Gallery(2013)

                             
冬のハウステンボス 2013年12月21日(土曜日)   ここ数日、寒冷前線の南下の影響で雨が続いたが、漸く晴れ間が広がり始めた21日の午後、急に思い立ってハウステンボスの夜景を見に出かけた。
ボーナス支給後最初の三連休の初日とあって、団体・家族連れで園内は大混雑。イルミネーションは1000万球を超えると宣伝するだけあって、陽が沈むにつれて園内は万華鏡のような輝きに包まれ、昼とは全く違う景色を見せてくれた。
秋月城跡の紅葉 2013年11月26日(火曜日)  今年の秋の短かったこと、あっという間に12月の寒気が。そして紅葉の進み具合も昨年が全く参考にならない。
 昨日が雨、明日から三日間も雨、今日一日だけの晴天の下で紅葉を愛でんと、福岡県朝倉市の秋月城跡の目玉「黒門」は人人人・・。と言うわけで、折角遠出したが、黒門傍の灯籠と紅葉を撮って戻った。
五家の荘の紅葉 2013年11月04日(月曜日)    10月中に6個もの台風が日本列島に近づくという異常気象の後、11月に入ると朝夕の気温の低下と共に日中も例年並みの涼しさに変わった。前から楽しみにして予約していた「五家の荘」の紅葉狩りバスツアー当日は、前日の雨も止み朝からは 時折日も射してきた。
 九州山地の奥に位置する「五家の荘」へは、バスと言っても並みのバスでは走れず、小さなマイクロバスで狭い曲がりくねった九十九折りの山道を辿って登るわけだが、熊本市内から緑川に沿って走り、ついで52号線を氷川渓谷 沿いに高度を上げて行くが、周囲は鬱蒼たる常緑樹林が続き紅葉は殆ど見られなかった。
 数時間走って分水嶺となる笹越え峠のトンネルを通り抜けると、途端に周囲の景色が色彩豊かなものに変わった。目的地である「五家の荘」地区はそれまでの氷川沿いの植物相と違うため、ここ数日の急激な気温の低下で一気に紅葉化が進み始めて いたのであった。「栴檀轟きの瀧」「樅の木吊り橋」「梅の木轟」周辺の斜面や渓谷は朱色、黄色、茶色に緑色が混じり合い錦秋の装い、「平家の里」は紅葉と黄葉が入り混じってさながら燃え立つ炎を見るようだった。
漸く秋 2013年11月02日(木曜日)  今年はとにかく異常気象が続いた。10月に日本列島に近づいた台風の数は何と6個。過去の平均が1.5個だというのに・・・。月末に発生した台風29号は流石に日本列島には近づかず、月末からは日中もヒンヤリ?として長袖でも過ごせるように なってきた。西高東低の冬型気圧配置がぼつぼつ定着しつつあるが、それに伴って北西風に乗ってやってくるPM2.5がこれからの心配の種である。
 それは兎も角、漸く訪れた秋の気配が、町中の樹木にもぼつぼつ黄葉をもたらし始めた。とっくに変色し終わっているハナミズキに続いて、近くの「江津湖」湖畔の木立のうち、南京ハゼやアオギリなどで、所々紅葉や黄葉が進み始めた。
第7回高橋公園音楽祭〜夢あかり 2013年10月12日(土曜日)    私が数年前から実行委員として関わってきている年に一度の無料の夜間野外公演、クラシック音楽、就中オペラを中心にしたボランティアの催しが今年で第7回を迎えた。二百十日が過ぎてから、今年はどういう訳か、日本列島を襲う台風が頻発し、 開催予定日前後にも24号、25号と目白押しの状況。降られたら中止せざるを得ないから気が気じゃ無かったが、幸いに当日は朝から晴天に恵まれ、予定通りの開催が出来た。
 今年から催しの名称を開催場所である高橋公園の名を冠して「第7回高橋公園音楽祭〜夢あかり」に変え、第一部がアカペラの合唱と二胡の演奏、第二部がフラメンコの踊り、そして第三部は「フィガロの結婚」を日本語で公演するという 内容だったが、用意した250席で足りず沢山の立ち見まで出る盛況だった。漸く幾らか市民の皆さんにも知られてきたようだ。学生を中心としたボランティアの方々に助けられ、公演の準備から終演後の後片付けまで整然と、かつスピーディに 進み、初めて11時に帰宅できた。
中秋の名月 2013年09月19日(木曜日)  雲一つ無い快晴が続き、「中秋の名月」を迎える今夜も爽やかに空は澄み渡った。中秋の名月が満月であるのは、今夜の後は8年後の2021年を待たなければならないらしい。そこで、折角の晴れた夜空に輝く月と 熊本城を撮ろうと熊本城二の丸へ向かった。
 日が落ちて間もなく、6時頃に満月が東の空に姿を現した。城内では月見の宴が行われているようで、弦歌の響きなどが風に乗って聞こえてくる。7時を過ぎる頃には月は天守閣の斜め上に懸かった。散歩に見えた人々も、 この光景に惹かれて私の廻りに多くに人々が集まり、楽しんでいた。なお、本写真は、印象を強めんがため、実際の月を若干拡大して合成したものである。
彼岸花 2013年09月18日(水曜日)    熊本市内の秋の恒例行事である「藤崎宮秋期例大祭」の呼び物「神幸行列」、これは地元では「随兵」と呼び習わされているが、それが終わると漸く秋が来るという意味で「随兵寒合(ずいびょうがんや)」という 言葉が熊本にはあるが、地球温暖化と共に以前の頃のような効能は無くなってきたようだ。とは言うものの、台風18号が愛知で上陸し、その後日本列島を縦走して大きな災害を各地にもたらして東方海上に去り、 漸く秋らしい爽やかな朝夕が訪れるようになってきた。
 間もなく彼岸であるが、この時期には日本棚田100選にも選ばれた県北の番所地区では、黄色味を増してきた稲田の縁を真っ赤な彼岸花が囲繞して咲き、鮮やかに秋の訪れを告げる。今年はお彼岸頃に満開という予想だったが 若干早まって、今日訪れると丁度満開であった。
初秋の久住高原 2013年08月28日(水曜日)  列島各地に豪雨をもたらした前線が南下して、27日からは秋の冷気が感じられるようになった。この日は本当に久しぶりにエアコンを全く使わなかった。
 とは言いつつも、台風15号が接近中で、月末には日本列島に最接近して再び暴風雨の恐れがあるというので、その前に高原の初秋の風情を見ようと「くじゅう花公園」を訪れた。
 向日葵は既に盛りが過ぎて取り去られていたが、澄み切った蒼穹の下でサルビアが満開だった。コスモスはまだ早く、見頃は来月のようだ。鶏頭はまだ何とか残っていたし、初秋の草花の中にも、私にとっては、 「ミレット・プリンセスシェード」のように初めて見る珍種も見受けられ、結構楽しく過ごすことができた。何よりの快感は爽やかな大気であった。
ひごたい 2013年08月12日(月曜日)  立秋を過ぎてからの方が酷暑の度合いが酷くなったようだ。最高気温が40℃を超えた地域も増えてきた。一方、東北地方ではかって経験したことのない豪雨が襲い、尊い人命までが多数喪われた。
 とは言いながらも、ここ阿蘇の高原を吹き渡る風は心なしか涼しさを増してきたようだ。その風に揺れながら、高原の一角にある産山村の「ヒゴタイ公園」では、オミナエシやカワラナデシコ、ユウスゲに混じり、「ヒゴタイ」が青紫の花を付け始めた。 キク科の植物だが、葉は薊に似ている。「産山村の花」でもある。
酔芙蓉 2013年07月31日(水曜日)  連日の豪雨で日本列島各地では大きな災害が発生したが、その雨もそろそろ納まり始めた。
 わが家の近くの川岸に生える酔芙蓉の茂みが花を咲かせるようになった。朝開いたときは白いが、日が昇るにつれて次第に紅を濃くして行き、夕べには凋む一日花だが、 白い花片に次第に朱が注してほんのりピンク色に染まる風情はなかなかのものである。「酔芙蓉」とは、よくぞ名付けたものだ。
吾亦紅 2013年07月25日(木曜日)  この花の名前は「吾亦紅(われもこう)」。名前の由来は「われもこうありたい」と儚い思いをこめて名づけられたという説など様々あるようだが、それは別に置いといて、私は秋の花だと思っていたのに、 久住高原ではもう咲いていた。
 開花時期は7月〜10月とあるので変ではないにしても、夏の到来が早かったせいなのかしら?山野草ブームの犠牲なのかどうかは不明だが、近頃滅多に見ることの出来ない花なので、ご披露する次第。
芙 蓉 2013年07月18日(木曜日)  梅雨明けと共に猛暑が襲来したが、今年は梅雨明けが11日も早く、セミの鳴き声もまだ聞こえてこない状態だった。しかし昨日の17日になって、喧しいほどにセミが一斉に鳴き出した。 暑い夏がますます暑苦しく感じられるが、セミの鳴き声が聞こえない夏は淋しい。
 と言う訳で、今日は夏に咲く花の1つ「芙蓉」を探しに出かけた。「酔芙蓉」はまだだったが、普通の芙蓉?が幸い見付かった。「芙蓉の人」のように、この花は昔から美しい女性のたとえに用いられ、花言葉も「しとやかな恋人」である。
古代ハス 2013年06月23日(日曜日)  「古代ハス」とは、周知の如く昭和26年に千葉の縄文遺跡で発掘された3粒の種子から大賀博士が開花に成功して名付けられたもので「大賀ハス」とも呼ばれており、熊本では鹿央古代の森のハス園や国府高校に根分けされている。
 鹿央古代の森の「ハス園」で「古代ハス」が開花しはじめたという記事が出たので、そぼ降る雨の中、今年も見に出かけた。花片の優しいピンクの色合いが何とも言えない私の好きな花であり、皆さんにも感じて頂けたらと思い、ご紹介する次第である。
合歓の花 2013年06月16日(月曜日)  この所、九州地方は梅雨の中休みとでもいうか、さっぱり雨が降らない日が続いて居る。沖縄地方は昨日梅雨明けしたようだが、九州はどうなのだろうか。このまま梅雨が明けるはずは無いだろうが、そろそろ給水制限が囁かれるほどの降雨不足のままだと、田植えにも支障が出ることだろう。
 それはともかくとして、梅雨真っ只中に花を付ける合歓の花の咲き具合如何ならんと、北区植木町の小野泉水公園まで出かけた。この公園はその名の示す通り、平安時代の絶世の美女「小野小町」が産湯を使ったとされる泉があることで有名であるが、20数年以前、この地域に勤務した折、此処にある3本ほどの大きな合歓の木が梅雨の時期に沢山の花を付けるのに気が付いて、以来、ほぼ毎年、花を探しに訪れている訳である。
 カンカン照りの日射しの下、今年も合歓の木は細かい絹のように細くて長い淡紅色のおしべが特徴の花を付けていたが、すっかり樹の丈が高くなってしまって、300o望遠でもクローズアップが難しかった。
あじさい 2013年06月07日(木曜日)  もうそろそろ良かろうと思って昨日の6月7日、江津湖へ紫陽花を撮りに出かけて驚いた。紫陽花の叢はそこそこあるが、去年は辺り一面に咲いていたはずの所に今年は全く花が無い。
 バイパスの向こう側、下江津湖の方に越えた連絡道の傍で、やっとそこそこの花群が見付かっが「ガクアジサイ」が殆ど。
 形がまあまあの丸い紫陽花を見つけるのに今年ほど苦労したことは無い。遊歩道は綺麗に手入れがされていて、散歩するだけなら快適な公園ではあるが、「花時に花を付けることの出来ない手入れ」とは、何なのだろうか?
花菖蒲 2013年05月30日(木曜日)  玉名市を貫流する大河菊池川の舟運が賑わった時代に、大型船から倉庫等へ、或いは倉庫等から大型船へ船荷を運ぶために造られた通称「高瀬裏川」は、陸運が盛んになるに連れて忘れられて淀んだ汚川となっていたが、その後、街を挙げての流れの清浄化と整備によって、この時期には花菖蒲が美しく咲き揃う県下の名所の1つになった。
 今年はその花菖蒲祭りも第23回を迎え、5月26日から始まった。約6万6千本にも登る花菖蒲がもうそろそろ見頃かも?と思って30日にカメラを抱えて出かけたが、まだ少し早いようで五分咲き程度。やっぱり6月に入らないと満開は見られないようだ。でも、花見客はそこそこ集まっていたし、折角来たのだからと、私も何枚か撮影した中からご披露申し上げる次第。
薫 風 2013年05月13日(月曜日)  各地でバラ祭りが始まった。ハウステンボスでも11日から「ばら祭り」が始まるとあったので、混みそうな日曜日を避けて13日(月)に出かけた。
 幸いに当日は朝から快晴微風、海辺だから適当に風もあり、快適な旅行日和であったが、アベノミックス効果というのか円安が引き金なのか判然としないが、韓国辺りからと思われる大勢の学生の団体客が溢れんばかりで、なかなかの賑わいであった。
 「ばら祭り」と名を冠してはいるもののバラの花々は咲き始めた所で、流石の大ばら園も運河沿いの川岸も、それなりにバラはあるものの、咲き揃い溢れんばかりという状態にはまだ遠かった。しかし緑はまさに初夏の色合いだし、咲き初めたバラの初々しい色と響き合って、木立を渡る風は薫風と呼ぶにピッタリであった。ハウステンボスでは、これからがバラの一番美しい時期を迎える。
久住高原の春 2013年05月01日(水曜日)  5月1日に久住高原までドライブした。標高850mの久住高原は今が春酣。新緑の中で多種類の花々が彩りを競い合っていた。
 大型連休の中日だから人は少ないだろうと思ったのは大外れ。今は竹田市に合併された久住町の「くじゅう花公園」では駐車場も園内も大混雑。前日の雨雲がまだかなり残り、晴れたり曇ったりの不安定なお天気の下ではあったが、満開のポピーやチューリップ、パンジーなどが、肌寒い風の中ながら元気に花を開いていた。
黒木の大藤 2013年04月21日(日曜日)  今日は国指定天然記念物に指定されている「黒木の大藤」を見に行った。黒木町を八女市街から大分県の中津江村へと通ずる国道442号線沿いにある素盞鳴【すさのう】神社の境内にあり、ちょうど「大藤まつり」が開かれていて大賑わいであった。
 一説によれば、この大藤が植樹されたのは応永2年(1395)後征西将軍・良成親王によるものと伝えられており、そうだとすれば樹齢は618年ほどだということになる。勿論、それにふさわしく四方に広げた藤棚面積は約2,700uにもおよび、枝から垂れる無数の花房はまるで紫色の雨を降らせているかのようだった。
チューリップ 2013年04月04日(木曜日)  ハウステンボス恒例のチューリップ祭りが4月7日(日)迄の予定だったので、それまでには一度行こうと決めていたが、櫻の開花が早まったことに加えて今年は上京もしたので、とうとう4月になってしか時間が見つけられなくなった。
 晴天の4月3日は歯の定期検診日なので、翌日の4日、何とか天気が持ちそうに思えたので急遽新幹線利用で出かけた。
 所が残念なことに、ハウステンボスに近づくに連れ雲が広がり、着いたときにはすっかり曇天となって、光も弱々しい。折角来たのだからと園内のチューリップを見て回る。流石に種類も多種多様で彩りも様々である。ただ今春は紅系の花が例年よりも目立つ感じで植えられているようだった。午後になって薄日が射してきたので、花片の煌めきが幾らか戻ってくれてホッとした。
桜花爛漫・・・千鳥ヶ淵 2013年03月26日(火曜日)  久しぶりに見る東京の街は、とにかく地方に比べると人と車の多いことに圧倒される。しかも道行く人々のスピードが格段に速い。車に依存し得ず、大方の人が公共交通機関であるJR、地下鉄、民営鉄道に依って移動することが日常で、そのため乗り換え場所迄の数百bを物凄いスピードで苦も無く移動しているのに付いて行くのは、久しぶりのお上りさんにとってはある意味苦行だった。帰熊してもふくら脛に凝りが残っていたほどだ。
 さて、都内有数の櫻名所、皇居の北西側のお堀「千鳥ヶ淵」の緑道の櫻を見んものと薄曇りの26日、出かけた。最寄り駅の地下鉄「九段坂下」は大混雑。ちょうどこの日が日本武道館で明治大学の卒業式が行われ、その関係者が観桜客に加わったためだったようだ。
 櫻はちょうど見頃。よく手入れされている千鳥ヶ淵緑道の桜樹は蕾を一つも残さず咲き誇る桜花に包まれてほの白い塊と見えるほどだった。咲ききったばかりで、この日のような微風ではまだ花片は殆ど散ってはいず、咲き誇る櫻の枝を映すお堀にはボートが意外に沢山浮かんでいた。たわわに花を付けた枝をお堀の上に差し伸べている景色を舟から眺めようという風流人も多かったようだ。
桜花爛漫・・・熊本 2013年03月21-2日(木-金曜日)  早くも満開、しかも熊本と東京が期せずして同日の22日にに満開が宣言されたのである。
 明後日から久しぶりに上京の予定なので、その前に熊本での桜花爛漫振りを眺めておこうと、21日には熊本城を含む市内、そして翌22日には約二万本の櫻が湖畔を埋めて咲き誇る県東南部の宮崎県と境を接する水上村にある市房ダム湖畔を訪れた。
櫻咲く 2013年03月19日(火曜日)  厳寒の後に急に暖かい春の気温の日が訪れ、櫻の木も面食らったらしい。各地で櫻が大急ぎで咲き始め、熊本は全国で二番目に早い17日に開花が宣言された。
 年度末を控えて、何かと予定が立て込み撮影行のための時間がなかなか取り辛い上に、天候が晴れから雨、曇りと目まぐるしく変化する。晴れた19日の午後、ぽっかり時間が取れたので、カメラを抱えて熊本城に向かった。開花は所に寄り3分から7分咲き、お城の内外は観桜客で結構賑わい、平日の午後ながら桜樹の下にブルーシートを拡げてお花見の宴を楽しんでいる気の早い団体もあった。一番開花が進んでいると見えたのはお城南面の行幸坂の桜並木であった。
白木蓮 2013年03月08日(金曜日)  一気に春になった。ここ数日、3月下旬から4月上旬を思わせる陽気が続き、花々が慌てて堅い蕾を綻ばせた。
 家前の公園の木蓮が開き始めたので、形の良い枝振りが印象に残っている動植物園へ急ぐ。例年のごとく公共施設の周りは年度末の予算消化?の工事のために歩道すら無い状態だったが、何とか通して貰って園内に入った。予測通り、今開ききったと見える瑞々しい花片が一杯に枝を覆っていた。根元には雪柳の小さな白い花が、あたかも雪が積もったように膨らんで見えていた。
土筆 2013年02月21日(木曜日)  熊本市民の憩いの場の一つ、市の中心部に位置する豊かな湧き水の湖「江津湖」の南岸、画図町を流れる小川の岸辺で今年も土筆を見つけた。
 2月も下旬となり、春の気配が随分濃くなってきた。青空に軽やかに浮かぶ白雲を映した川面を背景に、萌えだした土筆の一群れが整列して日向ぼっこをしていた。学校に入りたての頃、国語の教科書にあった土筆の詩を思い出した。
春彩 2013年02月13日(水曜日)  立春が過ぎると、三寒四温を繰り返しながら少しずつ春の気配が濃くなって来たように感じる。
 たまたま前日の雨が上がって朝から快晴の13日、市の東北部で月初から開かれている恒例の「くまもと春の植木市」に出かけた。そこでは沢山の苗木や草花が彩り豊かに並び、一足早い春酣を感じさせてくれた。
梅ひらく 2013年02月05日(火曜日)  一月末から立春にかけて、突然、春の陽気が訪れた。大幅かつ急激なな気温の変化に体がなかなか付いて行ってくれない。
 この暖かさに急ぎ花開いた紅梅は、すでに盛りが過ぎてしまった状態の一方では、枝にはまだ数多くの堅い蕾をつけたままである。白梅は漸く紅梅に追いついて、ぼつぼつ咲き始めたという所。ここ熊本城飯田丸梅園は二分から三分咲きという状態である。
漕ぎ初め 2013年01月03日(木曜日)  正月三が日は厳しい寒気が襲ったが、幸い雪となったのはほんの僅かで、日中は割と日射しに恵まれた。だから市内の江津湖に飛来した渡り鳥たちは、こんな弱い陽光でも射せば陽だまりに群れて日向ぼっこに精を出している。
湖の北東岸には大学高校などの艇庫が並んでいるが、3日はクルーが勢揃いして新年の漕ぎ初めであった。たまたま漕ぎ出しの瞬間に出会えたのでパチリ。