【地球】シリーズにあわせて 環境ホルモン 木は切らない どうする!“ゴミ”もご参照下さい |
パソコンの普及も急速に進み、インターネットの普及率も13%を越えたようです。 デジタルカメラもすさましい勢いで、使われるようになりました。 写真コンテストにも、“デジタルカメラ部門”ができるまでになりました。 先日、パソコンを自由に使いこなしてる人が「画像は苦手〜」と言っているのを耳にしました。 そこで、“デジタル画像”について少し考えてみようと思います。 |
画像ファイル ファイルの多種多様さに先ず惑わされます。整理しながら考えてみましょう。 点(ドット)で描くビットマップと線で描くベクターの二つに大別されます。 ビットマップは小さな点(ドットまたはピクセル)が集まって画像が構成されていて、デジタルカメラやスキャナーで 取り込んだ画像はこの形式です。一方、ベクターデータは計算式によって線をつなぐ形式で画像を描きます。 この方式は、写真のような複雑な色合いの表現には向かないので、主にイラストやCADの設計図等に利用されています。 さて、デジタル画像にはたくさんのファイル形式がありますが、ウィンドウズならBMP形式、マックならPICT形式と言うように OS標準となっているのものがあります。これらの形式に対応してるソフトが多いので、データの受け渡しには便利です。 主なファイル形式は下記のようになります。 BMP(.bmp) *(かっこ内は拡張子)* ウィンドウズの標準形式、多くのソフトがサポートしている。圧縮機能はないのでファイルサイズは大きくなる。 画像の劣化はない。 PICT(.pic) マックの標準形式、ビットマップ、ベクターのどちらの形式もサポートしている。 ウィンドウズでサポートしてるソフトも比較的多い。 TIFF(.tif) マック、ウィンドウズ両方で利用でき、多くの画像ソフトでサポートしている。 圧縮もできる(可逆性のためJPEGほどサイズは小さくならない)ので、利用範囲が広い。 JPEG(.jpg) 非可逆性の圧縮機能を持つフルカラー画像。OSを問わず利用でき、ブラウザソフトでも閲覧できる。 普及型のデジタルカメラで標準利用されている。 GIF(.gif) 256色で表示する画像。インターレス(画像を徐々に表示する)やアニメーション機能なども持つので、 Webページのアイコン等によく使われる。 普及型のデジタルカメラのほとんどは、JPEG形式が使われています。この形式の最大の特徴はデータ圧縮によって ファイルサイズを小さくできる点です。BMPファイルに比べると、10分の1程度まで小さくできます。 圧縮の度合いは任意に設定できますが、圧縮率を高めれば画質は落ち、画質を優先すれば、圧縮率は下がることは言うまでもありません。 また、JEPG形式は同じファイルを繰り返し保存していくと画質の劣化が進みます。(非可逆性圧縮) 画像編集(画像加工)の際には、BMP形式等で行い、最終保存の時にJEPG形式にするというような工夫が必要かも知れません。 メールに添付したり、webページに貼り付けたりするさいは極端に画像を損なわない程度に、 出来るだけファイルサイズを小さくする工夫が求められます。 一方、「モニターではきれいなのに、印刷したらこんなに粗い画像に〜〜」というような経験があると思います。 これは画像の“解像度”に由来します。解像度とは画像の密度を表し、1インチ(2.54cm)当たりのドット数を示すdpi(dot per inch)という 単位を使っています。100dpiなら100×100=20000個のドットで構成されている画像、 200dpiなら200×200=40000個のドットで1インチ四方を描画してることになり、 当然密度(ドット数が)が多い方がきめの細かい画像と言うことになります。 解像度を無視してサイズを決めてしまうと、思った通りの画像品質のプリントにはならないことになります。
画像ファイルについて簡単に書いてみましたが、デジタルカメラには銀塩写真とは違うところが他にもありますね。 デジタルならではの扱いやすさ、フィルムと違ってメディアに簡単に記録・削除ができる。その上銀塩写真なら暗室の中で特殊な知識が なければ出来ない様なこと(例えば引き伸ばし、縮小、加工、修正、等)がソフトの力をかりれば比較的簡単に出来ます。 ![]() ![]() 原 画(カタクリ) また、日頃何気なく撮ってるスナップ写真や記念写真も少し工夫して撮影するとまた違った味のある写真が撮れると思います。 メモ代わりにマクロで写したり、デジタルならではの撮影法もあるような気がします。追々記していきたとおもっています。 *撮影超入門ワンポイント* **半押し** 人物を撮影するとき被写体の目にピントを合わせ、シヤッターボタンを半押しにしてそのままで構図を決めてからシャッターを切る。 誰でも知ってるようで、以外と実行していないようです。ファインダーの[ ]のようなマークを被写体の“目”に合わせてから、 シャッターボタンを半押しのままカメラをずらし構図を決めてからシャッターを切りましょう。 記念写真の一番の失敗は、背景に気を取られすぎてどんどん人物から離れて撮影してしまうこと。 出来上がった写真は人物が豆粒のようになってしまっていて、誰れ?? 人物を入れての記念写真は、思い切って近づいて撮りましょう。ここでも“半押しして構図を決めて”がポイント!! |
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