「おなか健康!不老の秘訣!?」
 こんなに有るよ!【腸内細菌関係の情報】Back No.3


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2002/11/03
  http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2002/0210-5.html#wed
     NHK > クローズアップ現代 2002/10/30放送
筆者コメントマーク NHK「クローズアップ現代」でも腸内細菌の話題が取り上げられるような時代になったのですね。昨晩、友人から電話がかかってきて、以前講演した時に紹介した100%乳酸菌についての質問をぶつけられたのでした。何故今頃そのようなことを訊ねるのかと問いただすと、NHKが10/30に腸内細菌について放映したという。身内に癌患者がいるので、有益な情報を探しているのだとの事。 乳酸菌が大腸癌や肝臓癌を予防するというので、以前私が紹介した乳酸菌の話を思い出したからだという。それで、電話がかかってきた背景を納得したのでした。この番組に登場した理化学研究所の辨野先生の言っていた癌に対しての情報を知っているかという問いに、かつて収集した情報を教えてあげたり、私の長年愛用している乳酸菌も抗がん剤を服用したときの免疫力改善には効果をもたらすことを、身近で見聞きしたことを説明し、その乳酸菌を愛用した肺がん患者の例では、放射線治療後の著しい食欲の減退の症状も少なくて看護婦さんもびっくりしたというエピソードやその乳酸菌の多量の愛用で社会復帰をしたことも紹介したのでした。そして、これらの情報を得た友人から、乳酸菌が癌に良いということを身内の癌患者に説得するができると大いに感謝された昨晩の出来事でした。

 そのようなわけで、今まで集めたこのページの乳酸菌情報と私の乳酸菌摂取による健康法も、少しは人の為に役立たせることが出来たことを実感できた日でした。では、その「クローズアップ現代」のNHKサイトのログ情報を探してみましたが、ちょっと期待外れの内容でしたので、補足する意味で、辨野先生関連の情報を後段に紹介しておきました。


「カスピ海ヨーグルト」という手作りヨーグルトが、口コミだけで主婦の間に爆発的に広がっている背景の一つには、遺伝子レベルで進められる腸内細菌の解明により、カスピ海ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、がんへの免疫機能を高めることが分かったほか、ピロリ菌やO-157を抑える菌など、予防医学に応用できる発見が相次いでいる。 また、腸内細菌の構成から罹り易い病気を予測したり、乳酸菌を投与することで抗生物質の使用量を減らす「菌と共存する」医療も模索されている。ヨーグルトブームの深層にある腸内細菌研究の最前線レポート。

▼「カスピ海ヨーグルト」の【作り方】

    1. カスピ海ヨーグルトのタネ(ヨーグルトそのもの)を容器に入れ、牛乳を加える(タネと牛乳は1:10の割合)
    2. 密閉せずに20度〜30度(常温)で発酵させる
    3. 気温などによるが5〜20時間で出来上がり
    4. 出来上がったら冷蔵庫へ。

    ■【タネの入手法】
       11月より京都大学名誉教授の家森幸男さんなどが参加する非営利団体「食の安全と健康ネットワーク」で凍結乾燥したカスピ海ヨーグルトのタネ菌を斡旋。
      [住所]〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通4−2−18 キンキビルディング6F
      [電話] 078(360)2468
    ■【家森幸男 京都大学名誉教授:関連著作】
      「カスピ海ヨーグルトの真実」(法研:¥1200)
      「カスピ海ヨーグルト効果倍増レシピ」(アスキー・コミュニケーションズ:¥1200)
▼腸内細菌について
理化学研究所の辨野微生物解析室長らは便の検査を通して、腸内の善玉菌が大腸ガンや肝臓ガンの発生も減らす事を実験で解明している。

    [住所]〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 理化学研究所 微生物機能解析室
    [電話]048-467-9561

▼乳酸菌を積極的に利用する病院について
大阪府立病院では「外科」で手術前・後に乳酸菌の投与やヨーグルトを積極的に食べるることを勧めている。今後さらに詳細にデータを収集した上で病棟全体に広げていくことも検討している。
    大阪府立病院:〒558-8558 大阪市住吉区万代東3-1-56

筆者コメントマーク
理化学研究所 辨野先生関連の資料として、下記をご紹介致します。

●「腸内革命の威力・・・1996.11. 月刊誌「ゆほぴか」'96/11月号への掲載記事
  O157から大腸がん、肝炎リウマチまではね返す腸の有用菌を大増殖!
という特集記事の、「腸内の善玉菌は大腸ガンばかりか、肝臓ガンの発生も減らす事が実験で判明」という記事中で、下記のように述べています。

理化学研究所 辨野先生『・・・・・悪さをする腸内細菌(悪玉菌)にビフィズス菌や乳酸桿菌等の有用な菌(善玉菌)を添加する事により、発ガンを起こす要因を抑制できる事がわかったのです。
 なぜ、ビフィズス菌や乳酸桿菌がガンを抑制できるのでしょうか。腸内細菌は腸内で細菌の集団(細菌叢)を形成しています。この集団でビフィズス菌や乳酸桿菌が優勢になっていると、これらの細菌が産成する酸によって大腸菌や腸球菌、クロストリジウム菌などの悪玉菌の増殖が抑えられます。そのために、悪玉菌が作り出す有害物質の生産を抑制できるのです。
 又、ビフィズス菌や乳酸桿菌には免疫力(病原菌に対する抵抗力)を高める働きも有ります。免疫力は、外からの異物を攻撃する血液中のリンパ球や、ガン細胞を抑制するマクロファージ(白血球)の働きに支えられています。
 ビフィズス菌や乳酸桿菌はリンパ球の分裂を促進しますし、マクロファージを活性化するのです。そこで、ガン予防の為にビフィズス菌や乳酸桿菌の摂取が薦められています。・・・・・』
●「腸の不調が現代病を招く」日経ヘルス 99/7月号

    腸内で腐敗が起きて毒素が出る 「腸内細菌のバランス」と 「宿便」がカギを握る

    動物の進化で最初にできた臓器は「腸」だという。 その周りに脳が生まれ、血管ができ、手足が伸びた。腸は人体の“中枢”だ。 水分や栄養を吸収するだけではない。内部の腸内細菌を動員して免疫や代謝を担う。 だが、高脂肪食や柔らかい加工食品などが普及した今、腸が危機に瀕している。 カギを握るのが「腸内細菌バランスの乱れ」と、腸内に渋滞した「宿便」だ。

理化学研究所・「微生物機能解析室紹介

▼研究テーマ
  1. 分子生物学的手法による口腔内および大腸内細菌叢の多様性解析およびヒトの健康増進に関与するプロバイオティクスの有効利用に関する研究
  2. Phylum Proteobacteria内の分類体系の再構築
  3. 子嚢菌酵母の系統分類学的研究
  4. 形態と分子系統を基にしたカビ(糸状菌類)の分類学的研究
▼≪発明紹介≫腸管内微生物を検出する自動システムへの展開

おなかスッキリ ヨーグルトYomiuriOnline > 医療と介護 > 健康ライフ



2002/10/28
フジッコ、カスピ海ヨーグルト種菌の製造開始 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/212807
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/10/22
家庭で手軽に作れる粘度の高いヨーグルト「カスピ海ヨーグルト」の種菌供給を、フジッコが11月から開始する。

2002/10/21
ビジネスシーンにおける口臭実態調査
  http://www.kobayashi.co.jp/ir/news/soukai/0203.pdf
   ----小林製薬 > 創快通信 
これは今年6月、全国の20〜50代の男女1,000人を対象に、「口臭」に対する意識や考え方をインターネット調査したもの。この調査の纏めとして、90 %以上が「口臭が気になる」とし、約95 %の人がビジネスシーンで何らかの口臭対策をして、ビジネスに支障をきたさないよう努力をしています。そして口臭予防は、仕事上の人間関係を円滑にする手段であるという認識も強まっており、モノが売れない時代。ビジネススタッフは、口臭予防対策をきっちりやることにより、仕事がスムーズに進み、不況対策につながることを期待しているのかも知れないと結んでいます。

問い回答
▼口臭が気になるか?90%以上の人が、自分あるいは他人の口臭が「気になる」と回答。
特に30代・40代の働き盛りの世代に多い。
▼どんなビジネスシーンで口臭が気になるか?「同僚・後輩との仕事上での会話時」 (59.9%)。
「休憩時間などの雑談時」(42.6%)、
「取引先や仕事関係者との商談」(41.7%)、
「社内での会議や打ち合わせ時」(40.8%)などが続いており、

対外的なシーンよりむしろ社内での付き合いにおいて気になる人が多い。

▼何らかの口臭対策を講じている人は?全体の95%を超える。
▼口臭対策を講じている理由「仕事関係の人に不快感を与えたくない」 (81.5%)
「ビジネスマナーとして当然」(67.8%)
「業務内容以外でマイナス要因を作りたくない」(32.1%)
「仕事を円滑に進めたい」(24.1%)など。
▼具体的な対処法は?「歯を磨く」(72.7%)
「ガムを噛む」(51.4%)
「お茶を飲む」(35.2%)
「タブレットをなめる」
「においのきつい食べ物を避ける」など。
▼口臭の及ぼす影響 人間関係に支障をきたす(54.4%)
仕事の話に集中できない(31.2%)
ビジネスマンとしての資質が問われる(25.8%)
就業意欲を低下させる(18.1%)
業務遂行に支障をきたす(11.4%)
商談などの交渉ごとがまとまらない(1.9%)

▼「口臭」には、さまざまな種類があります。

    ●生理的口臭(正常な口臭)
     ・起床時や緊張時に起こる不快臭
     ・加齢による老人性口臭・女性ホルモンの変動との関連で起こる婦人性口臭
    ●食物口臭−ニンニクやアルコール等を摂取したために起こる口臭
    ●病的(他臭性)口臭(正常ではない口臭)
     ・歯科的(口腔内に原因)口臭
     ・耳鼻科的(上顎洞に原因)口臭
     ・内臓疾患による呼気性口臭−胃腸疾患、肺疾患、糖尿病等
    ●自臭性口臭−自分だけが感じる口臭(口臭ノイローゼ)

筆者コメントマーク
 歯周病等の歯科疾患によるものが大半だとは思います。特に口腔内ケアを怠りがちな高齢者の方は、注意が必要です。虫歯や歯周病等があると、細菌のたまり場ができ、食べ物カスや歯垢を分解して、口臭が発生します。同じ理由で歯並びが悪い人も、歯磨きが十分で無くなる可能性が高いために口臭発生の原因を持つことになりますので、注意が必要ですね。

 耳鼻科的原因で鼻に感染症があれば、口を通して悪臭が発生します。また全身的疾患がある場合、血液を通じて肺から悪臭が排出されますので病気を治療しないと口臭はなくなりません。

 食物口臭は、ニンニク等ニオイのきつい食べ物を食べたときにおこる一時的なものですから、餃子は朝食のメニューには不向きだと思います。

 面と向かって、「臭います!」と云えないのが、ビジネスシーンでは、本当につらいところですね。

 生理的口臭は、体臭と同じで健康な人でも発生する様ですが、基本は体臭と同じで、腸内細菌の中の善玉菌を多めにして腸内の腐敗による悪臭ガスの発生を抑える必要があります。いわゆる「おじさんの臭い」の元である体臭を抑える他にも、食道を通しての呼気からの臭いの発散を抑えることも必要化と思います。

 歯を磨くことも大切ですが、腸内を磨くことも忘れて欲しくないと願いたいものです。その秘訣は「おなか健康」なのです。口臭以外にも体臭が臭い人は、何らかの病気に罹っている可能性が高いと思われます。


2002/10/06
大腸がん予防、食物繊維「効果なし」
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002100200692.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/10/02 
『食物繊維をとっても大腸がんの予防には効果がないという調査結果を、兵庫医大の石川秀樹助手の研究グループが1日、東京で開かれた日本癌学会で発表した。これまでの「常識」を覆す内容となった。一方、乳酸菌については、大腸がんの悪性化を防ぐ働きがあることもわかった。』という、記事。

 この記事に依ると、米国でも食物繊維が大腸がんに効果が無いという結果が出ており、追認する格好となっている。又乳酸菌はすべてのものが効くわけではなく、今回の乳酸菌は、体内から採られた特定の株。
筆者コメントマーク
 この9年間の調査は、「食事指導のみ」「食物繊維を含む小麦ふすまビスケットを食べる」「乳酸菌の粉薬を飲む」「両方をとる」の4グループに分け、便と大腸の内視鏡によるポリープの検査に依ったものだが、「食物繊維を含む小麦ふすまビスケット」だけで食物繊維は効果は無いと断定するには早計とも思えますが、皆さんは如何お感じになりますか。

 でも、乳酸菌が効果があるという結果は、このページにとっても朗報ですね。


2002/09/08
最強のヨーグルト&納豆 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_toku1.html
   ----日経ヘルス 特集 日経ヘルス10月号 2002/09/08 
▼最強の「食べる薬」4大発酵食
 ・腸を守ろう! 腸は体と頭、両方の健康の要。
 ・高脂肪食やストレスで弱った腸を 1週間でよみがえらせる発酵食

     善玉菌の代表ビフィズス菌は、食物繊維が少ない高脂肪型の食生活や、ストレスが加わることで減ってしまう。年をとることによっても減るので、悪玉菌が殖える要因に囲まれた現代人こそ、積極的に発酵食を食 べる必要がある。
     腸内善玉菌を殖やす菌を大量に含む発酵食は、健康を守るために人類が培った知恵である。逆に、腸内で善玉菌よりも悪玉菌の勢力が大きくなったときの被害は大きい。
     悪玉菌は、腐敗産物(毒素)を生み出すが、これが血液に乗って全身を巡り、肌荒れや肩凝り、けん怠感、口臭などの体の不調を引き起こし、ガンのリスクも高くする。

     善玉菌数の多さ、効果の高さ、毎日食べ続け上で手軽さなどから、「発酵食のベスト4」として「納豆」「ヨーグルト」「漬物」「天然酵母パン」が挙げられる。どれも、早いと食べ始めてから3日〜1週間目くらいから快便や疲労感が軽くなる効果を実感できる。但し、食べ続けないと効果は数日で消えるので、とにかく毎日継続することが大切だ。

     善玉菌がたくさん入っていて、腸を元気にする発酵食は、古来から一種の常備薬だったということは、食文化の面でも知られている。ガンや病原菌から体を守る免疫力の8割は腸が担っており、ストレスを抑え神経系を活性化させる「セロトニン」を一番作っているのも腸。又セロトニンは腸の蠕動運動を促す作用も持っている。


筆者コメントマーク
 乳酸菌を食べることが健康に対してかなり有効な方法であることが、様々なメディアで取り上げられていることは、本サイトにとっても大いに喜ばしいことです。そんな中で乳酸菌の補給法として、手軽な健康への食習慣の入り口的な存在の「ヨーグルト」を取り上げる機会を逸していましたので、あの「あるある大辞典」のサイトレポートを遅ればせながら致します。

 いささか、詳細なレポートとなってしまったことで、著作権の問題でクレームを受けそうですが、でも最低限お伝えしたい事を省くことも出来ませんので、ご容赦頂きたいと思います

  http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arunyusankin/nsk_1.html
     発掘 あるある大辞典 >『食』-Foods- 第119回 1999/02/21
Look マーク!
発掘!あるある大事典#119は、知られざる『ヨーグルト』の全て、その健康効果を徹底解明!

■アルカリ性の腸を救ってくれる食品、ヨーグルト

    [激増する大腸ガン]
    ・日本の大腸ガンの死亡率は、30年前と比較すると3倍以上と急増している。21世紀には胃がんを抜いて1位になると予想されている。その原因は腸がアルカリ性になっているから。
    [身体の酸性・アルカリ性]
    ・空気に触れる体の部分は、酸の刺激で空気中の病原菌から身体を守る必要がる。病原菌は口からも侵入してくるので、腸の中も肌と同様に酸性になっている必要がある。
    [アルカリ性の腸]
    ・生活習慣やストレスにより、本来酸性であるべき腸は、アルカリ性へと変わってしまう。アルカリ性になった腸の中では病原菌が増加。腸のアルカリ性が進行すると、免疫力の低下、全身の老化にまで至ってしまう。
    [ヨーグルトの歴史]
    ・ヨーグルトが健康食品として世界に名を馳せたのは、ノーベル賞学者、メチニコフが、ブルガリアの村に100才を超える老人が多いのは、ヨーグルトを常食としている為だと論文を発表してから。
    [ヨーグルト常識・非常識]
     1.ヨーグルトは毎日食べなければ効果は表れない。
     2.目的によって種類を選ぶと効果は異なる。
     3.ヨーグルトの効果をさらにアップさせる食材がある。
     4.牛乳飲むとおなかがごろごろする方でも、ヨーグルトは乳酸菌が分解しているので心配無い。
■アルカリ性の腸、その原因は?/ 腸内ビフィズス菌パワーの秘密に迫る!
 腸を若返らせる!その腸内ビフィズス菌パワーとは !?
    ・「腸の老化は腸内の善玉菌の代表、ビフィズス菌が減ってしまうこと。」(光岡知足 教授/東京大学)

    ▼腸内ビフィズス菌

      [腸の老化、その原因は?]
      ・腸内の悪玉菌が優勢になると、有害物質を発生し腸をアルカリ性に、反対に善玉菌が優勢の時は、腸を酸性に保ち腸内をクリーンアップ。腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが、人間の健康を左右する。
      ・腸内ビフィズス菌が病原菌や悪玉菌を撃退する働きをするのは、腸内で酸を出して外から来た病原細菌の定着、感染を抑えるから。
      [腸内ビフィズス菌減少]
      ・現代人は様々な理由から腸内ビフィズス菌が減っていて、この状態が続くと、免疫力が低下する。 病原性大腸菌O-157も、ビフィズス菌の減少が原因の一端。
      [腸内ビフィズス菌はどこから来たのか]
      ・無菌状態の体内から生まれ出た瞬間に、空気中の菌が腸内に入ってくる。でも空気中に僅かながらいるビフィズス菌が、生後3日目位になると腸内で増殖を始め、悪玉菌から身を守ってくれる。

    ▼腸内ビフィズス菌を増やすために
      [腸内ビフィズス菌はどうして減ってしまうの?]
       1.食生活の乱れ   2.肉食中心  3.ストレス

       悪玉菌は肉が大好物、完全に消化されない肉類は腸内で腐敗便となり、悪玉菌のエサになり、悪玉菌が増える。様々な有害物質を発生し、便秘や下痢、肌荒れ、風邪などの病気の原因に。
       ストレスにより自律神経の変調で胃散の分泌が抑えられ為に、腸に到達する有害菌が多くなる。
      [腸内ビフィズス菌をパワーアップするにはどうしたらいいの?]
       1. エサとなる乳糖を摂る  2. ヨーグルトの乳酸菌を摂る

       ヨーグルトのビフィズス菌は腸内には定住せず、通過する間に酸性物質を作り、悪玉菌を撃退する。乳酸菌は死んでいても生きていてもどちらでも効果がある。
       死んだ乳酸菌でも、食物繊維と同じ働きで、悪玉菌の死骸を吸着して排泄し、腸内をクリーンアップする。

■あなたに合ったヨーグルトとは?/あるある会員が身をもって実証したヨーグルト効果10日間!
      [ヨーグルトの5つのタイプ]
         プレーンタイプ、 ハードタイプ、 ドリンクタイプ、 フローズンタイプ、 デザートタイプ
    ▼ヨーグルトを選ぶ時にチェックしたい3ケ所
      [ヨーグルトを買う時、私たちはどこを見ている?]
       1. 原材料に注目…「寒天」
         便秘の人には、「寒天」の入っているハードタイプがお勧め。
         乳酸菌・乳糖 + 食物繊維 = しつこい便秘にダブル効果!
       2. 無脂乳固形分に注目
         無脂乳固形分とは、「ヨーグルトの乳成分に含まれている脂肪以外の栄養素の割合。」
         肌荒れの人には、「無脂乳固形分」の%が高いプレーンタイプがお勧め。

         乳酸菌の働きで、タンパク質とビタミンB群は、牛乳のおよそ4倍にまで増加する。
      [ヨーグルトその他の栄養素]
         カルシウム、カリウムといった成分も非常に吸収されやすい状態に変化している。
       3. 乳脂肪分に注目
         高コレステロールの人には、「乳脂肪分」の少ないドリンクタイプがお薦め。
■噂のヨーグルト完全補強術!/腸を研究している学会の権威が食べ続けているヨーグルトの実態。
 秘訣はある和風食材との組み合わせにあった!  ヨーグルトを更にパワーアップさせる食材とは?

     ヨーグルトで健康になる為の鉄則は、毎日、ヨーグルトを食べ 続けること!

     ヨーグルト歴30年以上大ベテランの東京大学 光岡 知足 名誉教授が愛用するのは、[きな粉ヨーグルト]

     善玉菌、悪玉菌の名付け親としても知られる腸内細菌研究の世界的権威。20年前位から野菜ジュースを入れたヨーグルトを作っていた。10種類以上の野菜や果物を入れたヨーグルトドリンク。食物繊維とビタミンCを補うことが出来る。

     そして、大豆が原料のきな粉を混ぜる。このきな粉には、消化酵素で分解されない糖質で、胃・小腸で吸収されないまま大腸に到達し、乳酸菌のえさとなる「オリゴ糖」を多く含む。


2002/08/25

  http://www.zdnet.co.jp/magazine/ybb/0209/hottopics/04.html
     ZD Net Magazine Hot Topics ONLINE 2002/07/30
 少量の「種」と牛乳があれば増やせ、人の手から手へと渡され、広がってきた、このヨーグルトの由来と入手法について調べている記事です。

家森教授が持ち帰ったのは長寿村秘蔵のヨーグルト
善意による配布方式/価格を付けるのは御法度
▼カスピ海ヨーグルトの作り方
カスピ海ヨーグルトQ&A


≪関連記事≫ 

「カスピ海ヨーグルト」に注意 雑菌混入も、入手慎重に--京都新聞
 2002/07/31
  http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002jul/31/K20020731MKH1K100000066.html

「カスピ海ヨーグルト」Stein 自家製ヨーグルトを食べよう
  http://stein.fc2web.com/index.htm


筆者コメントマーク 最近、やたらとネットで見かけるようになったという 「カスピ海ヨーグルト」だというが、私は全くその情報を知りませんでした。乳酸菌100%の粉末タイプを愛用していましたから、ヨーグルトを作るという行為も面倒だったということもあり、必要としておりませんでしたが、このような乳酸菌サイトを作っている関係で、あるメーカーさんからヨーグルトメーカをプレゼントされました。
 早速これを利用して自家製ヨーグルトを作ってみました。簡単にヨーグルトが出来るのですが、確かに容器の清掃とかは、面倒といえば面倒ですが、市販のヨーグルトを「種」にして手軽に作れるということでは、経済的かもしれませんね。

 さて、「カスピ海ヨーグルト」も自家製ヨーグルトですから、その「種」となる菌は、人から人への譲受の形ということですから、「種」を衛生的に維持管理するは大変だと思います。

 自家製ヨーグルトに付きまとうのは、やはり衛生面での心配ですね。かつての?紅茶キノコ?ヨーグルトキノコのようなブームなのかもしれませんね。くれぐれも「種」の維持における衛生面では気をつけてくださいね!


2002/08/16

筆者コメントマーク 「発掘 あるある大辞典・乳酸菌」の放送(8/11)が始まってから、当ホームページへのアクセス数がうなぎ上り。通常の4〜5倍にも達しました。「あるある」様様です。TVの威力は凄いですね。 多分検索キーワードは「乳酸菌」でヒットしたのでしょう。 でも、私から言わせれば、乳酸菌パワーは10年以上前から言われていましたよ。健康のためには、如何に実践し継続するかです。
 一時的な知識の吸収で終わってしまっては、何にもならないのです。要は実践あるのみです。 乳酸菌パワーを実践し、ひいては老化防止の人体実験を継続し続ける乳酸菌オタクが、世の中に一人くらい居てもおかしくないではありませんか (^○^)。

 これを切っ掛けに、当ホームページの情報がより多くの皆様の健康維持に役立つことを願っております。

  http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arunyusankin/nsk_1.html
     発掘 あるある大辞典 >『食』-Foods- 第295回 2002/08/11
Look マーク!
▼プロバイオティクス(Probiotics)
    プロバイオティクスが注目される理由:
    生きたまま腸に届き、健康に良い作用をもたらす細菌(善玉菌)が、悪玉菌を抑え、さらに様々な病原菌と戦うことで、人間の健康を維持している、このプロバイオティクスが注目されるている背景が解説されている。

    抗生物質の使い過ぎで、この抗生物質への耐性を有した抗生物質が効かない病原菌が出現してしまった。
    また抗生物質を使うことで病原菌と一緒に、それを抑えるはずの腸内の善玉菌までも死滅させてしまう。

    そこでヨーロッパで脚光を浴びたのが、抗生物質を使わず、人間の身体で良い働きをする細菌を生きたまま腸内に取り込み、その力で病気を未然に防ぐという予防医学としてのプロバイオティクスが、注目される理由だ。

▼乳酸菌
    プロバイオティクスの中で、注目を集めている菌が乳酸菌。
    乳酸菌とは、糖を栄養分に増殖、乳酸をつくり出す細菌の総称。ちなみにビフィズス菌もその一種。

    乳酸菌の働き:
    1. 腸内を弱酸性にし、悪玉菌を撃退!
    2. さらに腸のぜん動運動を促すことで便秘や下痢を防ぐ → 整腸作用
    3. 乳酸菌も菌株の持つDNAの構造によって、働きが違う → プロバイオティクス乳酸菌

    ヨーグルトのパッケージに書かれたアルファベットや数字:

      整腸効果だけではない、新たな力を持った乳酸菌の種類を表している!
乳酸菌の新パワー徹底検証!
    <1900年年フランス> 整腸作用をもたらす乳酸菌。
      メチニコフが、ブルガリア地方の長寿の理由は乳酸菌によるものであると仮説。
    <1979年アメリカ> コレステロール値低下乳酸菌
      乳酸菌は、コレステロールを吸着し腸で吸収される前に体外へ排出してしまう。
      その結果、血液中のコレステロールを下げる働きがある事が判明。

      この種の乳酸菌はコレステロールを吸着するだけではなく、肝臓でコレステロールを原料に作られる胆汁 酸を分解するという性質を持つ事が、最近では判っている。

    <2000年日本> 慢性胃炎・胃潰瘍・胃ガン予防乳酸菌

      ピロリ菌を撃退する乳酸菌

    <2001年フィンランド> アトピー性皮膚炎予防乳酸菌

      ある種の乳酸菌は、免疫細胞を直接活性化し、アレルギーを制御する抗体を増やす事が、数々の研究で分かってきた。

    <2002年日本> 歯周病・口臭予防乳酸菌

      乳酸菌が、歯周病や口臭を予防する。

    続々と発見されている乳酸菌の新パワー。さらなる研究結果が期待される!

症状別 乳酸菌の選び方
    あるある流、症状別乳酸菌のススメ!
    症状乳酸菌の種類
    胃痛 [LG21] [LC1]
    アトピー、食中毒、ガン [GG] [LC1] [L.ガゼイ.シロタ]
    歯周病、口臭 [LS1]
    便秘、下痢、肌荒れ [L.ロイテリ] [ガゼリSP] [BB536] [BE80]

    10年以上愛用している筆者の推薦 :
    症状乳酸菌の種類
    便秘、ガン、肝機能改善[TH69](ニブロン

    自分にあった乳酸菌を選ぶ方法
      Look マーク! ヨーグルトの乳酸菌が自分に合っているかどうかを調べるためには、まず毎日100g〜200g以上、1週間続けてみて自分の便をチェック!

      乳酸菌が合っていない場合
      比較項目
      乳酸菌が合っている場合
      黒っぽい
      黄色っぽい
      くさい
      におい
      においが弱い
      ころころ
      小ぶりのバナナ
      2〜3本分が理想
      カチカチ
      固さ
      水状
      便の色が黒っぽい上、臭いもきつく、コロコロと固い便、もしくは水状の便が続く様なら、その乳酸菌はあなたに合っていない可能性が高い。
      結果
      身体に合っている場合は、次第に便の色が黄色っぽくなり、臭いも少なく、程よい固さのバナナ状の便が出てくるはずです。

      筆者コメントマーク
      この表は、ちょっとおかしい気がします。
      左記の乳酸菌が合っていない時の便の色、形については、経験から申し上げますが、便秘の人の症状の ようです。
      乳酸菌が合っているいないの問題ではないのです。

      頑固な便秘の人が、1週間くらいの短い期間で、合っているかいないかは、判らないと、経験的に申し 上げます。
      私の場合は、3ヶ月くらい試行錯誤しました・・・・。


植物性乳酸菌、注目のパワーとは?

    古来より、人々の食生活に様々な恩恵を与えてきた植物性乳酸菌(糠床、味噌、キムチ)。
    意外なところでも注目され始めている。
牛乳を飲むと下痢をするが、 ヨーグルトは大丈夫?

    腸内細菌学の権威 光岡知足名誉教授曰く、『牛乳を飲むと下痢をする人でもヨーグルトなら普通は下痢はしない』。

    牛乳を飲んで下痢するのは、牛乳に含まれる乳糖がうまく分解できない乳糖不耐症が原因。ヨーグルトにも、乳糖は入っているのですが、乳酸菌は乳糖を分解する「ラクターゼ」という酵素を持っているので、乳糖の数が少いため。


  http://www.primaham.co.jp/meatclub/oishisa_kenkou/lactic/Lacticpage3.htm
  http://www.primaham.co.jp/meatclub/oishisa_kenkou/lactic/Lacticpage2.htm
     プリマハム > ミートクラブ > おいしさと健康 > 微生物がもたらす私たちの健康 >
▼乳酸発酵による乳成分等の栄養的価値の向上
  ≪消化吸収性の向上や、乳糖不耐を低減≫
     これは発酵乳には、普通の牛乳に比べてタンパク質が部分的に加水分解されており、乳糖の一部が分解されて乳酸などの発酵生産物が含まれており、このため、日本人に多く見られる乳糖不耐のトラブルが避けられる。
    さらに、カゼインが凝固し、カルシウムや鉄などのミネラルが利用しやすい形になっていることなど、消化・吸収面で優れた特徴を持っている。
▼生きている乳酸菌が発揮する生理的効果
  ≪腸内菌叢の改善、有害物質産生抑制、整腸作用≫
     乳酸菌を生きたまま摂取し、腸管内の微生物叢に好ましい効果を及ぼすためには、腸管に届いて定着しうる乳酸菌は、プロバイオティック乳酸菌と呼ばれ、下痢、便秘、鼓腹などに効果的で、有害物質の産生を抑え、お腹の調子を良好に保つ。
▼乳酸菌の菌体または発酵生産物の有する生理的効果
  ≪抗腫瘍効果、抗変異原性、血清コレステロール低下、血圧降下≫
    ・Lactobacillus helveticusで作った酸乳には血圧降下作用が認められている。
    ・乳酸菌が生成する細胞外多糖のなかには抗腫瘍効果や免疫賦活作用が認められるものがあり、乳酸菌の細胞壁成分も、多糖と同様に抗腫瘍性、抗変異原性、血圧降下作用、血清コレステロール低下作用などを発揮する。
    ・乳酸菌菌体や多糖の抗腫瘍作用は、癌細胞を直接破壊するものではなく、宿主の生体防御機能を高めることによって、癌細胞の増殖を抑える。
    ・乳酸菌の免疫賦活活性として、マイトジェン活性、インターフェロン誘発、マクロファージ機能の賦活化、各種病原菌に対する感染防御作用などがある。
▼プロバイオティック乳酸菌とその働き
    人の腸内の常在菌叢を改善し、人の健康に役立つ有用乳酸菌を総称して、プロバイオティック乳酸菌(Probiotics Lactic Acid Bacteria)と呼ぶ。

    ≪プロバイオティック乳酸菌のはたらき≫

    1. おなかの調子を整える。
    2. コレステロールを下げる。
    3. 免疫力を高め、病気に罹り難くくする。
    4. ガンを防ぐ。
    5. 乳糖分解の補助。


2002/07/28
京大、プロバイオティクスのアレルギー予防検効果を検証 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/197169
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/07/19
『プロバイオティクスのアレルギー予防効果を検証するヒト介入試験が始まる。京都大学大学院医学研科社会健康医学系専攻健康増進・行動学教授の白川太郎氏が、熊本県小国町や企業とプロジェクトを開始する。』という記事。


筆者コメントマーク
 プロバイオティクスにアレルギー予防効果が有るとの記事が出ましたので、関連の情報を探ってみた所、下記のようなページを見つけましたのでご紹介致します。
プロバイオティクスとアレルギーの予防 
  http://www.danone-institute.gr.jp/news2.htm
     ダノン健康・栄養普及協会 ニュートリション ニュース Vol.2(2001年9月1日発行 第2号)
『東京大学大学院農学生命科学研究科教授/上野川 修一先生のエッセイの形として、腸内細菌がアレルギーを抑制しているのではないかという最近の研究を紹介している。』

 最近になって、アレルギーに関する興味ある説が出された。この説はからだの中にあるアレルギー発症に関係するリンパ球のタイプには、アレルギー型と非アレルギー型の2種類があること、そして両者のバランスがとれていると問題ないが、これが崩れてアレルギー型が増えると、アレルギーになりやすいというものである。

 このバランス腸内に生息する腸内細菌の種類に大きく左右されるという。例えば、腸内に生息しているビフィズス菌やラクトバチルス菌の善玉菌は、非アレルギー型のリンパ球を誘導する能力を持っておりプロバイオティクスとしてよく利用されておりプロバイオティクスは、アレルギー予防にも役立つと考えられるという。

 アレルギーの原因として、卵、エビ、カニなどが主たるアレルギー原因たんぱく質であり、牛乳も主要なアレルギー原因食品の一つとされているという記述は非常に興味有る所である。


 このページのTopには、プロバイオティクスについての定義が紹介されている。

プロバイオティクスとは:
 消化管内の細菌叢を改善し、宿主に有益な作用をもたらしうる有用な微生物と、それらの増殖促進物質」のこと。

 つまりプロバイオティクス機能を持つ微生物を摂取すると、それが消化管内(口腔内や腸内)のフローラ(細菌叢)に作用し、フローラの健常化を図りながら、疾病の予防、改善を行う、というものである。


 学術発表として、下記の詳細を見ることが出来る。


2002/07/14
免疫力強める食生活・ビタミンやミネラル含む食品を  
  http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002052205667h8
     いきいき健康 健康アカデミー 元気をプラス日経新聞2002/05/21
『健康維持に重要な体の免疫力を高めようと、食生活に気を配る人が増えている。乳酸菌入り製品で腸の働きを整えたり、ビタミンやミネラルを多く含む食品を食べて体全体の免疫機能を高めるのがポイント。十分な睡眠や運動などと合わせて、積極的に体を強くする手立てとして研究も活発になっている。』という記事。

▼ヨーグルトが花粉症の症状を緩和する

     ヨーグルトの効用について、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などが腸管を介して全身の免疫のバランスを整え、アレルギー症状を緩和するから。食べ物を利用して免疫を制御する試みだ。

     アレルギー発症の仕組みは複雑だが、免疫にかかわるリンパ球のT細胞の中の「アレルギー促進型T細胞」が増えて、「アレルギー抑制型T細胞」の働きを抑えるとアレルギー症状が表れる。
     ヨーグルトなどを食べて腸内で乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌を増やせば、この「アレルギー抑制型T細胞」が「アレルギー促進型T細胞」を抑えて優勢となる。結果としてアレルギー症状が緩和される。海外の研究では、健康な小児の腸内では乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌(善玉菌)が多いが、アレルギーの小児は大腸菌やブドウ球菌など有害な細菌が多いことも分かっている。

▼腸内細菌を整えれば全身の免疫力がアップする効果も期待できる

    食品会社の研究では、大腸菌O157に対しても効果あり。 O157に感染したウサギに、有用な乳酸菌の1種を投与して腸内細菌を整えた場合、7日後の腸内のO157の定着菌数は、乳酸菌を投与しなかった場合と比べて3-4割程度少なかった。  膀胱がんに対しても、有効。 膀胱ガンの1種の切除手術をした患者に同じ乳酸菌を投与し、1年後の再発率について、投与しなかった人に比べ、45.1%→20.8%に低下した。有用乳酸菌の成分の一部が全身の免疫力を高めてがんや感染症を抑えたと考えられるう。

▼免疫力を高める、他の食品

    ブラジル原産のサツマイモの一種である白甘藷(しろかんしょ)にも、白血球が有害菌を捕らえて殺す力を高める作用がある。
▼免疫力を高める、食生活は?
    1.乳酸菌飲料などを活用して腸内細菌を整える
    2.良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要
    3.ビタミンEは、免疫系に障害を及ぼす活性酸素を防ぐ働きがあるほか、ビタミンCには抗酸化作用がある。亜鉛やセレンなどのミネラルは、活性酸素を取り除く酵素の働きを助け、間接的に免疫力を高める。
        ビタミンEを含む食品:ナッツ類やカツオ、マグロ
        亜鉛を多く含む食品:牡蠣(カキ)やウナギ
        セレンを多く含む食品:イワシやカレイ、肉類。

     これらをバランスよく食べると免疫力を高められる。


≪「元気をプラス」の気になる記事≫
 ■医師に頼らず健康管理・セルフメディケーションが日本にも波及
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm
 ■酢を取り入れて健康に・高血圧を抑え、疲労回復も
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002062602454h8
 ■厄年と体調異変の関係は?・生活習慣を見直す時期
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002061503737h8
 ■糖尿病食を健康管理に・30品目摂取でき、減量も
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002060304368h8
 ■ミネラル摂取、バランスよく・爪や髪でチェック可能に
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002052501244h8
 ■ラズベリーが脂肪を分解・朝食で取れば、より効果的
   http://health.nikkei.co.jp/column/3cl/index.cfm?i=2002050604539h8

2002/06/16
生菌製剤(プロバイオティクス)が、抗菌薬服用による下痢症の予防に有効  
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/190400
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/06/12
『乳酸菌製剤などの生菌製剤(プロバイオティクス)が、抗菌薬服用による下痢症の予防に有効であることが、九つの無作為化二重盲検試験のメタ分析で確認された。』、という記事。

 抗菌薬を服用すると、消化管内の細菌叢バランスが崩れ、5〜30%の人には下痢症が生じる。ここにクロストリディウム菌が二次感染すると、劇症の偽膜性大腸炎に至ることもあり、特に高齢者では深刻な問題になっていた。
「安価で副反応が少ない生菌製剤で抗菌薬下痢症を予防する」との戦略が欧米で見直され始めていたが、これまでに報告された臨床試験は症例数が少なく、抗菌薬下痢症の予防効果に関しては明確な結論が出ていなかった。

筆者コメントマーク 抗生物質等の薬を飲むと善玉菌が少なくなり腸内細菌叢のバランスが崩れてしまうので、善玉菌を補った方が良いという事が確認されたという事です。風邪の引き始めに、薬よりも乳酸菌類の善玉菌を多量に補給したほうが良いという私の健康法が間違っていなかった様です。


2002/06/02
  http://www.advance.jp/newsreport/mfi.html
     株式会社アドバンス > 常在菌叢研究所 > News Report(新聞・論文) 
 1984年6月〜1997年3のアドバンス社の腸内細菌関連の研究成果の記事情報が掲載されており、転載させていただきました。

    ●第16回日本動脈硬化学会 1984年6月22〜23日  シンポジウム(2)
    「抗脂血剤の作用機序とその効果」
    腸内細菌は、人間の腸管に一種の組織か器官であるかの如く叢(フローラ)をなして定義し、 その数は約100兆個、300種類といわれている。この数は人の体細胞の総数よりも多 い。 その重さは1kgにも及ぶと言われている。
    腸内細菌が腸管をはじめとする各臓器の酸素活性や物質代謝に影響を及ぼし、また老化 の研究において、脳の代謝にまで影響を与えていることを証明し、さらに老化に伴う脂質の 蓄積を抑制すること、肝臓の解毒機能の低下を抑制することも明らかにして来た。

    ●読売新聞 昭和59年(1984年) 6月17日 日曜日
    「コレステロール下げる腸内菌発見」
    「”夢の新薬”開発へ 副作用なしで動脈硬化予防」
    一人の人間の体内に約百兆個いるといわれる腸内細菌の中に、動脈硬化症の原因物質のコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)の血清値を低下させる菌が存在することを民間 企業の研究所と東京警察病院などの共同開発グループが世界で初めて見つけ、この菌を応 用した治療、予防薬の開発に乗り出した。

    ●朝日新聞 昭和59年(1984年) 6月17日 日曜日
    「コレステロール下げる新物質 腸内細菌から抽出、副作用なし」
    動脈硬化を促進する血中コレステロールや中性脂肪を効率よく下げる新物質が、腸内細菌の中から見つかった。動物実験では 効果は目覚ましく、大きな副作用もないことから、画期 的なコレステロール低下剤になる可能性もある、という。二十三日、東京で開く日本動脈硬 化学会シンポジウムで発表される。

    ●第10回日本臨床栄養学会 1988年10月14〜15日
    「3.乳酸菌含有食品の血清脂質に対する影響」
    動物実験における乳酸菌の血清脂質低下作用について本学会等で報告してきた。今回、乳酸菌の日常的摂取と血清脂質との 関連について調べ、若干の知見を得たので報告する。 乳酸菌を日常摂食する事の有用性が考えられた。

    ●日本農芸化学学会 1990年度大会(福岡)
    「脂肪酸による腸内細菌の胆汁酸脱抱合活性の上昇」
    腸内細菌には胆汁酸脱抱合能を有するものがあり、脂質の消化、吸収等に影響を与えていると考えられる。食品合成の胆汁酸脱抱合活性に与える影響を調べた所、この活性を著しく 上昇させる脂肪酸のあることが判明した。

    ●第21回日本動脈硬化学会総会 1989年6月8日(木)、9日(金)
    「乳酸菌含有食品の血清脂質に対する影響」
    腸内細菌がヒトに種々の生理的・生化学的影響を与えている事が、近年、次々に明らかにされてきた。中でも乳酸菌の健康維持効果については多く報告されている。これま でに乳酸菌の血清脂質低下作用について本学会等で報告されている。
    今回、乳酸菌の日常的摂取と血清脂質との関連について調べ、若干の知見を得た。乳酸菌を日常摂取する事の有用性が考えられた。

    ●日本経済新聞 1989年(平成元年)6月24日(土曜日)
    「血中コレステロール量  乳酸菌の抑制作用確認 機能性食品に応用も」
    動脈硬化症発症にかかわる血中コレステロールの量を正常レベルに抑える作用が乳酸菌の菌体そのものにあることを、アドバンス腸内細菌研究所などの研究グループが確認した。乳酸菌を顆(か)粒状にするなどして食品に 添加すれば、機能性食品ができそうだ。

    デオキシコール酸負荷ラットにおける肝臓および腎臓の障害と腸内乳酸菌加熱処理菌体投与の影響
    デオキシコール酸(以下DCAと略す)の生体に与える影響の重要性に着目し、我々は、Wistar系ラットを用い、0.25%DCA食を4週間摂取させたところ、肝障害とともに重篤な腎 障害が惹起されることを見い出した。また、これらのラットにヒト常在性腸内乳酸菌である Enterococcus faecalis AD1001およびLactobacillus reuteri AD0002の加熱死菌体を投 与することにより、これらの異常が、血清の生化学的検査および病理組織学的な検査によっ て明瞭に軽減されることが認められた。

    ●第22回日本動脈硬化学会総会 1990年6月7〜8日
    「実験的高コレステロール血症家兎の大動脈病変に対するLactobacillus reuteri AD0002株加熱死菌体投与の影響」
    腸内細菌は腸管内に常在し、宿主に対して生理的・生化学的影響を与えている事が近年明らかにされてきた。演者らは腸内細菌の脂質代謝に及ぼす影響に着目し、昨年度の本学会 で実験的高コレステロール(CHL)血症家兎の自然治癒過程に於ける腸内細菌 Lactobacillus reuteriAD0002株の加熱死菌体(LRH-2)の血清CHL低下促進作用及び大 動脈壁への脂質沈着軽減作用を報告した。今回、大動脈壁の動脈硬化性病変に対する LRH-2投与の影響を病理組織学的に検討したので報告する。

    ●第25回日本無菌生物ノートバイオロジー学会総会
    「無菌マウスの脂質代謝に及ぼす乳酸菌加熱処理菌体投与の影響」

    腸内細菌が宿主の脂質代謝に及ぼす影響を検討し、乳酸菌の菌体成分がヒト及び実験動物の血中コレステロール(CHL)、低下作用を有し、動脈硬化予防に有用である可能性を報 告してきた。今回菌体成分の直接作用を調べる為、無菌マウスに乳酸菌加熱処理菌体を投 与し、腸内フローラが関与しない条件下での血清生化学的性状及び、肝、糞中脂質含量に 与える影響を検討したので報告する。

    ●健康産業流通新聞 平成9年10月9日(木曜日)
    「コッカス菌急浮上」
    健食素材に使われている腸内細菌のなかで、生体に有益であることの学術的裏付けを伴う菌体では「コッカス菌アドバンス株」が有名。 十三年前に当時の株式会社アドバンス・開発研究所と東京警察病院、名古屋大学医学部、 日本獣医畜産大学、日本女子大学で組織された共同研究グループが、腸内細菌であるスト レプトコッカス菌の一種に、血清中のコレステロール値、中性脂肪値を低下させる働きをもつ ものを発見している。この発見は「第十六回日本動脈硬化学会」で発見された。発見内容に よると、腸内細菌が高脂血症と関係していることを確認。病態モデルの前臨床実験で、血清 コレステロール値とトリグリセライド値を低下させるストレプトコッカス菌を発見したことから、そ のなかの一株を選び動物実験をおこなったところ、高脂血症、動脈硬化に有効であることを 示唆する結果を得たという。

    ●第44回日本栄養・食糧学会総会 1990年5月8日
    「メチルチオアデノシン(MTA)の食品中の含量と口腔細菌叢への影響」
    MTAは古く鈴木梅太郎により酵母から分離され(1914)、その後の研究により生体内ではS-アデノシルメチオニン(SAM)より生成し種々の生理的、生化学的作用のあることが知られ ている。演者ら齲触起因菌や歯周症病原菌を選択的に抑制する物質が腸内乳酸菌菌体に 存在し、その一つがMTAであることを明らかにした。

    ●日刊工業新聞 昭和61年(1986年)7月16日 水曜日
    「胃の中に出来る発がん物質を中和、無毒化する腸内菌 アドバンス開発研が発見」
    アドバンス開発研究所(東京都中央区日本橋小舟町五-七、社長浦壁伸周氏)の医科学研究所(所長河合康雄氏)は、ジメチルニトロソアミンという発がん性物質を中和し、無毒化する 腸内細菌を発見した。それによると、この腸内細菌を熱水で処理してジメチルニトロソアミンの 入った溶液に添加、一時間後にジメチルニトロソアミンの量を測定したところ、80%以上なく なっていることが確認された。この研究成果は十月一日から、東京・永田町の東京社会文化 会館で行われる日本環境変異原学会で発表される。

    ●讀賣新聞 昭和61年(1986年)6月2日 月曜日
    「腸内細菌が発がん性物質無毒化 乳酸菌3種、実験で好成績 民間研究所突きとめる」
    強い発がん性物質として知られているジメチルニトロソアミンを無毒化してしまう腸内の細菌が、人間の腸内に存在することを、民間企業の「アドバンス開発研究所」(本社・東京)の岡崎 秀・主席研究員、河合康雄所長らが突き止めた。

    ●第12回日本過酸化脂質フリーラジカル学会 1988年10月11日
    「腸内細菌等の過酸化脂質減少作用」
    過酸化脂質は経口摂取されると消化粘膜を障害したり、一部は生体内に取り込まれ種々の毒性を示すと考えられている。一方、食品中には過酸化脂質を減じたりその生成を抑制する 成分のある事も知られている。近年、消化器官に生息する腸内細菌や発酵食品中の微生物 がヒトに様々な生理的・生化学的影響を与えている事が次々と明らかにされてきた。演者ら は試験管内実験において、これら微生物菌体がリノール過酸化物を減少する作用を見出し、 その作用特性と利用の可能性とについて調べ、若干の知見を得たので報告する。


2002/05/19
りんご毎日1個半〜2個で中性脂肪減少 つくばの研究所発表
 http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/851989/94_8bc68bZ8fp8ca48b868b408d5c89ca8ef78ca48b868f8a-0-1.html
     毎日新聞  2001.08.29 
 農業技術研究機構果樹研究所(茨城県つくば市)の研究によると、1日に1.5〜2個のリンゴを食べると、血液中の中性脂肪が平均21%も減少するという。
 その臨床データによれば、30〜57歳の男女計14人が、3週間、毎日、リンゴを食べた結果、血液中の中性脂肪の値は12人で低下した。平均値(mg/dl)で見ると、摂取前の100→87に減少。
 果糖を含むので中性脂肪が増えると思われがちだが、逆の結果は、 「1日1個のリンゴで医者いらず」の格言を裏付けることになったと伝えている。

 毎日新聞の記事には、上記のほかに、試験参加者の血液中のビタミンC量もリンゴを毎日食べる前に比べて平均34%増えた。更に腸内でビフィズス菌などの善玉菌が増え、便通が良くなるなどの効果もみられた。との記述があったことは、腸内細菌とリンゴとの相性が非常に良いという再認識を致しましたが、このことは「腸内革命の威力 月刊誌「ゆほぴか」'96/11月号」に掲載されていたことを思い出しました。

便が臭い人は、腸を整えるリンゴを食べれば臭いが消え、ガンの予防にも効果大・・・
   ・・・・・・・・腸内革命の威力 月刊誌「ゆほぴか」'96/11月号

 その他の、「ゆほぴか」'96/11月号の記事

  http://www.tanica.jp/ym800.htm
     ------- タニカ電気
ヨーグルトメーカー ヨーグルトを家庭で楽しむ為の「ヨーグルトメーカ」が有ったのですね。 タニカ電気が昭和46年から製造販売してたということです。 あまり知られていないようでしたので、ご紹介いたします。

 牛乳とプレーンヨーグルトから、この「ヨーグルトメーカ」を使って8時間後に1200ccのヨーグルトを家庭で作ることが出来る製品です。価格も\8500ですから、かなりお手ごろですね。

 これなら、私が毎日飲んでいる粉タイプの乳酸菌でも、このヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトに粉の乳酸菌を混ぜれば、粉に弱い方でも、小さな御子さんでも食べ易くなりますね。


2002/05/18
虫歯予防に乳酸菌が効く 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne251408.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 医療 > 健康 2002/05/14
『健康な人の口腔内から分離した乳酸菌「LS1」が、虫歯菌の働きを抑え、歯周病菌の増殖を妨げるとの研究結果を、東海大医学部の古賀泰裕教授がまとめた。』、という記事。


2002/05/12
腸内フローラ / 免疫高める善玉菌育てよう 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ikiiki/ik1c1601.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあいきいき健考人 2001/12/16
Look マーク!
『 しょっちゅう風邪をひく人もいれば、不思議なほど元気な人 もいる。 どこが違うのか?  それは生体防御作用の差によるもの。侵入してくる病原体を撃退し、 体内に発生する変異物質や老廃物を排除する免疫系の実力がモノをいう。体の免疫力が落ちると、おなかをこわした り、歯ぐきの腫(は)れ、口内炎、おでき、がんができたり ……。 いろいろある免疫系でも、日ごろの生活で強化することが 可能な「腸管免疫」の働きが注目されている。』、という記事。

 探せば出てくるものですね。記事はちょっと古いのですが、まさに私が実践している「おなか健康!」の解説が簡潔にまとめられています。いわゆる「腸管免疫」についての解説です。お勧めの記事です。

 皆さんもよくご存知の腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌にわけられる話です。 乳酸菌やビフィズス菌 などの善玉菌が多いと免疫力を高めたり、排便を良くし、口から入った病原体は悪さを発揮できずに排除さ れます。反対に“悪玉菌”が多いと有害物質を出したり、食中毒を 起こしたりするというものです。
 この様に腸内細菌の状態は、同じ種類の細菌同士 が群生しており、花畑に例えて「腸内フローラ(花畑)」とも呼ばれています。善玉菌が優勢の花畑であれば、健康が維持され、 悪玉菌がはびこると体調が悪くなるというもので、病人や体調が悪いときの便が悪臭を放つのは、いかに健康に無頓着な方といえども体験済だと思いますが、お心当たりは有りませんか?。
 この体の防御機構である腸内フローラは、個人差が大きく、加齢 や食事の内容、ストレス、薬(抗生物質)の服用などで絶えず変化しています。

 善玉菌の代表はヨーグルトですが、生菌整腸剤より10〜100倍も菌数が多いヨーグルトを食べても有用な菌がどれだけ胃液などの関門をパスし腸壁に生着するかが問題で、 一口に乳酸菌といっても百数十種もあり、市販されているヨーグルト毎に菌種・菌株も異なるので、しばらく続けて便通などが良くなったものを選ぶようにしたいものである。
 薬や抗生物質を服用したときは、善玉菌を減らしてまうことを念頭においておけば、例え風邪薬といえども、治らないからといって1週間も飲みつづけることは、逆効果であることは、容易に理解できるものだろう。

筆者コメントマーク 私は、1000億個の乳酸菌を毎日おなかに補給しつづけて10年以上となりますが、お蔭で風邪もめったにひきません。 たとえ引きそうになったときでも早めに市販の風邪薬を飲み、発病を抑えながら、同時に愛用の乳酸菌を普通よりも多めに補給することで、こじらせてダウンすることがなくなっているのは、この「腸管免疫」による免疫力の増強と加齢による腸内細菌の減少を抑えている効果であると自己分析しています。

 皆さんも、病気に掛かったら薬を飲むかお医者さんに行くという考え方から、病気に掛からないように善玉菌を多くして「腸管免疫」を高めることでの予防健康法に切り替えてみては如何でしょうか?

 又、善玉菌が多いと、血圧や血糖値を正常になるようにコントロールしてくれますから、免疫力増強のほかにも成人病の発病も抑えてくれますよ!

 これが、「おかな健康!不老の秘訣!?」の謂れです。


2002/04/20
     http://www.nikkansports.com/news2/health/23/he23_36.html
     日刊スポーツ 健康連載  「健康への初めの1歩メーン」 
 「腸年齢」とは、腸内細菌叢(そう)の構成が変化し、腐敗菌(悪玉菌)などが増えると腸年齢が高くなったと表現するもので、腸年齢が高くなると免疫力が落ち病原菌に感染しやすくなり、全身の老化も促進させる。

 この腸年齢について、理化学研究所 微生物系統保存施設室長 辨野義己氏が解説。

 一般的には、50歳を過ぎると腸年齢の老化が始まり善玉菌が減ってくる。でも腸内細菌の構成は日ごろの食生活やストレスといったライフスタイルが大きく影響しているので、10〜20代でも腸年齢が高いことはありえるという。

 「腸年齢」は、便のPH(ペーハー)度を測ることでも分かる。善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌は酸性なので便は弱酸性から中性を示し(PH6.5〜7.0)健康な腸内環境をあらわしている。
 ちなみに、20代の女性15人を対象に調査したところ、15人中8人が腸年齢の高いPH7.0以上のアルカリ性を示したそうだ。(最高値はPH8.3=一般的には60歳以上の値)。 この原因は、スナック菓子を多量に食べるとかの食生活にあり、年齢が若くても腸の老化が進行している。
 成人なら高脂肪食、野菜不足、運動不足、ストレス、飲酒・喫煙が腸年齢を高くする原因であり、ライフスタイルを見直すことで腸年齢は、コントロールできるということ。

乳酸菌に虫歯などの予防効果・東海大が発見 
     http://health.nikkei.co.jp/news/hea/heaCh.cfm?id=20020409eimi075909
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース >健康 日経産業新聞 2002/04/10
『東海大学医学部の古賀泰裕教授らは9日、歯周病や虫歯・口臭の予防に有効な乳酸菌を見つけたと発表した。湖池屋グループのフレンテ(東京・板橋、小池孝社長)が夏をめどにこの乳酸菌のタブレットを市販する。 』、という記事。

 口の中に生息する乳酸菌の一種である、ラクトバチルス・サリバリウスT12711(略称LS1)を含むタブレットを1日五回、菌数で計1億個を摂取する実験を57人を対象に行った結果、歯周病や虫歯・口臭の予防に有効というもの。

 東海大学医学部の古賀泰裕教授といえば、ピロリ菌を減らす作用のある乳酸菌(LG21)を着きとめた研究者。

 湖池屋のホームページ

 明治乳業シンポジウム「乳酸菌で胃をまもる」 の中の古賀泰裕教授の講演内容


2002/03/25
ダノン、腸管通過を正常化するヨーグルト発売 
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/176390
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/03/25
『食物の腸管通過の遅延を正常化する効果がヒトで確かめられたビフィズス菌「BE80菌」を使用したヨーグルト「ダノンビオ(BIO)」を3月25日に発売する。 』、という記事。

 カルピス味の素ダノン 社のホームページの「ダノンビオ」へ


2002/03/24
乳酸菌入り牛乳、幼児の風邪を予防  
     http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/frame-bun.cgi?NP_BNO=%37%31%30%37%35&NP_BHTML=%62%75%6e%2d%73%61%6d%70%6c%65&NP_KKEY=%c6%fd%bb%c0%b6%dd
     Nikkei BP BIzTech 医療・介護・バイオ 2001/06/06
『乳酸菌入り牛乳を飲んでいる子供は、普通の牛乳を飲んでいる子供よりも、風邪を引きにくいことを、フィンランドで行われた研究結果が、British Medical Journal(BMJ)誌2001年6月2日号に掲載された。』と、報じている。


2002/02/24
栄養素を生かす秘けつは腸次第  
     http://health.nikkei.co.jp/mini/i010903_01.cfm
     Nikkei Net いきいき健康 いきいき大事典 2001/09/03
1. 20〜40歳代は男女ともに脂肪をとりすぎている
    オリジナルサイトの画像へLinkしています。 クリックして拡大できます!
     肥満の原因の1つが食べ過ぎ。 「国民栄養調査」のエネルギー摂取の内訳をみてみると、確実に脂肪の摂取量が増えている。このことが、30〜40歳代の肥満の増加の原因となっていることは容易に推測できる。

2. 食物繊維で脂質や糖質の吸収を抑制する
   http://health.nikkei.co.jp/mini/i010903_02.cfm
     肥満を予防するには、過食を避けるのは当然だが、腸からの脂質や糖質の吸収を抑制することも大切。食べすぎに注意することは自分の意志で出来るが、腸からの吸収を抑制することは意志の力でできるものではないので、食物繊維の力を借りれば、それが出来るのです。
     特にこんにゃくに含まれるコンニャクマンナンや、りんごや柑橘(かんきつ)類に多く含まれるペクチンなどの水溶性食物繊維は、腸でのコレステロールの吸収を抑制する。
3. サプリメントや特定保健用食品を上手に食生活に取り入れる
   http://health.nikkei.co.jp/mini/i010903_03.cfm
    オリジナルサイトの画像にリンクしています。  水溶性食物繊維は野菜やきのこ類、海藻類、果物類に多く含まれているが、昼食や夕食を外食ですませてしまうことが多いビジネスマンにとっては、どうしても一番不足しがちな栄養素といえる。
    外食では、一品料理を食べる回数をなるべく減らし、定食類でバランスよく栄養をとるように心がけることが大切。また、食物繊維を多く含む海藻サラダや野菜の煮物などを1品足すようにする工夫が必要。

     それでも不足してしまう人は、サプリメントで補給すること。最近では、とりすぎた脂質や塩分を排せつする働きを備えた機能性飲料や、コレステロールが高めの人や血糖値が気になる人のための特定保健用食品(トクホ)があるから、こうしたものを上手に利用することも必要になってくるのでは。

     食物繊維やオリゴ糖などは、腸内にすむビフィズス菌などの善玉菌を増やして、腸の機能を整える作用がある。腸の働きは、体全体の健康のバロメーターですから、腸の調子を整える為にも健康食品を上手に取り入れてみることも必要では。

≪関連記事≫
腸内環境を整えて食中毒予防を 
  http://health.nikkei.co.jp/mini/i010813_01.cfm
    オリジナルサイトの画像にリンクしています。
      1. 健康維持には欠かせない腸内細菌
        http://health.nikkei.co.jp/mini/i010813_01.cfm
      2. 腸内環境を整えてバリアを張る
        http://health.nikkei.co.jp/mini/i010813_02.cfm
      3. 殺菌作用のある食品で病原菌を排除
        http://health.nikkei.co.jp/mini/i010813_03.cfm
      4. ココアにも食中毒を防ぐ働きが!
        http://health.nikkei.co.jp/mini/i010813_04.cfm

   http://www.asahi.com/life/health/kenko/020219a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/02/19 
オリジナルサイトの画像へリンクしております。クリックして拡大できます!
 『 10年前に発足した特定保健用食品の認知度を調べたところ、「何となく体によさそう」・・・という程度で、普通の食品にはない特定の保健効果が認められていることは5%の人しか知らないという実態が浮び上がった。原因には表示のわかりにくさもありそうだ。 』という記事。



2002/02/18
     http://www.comovita.co.jp/closeup_201/conte201e.html
     日清サイエンス(株)・「Comovita Club」
悪玉菌を増やす食事とストレス
    オリジナルサイトの画像にリンクしております。クリックすれば拡大できます!
     悪玉菌を増やすのは、肉食中心の食事とストレスです。

     私たちの腸には、100種類100兆個もの細菌が棲んでおり、その働きによって善玉菌と悪玉菌に分けらる。悪玉菌の正体は大腸菌、ウェルシュ菌、バクテロイデスという細菌で、加齢と共にじわじわと増え、60歳を過ぎると善玉菌が急激に減少し、悪玉菌がはびこる要因も加わることになります。
     ストレスでも悪玉菌が増える例として、「旅行先で便秘になった」「緊張したらお腹がゴロゴロした」という経験のある人は多いのでは?。 悪玉菌を増やさないためには、肉食を控えたバランスのよい食事を摂ることと、過度のストレスがかからないよう注意することが大切!。


腸内環境は便の状態でわかる
    オリジナルサイトの画像へリンクしております。お腹の中で悪玉菌の暗躍を知らせてくれるものは、毎日の「便」の色と匂いです。善玉菌が優勢で、きれいな腸から出てきた便は、黄褐色でバナナ状をしてる。悪玉菌が優勢な腸から出てきた便は、黒や茶色っぽい色をしている。また、便に悪臭があるなら、悪玉菌が優勢な証拠。
     悪臭の原因は、悪玉菌が動物性タンパクの分解物。悪玉菌が多い状態が長年続くと、老化やガンなどの原因になるといわれている。
ビートオリゴ糖と歯周病の関係は?
    オリジナルサイトの画像へリンクしております。「歯周病」は、歯の表面につく プラーク(歯垢)に住み着くいろいろな種類の細菌が歯と歯ぐきの境目に付いて細菌感染を起こし、歯のまわりが炎症や化膿を起してしまう病気。歯周病の進行は非常にゆるやかで、発症してから最終段階になるまでには数年から数十年掛かる。30歳を過ぎると、歯周病にかかる人が急増。 40歳以上で歯を失う原因の5割以上は、歯周病。 歯周病にならないためには、まず正しく歯を磨いて口の中を清潔に保つことと、免疫力が弱ったときに発症しやすいので、体の抵抗力をつけておくことも必要。

    善玉菌を増やすオリゴ糖の一つ「ラフィノース」に、歯周病を予防する効果があることが最近の研究でわかってきた。ラフィノースには、腸内の善玉菌を増やすので免疫力を高める効果がある。ラフィノースは砂糖の原料であるビート(甜菜)からできるオリゴ糖の一種。 善玉菌であるビフィズス菌のエサになってビフィズス菌を増殖させるため、毎日摂ると腸内環境を整えることが期待できる。
     歯周病研究の第一人者である日本歯科大学の鴨井久一教授が行った研究によると、ラフィノースが人の免疫を強化し、歯周病の予防に効果的であることがわかってきた。

    ≪研究の内容≫:

      健康な男女10人に1回3g、1日3回のラフィノースを摂ってもらい、リンパ球の状態を調べた結果、免疫力に大きく関与している「T細胞」のリンパ球が著しく増加することがわかった。T細胞は白血球の一つで、体内に入った細菌などを記憶する細胞。 T細胞が増殖するということは免疫機能が高まることにつながり、細菌感染によって起こる歯周病の予防にも有効ということ。


2002/01/06
   http://www.asahi.com/life/health/kenko/1211a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2001/12/11 
 『「おならが臭いのは、腸内の健康状態が悪くなっている証拠!」 こう話すのは理化学研究所の辨野義己・微生物系統保存施設室長だ。食生活が乱れがちな忘年会シーズン。胃腸に負担がかかると、体内から出るおならも変化が起こりやすくなる。たかがおならと侮らず、においや回数など体調のシグナルを読みとって、年末年始を快適に乗り切ろう。』という記事。

 理化学研究所(埼玉県)の辨野義己・微生物系統保存施設室長によれば、肉食が中心で太り気味だったがこの夏から減量に挑み、野菜中心の食事に変えた。両足に1キロずつ重りをつけて、毎朝5時から1時間、犬の散歩に出かけ運動量を増やした。
 体重は6キロ減。さらに腸内細菌の状態も改善した。便の中のウエルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌は、1gあたり1億個に達していたのが100個以下に減少し、体臭や便、おならも臭くなくなったという。

▼NASAが研究

 おならは、口から入る空気や、腸内で発生するガスによるが、腸内細菌によって食物を分解されるときにガスが発生し、一部は呼気として、残りおならとして外へ出る。
 成分は窒素ガスや水素ガス、メタンガス、二酸化炭素など9割が無臭性だが、腸内の悪玉菌が優勢になると、有害物質を作り出すために臭くなる。
 悪玉菌により発生する、アンモニアや硫化水素、インドール、スカトールといった臭気ガスがにおいの原因となる。

 こうした成分分析は米航空宇宙局(NASA)の研究がけん引役となった。宇宙船内で、腸内や呼気のガスがどう影響するのか、腸内細菌との関係などを調べた。
 成人の1日の放屁量は400〜1200ミリリットル。我慢すると腸にたまる。腸壁から 吸収されて呼気や皮膚から排出されたり、肝臓、腎臓などで処理されたりして外に出る。 毒素を含んだガスは腸管を傷つけ、肝臓機能や免疫力の低下につながるとも考えられている。 心身のストレスも腸のぜん動運動を弱めるので、おならの悪臭がひどければ、大腸がんなどの原因になるといわれる悪玉菌が増殖していると疑った方がいい。

▼腹痛の原因にも

 日本医科大学(東京)の小林正文教授(消化器内科)は「おならが出ないことの方がよくない」と指摘する。
 腹痛を訴える患者のうち、多くは腸にガスがたまっていることが原因という。内視鏡でも問題が見つからず、レントゲンを撮ってガス像が出てやっと判る。

▼音は「快腸」の印

 おならが体調の変化を映すなら、いいおならを出すには、食物繊維をしっかりとり、腸内の環境を整えることが大事。
 食物繊維はコレステロールを体外に出すほか、悪玉菌の活動を抑え、有害物質を吸着して便として出してくれる腸内の掃除役だ。厚生労働省は、成人で1日20〜25gの摂取を掲げているが、実際は平均15gにとどまっているという。
 便秘の解消にはイモ類や豆類、穀類を意識してとるとよい。ヨーグルトなどで善玉菌を増やし、腹筋をきたえる適度な運動も効果的だ。「音がするおならが出るくらいの方が『快腸』の印。


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「こんなに有るよ腸内細菌情報」バックナンバー 
バックナンバーNo.2(2001.01.〜 2001.12)
バックナンバーNo.1( 〜 2000.12)


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