨にさらされていた映像を映し出していた。明日は大丈夫かな?

 さて、今日は待ちに待った 博物館へ! 博物館に興味のない友人達と別れて、今日は別行動することになった。また、霧雨のような雨が降りだしたが、気にせず歩く。これぐらいなら、傘をさす人もない。日本なら、誰もが傘をさすだろう中を歩いて、最初は州議事堂へ向かった。

 州議事堂は街の中心にどっかりと建っている。中に入ろうと正面に行くと、一人の警備員がドアの前に立っていた。そして、ドアは閉まっている。入って良いのかな? ガイドには入れると書いてあったのに、入りにくいなと、恐る恐る警備員さんに入っても良いか聞くと「どうぞ、入れますよ。」と言われた。もしかして、「ハロー」と言いながら、勝手に入って良かったのかも知れない。

 中は豪華な作りでした。ガイドツアーもあるとガイドに書いてあったけれども、時間ではなかったので勝手に入って見て回った。どこまで入って良いのか分からないまま、贅沢な作りに感動する。写真なども展示されていて、エリザベス女王や王家の方々の姿もあった。ステンドガラスや、議事堂の設計図等、見るものが結構あって、楽しく過ごせました。 

 ゆっくり見て回って、最初に入ったドアに戻った。ドアのとってに触れると同時に、勝手にドアが開き、ガーと高学年の小学生達がなだれ込んできた。オオーと驚きながら、色とりどりの服を着る行列がなくなるまで、立って待つ。やっと外に出ると、さっきと違う警備員さんが立っていた。「どうでした。」と言われて「楽しかった。」と答えた。私は、こんな短い会話で終わらせてはいけないと、さっきから疑問に思っていた質問を口にした。「紋章が、ここにある紋章と、中にある紋章と違うんですが・・」と目の前の石に刻まれた紋章を指し示した。

 半分しか理解できなかった私の耳には、こう聞けた。(想像半分以上!) 「ああ、それはね、イギリスを 表す絵柄の方が上になったのが、正式な紋章になったんだ。今までは、イギリスを表す方が下だったんだが、イギリスの女王が来たときに、これでは見目良くないとなってね。イギリスを上にBC州を下にした絵柄に変わったんだ。少しずつ、変えているんだが、まだ統一されていないんだ。・・中略(笑)」だそうです。

 次は、通りを挟んで隣の博物館へ、クジラ展も行われていた。入場料を払って、最初はくじら展へ。中から、クジラの鳴き声が繰り返し流されていた。大きいクジラの骨が天井を飾り、あまりの大きさに驚く。先住民達のクジラとの文化のつながりや、クジラの歴史等、分かりやすく展示されていて、日本で売られていた鯨の缶詰も展示され、これからも日本の捕鯨を厳しく規制したいと書かれていた。

 このクジラ展の配置や美しい見せ方に、入口付近でボーと見ていた私に、係りのおじさんらしき人が、「日本人ですか? いかがですか、そこにあるのはブルークジラと言って・・・」とクジラの説明に入っていく。にこにこ笑いながらも、おじさん! ごめんなさい! 分からなーい。難しい単語使わないでー! と心の中で叫んでいると、察したおじさんが、「では、楽しんで下さいね。」とにっこり微笑んだ。 クジラ展・・・美しいが、英語能力がまったくない事に再認識させられた場所でもあった。

 博物館は、広い。そして、楽しい。最初はマンモスの実物大?が歓迎してくれる。他にも、鹿やオットセイ等、動物の剥製?が木立の中から姿を現す。先住民の文化、カナダの歴史等、順路に従って行くと学べるようになっている。字による説明だけでなく、当時の物を再現した世界に迷い込むような気分にさせてくれる、楽しい設定になっていて、オススメです。






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