暇人の雑記帳
行くー展示会や絵画集についての寸評
<最近行った展覧会>
馬込時代の川瀬巴水
<注目する画家達>
青木繁
林武
松本竣介
三岸好太郎
<注目する版画家>
川瀬巴水
<日本の美術館>
東京国立近代美術館
国立西洋美術館
国立新美術館
<海外の美術館>
オランジュリー美術館
シカゴ美術館
メトロポリタン美術館
ジャン・コクトーというと詩人という顔が思い浮かぶ。漫画「巨人の星」でも引用された ”「私の耳は貝のから、海の響きを懐かしむ” は、有名である。
彼は詩だけではなく、小説も劇も評論も勿論書いたが、絵画も描き、映画監督もしたらしい。
この冊子は毎日新聞社が主催し、1975年3月21日から4月1日まで新宿伊勢丹本館7階で開催されたジャン・コクトー展の図版カタログである。
瀬木慎一が「ピカソにいちばん近い最高の二十世紀的人間」と題する文章を寄稿しているが、ピカソと仲が良かったらしい(その事と瀬木が書いているピカソに一番近い、という言葉とは意味が違うが)。
彼の絵の代表作については知らないが、図版に載っている「月桂冠を戴いたオルフェ」、「悲劇女優」、「凝視」、「麦畑」などはダイナミックでピカソの絵を彷彿させる。
最近は絵画展にも行かなくなったが、この頃は大学を出てまもなくの独身であり、話題の展覧会があると、当時住んでいた静岡の駿東から東京まで出かけてきていた。
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