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2012.10.12. 掲載
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目次
はじめに
ハードによるアナログ-デジタル変換
ソフトによるアナログ-デジタル変換
過去に収録したアナログ動画として、8ミリビデオやHi8、VHS、LD(レーザーディスク)などのメディアに保存されたものがある。
これらのアナログ動画を、今後活用するためには、アナログ-デジタル変換(A/D変換)を行ってデジタル化しておく必要がある。
そのためには、アナログ動画をPC上で表示し、それを動画ファイルとして取り込み保存するキャプチャという作業が必要で、キャプチャした動画はMPEG-2などにエンコードし保存する。そのエンコード処理をパソコンのCPUで行うか、または、キャプチャハードウェアで行うかにより、ソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードに分類される。
ハードウェアに搭載されたエンコード専用LSIによって録画をする場合、CPUの性能は要求されない。かっては、PCのCPUの処理能力が低く、専用のハードウェアを使ってエンコードを行うのが主流であった。そのほか、DVDレコーダーのエンコード機能を利用することもよく行われた。
専用のハードウエアエンコーダーとして、例えば、I-O DATAのGV-MDVD3がある。これは2007年3月発売されたハードウェアMPEG-2エンコーダ搭載ビデオキャプチャである。これをPCとUSBケーブルで接続し、アナログ動画の再生機とはコンポジットケーブルとオーディオケーブルで接続する。
アナログ動画の録画保存は、付属の[DVD MovieWriter Launcher]ソフトを使って行う。
2009年に手持ちのアナログ動画のデジタル化を行った際には、このGV-MDVD3を使った。
ソフトウェアによってエンコードし、録画をする場合、CPUの性能が高いことが望ましい。最近のPCに搭載されたCPUは処理能力が高く、アナログ動画のキャプチャ後、CPUによるエンコードを余力を持って行うことができる。
今回、レーザーディスク(LD)に対して、I-O DATAのGV-USB2というソフトウエアエンコードタイプのアナログビデオキャプチャーを使用した。
これをPCとUSBケーブルで接続し、アナログ動画の再生機(LDプレーヤー)とはコンポジットケーブルとオーディオケーブルで接続する。
アナログ動画の録画保存は、付属の[LightCapture]ソフトを使って行う。このソフトはMPEG-2(720×480)のみに対応しているが、それで充分である。
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