磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 キンメモドキ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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キンメモドキ 〔 キンメモドキ 〕ハタンポ科
見られた時期:9月

そう深くはないタイドプールでミナミハタンポ 数十匹の中に数匹が見られた。赤味のある体なので判別しやすい。

特に珍しい種ではないけれど2023年が初採集。

検索してみると大きな群れとなっている写真が多いね。

資料等による日本近海での分布
千葉県以南
撮影個体:3.1cm(成魚:8cm)
 学名:Parapriacanthus ransonneti Steindachner 1870 ⦿ 写真クリックで大きい画像
キンメモドキ

上記の個体と一緒に採集したちょっと大きい個体。

半透明の体は小さいうちだけかと思っていたが、大きくなっても体後半は半透明のようです。

肉食性で夜行性とのこと、水槽では1匹だと落ち着かないので、同じハタンポ科の種類なら数匹いた方が安心感があって良いでしょう。

撮影個体:5.4cm(成魚:8cm)
⦿ 写真クリックで大きい画像

人口餌、乾燥餌、孵化したブラインシュリンプ、冷凍のブライン、アカムシ、生のタラコ、エビ、イカ、切り身などを与えてみましたが食べているところを見たことがない。困ったね~

孵化したブラインシュリンプを食べているのを確認したのが水槽に入れて14日目、ここまでくると体は痩せて、各ひれの先がボロボロになっていそうですが、そういう状態には全くなっていない。ん~不思議だ~

思い当たるとすれば… 夜行性とのことなので、水槽に入れて1週間後から電気を消した後に人口餌と冷凍ブラインを投入していました。これが良かったのかどうかは分かりませんが…

キンメモドキの発光について ⇒ 餌生物から酵素を盗み利用する生物を発見(中部大学・名古屋大学)