平成13年度 教育情報化コーディネータ試験3級

2001年8月13日 Ver1.00
2001年8月20日 Ver1.01 勉強用テキストを追加

試験日 平成13年6月24日

教育情報化コーディネータ試験は今年から開始された試験で、
6月24日は3級の初回の試験が行われた。
私が受験したのは早稲田大学のコンピューター室での受験だった。
試験はパソコンを使って行われた。
受験生は学生らしい若い人はあまり見あたらず、社会人風かやや中年の方もおおかった。
女性は5、6人程度だったが、コンピュータ関係の資格試験の割には多いようだった。
欠席者はほとんどいなかった。
試験は全部で40問で、シスアドや、基本情報技術者などの試験よりは少ない。
難易度はというと、3級ならそこそこやさしいのではと予想していたのだが、
予想に反して、かなり難しい問題が多かった。
問題は順に出題され、一度答えて次の問題に進むと、
前に戻って見直して修正することはできない。
また、受験生ごとに問題の順や、回答の番号もランダムに変えてあるという。。
一問毎に制限時間があり、全部の質問を制限時間いっぱい考えて回答すると、
全部で2時間くらいかかるらしい。
私はかなり早めに回答を終えて教室を出た。
問題はパソコンのディスプレーに表示されるため、情報処理試験のように、
試験問題や、回答を持ち帰ることができない。
しかし、試験の2週間後くらいには主催者のホームページで、
試験問題と回答が公開されていた。
前もってホームページで公表されていた試験問題出題例と、同じような内容の設問も数問あった。
また著作権などについての設問では、試験の主催者のホームページに掲載されている
「教師のための著作権Q&A」からの出題も数問あった。
学校での情報教育の指導や助言をするための資格ということで、
情報の授業で行うプログラミングや、ハードウェアの知識、グラフィックデザイン、
ホームページ作成なども問題として出題されるかと思っていたが、
情報の授業の内容に関連する問題はほとんどなかった。
7月6日には試験結果が電子メールで送付されてきた。
合格していたので、ひとまずほっとした。
採点はブロック1(技術を中心とした問題)とブロック2(学習を中心とした問題)
に分けて行われて、
各々のブロックで6割以上が正解で、かつ、合わせて7割以上が正解
の場合に合格と書いてあった。
私の評価は
ブロック評価:
    ブロック1; B
    ブロック2; A
ということだった。
念のために自己採点してみた。
配点が不明なので、正確には分からないが、
    ブロック1; 60点
    ブロック2; 80点
程度で、かろうじて合格ラインには達していたようだ。
合格証書はどんなものが送られてくるのか楽しみにしていたが、
8月の10日に送られてきたのはごく普通の証書だった。

勉強用テキスト

学習指導要領

高等学校学習指導要領 平成11年3月 大蔵省印刷局 520円(税別)
高等学校学習指導要領解説情報編 平成12年3月 開隆堂出版 90円(税別)
中学校学習指導要領の展開 総合的学習編 明治図書 1480円(税別)
小学校学習指導要領の展開 総合的学習編 明治図書 1480円(税別)

教職関連

教職教養 教育法規 これだけは暗記しとこう 一ツ橋書店 620円(税別)
学習指導の心理学 有斐閣 2700円(税別)
教育に生かす心理学 北大路書房 2718円(税別)

情報関連の参考書

まるごと図解最新TCP/IPがわかる 技術評論社 1980円(税別)
入門ビジュアルテクノロジー通信プロトコルのしくみ 日本実業出版 1600円(税別)