立川駅南口ラーメン屋鏡花

2006年10月19日

立川駅南口を出て、モノレールにそって真っ直ぐ進み、大きな十字路を右に曲がり、スーパー稲毛屋のすぐ先が、ラーメン屋鏡花だ。
ラーメン屋にしては珍しく、和風の作りで外から店の様子が伺えない。
入り口を入ってすぐに自動券売機があるが、メニューはラーメンが数種類だけで押しボタンの数が極端に少ない。
店の中に入ると、照明が暗くてほぼまっ暗のなか、スポットライトが厨房に向けられている。
カウンターに座ると、厨房がまるで舞台のように見えてその中央に店主がラーメンをゆでるのが見える。
客はラーメンを食べながら、店主がラーメンをゆでる手つきを勧賞するってことらしい。
店全体は民芸の古い農家風に作られていて、周りの壁はすべて茶色の塗り壁。
入り口も、茶色の塗り壁で遮られている。
窓はないので外は見えないしまっ暗。
天井にも古木が吊されていて、いかにも農家の雰囲気だ。
奧の壁には囲炉裏の飾り付けも見える。
客の席には小さい照明ランプがカウンターの各席ごとに用意されているが、この照明よく見るとファイバーライトだ。
ファイバーライトは知ってる人はしってるが、スワンネックとか、コールドライトとか言われていて、熱をもたずに、好きな方向に指向性の強い照明だ。
工場などで製品検査につかったり、実験室で照明に使うことがあるが、ラーメン屋でこのファイバーライトを使ってるなんてのは始めて見た。
ラーメン屋に限らず、飲食店でどころか、一般の商店で照明に使ってるのを見るのは初めてだ。
一セット数万はするというこの照明、二軸のファイバーを使っているとはいえ、座席の数だけ用意してあるというのは、どうにも大変な出費
なんんともまあ、理解できない店作りだ。
さて問題のラーメン。
頼んだのは、スタンダードな醤油ラーメン一杯700円
女の子が運んで来てくれたのはいいが暗くてよく見えない
なにしろ照明はファイバーライトだけで、それも暗くしてあるので、なんとか照明の下に丼を置いては見た物の、ラーメンの丼自体もよく見えないのだ。
上に乗っているのは、メンマ三本、焼豚二枚、それに三つ葉を刻んで載せてあるだけ。
なんともシンプルだ。
スープの色が濃くて、スープの中の麺が殆どというか全然見えない。
まずは麺を口に中に入れてみると、やや太めの腰のある麺。
とはいってもちょっと柔らかめのゆで具合だ。
メンマはラーメンの具にしては、ちょっと大きめで味付けしてある。
焼き豚はやや薄目だが、柔らかな歯触り。
肝心のスープだが、一口飲んだだけでもかなり強烈。
とんでもなく濃いめの味だ。
鶏ガラスープをベースに、和風の削り節をたっぷり使ったスープ。
削り節の粉で、スープが濁っていてスープが真っ黒に見える。
まったく、なんの飾り気もない味。
濃いめの味付けが好きな東京の人でもこれだけの、濃い味はちょっと毎日は食べられない。
美味しいスープと言っていいのか、素朴な味と言っていいのか、好みによって意見がかなり差が出るだろう。

2006年11月3日

ここの鏡花のつけ麺、麺を食べた後にタレにスープを入れてくれるという話しなので、今日はつけ麺。
自動販売機でまとめて750円いれるが、350円としか表示されない。
仕方なく全額返金レバーで返金してから、今度は100円玉を一つづつ入れてみた。
一枚機械が受け付けない100円玉がありそれを他の100円玉に替えて食券を買う。
今日は、店主が麺を茹でるのがよく見えるようにカウンターの正面に座る。
しばらくして店主が「間違えて大盛り作っちゃったんですけど食べれますか」と笑顔で聞いてきた。
なんのことか判らないが、大盛りくらいたいしたことはないとおもい「はい」と答える。
どうも自動販売機の音が二度したので、店主が客が二人だと勘違いして麺をすぐ二人分鍋にいれてしまったらしい。
女の子がカウンターにおいた、つけ麺のたれと、麺の入った丼。
丼の上に山盛りになっているのを見て思わず、目が飛び出しそうになる。
麺が二玉にしても、とんでもない量だ。
女の子もつられて笑ったが、笑ってる場合ではない。
朝ご飯の抜いていたからいいようなもの、そうでなければ、相撲部か柔道部の学生でもないかぎりこんなには食べられない。
スープの味など確かめてる余裕はない。
なんとか、丼山盛りいっぱいの麺を平らげると、女の子がたれにスープいれますかと聞く。とてもお腹に入らないので断ってでる。
やれやれ。

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