立川駅南口バーミヤン

２００６年１１月２３日

立川駅前南口、駅をでてすぐ右に曲がって、メガネスーパーの横を通ってメガネスーパーの真っ赤な大きな看板の少し先に、控えめなバーミヤンの看板が見える。
奧のビルの店なので通からは、小さな間口しか見えない。
細い通路の奧のドアから中にはいると、店はかなり狭く、中央に向かい合わせのカウンター席があって、左右にもテーブル席がある。
厨房は正面でかなり狭い。
店の壁には漢詩を毛筆で書いた壁紙もあり、一見すると中華料理店風。
カウンター席の椅子も、シートのビニールが金色で中華料理店の雰囲気。
配膳の女の子と、厨房の男の子は同じような黒い制服に、頭も黒い布で巻いてあり、エプロンはモスグリーンだ。
この店、中華定食風のメニューがメインなのだが、一応ラーメンもあるので試しに味玉ラーメン４９０円を頼んでみる。
出てきたのは見た感じ普通のラーメン。
麺は細めで断面が四角、ゆで上がりに透明感がなく、噛むとやや芯がある、腰のない麺。
中央に海苔が一枚置いてあるが、普通の海苔。
細かいネギがスープに浮いてるが、よく見ると長ネギではなくタマネギをみじん切りにしたもの。
上メンマは、結構たくさんはいってるが、やや薄目に切ってあり味付けは結構濃いめ。
焼き豚はかなり小さめで薄いのが一枚。
味付けはほとんど無く、薄いためか食べても歯ごたえはなくやらかい。
味玉はややこぶりだが、一応うす茶色の醤油色がついてる。
この味玉、箸で割ってみると中は、ほぼ真っ白なままで、色は外側に着いてるだけだ。
一応黄身は半熟だが、白身はやや堅め。
味付けた卵らしい味は一応はついているが、ほぼ茹で卵のまま。
スープの味は、かなり薄味で醤油味はあまりなく、中華スープの味が強め。
この中華スープ、中華系のスパイスの味が強くて、ちょうど市販の固形の中華スープの元によく似た味だ。
美味しいラーメンを探して食べ歩く人向けのラーメンではないが、安くて早いのでお金が無くて何でもいいからお腹を満たしたい時にはちょうどいい味。
まあラーメンというのはもともとそうゆう食べ物なのだが。

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