港内航路

港内航路

　網走港内は、連日砕氷船が走りまわり、そちらこちらの氷を砕き、かき回しているようで、一つ一つの氷の塊が小さかった。
　湯船にシャーベットをぶちまけたような状態である。
　これを見ながら思い出したのは、幼い頃に食べた「シャービック」という、家庭で作るシャーベットのことだった。

　こんな風にぼろぼろになっている流氷だけど、砕氷船は港内の一部に申し訳なさそうに残っている大きな氷の上に乗り上げ、氷をかち割るというサービスも一応やってくれた。
　１回の乗船料、大人3,000円なり。それくらいのパフォーマンスは、やってもらわんとね。

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　ちょっと、加工が上手くいかなかったんですが、勘弁。
　左写真のように、まず氷の上に乗り上げ、氷を巻き込むようにして乗っかって粉砕。
　流氷を割りながらオホーツク海を進んでいくのです。