平成11年度 画像情報技能検定CG部門(CG検定)1級合格記

2001年8月17日 Ver1.00

CG検定問題集


試験日
一次試験 マークシート及び筆記 平成11年11月28日
二次試験 郵送による作品提出
三次試験 プログラミング実技 平成12年3月5日
三次試験 再試験 平成12年5月13日

画像処理のプログラミングの仕事を長年やっているので、
CG検定一級は是非ともとっておきたい資格だった。
一次試験は11月28日会場は国立だった。
一級を受験する受験生はさすがに少なくて、国立の試験会場で受験したのは、
わずか数人だった。
二次試験はCG作品の提出だった。
今まで、作ったCGの中から適当な物を選んで提出するのなら楽なのだが、
テーマの指定があって、その通りの作品を作らないといけない。
結局三週間くらいかかってしまったがなんとか提出した。
三次試験は翌年3月5日、CGについてのプログラミング実技だった。
パソコンは試験会場に用意された物を使った。
なぜか分からないが私のパソコンは調子が悪くて、操作の途中で何度もフリーズを繰り返した。
試験はかなり難しく、パソコンがフリーズして作業が中断されたためもあって、
私は3問の出題のうち最初の一問も途中までしかできなかった。
試験後電話で直接に連絡があり私は今回は不合格との事だった。
私は、やっぱりと思って一気に気分が沈み込んでしまった。
しかしと言葉が続いて、パソコンがフリーズを繰り返したので、
救済措置として再試験を行うということだった。
「もちろん、お受けになりますよね。」と電話で言われて、断る理由もなかった。
一度は沈み込んだ気分は再試験と聞いてすこしだけ楽にはなったが、
もう一度試験を受るのかと思うと暗い気分はもとには戻らなかった。
5月13日に再試験を受けたのは私のほかかにもう一人いた。
試験会場には、パソコンが二台並んでいて、その他に予備機も2台用意されていた。
私達が試験を受けているあいだは試験の責任者らしい人達が数人、
部屋の後ろに並んで立っていた。
受験生より、試験官の方が多かった。
どんな問題がでるか不安な気持ちで試験開始をまった。
試験問題は前回とは別の問題だったが、一目みてこれなら出来ると思った。
気分的に余裕ができたせいもあって、再試験では問題全部のプログラミングを済ませることができた。
お昼の休みになると、控え室に案内され、お弁当が用意してあった。
蓋を開けると、見たこともないような高級な中華弁当だった。
ほかに紙コップ入りのお茶と、ペットボトルのミネラルウォーターも付いていた。
私は、ミネラルウォーターは封を切らずに返した。
午後には、制作ノートなどを書いて試験は終わった。
一週間程で通知があり無事に合格した。
再試験のせいもあって、試験期間は半年近くになってしまった。
合格して嬉しいという気持ちより、やっとこれで終わったという気持ちのほうが強かった。

勉強用テキスト

デザイン編CG標準テキストブック CG-ARTS協会 3000円(税込)
技術編CG標準テキストブック CG-ARTS協会 3000円(税別)
CG検定一級問題集 CG-ARTS協会 各年度別1000円(税別)
Photoshop5.0J パーフェクトマスター 秀和システム 2500円(税別)




他の資格試験 受験記

情報処理技術者試験 初級シスアド
情報処理技術者試験 基本情報技術者(旧二種)
情報処理技術者試験 ソフトウェア開発技術者(旧一種)

CG検定 画像処理検定 3級
マルチメディア検定3級
CG検定 画像処理検定 2級
マルチメディア検定2級
画像処理検定1級

情報処理活用能力検定(J検)2、3級
情報処理活用能力検定(J検)準2級
情報処理活用能力検定(J検)1級

パソコン利用技術者認定(PAT認定)3、4級
パソコン利用技術認定(PAT認定)2級
パソコン利用技術認定(PAT認定)1級

高等学校教員資格認定試験 情報処理初回
高等学校教員資格認定試験 情報処理二度目
高等学校教員資格認定試験 情報技術
高等学校教員資格認定試験 情報

教育情報化コーディネータ試験3級