Gallery(2015)

 
初冬・・熊本城 2015年12月13日(日曜日)  12月もはや中旬、明日は四十七士討ち入りの日だが、なかなか寒気が続かない。今日などは快晴微風と正に小春の日和であった。
初冬の熊本市内の風景写真をと考えたが格好なものが思いつかぬ。仕方なく熊本城に出かけた。今日も韓国や中国からの団体客で混雑していたが、梅園では、僅かに散り残った楓の紅葉とほぼ同量の大銀杏の黄葉が残っていて、 蒼穹に聳える天守閣を丸く囲んでいた。
秋月城址の秋 2015年11月24日(火曜日)  勤労感謝の連休の終わりを待っていたかのように、厳しい寒波が南下を始め、週末は熊本でも師走を思わせる厳しい寒気襲来との予報で、何とか晴れ間が見えそうなのは24日のみ。
 と言うわけで、大急ぎで秋月城址の紅葉を見に出かけた。春には見事な花のアーチを見せて呉れる桜並木はすっかり葉が落ちて寒々しい景色となってしまって、所々に熟した実を付けて柿の木が立っている。だが、楓の紅葉には少し早くて、 黒門の周りの樹には緑がまだかなり残っていた 。
紅葉すすむ 2015年11月21日(土曜日)  11月もはや下旬、勤労感謝の日に続く連休を迎えるが、ここに来て天候は極めて不順、特に週末を狙ったように天気が崩れる。それに加えて、この所スケジュールが重なり、少ない好天日なのに紅葉狩りする暇が取れぬ。
 と言うわけで、近場で我慢しようと「熊本学園大」へ出かけたが、構内の銀杏の黄葉はまだ青色が強く残っている。僅かに、数本しか無いカエデで紅葉がかなり進んでいた。
2015佐賀インターナショナル・バルーン・フェスタ 2015年11月01日(日曜日)  「2015佐賀インターナショナル・バルーン・フェスタ」へ行ってきた。
 日曜日だから混雑も並じゃ無かろうと思い、駐車場が空く5時前に到着するように、朝3時に家を出た。
 その甲斐あって催場に近いところに駐車は出来たが、飛行は6:45からだからそれまでの時間をじっと待つ。特にこの時期の明け方の冷え込みは厳しい。今年初めて革ジャンを着た。
 競技開始が宣言されると、佐賀市西郊の嘉瀬川河川敷が熱気球の大群に埋め尽くされた。と見る間に、燃えるガスの炎と共に膨れあがり大空に浮かび上がると、緩やかな風に乗って南西へと飛んで行った。
たで原湿原から望む久住連山 2015年10月25日(日曜日)  素敵な秋空が続く。例年よりも紅葉が早いとの報道に急かされて、阿蘇から久住を大急ぎで巡った。
 「牧ノ戸峠」付近は丁度紅葉が見頃だったが、周辺は登り口の前後2㎞程までも登山者が駐めた車で大混雑、とても停車すら出来ない有様。諦めて長者原へ向かった。
 「たで原湿原」内の遊歩道は丁度改修工事中で通常の周回路は通れなかったものの、遠回りながら臨時の迂回路がしっかりと整備されていたので、普段行けない地点から久住連山が望める等、思わぬ幸運に巡り会うことが出来た。 牧ノ戸峠とは違って、此方から眺める久住山系の周辺は紅葉には少し早かったみたいだったが・・・。
 なお、そこから更に足を伸ばした九酔渓周辺の紅葉もも同様に若干早いようだったが、それにも拘わらず、休日のせいだろうが九重の大吊り橋は大混雑であった。
阿蘇のススキ原 2015年10月25日(日曜日)  久しぶりに暇が出来たから、朝から絶好の晴天に車を走らせた。
 瀬の本高原へと続く道の縁、そろそろ阿蘇市を抜けて産山村と南小国町との境に入る辺りには例年私が好んで撮影するススキ原があり、何時もはすすきの白い穂波が夕方入り日に向かって煌めく様を見るのだが、 今日は早朝に家を出てきたから、昇る朝日の日射しが逆光になる。その煌めきは白銀色ですがすがしく感じられた。
 この時期、ススキとしてはほぼ最終期に近く、順光では茎や葉には褐色の色も滲んでいるのだが、逆光の眩しさでそれらは全て隠され、只煌めきだけが眼底に残った。
第9回高橋公園音楽祭~夢あかり 2015年10月10日(土曜日)  危ぶまれていた天気も、幸いに曇り空ながら風も無く穏やかな夕暮れとなって、予定通りに午後6時の点灯に引き続き「第九回高橋公園音楽祭~夢あかり」が始まった。
 「第1部」は熊本カントリーミュージック協会(KCMS)スペシャルバンドによる「カントリー・ミュージック」で、途中、今年で第27回を迎える「カントリー・ゴールド」(南阿蘇村の野外劇場 「アスペクタ(ASPECTA)」で行われる国内最大級のカントリーミュージック・フェスティバル)を主催するチャーリー永谷氏の出演というハプニングもあった。また  「第2部」はラスカーラ・オペラ協会による「オペラ『カルメン』ガラ・コンサート」。岩本代表の軽妙洒脱で巧妙な情景説明を交えつつ著名なアリアが歌われ、公園一杯の聴衆に楽しんでいただけたようだ。
秋 鞠智城遠望 2015年10月07日(水曜日)  一昨日のノーベル医学生理学賞の大村教授に続き、昨日はノーベル物理学賞が梶田教授に授与されるというニュースが報じられて日本中が湧いたが、その栄誉を祝福するかのような雲一つ無い紺青の空が今日も朝から広がった。
 秋正に酣の今、紅白の彩りのコスモスが満開だが、その向こうには白村江の敗戦を教訓に、不時の侵攻に備えるべく築かれた山城の一つ「鞠智城」跡の先端が望まれた。
紺碧の空を眺めていると、ふとこの空を背景に嘉島町の「サントリー九州工場」のキャンパスに生えている「パンパスグラス」の白い大きな穂先が見たくなった。植木ICで高速に入り御船ICまで走って漸く到着。2Mを遙かに超える背丈に伸びた ススキの化け物?は、予想通り今が最高だった。
中秋の名月2015 2015年09月27日(日曜日)  今年の「中秋の名月」は、お天気は晴れだったものの、風向きが東寄りのために、折から元気を増している阿蘇の噴煙で遮られはしないかと心配だったが、日が落ちるにつれて強くなった風に全ては吹き払われ、 東天に大きなまん丸い月が昇るのが楽しめた。
 昨年までは「熊本城と満月」の取り合わせで眺めていたが、そろそろ飽きがきて、今年はススキとの組み合わせも趣があろうかと、阿蘇の「俵山」に登った。
 日が落ちて人影が無くなったススキ原に1人残されると、何となく心細くなる。まん丸な月が昇り始める。初めの間はやや赤味が強いが、次第に赤味は薄れ白銀の月に変わった。
 明日がスーパームーンだそうだが、今夜の月も確かに明るい。遠点の時に比べると近点の月(スーパームーン)は14%も大きく30%も明るいそうだ。
 なお、28日は日暮れ頃から雲が広がり、スーパームーンは見られなかった。
彼岸花 2015年09月12日(土曜日)  「白露」「重陽」と、漸く暦の上だけでは無く朝夕の空気の中にも秋の訪れが感じられる季節となった。台風17号18号台風による惨禍の中にある関東以北の地の方々には申し訳ないが、朝から爽やかに晴れた今日、 「日本の棚田100選」にも選ばれて、この時期には彼岸花の紅に棚田が彩られる風景でも有名な菊鹿町の番所地区を訪ねた。
 一方、棚田の稲穂は実りの時には少し間があってまだ色づいては居らず、棚田の畦を彩るはずの彼岸花も、まだ蕾のままだったが、棚田の周囲の山稜に茂る栗林は、実りの時を迎える直前に久しぶりに熊本を直撃した 台風15号によって痛めつけられて、大きくなった栗の実が毬の儘沢山地面に落ちていたが、樹下には真紅の彼岸花が真っ盛りであった。
秋の訪れ 2015年09月05日(土曜日)  台風が熊本を直撃したのは1999年の不知火上陸から17年目?そのおかげか、その後は少なくとも朝夕だけは幾らか涼味が増してきたようだ。
 秋雨前線が停滞して、「台風一過快晴」どころか雨の日の連続だったが、やっとこの数日その雨も止んでくれたので、「ひごたい」を探して県の東北隅-阿蘇と久住連山との境に位置する産山村へ。
 山は早くも秋で、ヒゴタイと共にススキや萩やオミナエシも一杯だった。クレオメが丁度真っ盛りで、その鮮やかな花片の色合いが魅力的だ。
肥後朝顔 2015年08月09日(日曜日)  暦の上では秋だが、依然として厳しい残暑が続く。
 恒例の涼花会による「熊本城肥後朝顔展」が熊本城数寄屋丸で始まった。肥後朝顔は、「肥後六花」の一つながら、その起源は良く分かっていない。
 アサガオは奈良朝の頃 薬種として中国から渡来し、約300年程前から観賞用として愛でられるようになり、明治17年に大阪を初めとして各地に朝顔会が出来、研究が進められ、発展して来た。 「肥後朝顔涼花会」は明治32(1899)年に発足して以来既に100年以上経過しているとのことである。
 なお、涼花会では毎年7月の第1日曜日一日だけ「水前寺成趣園古今伝授の間」で、8月上旬には「熊本城数寄屋丸前広場」、そして9月初頭には熊本博物館で朝顔展を開催しているが、 熊本博物館だけは今年7月から平成29年末までは改装閉館のため見られないことになった。
むくげ(木槿) 2015年07月26日(金曜日)  7月になったら咲き始める私が好きな花に芙蓉と木槿がある。木槿もアオイ科フヨウ属であるから、どちらも良く似ては居るが、良く見ると違う。。特に「一日花」は芙蓉の方で、木槿はそうではない。
 木槿(むくげ)は「槿花一朝の夢」という言葉で人の世の短い栄華に喩えられるが、早朝に開花し夕方には萎んでしまうことはほとんどない。たいていはそのまま翌日も開花し続け、 一重のもので2〜3日、八重の長く咲くもので2週間くらい一輪の花を楽しめる。
ダリア 2015年07月18日(土曜日)  台風11号が幸い九州を逸れてくれて、南九州が梅雨明け。北部も間もなくだろう。梅雨明けを祝うかのように、七月になって咲くのがダリア と言うわけで、朝から晴れた今日18日、「くじゅう花公園」まで出かけた。 強風に揉まれて傷つきつつもダリアは健気に咲いていた。
 ダリアの花言葉は面白い。「華麗・優雅」。一方では「移り気・裏切り」。これは、かのナポレオン一世の妃ジョセフィーヌが愛して自分の庭にだけ栽培していた花を盗まれたことから、と言われる。またこのことがあって、 彼女はダリアが嫌いになったそうな。
 ダリア(和名天竺牡丹)の起源は古く、15世紀アステカ帝国で神聖な花として愛でられ、ヨーロッパに伝えられ、オランダ船によって天保13年(1842年)日本に渡来した。開花は7月から10月頃まで楽しめる。
半夏生(はんげしょう) 2015年07月03日(金曜日)  7月2日は雑節の一つ「半夏生(はんげしょう)」で、一般的には「つゆあけ」と言われ、この時までに田植えを終えることになって居るそうだが、今年の梅雨は長引いていて、未だに日本列島各地に大雨を降らせている。加えて、 昨日辺りから既に台風9号、10号も発生して、日本列島の天候に影響を及ぼし始めている。
 実を言うと、私は「半夏生」なる言葉は知っていたものの、これまで実際に目にしたことは無かったが、良く訪れる江津湖畔に咲いていると聞いて、見に出かけた。
 写真で見ただけだったから大きさが良く分からず、葉っぱの大きさは万年青みたいなものかと思って探したものだから、第1回目は失敗。午後再度チャレンジし、丹念に溝の縁を探したら出会えた。ドクダミ程度の大きさだし見かけも そうで、葉の根元半分程が白い。これとは別だが「からすびしゃく」と言い「半夏」とも書かれる薬草があって、これが咲くのがこの時期だから半夏生というのだとの説もある。それは兎も角、80年の人生の中で、初めて花そのものを具体的に認識した、 と言えば少々大袈裟かな?
蓮の花 2015年06月29日(月曜日)  東北地方まで梅雨入りし、既に梅雨が明けた沖縄地方は別にすると、日本列島が北海道以外は梅雨に入ったわけだが、今日6月29日は梅雨前線が南下して列島ほぼ全域が珍しく梅雨の晴れ間となった。
 古代ハスで有名な山鹿市の鹿央古代の森で「里山蓮まつり」が始まったので、朝一番に出掛けた。花の数はまだ少ないが、初々しい花弁の紅が美しかった。
合歓の花 2015年06月24日(水曜日)  かの小野小町が産湯を使ったとの言い伝えのある小野泉水公園の近くではこの時期、合歓の木が綺麗なピンクの花を咲かせる。今年も夏至の22日に出かけたが、合歓の木が生えている堤防の廻りが今年はとネットできっちり囲われてしまい、 一歩も入れないため、すごすごと家に戻った。
 市内で合歓の花が見られるところが他にないものかとインターネットで探していたら、偶然に江津湖畔にも合歓の木があるという記事に出逢った。そこで今日、朝一番に出掛けた。江津湖公園の駐車場は9時からしか入れないので道端に車を駐め、 園内を歩く。
 この時期は沢山の樹木が緑の葉を茂らせて、遠くからではなかなか識別が難しいが、何時も自転車でよく走る下江津湖のルートの近くで一本だけ合歓の木があるのを見つけた。既に盛りを過ぎていて、木の周りには散り落ちた沢山の合歓の花が道路に 白い模様を作っている。枝に残った花群れの中から、何とか絵になりそうなものを拾い出して撮ったのがこれである。
城壁の苔 2015年06月20日(土曜日)  沖縄地方はとっくに梅雨明けになったけれど、九州はまだまだ梅雨の真っ只中。連日の強い降りに体までじっとりなった感じだが、珍しく20日は「梅雨の晴れ間」となり、朝から青空が広がったので、勇んで熊本城に向かった。
 城内は今を盛りと樹木の緑が満ち溢れ、折から光の注ぐ城壁の一角には、びっしりと繁茂した苔がその存在をきっちり主張していた。
紫陽花 2015年06月04日(木曜日)  6月2日、九州は遂に梅雨に入った。梅雨入り宣言と共に熊本地方は豪雨に見舞われ警報まで出る始末。幸いにこの時の雨は翌日までで上がり、今日4日は快晴となった。随分早い梅雨の晴れ間だ。
 梅雨につきものの紫陽花を探して江津湖に出掛けた。丁度咲き初めたところ。強烈な日射しが当たらない木陰の花色が眞に瑞々しく、目を休ませてくれた。
花しょうぶ 2015年06月02日(火曜日)  第25回高瀬裏川花しょうぶまつりが5月29日から始まった。高瀬裏川とは、一級河川の菊池川の河口近くの高瀬(現在の玉名)が江戸時代以降、商業・舟運の町として発展すると共に、 そのための荷扱処や倉庫群が置かれた高瀬本町通との間の堀川が整備され、秋丸眼鏡橋(1832年)、高瀬目鏡橋(1848年)などが架橋され裏川と呼ばれた。
 この高瀬裏川に咲く約6万6千本の花しょうぶが主役である。平日で観客は未だ少なかったが、開花はほぼ7~8分咲き。訪れた6月2日には南北九州の入梅宣言が出され、夕刻頃からはかなり激しい降雨が続いた。
梅雨も間近 2015年05月28日(木曜日)  沖縄・奄美が梅雨に入った後も、九州から北日本一帯は7月を思わせる真夏日に多くの所が襲われ、34℃を記録したところもあったほど。
 梅雨になれば紫陽花などその時期に相応しい花が咲いてくれる。南阿蘇自然園にしか無いと思っていた「はなしのぶ」が「くじゅう花公園」で今年咲いたというので、出掛けた。それに「うつぎ」の花も見付かった。何年ぶりに見ただろうか?
薔薇 2015年05月24日(月曜日)  五月も下旬に入り、沖縄は既に梅雨入り。麗しく咲くバラの花園も、そろそろ菖蒲やあやめ、紫陽花などに場所をゆずる時期が近まった。
 五月晴れの日曜日とあって家族連れで賑わう、熊本市動植物園のバラ園に、まだ残る数少ない瑞々しいバラを探した。
五月の花園 2015年05月13日(水曜日)  台風6号が通過した翌13日、熊本市内では13mの強風がたまたま運動会の練習中の中学校を直撃、テントが飛んでけが人が出た。
 この日、五月晴れに輝くバラを見ようとハウステンボスに向かった。平日ながら結構な人出、しかも殆どが中高年(婦人が圧倒的に多数)。おかげで私も歳を意識せずに綺麗なバラが楽しめた。
花薔薇 2015年05月06日(月曜日)  GWも今日で終わり。好天雨天曇天が交替で訪れ、時には夏を思わせる高温日もあったが、今日は気温もほどほどで爽やかな五月晴れとなった。
 今週末からは「バラ祭り」が予定されている熊本県農業公園・・通称「カントリー・パーク」では、100種類3000株にも上る多種多様なバラが初夏の日射しの下、早くも華やかに花を開き始めていた。
浅春の高原 2015年04月22日(水曜日)  今日は朝から青空が広がると共に気温もグングン上がり、初夏の陽気。樹木の緑も一段と濃さを増した。
 一方、標高850㍍に位置する久住高原では、今が春の始まり。下界の濃い緑に慣れた目には新緑が瑞々しく映る。「くじゅう花公園」の虞美人草の満開はたぶんGWの頃だろううか。
ツツジ咲く 2015年04月18日(土曜日)  すっかり葉桜の色が濃くなって、藤の花や牡丹の便りが聞かれるようになり、下江津湖南岸のツツジも一気に花をつけた。
 今日から「レガッタ」の始まった下江津湖畔では、その関係の学生や応援者のグループと見られる人達や、週末の良い日和の下、木陰や芝生などに敷物をひろげて緑の中で食事を楽しむ家族連れの姿が沢山見られた。
ハナミズキ 2015年04月11日(土曜日)  寒の戻りと共に訪れた風雨も漸く去り、今日は朝から青空が広がった。
 市街地の中心部にありながら比較的にゆったりとして緑が豊かな白川公園では、楠の新緑の輝きに合わせる如くハナミズキが薄紅や緑や白の花を付け始めた。
桜花爛漫/水前寺まつり2015 2015年03月28~29日(土・日曜日)  28日、一気に気温が上がって、市内各地の桜が競って開いたようだ。熊本城でも水前寺成就園でも晴れた週末はグループや家族連れでの花見の宴が賑やか。
 水前寺成就園では28~29日は「水前寺まつり2015」と銘打って、園内の能楽堂を舞台にした各種演目の上演などがあり、夜間は竹灯籠や工夫を凝らしたイルミネーションが池面に華やかに点され、夢幻の景色が楽しまれた。
サクラ咲く 2015年03月22日(土曜日)  「春分の日」の昨日21日には、鹿児島で日本列島で一番早いサクラの開花が宣言された。熊本は22日の予想だったが、夕方近く、熊本でも標本木に開花が確認されて開花宣言となった。
 そこで翌22日、薄雲は広がっているものの、朝から温かい晴天となったので、白川公園傍の中央公民館に向かった。私の記憶では、此処の玄関先にある桜樹が毎年比較的に早く沢山の花を付ける。とはいうものの、今年、 この樹は随分大胆に枝を切り払われたから、今春だけは花を付けないのでは無いか?と思っていたのだが、トンでもない。既に4~5分咲きの状態だった。初々しい花片が、日射しに照らされて白く輝いていた。
いよいよ春が・・。 2015年03月14日(土曜日)  去年の今日、見事な黄色い塊で「みもざ」の花が咲いていた場所を、今年もそろそろ見頃かな?と訪ねてみたが、残念ながら今年、そこに花の姿は無かった。
 代わりに、庭先の彼岸桜?と思しき樹には溢れんばかりに桜花が・・・。隣家では枝もたわわに白木蓮が白い花を付け、その隣では「こぶし」が満開であった。日当たりの良いこの界隈では一足早い爛漫の春が訪れたようだ。
土 筆 2015年03月07日(土曜日)  昨日は啓蟄、地中の虫も冬眠から醒めるという時期。月初には未だだったけど、そろそろ土筆が顔を出してくる頃かもと、今日の午後は江津湖の南に広がる田園地帯を流れる用水路の畔を散策したらこの通り、ソッと頭を出していた。
梅の春Ⅱ 2015年02月25日(水曜日)  月末が近づき、市内各所の梅が一斉に咲き始めた。 一雨ごとに春は近づくと言うが、それだけにこの時期は天気が変わりやすくて撮影日和がなかなか少ない。
 曇天だったが明日は雨の予報なので、今日のうちに・・・と思い、実は近くの江津湖周辺に土筆を探しに出たのだが、残念ながらまだ早かったようだ。がっかりして家に戻る途中の動植物園に、正直に言えば序でにと、入ったところが、 此処の梅園の鶯宿梅と周辺の紅梅白梅が丁度満開だった。思いがけない大収穫。
梅の春 2015年02月20日(金曜日)  光と共に気温も春を感じさせてくれる日が多くなってきた。間もなく春本番である。7日遅れの梅花宣言が昨日出され、久しぶりに朝から快晴微風、気温も上がりすっかり3月の陽気を感じさせた今日、熊本市内の梅園3カ所をカメラ片手に巡った。
 市の西部にある百梅園では、丘の斜面に沿って白梅と紅梅が連なり、更にその先には若緑の竹林と真っ青な空があった。谷尾崎梅林公園は多種類の梅樹が売りだが、現在花を付けているのは紅白の鶯宿梅とピンクの浮牡丹のみ。 熊本城飯田丸梅園では紅梅白梅ともにやっと3~4割ほどが花を付けた段階だった。月末頃には市内至る所で満開の梅を愛でることが出来そうに思えた。
鶯宿梅 2015年02月06日(木曜日)  立春が来て、暦の上では春の到来だが、地球上ではこれから暫くはが真冬の寒さだ。
とは言うものの、熊本市の西郊、宮本武蔵が座禅を組んだという岩がある所が多種類の梅樹が合計200本以上も植えてある立派な梅園になっているが、そこの白梅がぼつぼつ梅が開き始めた。
 「梅一輪、一輪ほどの暖かさ」
かの嵐雪の句の通り、三寒四温を繰り返して春は次第に近づいてきてくれよう。
干 潟 2015年01月24日(土曜日)  宇土市下網田町の「御輿来海岸」は、有明海に沈む入り日に照る干潟の美しさで有名な所だが、当日は残念ながら雲が厚く、また潮も大潮では無かったことなどから、ありきたりの干潟の写真となってしまったが、大寒の最中というの に割と暖かな日和のもと島影もおっとりと穏やかな姿で、一足先に春の気配すら感じられる風景であった。
霧の朝 2015年01月16日(金曜日)  朝目覚めると猛烈な霧が視野を塞いでいる。近くのマンションがベランダから眺めても輪郭しか判然としない程の濃霧だ。早速カメラを抱えて車で下江津湖の艇庫傍まで行った。
 風が全くなく、鏡のような湖面には水鳥が三々五々遊弋中である。濃霧に阻まれてさっぱり朝日の光が届いてこないから、構図に苦労した中の一枚。
水 仙 2015年01月05日(水曜日)  日本列島に猛威をふるっていた寒気団が去って南風が吹き込み、熊本の最高気温は15℃と3月上~中旬を思わせる暖かい一日となった。
 この暖気に誘われて梅の蕾は膨らんではいないだろうかと、熊本城の梅園と谷尾崎梅林公園を覗いて見たが、どちらでも蕾はまだ堅かったが、谷尾崎梅林公園の縁の叢で、水仙の花が数輪咲いていた。
臘 梅 2015年01月03日(土曜日) 久しぶりに時折粉雪が舞う新年となったがそれも2日までで、3日には気温も上がり暖かな小春日和となった。
 水前寺公園の傍の、以前は市立体育館があった場所は現在小公園となっているが、そこには一本だけ臘梅があり、毎年元旦を待つように黄色い花を付ける。今年も柔らかな日射しの下、控えめながら精一杯花を咲かせていた。