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2012年の総括

2012.12.31. 掲載
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目次
1.重点をおいたこと
2.新しく始めたこと
3.続けていること
4.止めたこと
5.サイトに載せた記事
 ●ことば ●音楽 ●映像
 ●パソコン ●旅行
6.交流
7.健康
まとめ


2003年から、年末にその年の総括を載せてきた。今年は昨年より1つ多い6項目に分けて総括する。

1.重点をおいたこと

1.映像関係の基礎をまとめる
 その目的は映像資料の整理と作品制作のための準備で、サイトに載せた関連記事は7.映像に列挙した。

2.動画の膨大な資料から作品を大量生産する専用システムを探す
 それに適したシステムとして、 DV-7HD を選び、これに乗り換えた
 来年から本格的に使用する予定

3.これまでまとめて来なかった分野の自分史を書く
 私の美術歴私の住宅デザインをサイトに掲載した


2.新しく始めたこと

これまで、まとめたことがなかった私の美術歴や住宅デザインをはじめてまとめた。

私の住宅デザインをまとめる際に、古い写真を探すため、フィルムスキャンをする必要があり、通常使っているイメージスキャナGT-X970と、新しく購入したフィルムスキャナKFS-1400を使った。これまで、フィルムスキャンをしたことがほとんどなく、学んだ結果を私の静止画処理法に追加した。

サイトに載せる記事として、情報の新鮮度を知らせることが大切だと考え、これまで記事の最後の左端に制作年月日を付けてきたが、今年からは、記事のタイトルの右下にも、これを付けることにした。


3.続けていること

1日およそ10時間くらいPCに向かっていることは、医業を退いた2005年から続いている。とは言ってもWebを眺めているという時間はわずかで、何かを創るためにPCを活用しているというのが本当のところである。

夕方約2時間程度の妻とのウォーキングは2007年末から続けている。これを利用して夕食のおかずを購入するのも変わっていない。

そのことにより外食が減り、夕食はほとんど家で、午後7時から9時頃まで、休肝日を設けずビール350mlを3缶から4缶飲み、妻ととりとめもない話しをし、TVなどを見るのも変わりはない。そして、この時が一番しみじみとした幸せを感じる時間であることも変わっていない。また、夕食が腹12分目であることも、20年以上前から続いている。

朝食は、毎日うどんか蕎麦を、一味唐辛子を思いっきりかけて食べるのも変わっていない。これは結婚以来で、今年は結婚45周年だから、それほど長く続いていることになる。この麺類に、たっぷりの刻みネギと固い蓮根の天ぷらを添えるのも、大阪市内へ転居してからなので、7年以上続いている。

5年前から、毎月2回コーラスのレッスンを受けている。長く所属したサークルは、大学の教養課程2年間の男声合唱団だけだから異例だが、何故かはよく分からない。楽しい雰囲気が私に合っているのだろう。

昨年から始めた、昼食と夕食のあとコーヒーを飲む前にアイスキャンデーを食べる習慣は、続いている。敗戦直後のこどものころの楽しみだったアイスキャンデーに、ノスタルジーを感じるのかもしれない。


4.止めたこと

これは今年から加えた項目で、長く続けてきたことを止めたことも大切な総括に違いない。まず、2006年5月に開設し、7年3ヶ月が経過したブログ「エンジョイBOW」を7月末で閉鎖した。その全記録は、ブログ エンジョイBOWの記録として残した。

翌8月末には、2000年1月に開設し、12年7ヶ月続けてきた掲示板「BOWのひとりごと」を閉鎖した。その全記録は掲示板 BOWのひとりごと の記録として残した。

個人用のコピー機を大学を辞めた1971年から所持し、開業してからはB4用を使って活用してきた。リタイヤしてからは、A4用のものを購入したが、性能的にこれまでのものより劣り、あまり使う機会もなかった。

今年になって、私の住宅デザインをまとめる際に、B4の設計図を手持ちのスキャナでスキャンするには、A4に縮小する必要があり、コンビニのコピー機をはじめて使ってみた。1枚10円で操作は簡単、結果は上々。そこで、場所をとるばかりの役立たずコピー機は廃棄処分となった。


5.サイトに載せた記事

昨年から、サイトに載せた記事の最後に、12月31日現在のGoogle検索順位を付記している。今年の掲載記事31件中、1位は23件74%(昨年は80%)、1〜10位は28件90%(昨年は87%)であった。検索順位が1位で、母数が最も大きかった今年の記事は、9月に思う の約87,400,000件だった。

●ことば

リスト編曲ベートーベン第9交響曲 (02/08) Google検索:1位/約177,000件
ブログ エンジョイBOWの記録 (07/31) Google検索:1位/約286,000件
ブログ・掲示板・ウエブサイト (08/15) Google検索:1位/約12,700,000件
掲示板 BOWのひとりごと 全目次 (08/31) Google検索:1位/約2,580件
掲示板 BOWのひとりごと(1) (08/31) Google検索:1位/約14,900件
掲示板 BOWのひとりごと(2) (08/31) Google検索:1位/約14,900件
掲示板 BOWのひとりごと(3) (08/31) Google検索:1位/約30,600件
掲示板 BOWのひとりごと(4) (08/31) Google検索:1位/約14,600件
9月に思う (09/01) Google検索:1位/約87,400,000件
庄野先生卆寿お祝いの会 (10/05) Google検索:?位/約422件
心に生きることば 補足 修正 追加 (11/11) Google検索:1位/約1,340,000件

今年は7年以上続けたブログ「エンジョイBOW」と12年以上続けた掲示板「BOWのひとりごと」を閉鎖した。これらの記録は私にとって重要であり、これに参加してくださった方にも、必要な場合があるかもしれないと考え、分かりやすい形で保存した。ブログ エンジョイBOW の記録掲示板 BOWのひとりごと の記録がそれである。


●音楽

63年ぶりのハーモニカ (01/29) Google検索:1位/約67,600件
リスト編曲ベートーベン第9交響曲 (02/08) Google検索:1位/約177,000 件
第4回コーラスコンサート (02/11) Google検索:1位/約2,860,000件
平均年齢81歳のロック・コーラス (09/10) Google検索:2位/約324,000件

○歌

コーラスは2008年から月2回レッスンを続けている。コーラスを指導して下さっている新森美加先生のご主人の作曲家五代文悟先生が突然逝去されたため、昨年はコーラスのコンサートが中止となり、第4回コーラス・コンサートは本年2月5日(日)に開かれた。今回から、ハートリー合唱団とフックラックミュージックの合同コンサートとなり、コーラスやソロのほか、ピアノ、フルート、ダンス、朗読なども加わり、盛大で楽しいコンサートであった。

プログラムは第1部と第2部に分かれ、第2部では五代文悟先生追悼の音楽が中心となった。私は第1部では、守口教室土曜クラスの一員としてコーラスに出演し、第2部では、五代文悟先生が作詞作曲された「美しき国・美しき人」を独唱した。この曲はミュージカル らくだのダンスの中で、らくだ王国の長老として唱った曲でもある。

NHK大河ドラマ「平清盛」で歌われる「遊びをせむとや生まれけん 戯れせむとや生まれけん」の歌を私が口ずさむと、孫娘が即座に「その歌知ってる」と言って、真似て歌ったのにはたまげてしまった。この難しいメロディーをたやすくなぞれることに感嘆するばかり。こどもの潜在能力は本当にスゴイと思う。

○イベント

8月にはオリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)で佐渡裕指揮の「ウエスト・サイド物語」を鑑賞した。

最新のデジタル技術により、1961年製作の映画「ウエスト・サイド物語」から、オーケストラの音楽部分だけを完璧に取り除き、大スクリーンから流れるトニーやマリアの台詞と歌は、51年前の映画のオリジナル音源そのままで、佐渡裕が指揮する100人のオーケストラは映像に合わせて生演奏をした。

映画にオーケストラの生演奏をピッタリ合わせるという、歴史上初めての企画に指揮者・佐渡裕は挑戦したが、大成功だった。はじめてこの映画を観たときより、私も妻も感動した。すばらしかった。

8月にはその他にも、フランクシナトラの歌30曲のメドレーに合せて、4組のカップルが繰り広げるブロードウェイミュージカル「カム・フライ・アウェイ」を観たが、これにもすっかり魅せられてしまった。


●映像

色の勉強 (03/28) Google検索:1位/約12,800,000件
私の静止画処理法 (05/20) Google検索:2位/約927,000件
私の動画歴 (09/12) Google検索:1位/約6,740,000件
動画ファイル (09/14) Google検索:?位/約3,690,000件
ビデオカメラの規格 (09/17) Google検索:1位/約1,560,000件
光ディスク (09/21) Google検索:?位/約1,590,000件
アナログ動画のデジタル変換 (10/12) Google検索:2位/約2,890,000件
動画関連の基本用語 (10/20) Google検索:1位/約1,120,000件
私の画像歴 (10/28) Google検索:1位/約12,400,000件
嵯峨野・仁和寺・北野天満宮の紅葉 (11/25) Google検索:1位/約24,500件
私の美術歴 (11/25) Google検索:1位/約2,660,000件
私の住宅デザイン (12/15) Google検索:1位/約13,800,000件

今年は静止画、動画の基礎的なまとめを集中的に行った。映像関係の資料(写真、フィルム、静止画ファイル、動画ファイル)は膨大な量となっている。これを整理するのに、なるべく過不足のない方法を採用しなければ、到底完了できないと思われる。残された者がこれらの資料を整理することは考え難く、オマケの人生がそれほど続くわけがないので、できるだけ早期に済ませておきたいからだ。

孫の記録として、AVCHDハイビジョン動画の量は非常に多く、動画処理に特化したシステムを選び、それを使って整理し、処理を行わざるを得ないと考えた。来年からは本格的にとりかかろうと思っている。


●パソコン

Windows の画面構成 (04/25) Google検索:3位/約575,000件

映像関係のまとめを重点的に行うにあたり、その手順に出てくるWindows画面の正しい名称などを調べておく必要があった。


●旅行

冬の伊勢志摩旅行 (02/20) Google検索:1位/約692,000件
美しい台中・台南 (05/09) Google検索:1位/約56,900件
美しき国スロベニア・クロアチア (06/24) Google検索:1位/約38,300件
旅をして考えたこと (07/05) Google検索:3位/約38,300件

○そのほかの旅行

8月はじめ、孫一家の夏休みに合せて、沖縄の「はいむるぶし」へ旅行したが、あいにく台風接近のため、1泊だけで切り上げ那覇に泊まった。はいむるぶしは予想していた通り美しく、台風直撃中の那覇も体験できて、結構面白かった。


6.交流

2月には、コーラス最初の親睦旅行で伊勢志摩へ行った。9月には、恩師の卆寿を祝うため、小学校4年のクラスメートと東京へ行き、帰路は修学旅行気分で湘南に立ち寄った。敗戦後の混乱期のため、私たちは小学校の修学旅行を体験していない。この庄野学級は男女共学のテストケースとなったクラスである。

○亡くなった人

吉田秀和氏
音楽評論家の吉田秀和氏が5月22日に98歳で亡くなった。この人から音楽を学んだことはないが、朝日新聞夕刊の「音楽展望」に目を通したことは多く、高尚だが感じの良い音楽評論を書く人だと思ってきた。

今年の1月の新聞に載った新刊の広告記事を読み、はるか彼方の存在が突然身近な人となった。それは、「永遠の故郷―夜」「永遠の故郷―薄明」「永遠の故郷―真昼」「永遠の故郷―夕映」という4部作の最後の巻が完了し、その最後の巻「永遠の故郷―夕映」で、吉田秀和氏はシューベルトの歌を書き、締めくくりが「冬の旅」の「菩提樹」であることを知ったからだ。

「夢か幻か現かわからないような、限りなく優しく、絶望的なまでに懐かしい歌。」それを〈永遠の故郷〉と名づけてもいいと書き、自分の音楽人生をまとめている。

やはり、この人も最後はシューベルトに帰り着くのだなと頬がゆるんだ。


図1.永遠の故郷 夕映 吉田秀和著 集英社 2012年1月刊

尾崎紀世彦氏
同じ月の5月31日には、歌手の尾崎紀世彦氏が69歳で亡くなった。1971年に日本レコード大賞を受賞した「また逢う日まで」は私の愛唱歌であり、尾崎紀世彦氏は好きな歌手の一人だ。日本レコード大賞を受賞したときのカニボーズが今も目に浮かぶ。40年以上も前のことだというのに、、、


7.健康

老化は静かに、しかし、確実に進行している。オマケを6年もいただいているのだから、当然であろう。来年の喜寿は迎えられそうな気もするが、駄目であったとしても、感謝をしてこの世を去ると思う。


まとめ

昨年は孫娘の3歳までの成長記録をまとめることが最大のしたいことで、現役時代のように、タイムリミットを決め、突貫作業で完成させた。それを終えたので、今年はオマケの人生から始めたタイムリミットを設けない生き方に戻っている。やはり、この生き方の方が今の私に合っている。

孫は4月から幼稚園児となった。入園を前にして大きく成長したが、入園してからの目を見張るような成長ぶりに、爺婆は感心するばかりである。

マンションに来ると、私たちを相手に、5時間、8時間、10時間と休みなく遊び続ける。こどもの生きる意味は遊ぶことであることを、これまでよりも、はっきり教えられた。まさに「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ」である。

10月には、孫娘に妹が生まれた。妹を可愛く思う気持ちと、両親とくに母親を独り占めできない寂しさ、姉として辛抱しなければならない気持ちのどれもが見え隠れする。このようにして、姉妹は成長していくのだろう。

私も来年は77歳の喜寿となる。7年もオマケをもらえてありがたい。昨年の大震災と原発事故、今年の総選挙の結果には唖然としているが、それでも、いのちある限り、希望を失わないでいたい。


<2012.12.31.>

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