「おなか健康!不老の秘訣!?」
 こんなに有るよ!【腸内細菌関係の情報】Back No.2


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 オーナーが「おなか健康」を実践する切っ掛けとなり、20年以上も愛用している乳酸菌「ニブロン」は、左記の所で購入できます。
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2001/12/16
歯磨きのあとに乳酸菌! 乳酸菌が歯周病、口臭防ぐ  
     http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/0201back/toku2.html
     日経Health 2002/1月号
日経ヘルスの画像を表示しています。クリックして拡大できます。  下痢や便秘など腸の不調を改善する、おなじみの整腸剤に含まれる乳酸菌は腸内に住みつく菌だが歯周病や虫歯の予防にも役立つことがわかってきた。
歯周ポケットに届くようによく歯磨きをしてから、乳酸菌入り整腸剤を口の中で転がす方法で、早ければ3日ほどで歯周病に伴う症状が改善され始め、さらに口臭解消や虫歯の予防効果も期待できると、名古屋の開業医・今井龍弥医師が提唱する。

 又、大阪薬科大学の松村瑛子助教授は、「整腸剤に含まれる3種類の乳酸菌が、歯周病菌を減らす作用の強さに驚いた」という。
 歯周病の主な原因は、歯垢にすみつく歯周病菌。中でも、歯垢の奥にいる歯周病菌(ジンジバリス菌)が特に問題だ。従来の歯周病予防策は歯磨きと歯石取りくらいだったが、乳酸菌がこの菌を殺し、さらにこの菌が出す酵素の働きも抑えるが確認された。メカニズムの詳細は、わかっていないが、これらの乳酸菌が虫歯も防ぐらしいことがわかってきた。

 東海大学医学部の古賀泰裕教授の実験 では、虫歯菌を減らすまではいかなかったが、「虫歯菌が歯につくために必要な、のりのような物質の生成を抑えた」という。

 以外と凄い効果を現す乳酸菌。でも考え方によっては、口も腸も一続きの消化器官だから歯周病菌を防ぐのはもっともな事なのかもしれません。ポイントは、先ずは「しっかりは磨きする事」です。

 日経ヘルスの記事に依るお薦めの乳酸菌整腸剤小林製薬・「ガスピタン」、ビオフェルミン製薬・「新ビオフェルミンS錠」、アサヒビール薬品・「新ラクトーンA」、わかもと製薬・「わかもと整腸薬」


▼はにわきみこの『まるっきり突撃メール』 /日経ヘルス
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm09/160039

【1】日経ヘルス特集記事体験記
 3日目から実感、出血止まり、口の中がサラサラに/編集部が実験 2週間で虫歯菌が激減

 乳酸菌は腸内の善玉菌代名詞。下痢や便秘を改善する働きはよく知られていまるが、その乳酸菌が歯周病菌を抑えることを身をもって体験したレポート。

 「歯磨き後に乳酸菌整腸剤を口の中で転がす」という方法をトライ。1日2回歯磨き後に乳酸菌整腸剤を口の中で転がし続けた結果は、初めてやったときの感想は「口の中のねばりが取れてスッキリする」こと。ときどきあった歯ぐきからの出血も、3日目にはなくなった。また、歯ぐきを押すと少しプヨプヨした感触があったのに、徐々に引き締まってきて、10日もすると心なしか色もきれいになった。
 歯磨きの回数が増えたせいもあると思うが、歯磨きだけの時より口の中が清々しく感じられるのは確かとか。
 2週間後の検査では歯垢の量が減っていた。虫歯菌が多かった人は菌数が減り、口臭が強かった人も弱くなった。 。

【3】はにわの(日経ヘルス読後記2)---- 特集:乳酸菌が歯周病・口臭防ぐ
 え? 整腸剤を口の中でころがす? 乳酸菌の意外な効果!

 ■≪たったこれだけ 歯周病菌撃退プログラム≫

1)歯周ポケットの中まできれいに歯磨き
2)乳酸菌整腸剤を口の中で転がす
・舌先を使って、すべての歯周ポケットに錠剤が当たるように転がす。
・溶けきるまで数分間、飲み込まずに続ける。
・朝食、昼食、夕食後、1日3回これを繰り返す。
・最低1〜2週間は続けてみる。

2001/11/25
H.ピロリ菌が慢性頭痛にも関連か、頭痛患者で高い感染率  
     http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm22/155402
     MedWaveトピックス 2001/11/18
 片頭痛や緊張型頭痛がある人の方が、頭痛がない健常者よりも、ヘリコバクター・ピロリ(H. ピロリ)菌への感染率が高いことを、11月17日の頭痛学会の一般演題で、鳥取大学脳神経内科の井尻珠美氏らが発表した。
 H. ピロリ菌は胃潰瘍や胃癌を誘発するとされるほか、動脈硬化性疾患との関連も示唆されているが、頭痛との関連がわが国で示唆されたのは初めて。
胃ガンにも関与していたピロリ菌 / 除菌すれば発ガンリスク下がる 
     http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen2.html
     日経Health 12月号
 胃の粘膜にすみつき、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の一因となるヘリコバクター・ピロリ菌。このピロリ菌、どうやら胃ガンの発症にも深い関係があると、呉共済病院消化器科の上村直実医長が、世界的に権威のある医学雑誌『New England Journal of Medicine』の2001年9月号に発表した。

 上村医長の研究は、慢性胃炎や胃潰瘍などと診断された患者1526人が、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べた。感染者が1246人、非感染者が280人を1〜10年半にわたって追跡した結果、ピロリ菌感染者の36人(2・9%)から胃ガンが発生した。一方、感染していない人からの発生はゼロだった。

 さらに、ピロリ菌を抱えていた人でも、抗生剤などを使って除菌に成功すれば胃ガンの発生が抑えられることがわかった。除菌治療を受けた253人と、除菌しなかった993人を比較したところ、36人の胃ガン発症者はすべて除菌しなかった人。除菌した人からは1件も胃ガンが発生していない。

 では、なぜピロリ菌が胃ガンを引き起こすのかは、まだ不明。最近の研究では、ピロリ菌と、食事から摂取する塩分が協調して、胃ガを発生させるらしいことがわかっている。


2001/11/19
   http://www.asahi.com/life/health/kenko/1113a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療  2001/11/13 
 『おなかの調子を整える効果があるヨーグルト。最近は、胃の中のピロリ菌を抑えたり、免疫力をアップさせたりすることをねらった新商品の発売も相次ぎ、人気を集めています。』と、いう記事。

 おなかがゴロゴロ、ガスもたまり易く、体調を崩すと下痢がちになる。ここ数年、その傾向が強くなってきたという東京大農学部助教授伊藤喜久治さん(54)は、半年前から毎日、ヨーグルトを食べ始めた。 もともと、腸内細菌の研究が専門の伊藤さんは、「ヨーグルトには腸内を掃除する力、整腸作用があり、自分の体で実感した」という。

 ヒトの腸内には100種以上、100兆個もの細菌がいるのは、最近良く耳にすることで、皆さんも良くご存知の事ですね。
 この腸内細菌は、人間に悪さをする「悪玉菌」や逆の作用をする「善玉菌」に分けられる。悪玉菌の代表・大腸菌は急に増えると下痢になりやすく、ウェルシュ菌は脂肪などを腐敗物質に変え、がんなどを引き起こすと考えられており、このような研究の結果、各種の善玉菌食品が発売されてきている、その背景を解説している。

○善玉菌のおかげ

     悪玉菌は、ストレスのある生活や、加齢により、増えてくる。肉など脂肪分の多い食事をしても増えやすい。
     ビフィズス菌、乳酸菌などの「善玉菌」を多く含むヨーグルトを食べたり、乳酸菌飲料を飲むことで、悪玉菌は抑えられる。
     伊藤さんの助言によれば、「腸は川と同じで、流れが止まると、水は腐ってくる。腸も善玉菌を補給するだけでなく、徒歩や水泳など運動で適度に刺激すること」だという。
     歩くように気をつけているという伊藤さんは、ヨーグルトを食べ始める前と、2週間食べ続けた後の腸内細菌の変化を自分の便で比較してみた結果、ビフィズス菌が一気に増え、ウェルシュ菌が半分以下に減っていた。
     昭和女子大教授飯野久和さん(微生物学)曰く、「乳酸菌には、免疫力を高めたり、その結果、がんの危険性を減らす効果も期待できる。」という。
○がんの予防にも
     腸内には、口や鼻から入った病原菌が入ってくるので、「腸管免疫システム」が働く。言い換えると腸内に菌が入ってくると、ヒトの体は善玉菌や悪玉菌の区別無く、外的から身を守る防御機能としての免疫力を増強させようとする。腸内に入ってくる菌が善玉菌であれば、善玉菌そのものが腸内で有効に作用するが加わる結果、善玉菌が多くなると、免疫系が大いに刺激され、病原菌の侵入をブロックしたり、血中の免疫細胞を更に活性化する。
     その結果、免疫力が高まり、がんの予防につながるとの期待もある。その可能性を示す動物実験や疫学調査のデータも国内外で複数報告されている。

     東京大農学部でも、ラット計20匹に発がん物質を与え、10匹にヨーグルトを混ぜた餌を、残りの10匹には普通の餌を与え、大腸に出来る腫瘍を2週間後に比較した結果、「餌だけのグループ」は平均15.1個できていたのに、「ヨーグルトを混ぜた餌グループ」は8.2個しかできていなかった。

○ピロリ菌を抑制
     明治乳業やネスレ・スノーは、胃潰瘍(いかいよう)や胃がんとの関連が指摘されるピロリ菌を抑える効果が強い乳酸菌を見つけ、商品化している。

      → 当サイトの「健康食品の紹介」や、このページの以前のレポートでも紹介。

     東海大学医学部などの研究では、30人が特定の乳酸菌入りのヨーグルトを8週間食べた結果、ピロリ菌が減り、胃の粘膜の炎症が改善していることを確認した。
     骨のもととなる成分や、免疫を高める効果が期待される特殊なたんぱく質入りの商品も、雪印乳業や森永乳業から発売された。
     ヨーグルトメーカーなど47社でつくる「全国はっ酵乳乳酸菌飲料協会」によれば、腸に届いた乳酸菌は72時間後には半減するので、効果を期待するには長期間食べ続けることが大切であり、 整腸効果などを実感するには、3日に1回以上、100g以上食べ続けることという。
◇「食卓の顔」へ急成長
     ヨーグルトの起源は紀元前5〜6世紀から、というのが有力説で、遊牧民が飲み残した乳が偶然、発酵してできたのが始まりだ。
     世界に広まったのは、20世紀初頭にノーベル医学生理学賞を受けたロシアの免疫学者、メチニコフ博士が、ブルガリア人に100歳を超える人が多いことに着目し「ヨーグルト不老長寿説」を発表したことがきっかけ。
     国内で普及したのは、第2次世界大戦後。近年では、健康志向の高まりから、生産量、消費量は飛躍的に伸びている。



■健康はお金で買えます!

筆者コメントマーク  以上の記事を読んで感じた事は、身近に善玉菌の効果を認めている研究者ですら、乳酸菌を日々の「健康」の為に利用していなかったことには、驚かされます。私なんか10年も前から1000億個の乳酸菌を食べ続けており、便秘解消、疲労防止、風邪引き予防、肝機能改善、二日酔い防止の効果を実感しているのです。
 でも、乳酸菌の健康への各種の効果が、いろいろと裏付けられてきている事は、このページを開設した甲斐があったというものです。10年来ほぼ毎日1000億個の乳酸菌を取り続けてきたのも決して無駄ではなかった事を、健康と老化防止(肌の艶、外見的な老け方、白髪)の面から実感しています。

 私の10年来の経験から申し上げるならば、老化防止は腸内から。 そして健康である時に1日でも早く実践し、死ぬまで続ける事です。早ければ早い程、老年時の医療費の出費を軽減できる筈です。
 「健康」は、自分の健康への意識と積極的な食事の見直し(生活習慣を含む)と取り組み(健康食品の利用)により手に入れる事が出来ます。だから敢えて「健康は、お金で買えます!」と私は云いたい。

 でも、病気が発病してからでは、「お金では健康は買い戻せない」ところが、一番大切なポイントです。

    → 「とし坊」からのメッセージ


   ----Heaithクリック 
 腸内細菌について、やさしく解説した頁です。

 ヨーグルトを食べる事により、腸内環境を善玉菌優勢にして健康を維持する働きはありますが、ヨーグルトだけを 食べても病気を治すだけの効果はありませんので、その辺は理解してくださいね。 病気を治す自然治癒力を上げる為には、もっともっと善玉菌を優勢にすることが必要です。


   http://web.kyoto-inet.or.jp/people/wyoshida/online_book_1.html
   ----吉田薬局 e-books
 下記の目次を見ただけで、健康情報を探しているものにとっては、よだれが出そうな内容です。
このサイトでも、腸内細菌の重要性を解説しております。「乳酸菌」を「善玉菌」に読み替えて下さい。

   http://www.esampo.com/
   ----e Sampo 乳酸菌フォーラム Report 
  残念ながら、記事が消えてしまっています!!

乳酸菌の持つ可能性

    昭和女子大学教授 農学博士 / 飯野久和

     人間には、本来備え持っている免疫力(生体防御力)があり、その免疫力が低下すると、おなかをこわしたり、風邪・インフルエンザ、頭痛、口内炎、歯茎が腫れる、などガンに至るまで、様々なダメージを引き起こす一因となる。
     この免疫力と、腸の健康が密接に関係している。左の“うんちシート”で簡単な健康チェック。腸の中の悪玉菌が優勢になればなるほど、便の色が濃くなったり悪臭が強くなったりするので、毎日の健康のバロメーターとして観察すれば、病気の早期発見の手がかりにもなる。
     腸の健康力をアップさせるためには、悪玉菌をコントロールして善玉菌を増やすこと、それが免疫力をアップさせることにもつながる。


ヨーロッパ プロバイオティっクス事情
    ネスレ中央研究所(スイス) / フォン・デル・ヴァイド博士
    ネスレ日本潟jュートリション事業部 農学博士 / 福島洋一

     ヨーロッパでは、医者は抗生物質を処方する時に「(抗生物質は悪い菌だけでなく良い菌も殺してしまうので)腸の良い菌を回復するために(プロバイオティクスの)ヨーグルトを食べなさい」とアドバイスするいう。(ヴァイド博士)


毎日の食生活から健康を考える
    昭和女子大学教授 農学博士 / 飯野久和
    ネスレ中央研究所(スイス) / フォン・デル・ヴァイド博士
    俳優  / 渡辺徹   タレント  / 服部真湖

     “健康でいるためには免疫力を維持すること、それには毎日の食事が重要”であり、特にヨーグルトはサプリメント等と違い“おいしく楽しく食べて、知らず知らずのうちに健康になる”ということで、これから期待したい食品である。

     ヨーグルトを選ぶポイントは、「乳酸菌によってそれぞれ効果に違いがあるので、生きて腸に届くか、届いたらどんな効果があるのか、ということが大切」と飯野博士。
      渡辺さんは「家族に対する“愛”という面から考えると(病気になる前の)予防が大切。だから体のために良いものを食べようと思うとのこと。

     ヴァイド博士からは、「みなさん、ストレスが沢山あるようにお見受けします。なるべく時間をとるようにして、親しい人と楽しく食事をすること…そういうことによって健康によい影響力があると思います。」とのメッセージ。



2001.10.21
森乳、ラクトフェリン配合ヨーグルトで“シンバイオティクス”効果打ち出す 
   http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/148905
   ----Nikkei BP BIzTech 医療・介護・バイオ  ’2001/10/17 
『森永乳業は、ウシ・ラクトフェリン配合ヨーグルト 「森永ラクトフェリンヨーグルト」の新発売で、“シンバイオティクス”を前面に掲げる。』と、報じている。

森永乳業 ラクトフェリンのページ

ラクトフェリン学術情報

  • ラクトフェリンとは
      ラクトフェリンは、母乳中のたくぱく質の約10%から30%を占め、特に赤ちゃんが生まれて最初に哺乳する初乳に多く含まれており、抵抗力の弱い赤ちゃんを病原菌やウイルス等の感染から守る重要な成分として考えられている。
  • ラクトフェリンの生態防御機能
       ラクトフェリシンは病原性大腸菌O-157、MRSA、ピロリ菌などの病原菌に対して強い抗菌作用を示すことがin vitroの研究で明らかになっている。病原菌や寄生虫に感染した動物にラクトフェリンを食べさせた実験では、菌数減少や生存率が高くなる効果ある。最近の研究では、ラクトフェリンの発ガン予防効果を示した動物実験の結果も報告されており、ラットに発ガン物質を与えると約6割のラットに大腸ガンが発生しましたが、ラクトフェリンを混ぜた飼料を与えると大腸ガンの発生率が半分以下に減少したと報告されています。
  • ラクトフェリン分解物由来のペプチド「ラクトフェリシン」
      「ラクトフェリンの様々な生理作用」
      1. 抗微生物活性
      2. ビフィズス菌増殖作用
      3. 免疫調節作用
      4. 抗酸化活性
      5. 鉄吸収調節作用
      6. 細胞増殖調節作用
  • 参考文献
   http://members.tripod.co.jp/room1/storyback.html
   http://members.tripod.co.jp/room1/story.html
   ----カラダにおいしい研究所 おいしい、みみよりなはなし  
 『ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、特に人間の大腸で働くそうです。腸の中でよい働きをする善玉菌の働きを助け、悪い働きをする悪玉菌の働きを抑える。さらに腸の働きを活発にしたり、有害物質を体外に排出したり、免疫力を高めたり、コレステロールと血圧を下げたり・・聞いてると、いい働きばっかりじゃないですか!・・・・』という、書出しで始まっています。

▼生活グッドモーニング、見ましたか?
▼基本的に乳酸菌はすごい。
▼LG21を毎日食べちゃおうっかな!
▼プロバイオティクスって? 最近知った、健康の新しい考え方!

    プロバイオティクス(probiotics)は抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で、生物間の共生関係(probiosis)を意味する生態学的用語を起源としていて、「宿主(人など)に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義される。

≪関連ページ≫

   http://www.wakamoto-pharm.co.jp/topics4.html
   ----わかもと製薬トピックス  2000/11/29

2001.10.07
     http://www.yakult.co.jp/probiotics/report/report010416/index.html
     ------ヤクルト・「「プロバイオティクス研究最前線」
 いわゆるヤクルト菌が、ろいろと免疫改善作用を発揮するという、動物実験の結果を発表しております。内容は、正確を帰す為に、そのまま転載いたしました。

 私が10年来愛用している「ニブロン」 (エテロコッカス生菌 TH69菌)と比較して比較して欲しいものです。きっとヤクルト菌より、優れていると体感しています。 効果を示すデータは有っても、表示してはいけないと薬事法にうたわれているのですが・・・、この辺どのように考えれ良いのでしょうか・・・・。

1. はじめに
・今世紀初頭、メチニコフは、ヒトの下部腸管には自家中毒の原因となる蛋白質分解性の有害菌が存在するが、糖分解性の乳酸菌を発酵乳の形で飲用することにより予防できるという「不老長寿説」を提唱した。
・同時代にパスツール研究所附属病院・小児科医・ティシェは、母乳栄養児からビフィズス菌を発見し、小児の治療に用いている。
・このような乳酸菌やビフィズス菌を代表とするヒトの有用菌を、現在では「プロバイオティクス」と呼ぶようになった。
・最近の学説は、「プロバイオティクス」を腸内細菌叢のバランス改善に基づいて生体の健康維持に有益な作用を発揮する生きた細菌群、と定義している。

・有益な作用とは、

  1. 下痢や便秘などの腸症候の改善、
  2. 特定の細菌の腸内異常増殖やこれに伴う毒性代謝産物産生の抑制、
  3. 癌や感染症等の疾病に対する宿主抵抗性の増強、
 本稿ではL.caseiおよびB.breveのプロバイオティクス作用のうち特に免疫調節作用が関与すると考えられる近年の基礎研究の結果を要約するとともに、その作用機序を考察する。

2. 乳酸桿菌(L. caseiシロタ株)の免疫調節作用

    2-1. 発癌予防効果
    ・表在性膀胱癌の経尿道的切除術後の再発に対するシロタ株生菌製剤の予防効果が臨床試験において明らかにされている。
    ・強力な膀胱発癌作用を有するN-butyl-N(4-hydroxy)nitrosamine (BBN)を用いたラット膀胱化学発癌実験系を用いて、シロタ株の経口投与による発癌抑制効果が確認された。
    ・BBN短期処理ラットから得られた膀胱上皮細胞のコンカナバリンAによる凝集反応がシロタ株投与群では対照群に比べて有意に抑制されたことから、シロタ株は膀胱上皮細胞の前癌状態への変化を抑制するものと考えられている。
    ・コールタールから抽出される強力な発がん剤である3-methylcholanthrene (MCA)をマウス皮内に接種するとほぼ100%のマウスの接種部位に悪性肉腫が発生する。 
    ・シロタ株の長期経口投与によりMCA発癌率が水投与対照群に比べて顕著に低下することが明らかにされた(図1)9)。
    ・MCA接種後の細胞性免疫異常も、シロタ株投与により有意に改善された。(図2)
    ・これらの結果は、プロバイオティクスが発癌過程の細胞性免疫異常の改善作用を介して発癌予防効果を発揮する可能性を示唆している。

    2-2. 自己免疫疾患発症予防効果
    ・NOD(non-obese diabetic)マウスは、自発性の臓器特異的自己免疫疾患モデル動物である。 4〜5週齡で膵島炎を発症し、15週齡以降に糖尿病が明かとなる。
    ・NODマウスをシロタ株添加飼料(0.05%)で飼育することにより、糖尿病の発症が顕著に抑えられることが明らかにされた(図3)。
    ・組織学的検索から、糖尿病発症時の対照群ではランゲルハンス島の萎縮やインスリン陽性β細胞の減少が明らかにされたが、このような病態もシロタ株投与群では有意に改善されていた。
    ・自己免疫エフェクター細胞と考えられている脾臓中のCD8抗原陽性Tリンパ球細胞の比率もシロタ株投与群では対照群に比べて有意に低かったことから、NODマウスにおける細胞性免疫異常がシロタ株投与により改善されたものと考えられる。
    ・慢性関節リュウマチは全身性の自己免疫疾患であり、U型コラーゲン誘導マウス関節炎はこの疾患の実験モデルである。
    ・コラーゲン接種後のマウスにシロタ株を連日経口投与(50〜400 mg/kg)することにより四肢関節の腫脹で判定される関節炎症状が顕著に軽減された(図4)。
    ・関節炎の進行とともに上昇する血中抗コラーゲン抗体価もシロタ株投与により有意に低下した。(図5)
    ・シロタ株はこれらの疾患の発症過程における免疫異常を改善することにより疾病発症率を低下させるものと考えられる。

3. ビフィズス菌(B. breve) YIT4064株の免疫調節作用
    ・週1回、50日間にわたりコレラ毒素(CT)で経口免疫したマウスの便中にCT特異的IgAが検出される。 この実験でマウスをビフィズス菌混餌飼料(0.05%)で飼育すると、抗コレラ毒素IgA価は対照群に比べて顕著に上昇した(図6)12)。
    ・ロタウイルスは乳幼児における下痢の主要な病原微生物であり、ロタウイルス下痢症に対する最も有効な防御因子は抗ロタウイルスIgAであるとされている。
    ・あらかじめロタウイルスで免疫された母ウサギから生まれた仔ウサギは、授乳中の特異的IgAによりロタウイルスに対する感染抵抗性を獲得する。
    ・ビフィズス菌混餌飼料(0.05%)で飼育し、かつロタウイルスで免疫された母ウサギから生まれた仔ウサギの感染抵抗性は、免疫対照群に比べて有意に強められることがわかった(図7)。
    ・仔ウサギの血清中や糞便中の抗ロタウイルスIgA値は仔ウサギの感染抵抗性を反映するようにビフィズス菌投与群で上昇していた。(図8)
    ・以上の結果から、ビフィズス菌(B. breve) YIT4064株はアジュバント的な抗体産生増強作用を発揮することが示唆された。
4. プロバイオティクスの免疫調節作用の作用機作
    ・免疫反応は、細胞性免疫と体液性免疫に大別される。
    ・近年、ヘルパーTリンパ球細胞(Th)の分化が免疫反応の方向付けに大きく影響していることが明らかにされている。
    ・すなわち、未熟な段階のTh0細胞集団がTh1あるいはTh2型の成熟型に分化するとともに、それぞれ独立に特異的なサイトカインを産生して免疫反応を細胞性あるいは体液性の反応へ導く、ということが分かってきた(図9)。
    ・上述した自己免疫疾患では、自己抗原に対する体液性あるいは細胞性 の一方に偏った過剰な免疫反応が進行する。たとえば、I型糖尿病では自己のランゲルハンス島細胞に対する細胞性免疫が亢進してこれを攻撃、破壊してしまう。一方で、コラーゲン誘導関節炎では抗コラーゲン抗体を産生する体液性免疫が過剰に進んでしまう。
    ・現在のところ、さまざまな疾患に対するプロバイオティクスの予防効果の作用機序は明らかではない。
    ・免疫反応においてはヘルパーT細胞に抗原を提示する細胞が存在し、マクロファージ(Mφ)や樹状細胞が主にこの役目を果たしている。これらの細胞はリンパ球細胞への抗原提示機能を発揮するとともに、IL−10やIL-12といったサイトカインを放出することによりヘルパーT細胞の分化に大きく影響を与えている(図9)。
    ・生体免疫機構によるプロバイオティクスの認識は、Mφのような食細胞による菌の貪食作用から始まる。これまでに、プロバイオティクス乳酸菌を貪食したMφのサイトカイン分泌が亢進することが知られている。
    ・我々は、上記のような疾患において異常となった宿主の免疫機構は、このようなプロバイオティクスによるMφの刺激作用を介して正常化するのではないかと考えている。
    ・同じプロバイオティクスであっても乳酸桿菌とビフィズス菌の免疫調節作用は異なる特徴を有する。
    ・多種の乳酸桿菌やビフィズス菌の中でも限られた菌種菌株のみが疾病予防作用を発揮し得ることも分かってきた。
    ・上記の研究結果の多くについて、生菌のみならず加熱死菌体も疾病予防効果を有することも報告されている。
    ・これらの結果は、プロバイオティクスの免疫調節作用においては、活性を有する菌に特異的な菌体構造、特に加熱変性を受けにくい細胞壁構造による免疫刺激作用が重要であることを示唆している。
    ・今後、プロバイオティクスが免疫調節作用を発揮するための活性本体の構造や、それに対する免疫認識機構の解明が重要と考えられる。

2002.03.24
乳酸菌入り牛乳、幼児の風邪を予防 
     http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/frame-biz.cgi?ID=132120&FORM=biztechnews
     Nikkei BP BIzTech 医療・介護・バイオ 2001/06/06
『乳酸菌入り牛乳を飲んでいる子供は、普通の牛乳を飲んでいる子供よりも、風邪を引きにくいことを、フィンランドで行われた研究結果が、British Medical Journal(BMJ)誌2001年6月2日号に掲載された。』と、報じている。

2001.09.06
乳酸菌入りミルクを飲むと子どもが丈夫に育つ 
     http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/139043
     ------日経ヘルス・News」・日経ヘルスウィークリー
≪日経ヘルスウィークリー≫より〜

  乳酸菌入りミルクを飲んで育った子供は、飲ませなかった子供より健康だった、とフィンランドの研究者が報告した。  このミルクは、「プロバイオティック・ミルク」という名前。病原菌に感染したとき、免疫システムを反応させる働きを持つ乳酸菌だ。
 研究者たちは、ヘルシンキの保育園に通う子供たちを、乳酸菌入りミルクを飲ませるグループと、普通のミルクのグループに分けて観察した。

    (1)乳酸菌のグル−プは、欠席率が10〜20%少なかった
    (2)冬の期間中、風邪などへの感染率は差がなかったが、投与した抗生物質は乳酸菌グループの方が少なくてすんだ
    (3)乳酸菌グループの方が耳の感染症が少なかった
    (4)抗生物質使用にともなう下痢が、乳酸菌グループの方が少なかった

    ──といったことがわかった。

 研究者たちは、乳酸菌入りミルクは、「子供の健康状態を改善させるための、非常に簡単で副作用の少ない方法だ」とのべている。

2001.07.14
     http://www.fine-club.com/health/carehealth/topic/origo.html
     ------Fine-club気になる健康
■オリゴ糖の健康パワー

     オリゴ糖は、ブドウ糖や果糖といった分子が2〜10個ほど連なったもので、タマネギやゴボウ、きな粉などの食品に含まれる糖の一種。甘みはありますが、人間の小腸にはオリゴ糖を分解する酵素がないため、食べても消化、吸収されずそのまま大腸まで到達します。血糖値や血中のインスリン濃度も変えません。食べても太る心配はないため、ダイエットに最適の甘み成分です。
■オリゴ糖がもたらすさまざまなメリット

    難消化性のオリゴ糖は、大腸でビフィズス菌などの善玉菌のエサになるので、 オリゴ糖を摂ると善玉菌の活動が活発になり、悪玉菌の勢力が衰えます。オリゴ糖5gの入った飲み物を2週間飲むと、ビフィズス菌の割合が17%→30%にも達し、健康な人の理想の腸内細菌バランスとなる。

    腸内細菌のバランスがよくなると、さまざまなメリットが現れる。

      ・腸内のpHが酸性になり、腸のぜんどう運動が活発化。
      ・便通がよくなり、便秘が改善できる。
      ・便の悪臭を解消。
      ・脂肪+胆汁酸+悪玉菌→二次胆汁酸(発癌物質)を抑制。
      ・ミネラルの吸収を促進する。
      ・免疫力を高める→アトピーを改善する。
      ・肝臓疾患を改善する。
■オリゴ糖のさまざまな効果

  1. 腸内の善玉菌を増やす
  2. 便秘を解消する
  3. 便やおならの悪臭を消す
  4. カロリーは砂糖の半分
  5. 血糖値やインスリンを上げない
  6. ミネラルの吸収を促進する
  7. 虫歯になりにくい
  8. コレステロールや中性脂肪を下げる
  9. 免疫力を高める
  10. アトピーを改善する
  11. 肝臓疾患を持つ人の栄養を改善する
  12. 肝性脳症を改善する
     http://www.fine-club.com/health/nutri/010.html
     ------Fine-club気になる栄養素
■オリゴ糖の働き&性質

    (1)腸内の善玉菌「ビフィズス菌」を増やす。
    (2)消化吸収されにくい。
    (3)ミュータンス菌を増やさない。
       虫歯の原因菌であるミュータンス菌の生育に利用されないので、虫歯予防となる。
■多く含まれる食品

    ゴボウ、玉ねぎ、バナナ、はちみつ、大豆や大豆製品等に含まれているが、その効果を積極的に期待したいならオリゴ糖の入った商品を利用するのが効率的。
■特定保健用食品

    オリゴ糖の入った商品は、特定保健用食品として認可されており、国が認めた安全かつ有効な食品。

    食生活が欧米化し、肉の摂取量が増え野菜の摂取量が減った結果、現代人の腸内環境は悪化している。便秘や下痢を繰り返したり、臭いおならや便が出るようなら腸内環境が悪くなっている証拠。そんな方こそ、積極的にオリゴ糖で腸内環境を整えよう。


2001.06.10
     http://www.earth-pure.com/ush/article/others/others141.htm
     ------「US Health News
 「プロバイオティクス」って腸内細菌の中の善玉菌のことです。この腸内細菌は腸壁面に生えている「腸絨毛」を棲家にして、叢をなしてバランス良く生息していると云われております。
 この腸内菌が脅かされるのは、抗生物質を飲むとか、ストレスや不健全な食生活(例えば、ポテトチップやスナック類といった)をしたときで、この微妙な生息バランスを崩してしまい、それが下痢だとか、健康状態が悪くなるときと相関関係があるのです。
 こういった時に 服用可能で有益なバクテリア・プロバイオティックスの摂取によって、腸壁という限られた空間を埋め尽くすように住みつかせることにより、望ましくない種類の菌類を押し出して健康を取り戻す働きをするということについて、このサイトでは米国の開業医の薦める話として掲載されております。

筆者コメントマーク  私は、この種のプロバイオティクスなるものを、10年来愛用しておりすが、加齢と共にその凄い効果を実感しております。 お酒を飲む前に服用しておくと二日酔いになる度合いをかなり軽減してくれますし、寝不足勝ちな生活状態でも体力の衰えをかなり補ってくれるという実感を歳と共に強くしております。
 皆様も、確かな選択眼を持って、良い「プロバイオティクス」を味方につければ、きっといつまでも免疫力を維持することが出来て、病気になり難い体質をいつまでも維持できることで、長生きできる筈です。

 所謂、乳酸菌が体に良いといわれている所以ですが、上記のような体力の回復を期待するには、自分に有った菌を多量に摂取することだと思います。

参考: 私の健康法-何故、乳酸菌が良いの?

     http://www.yakult.co.jp/probiotics/what.html
     http://www.yakult.co.jp/probiotics/report/index.html
     http://www.yakult.co.jp/probiotics/health.html
     ------ヤクルト・「「プロバイオティクス健康法」
 プロバイオティクス(probiotics)は、抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で生物間の共生関係(probiosis)を意味する生態学的用語を起源としており、プロバイオティクスとは、「腸内フローラのバランスを改善することにより、宿主(人など)に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義されているということです。

 言葉が変わっていますが、今まで皆さんが認識している腸内細菌の善玉菌による効果と同じことですが、色々な分野で見直されているということでしょう。特に予防医学の重要性の認識と抗生物質療法の限界を背景として、人間が本来持っている抵抗力(特に腸内フローラをコントロールして健康に寄与させる)を見直そうという考えが発展してきていると、このサイトに記載されている背景は、非常に重要なことだと思います。

 この考え方を、日々の食生活に活かす事こそ、健康法の基本だと思ってます。

もう薬には頼らない・プロバイオティクス健康法
  (著者:監修/中谷林太郎・監修/平塚秀雄)・小学館  \1300


2001/06/04
ネスレ・スノー、免疫賦活ヨーグルトを発表、発売へ  
協同乳業、プロバイオティクス特保ヨーグルトを6月発売  
カルピス、プロバイオティクス乳酸菌飲料トクホは6月登場
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/scrap/130856
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/130857
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/130362
     BizTech医療・介護・バイオ 
 ・ネスレ・スノーは、スイスNestle社が欧州で発売しているプロバイオティクス・ヨーグルトの日本版「エブリデイ」を5月22日から新発売する。

 ・協同乳業は、特定保健用食品の表示許可を取得したプロバイオティクス・ヨーグルト「おなかにおいしいヨーグルト プレーン」を6月1日から発売する。

 ・カルピスは、特定保健用食品(トクホ)表示許可を取得した乳酸菌飲料「カルピスキッズ」を6月4日から発売する。

 続々と「トクホ」マーク付の乳酸菌関連食品がお目見えしてきます。 それだけ、消費者も健康への関心が有ると云うことなのでしょうね。 確かに、これらの乳酸菌を毎日補給することは「おなかの健康」を維持する為には良いことなのですが、人の腸内細菌の中の善玉菌というものは加齢と共に減少してきますので、子供・若年者と中高年者・高齢者では事情が異なってくることを意識して欲しいと思います。
 私が長年愛用している100%乳酸菌「ニブロン」は、1袋1000億個以上もの乳酸菌を一度に摂ることが出来るので、中高年の腸内環境改善には大変効果があり重宝しており、乳酸菌の底力に助けられています。  → お勧め健康食品のページへ

▼関連記事:ネスレと提携、“名”より“実”を取った雪印
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/biz/122625

▼特定保健用食品の表示許可品目一覧 → Jhnfaのページ
  http://www.health-station.com/jhnfa/tokuhosyouhin2.html

殺菌力で病気にならない体を作る/ プロバイオティクス健康法の威力
   http://ibunko.com/lechole/kenko/back/20010410.html
   ----サラリーマンの健康ファイル(back number)

最近の乳酸菌情報「乳酸菌ビフィズス菌と健康の関わり」/理化学研・辨野義己
   http://www.nyusankin.or.jp/new/new.html
   ----全国はっ酵乳乳酸菌飲料協会

▼とし坊の何故、乳酸菌が良い の?
   http://www.asahi-net.or.jp/~ny7t-ooj/whynivrn.htm


2001/05/07
     http://www.onaka.net/onaka/0005/kw00051.html
     大正製薬おなか通信 
 20代41名、30代35名のアンケート結果の上位を抜粋すると、次ぎのようになっています。
  1. 漢字がカタイ・難しい感じがする(28%) −説明を聞けばよくわかるんだけれど…
  2. 便秘に効く(19%) −毎日続けることによって便通がよくなりそう!
  3. 腸の中がきれいになる・スッキリする(13%) −言い換えるとしたら、「おなか快適」?
  4. 腸が元気になる・健康になる(13%) -おなかにすごくよさそう!意味が良く伝わる!
  5. ビフィズス菌(10%)
  6. 体に良い・効く(10%)
  7. おなかの中を掃除してくれる(6%)
 腸内細菌の中の善玉菌が健康に関係しているという意識は、1割弱の方は持っているようですが、それにしても意外と知られていないのですね。やはり、30台に比べて20台の方がその率は下がるのは当然といえば当然ですが。

 当サイトをご訪問頂いている方及び当メールマガジンを購読頂いている方には、善玉菌が健康に深く関わっているということは、当然の如く認識されているはずなのですが、このアンケートの結果を見て、皆さんはどの様にお感じになっておられますか?

 健康で生きていくための知恵として、義務教育ではこの辺の知識は学習させないのでしょうか? 
戦争認識云々の教科書問題も大事なことかもしれませんが、変な学問を詰め込んでゆとり教育とか言っていますが、ダイオキシンや環境ホルモンから身を守りながら健康で生きていくための現代版基礎知識を授ける方が優先されるのではと、ちょっと見当違い?な教育論をのたまわってみたくなるようなアンケート結果を御覧有れ!。

≪その他気になる話題≫

     http://www.kamedaseika.co.jp/health/yogurt/index.html
     亀田製菓Health 
 植物性乳酸菌を利用した代表的な食品が日本酒・醤油・漬け物などですが、亀田製菓からこの植物性乳酸菌の中の<L.カゼイK−1>を利用したヨーグルトが発売されていますので、ご紹介致します。
 この菌は、胃酸につよく元気に生きたまま腸まで届くということです。 そして、この乳酸菌の効能について、学会発表されたということです。

▼東京農業大学 応用生物科学部 菌株保存室 岡田早苗教授との共同研究発表

  • 「米及び加工品より分離した植物性乳酸菌の抗変異原性」
    • 抗変異原性:細胞の突然変異を起こしたり、ガン細胞化を抑える働き
  • 「植物性乳酸菌を含む発酵乳の便通に及ぼす影響」
    • 整腸作用: 便秘・ストレスの解消など
▼乳酸菌の効果
  • 栄養学的効果
    • ・タンパク質、脂肪の消化吸収性を拡大
    • ・リン、カルシウム、鉄の吸収を増大
    • ・ビタミンB群の安定性を高める
  • 保健的効果
    • ・感染に対して抵抗性が増す
    • ・腸内有害物質の生産の抑制
    • ・整腸作用
    • ・血中コレステロールの減少
≪その他、乳酸菌についての効能等の説明があるサイト≫
     http://www.pasutel.co.jp/person/party/unagi/omx2.htm
     有限会社 和OM-X 
腸内細菌
乳酸菌のはたらき
    @抗癌作用
      悪玉菌が作り出だしたり、食品に含まれる発癌性物質を速やかに排泄する。 また、一部の乳酸菌が癌細胞の増殖を抑制する。
    A免疫賊活作用
      マウスの腸内において、乳酸菌が病原性大腸菌の増殖を抑制することが知られている。
    B悪玉菌抗菌作用
      乳酸菌は腸内で乳酸を作り出しま、この乳酸が腸内を酸性に保つことによって、悪玉菌が増殖を抑える。
    C抗突然変異作用
      一部の乳酸菌が、細胞における突然変異(ガン化)の確率を有意に低下させるこ。
乳酸発酵
    乳酸菌は糖類を分解し、人間にとって有用な酸をつくっています。
乳酸菌と健康
    善玉菌が少ないと、悪い菌やウイルスが入ってきたときに防御することができない。
    現代日本人は欧米型の食事や抗生物質の服用によって、極端に善玉菌の数が減っている。
    善玉菌が減ると、逆に悪玉菌が増えていき、タンパク質の分解が不十分になることで腸内に腐敗物質が発生しやすくなり、 血液が汚れ、様々な病気の原因になる。
    高齢になると自然に悪玉菌が増えて老化につながるのですが、 外から善玉菌を補充することで、悪玉菌の増殖を抑え、ひいては老化を抑制することが出来る。
     http://www.foods.co.jp/products/MAEDA/index.html
     Food's-Foo 推進機構 


2001/04/29
●森下仁丹さんのPR記事から
 以下の文は、或メールマガジンに掲載された「ビフィーナ10」という乳酸菌の効能をうたったPR記事です。

 高々10億個のビフィズス菌を摂る事で、悪玉菌を抑制し腸内環境を改善しますと、うたっています。
その結果、ニオイ消しの成分をプラスしているとはいえ、「気になるカラダのニオイを防止」すると云いきっております。

 便臭や口臭、体臭をやわらげるには、先ずは腸内環境を善玉菌優勢の環境にすることにあります。
更に突き詰めれば、消臭効果の成分を混ぜなくても、乳酸菌によって食べたものを完全分解させれば済む話なのですが、その為に菌数を多くすることは、内容量を増加させなければならず、値段も高くなるというわけですね。

 私が愛用している100%乳酸菌「ニブロン」は、1包 1000億個以上と云うことですので、「ビフィーナ10」に比べて100倍もの菌数があるのですから、効果は言わずもがなと云うことなのですが、如何せん口コミ製品ですので中々皆さんの目に留まらないのですが、高齢者の方にはお勧めです。
 この機会に、森下さんに負けずにPRしておきましょう。

---------------------------------------------------------------

こんにちは!森下仁丹です。
今日は、多くの方にご愛用頂いている「ビフィーナ10」に新機能追加で、さらにパワーアップした新商品「ユッカビフィーナ」の説明と、無料サンプルプレゼントのご案内がしたくて、メールをお送りました。

ちなみに、「ビフィーナ10」とはこんな商品です。

 ┌──────────────────────────────┐
 │1包みに10億個のビフィズス菌入り!生きたまま腸に届けます。      │
 └──────────────────────────────┘
              ↓↓↓
 ┌──────────────────────────────┐
 │悪玉菌を抑制し、腸内環境を改善!体全体の健康に役立ちます。    │
 └──────────────────────────────┘

   「ビフィズス菌と腸の関係」を詳しく知りたい方は、こちら↓
     http://www.imi.ne.jp/imi/jump.cgi?159481-CF0095A3               *  *  *
 ┌─────────────────────────────────┐
 ■■ カラダから出るイヤ〜なニオイのほとんどは、腸内腐敗が原因!      ■■
 └─────────────────────────────────┘
気になる口臭や体臭。あなたも気になったことがあるのではないでしょうか。
あるアンケートでは、男性の8割以上、女性ではほとんどの方が、自分の便やガスのニオイを気にしているとか。

実は、これらのイヤなニオイは、腸内で消化されなかったタンパク質が、腸内細菌によって分解されて作り出される“腐敗臭”なのです。

腸内細菌の中には、カラダによい働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌がいます。善玉菌の代表は、【ビフィズス菌】などの乳酸菌。乳酸は、腸内を弱酸性にし、腸内環境を整えてくれます。

でも、年齢を重ねたり、ストレスや体調の不良などによって、ビフィズス菌は減り、悪玉菌が増え、腸内環境は悪くなります。(T-T)
その結果、悪臭や大腸がんなどのトラブルを招いてしまうのです。

   ◆◆◆◆◆   あなたのおなかは大丈夫?   ◆◆◆◆◆
   ◆◆◆◆◆  あなたの腸内年齢をチェック!  ◆◆◆◆◆

          腸の健康は体全体の元気のもと。
         あなたのおなかが何歳くらいなのか、
           チェックしてみませんか?

    → http://www.imi.ne.jp/imi/jump.cgi?159482-CF0095A3

              *  *  *

 ┌─────────────────────────────────┐
 ■■ 腸内環境を整えるビフィズス菌に、ニオイ消しの成分をプラス! ■■
 └─────────────────────────────────┘

さて、【腸内年齢チェック】は、いかがでしたか?
「思ったよりも腸内年齢が高くて心配になった。。。」なんて方もいたのでは?
今回、ご案内する新商品【ユッカビフィーナ】は、従来の「ビフィーナ10」に便臭除去効果のある成分「ユッカ」と「シャンピニオンエキス」をプラスした商品です。

便臭などカラダのイヤなニオイを除去し、ビフィズス菌の力で、腸内環境も整えてくれるという、かなりのスグレモノなんです。

     ┛┛┛┛┛  新商品【ユッカビフィーナ】  ┛┛┛┛┛
    ┛┛┛┛┛  今なら、無料サンプルプレゼント! ┛┛┛┛┛
     ┛┛┛┛┛  この機会に試してみませんか? ┛┛┛┛┛

 ┌─────────────────────────────────┐
 ■■ ニオイ消しの成分「ユッカ」と「シャンピニオンエキス」って? ■■
 └─────────────────────────────────┘
【ユッカビフィーナ】には、シャンピニオン(マッシュルーム)エキスとユッカというサボテンのエキスを使用しています。

 ☆☆───────────────────────────────
 ☆ ユッカは、北米原産の砂漠に自生するリユウゼツラン科の植物で、
   ユッカエキスはユッカの茎から抽出した成分です。
   腸内環境を整える【乳酸菌】の増殖を助けて、アンモニアなどの悪臭を
   抑制する効果があります。                    ☆
   ───────────────────────────────☆☆

 ☆☆───────────────────────────────
 ☆ シャンピニオンエキスは、マッシュルームから抽出された天然成分。
   腸内腐敗物質を吸着し、便臭や口臭、体臭をやわらげたり、下痢や
   便秘を改善して、腸内環境を整える働きがあります。        ☆
   ───────────────────────────────☆☆

どちらの成分も、単にニオイを取るだけでなく、“体にいい”“健康に根差している”という点で、選びました。
健康に対する効果はもちろんのこと、安心してお使いいただけます。
 ┌─────────────────────────────────┐
 ■■ 仁丹独自のシームレスカプセルだから、飲みやすい!      ■■
 └─────────────────────────────────┘
独自の味がある(実はユッカはものすごく苦いんです(^^; )ユッカとシャンピニオンエキスを仁丹独自のシームレスカプセルに包み込んだことで、味を気にせず、おいしく飲むことができます。
また、胃酸に弱いビフィズス菌をカプセルでしっかりガード。飲んだだけの数が、“生きたまま”腸まで届きます。
              *  *  *
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
     腸内環境を整えながら、気になるカラダのニオイを防止!
  ユッカエキス+シャンピニオンエキス配合の【ユッカビフィーナ】新発売!
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
  ┌──────────────────────────────┐
  │ ユッカビフィーナ 60包入り 約2ヶ月分 定価4,935円│
  │ ユッカビフィーナ 30包入り 約1ヶ月分 定価2,940円│
  └──────────────────────────────┘
ビヒズスシティー「ビフィズス菌と腸の関係」 
     http://www2.jintan.co.jp/bifidus/bifidus_top.html
     森下仁丹健康の王国 

2001/04/15
●母子2代にわたる乳酸菌摂取でアトピー発症率を半減 
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/scrap/128010
     BizTech医療・介護・バイオ 
 乳酸菌を母子2代にわたって摂取すると、アトピー性皮膚炎の発症率を半減できることが、フィンランドTurku大学小児科のMarko Kalliomaki氏らが、明らかにした。
 今回の調査は、約150人の母親とその子供を対象に、プラセボ対照二重盲検試験を行って明らかにした。 この研究は、幼少時から乳酸菌など腸内の常在菌叢(フローラ)のバランスを改善する菌、所謂善玉菌を優勢にすることで、アトピー性疾患の発症を予防するという仮説に基づいている。

 と、記事は伝えているが、約10年の100%乳酸菌0.6gを愛用した経験から云っても、そんなことを今ごろ判ったのという感じであるが、でもこの様に善玉菌の効果が免疫力の改善に効果があるという臨床データが積み上がることは、非常に結構なことである。

 今回の記事によれば、胎児の両親の一等親以内の親族に、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性喘息の患者が一人以上いる場合を「アトピー性疾患の発症素因あり」と定義して、発症素因がある胎児の母親を無作為に2群に分け、一方に乳酸杆菌属のLactobacillus GG株(LGG菌)カプセル、他方にプラセボを、出産予定日の2〜4週間前から毎日投与したという。
 子供が生まれた後は、授乳中の場合はそのまま母親が服用を続け、人工栄養の場合は水に溶いて与え、生後6カ月まで続け、子供が2歳になった時のアトピー性疾患発症率を比較した結果、LGG菌の服用は1次予防には極めて効率が良いことがわかったと伝えている。

2001/03/26
●北大、乳酸菌が有害な胆汁酸を菌体内に蓄積することを明らかに 
     http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/126481
     BizTech医療・介護・バイオ 
北海道大学大学院農学研究科微生物資源生態学分野教授の横田篤氏の研究グループは、同大学応用菌学分野教授の冨田房男氏らと共同で、乳酸菌が、細菌や腸管細胞にとって毒性が強い胆汁酸を菌体内に取り込み蓄積する性質を持つことを明らかにした。詳細は、京都市で開催されている日本農芸化学会で3月25日に発表した


2001.03.15
     http://www.ns-labo.co.jp/pages/infomationorigo.html
     ------「自然科学研究所
 特徴ある商品も販売されているサイトですが、その中に「耳より情報」をみつけました。 オリゴ糖と腸内細菌の善玉菌に関しての説明を判りやすく纏められています。

「オリゴ糖とビフィズス菌の関係」からの抜粋

オリゴ糖とは
 便秘を防ぎ、さらにガンや成人病を防いで健康な体を保つには、ビフィズス菌をふやして腸内の環境をよい状態に保つことが大切。そのために手軽で効果的な方法としてお薦めなのが「オリゴ糖」を活用すること。・・・・

・・・・体内への吸収のされかたが、砂糖とは異なり、消化・吸収されずに大腸まで届き、大腸でビフィズス菌の増殖を促す(ビフィズス菌の餌になる)のがオリゴ糖です。・・・・

・・・・腸内細菌の中の善玉菌を増やす効果がり、善玉菌が増えると、ご存知のようにいろいろと健康面で良い作用をもたらしますが・・・・オリゴ糖のもうひとつの特徴は、「カルシウムの吸収をよくすること」とあり、そのほかには、消化・吸収されずに排泄されるため、砂糖のように血糖値を上げることが無い糖なのです。

▼その他の耳寄り情報「コラーゲンの働きと効果的な摂り方」


2001.03.12
     http://www.jin.ne.jp/cielveur/j.htm
     ------「皮膚予防研究会
「アトピー性皮膚炎の根を絶つ腸内浄化」からの抜粋

 腸の中の乳酸菌が減り悪玉菌が増えると食物が消化されず便秘、宿便あるいは下痢となり、おなかに有害な毒素を作ります。そしてその毒素が血液を汚してしまいます。・・・・

・・・・現在私達のおなかの中には農薬、食品添加物、水道水中の塩素、更に抗生物質等、科学合成物質の汚染で善玉菌が減り、それらに強いウイルスやカビ菌をはじめとする有害菌が異常に増え、乳酸菌が減少しています。・・・・

・・・・おなかの中は毒素で充満し、その毒素で血液を汚しているのです。その血液の汚れを子供達は皮膚から痒みや湿疹として排泄しアトピー症状を起しているのです。・・・・

・・・皮膚の新陳代謝が衰えると、皮膚からの排泄ができなくなり、その血液の汚れが内面に障害をおこしはじめ、肝臓、腎臓、糖尿病、高血圧、癌等の成人病の大きな要因となります。


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