暇人の雑記帳
行くー展示会や絵画集についての寸評
<最近行った展覧会>
馬込時代の川瀬巴水
<注目する画家達>
青木繁
林武
松本竣介
三岸好太郎
<注目する版画家>
川瀬巴水
<日本の美術館>
東京国立近代美術館
国立西洋美術館
国立新美術館
<海外の美術館>
オランジュリー美術館
シカゴ美術館
メトロポリタン美術館
私たちの年代は、学校の美術の時間でミレーについて勉強した。作風や時代背景などは憶えていないが、「晩鐘」や「落穂拾い」、「種まく人」などの作品名とイメージはすぐに思い出せる。「羊飼いの少女」なども有名である。
作品については、専門の批評家が単行本などで解説しているし、私自身も批評する素養も持ち合わせていないので、このページで今更の様に何かの本を見ながら、それをここに載せるつもりはない。
ただ、時代背景もあるのだろうが、作品に書かれた農民たちの姿を見るとその姿とともに作家であるミレーに対して畏敬の念を覚える。自然と敬虔あらたかにもなる。
この本は1970年に東京、京都、福岡で開催された「ミレー展 バルビゾンの画家たち」という展覧会に合わせて出版された物らしい。
「種まく人」は載っていないので、出品されなかったらしいが、それ以外の代表作品は載っているので出品されたようである。
私の手元に下記の様な入場券が残っていたので、8月15日から9月30日まで西武百貨店渋谷店特設会場で開催された東京展を鑑賞したと分かる。主催は読売新聞社及び日本テレビ放送網である。
因みにバルビゾン(Barbizon)というのはパリ南東方の村で、19世紀の中頃、同村に住んだ風景画家の一派をバルビゾン派と言い、ミレー、コロー、テオドール=ルソーなどを指すらしい。
ひまじんのホームページにようこそ!