Mr,Moeの好意で荷物を預かって貰い、チェックアウトの時間を気にせず楽しんでおいでと言葉を掛けられ、グランビル・アイランドへ行きました。しかも、もし、戻って来たときにMr,Moeがいれば、次のホテルまで車で送ってあげると言ってくれました。とても親切な人です。にこやかな顔と、訛のひどい英語が印象的なエジプシャン。
グランビル・アイランドへ行くには、結構面倒です。バスで行くしかなく、51番のバスに乗るのがベストですが、乗換が必要。どこのバス停で乗り換えればいいのか分からないので、一番単純な行き方であるダウンタウンまでスカイトレインで出て、そこから50番のバスに乗ることになりました。50番はグランビル・アイランドの中まで入りませんが、近くまで行きます。「地球を歩き方」の本に載っていたバス停で降りることに決定。
降りるバス停は、橋を渡って降りきった所との指示。「おお、橋だ。この橋かな。大丈夫かな。」と恐る恐るバスを降りました。周りには何の看板もなく、誰もいません。一緒に降りた人もいませんでした。賑わっているからすぐ分かるハズと思っていたのに何もそれらしきものがありません。少し歩くと左に下り坂があって人が何人か歩いていました。おお!分からんが後に続け!と坂を下ると、ありましたグランビル・アイランドの看板が。これだーと入口に入っていくと小さい店が何軒か連なり、中央らしき所へ出ると、マーケットや観光案内所がありました。グランビルアイランドは中に入れば賑やかなところでした。
グランビル・アイランドは大きくはありませんが、面白いところです。ビール工場があって、見学できると聞いていたけれども、行きませんでした。台所に使う道具や、みやげ物、アクセサリー屋、アートものなど見ているだけでも楽しいものばかりが揃っています。ここでは、カードを買いました。カードの扉を開けると面白い仕掛けになっている物や、可愛い絵柄の物など種類は豊富。マーケットの方も、果物が豊富で1パックの中身がはみ出るぐらいに置いてあります。ここで、果物を買わずにいたことが今でも心残りです。他にも、新鮮な魚や野菜が売っています。
昼食は、まるで屋台村のような店の中で、中華を選んで食べました。イスに座って食べていると、外で小さい船が行ったり来たりしているのが見えます。あれがガイドブックに載っていた「ポンポン船」と気づき、ポンポン船に乗って帰ることにしました。本当の名前はアクア・バス。アクア・バスは向かいの橋のたもとからこっちへ人や自転車まで渡していました。そこで、私の頭の中はアクア・バスで渡った後、どのようにモーテルに帰るかで一杯に。地図を睨み、渡った後何番のバスにのれば良いの?・・・グルグル。
アクア・バスに乗る為に桟橋を降りていくと、値段表があり、見ると向かいの橋のたもとだけでなく、他にも3カ所行くらしく、その中でサイエンス・ワールドへも行くことが判明。なんで、もっと早くこの行き方を知らなかったのかが悔やまれる。モーテルへの帰り方を悩み始めていた私は、直角に帰る道を見つけました。サイエンス・ワールドに行けばそのまま、スカイトレインに乗って帰れます。なんてお手軽、ラッキー!とバスに乗り込みました。運賃は、乗ってから運転手に後で支払います。アクア・バスは小さくてちょっと揺れますが、観光気分が味わえます。サイエンス・ワールドまで結構距離が長く、途中で乗り換えることを運転手に言い渡されました。そして、帰りは楽々帰れました。
最初に言った、グランビルアイランドへ行くのは面倒を訂正させて頂きます(笑)
モーテルに、Mr,Moeはいませんでした。彼に日本から持ってきた鶴の美しいカードにメッセージを書いて受付に置いていきました。ここで、アドバイス!です。何でも良いですから、日本の物を持っていきましょう。親切にしてくれた人にあげると喜ばれます。ほんの気持ち程度のものでも、本当に喜んでくれます。やはり、気軽にあげられる、日本の美しい絵はがきやカードがいいのでは?成田空港で買えます。いつ親切にされるか分かりませんので必需品です!
さて、タクシーを呼んで貰って、次なる目的地「Sunset In Travel
Apartments」へ向かう。そこは、素晴らしく、設備が整ったホテルでした。きれいで、ゆったり出来ます。やはり清潔できれいで広いホテルに泊まりたいものです。周りに24時間のスーパーや日本食のレストランもあります。坂を降りると公園があり、散歩道が海岸線沿ってあり、しかも、あのグランビル・アイランドへ行くアクア・バスの乗り場がある!歩いてスタンレー・パークへも行ける素晴らしい立地条件。バンクーバーが散歩するのに素晴らしい都市であることは次の日の朝、知ることとなります。
追記:
グランビル・アイランドで買わなかったもので未だに悔やんでいることがあります。それは、カナダ国旗を形取った小さい四角いパスタ! どう見ても、観光名所に必ず置いてありそうなおみやげ。しかし、実際は買えなかった。すごくすごく可愛いパスタなのだ! 見つけたら後回しにせず、買いましょう!ちなみに、売っていたのはギフト専門店のお店です。
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