磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 ゴマフキンチャクフグ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ゴマフキンチャクフグ 〔 ゴマフキンチャクフグ 〕
フグ科
見られた時期:10月

畳み1畳ほどの少し深めのタイドプール(潮だまり)の端っこにいた。2022年が初採集。見られたのはこの1個体のみ。

上から一見するとサザナミフグのように見えるけれど、白玉模様が密なので違うと判るでしょう。

この個体サイズでの情報は乏しくて同定に悩みました。
本や資料等による日本近海での分布
伊豆諸島、琉球列島
撮影個体:17.5mm(成魚:14cm)
 学名:Canthigaster amboinensis (Bleeker 1864)
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ゴマフキンチャクフグ

採集当初は「魚類写真資料データベース」にある「KPM-NR 77791」からシボリキンチャクフグと思っていたのですが、10日後に撮影した画像を見てみると、腹側に暗色の斑紋が出てきました。

撮影個体:20.0mm(成魚:14cm)
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ゴマフキンチャクフグ

後日、改めて撮影し、背びれと臀びれの軟条数を数えてみると、背びれ:12、臀びれ:11 なのでゴマフキンチャクフグに該当します。

撮影個体:24.0mm(成魚:14cm)
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ゴマフキンチャクフグ

性格はおっとりマイペース、他の魚を追いかけることも追われることもない。

餌は孵化させたブラインシュリンプからスタートですが、3日目あたりから人口餌を少しずつ食べ始めました。

生のタラコも他の魚用として時々与えているのですが、この子は食べませんね。

撮影個体:24.5mm(成魚:14cm)
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ゴマフキンチャクフグ

大きくなってもきれいな南方系の種です。

撮影個体:26.5mm(成魚:14cm)
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