立川駅北口ラーメン屋一撃

2006年11月17日
立川駅北口、モノレール駅の先の伊勢丹と高島屋の間の大通りを左に100メートルほど。
ダイソーの新店の向かい側にあるのが、ラーメン屋一撃。
駅からはかなり離れているので、地元の人以外にはあまり知られていない。
店の作りは外から見ると、山小屋風の和風。
中に入ると、厨房を取り囲むようにコの字形にカウンターがある。
この厨房は中が随分と広くて、カウンターの周りはすぐ壁。
内装も山小屋か農家をイメージしたらしく、荒い削りの板が壁に貼り付けてあり、天井も太い木の柱が見える。
カウンターのコンクリートにビー玉や、大きなおはじきのガラスがはめ込んであるのも面白い。
このカウンターかなり低い作りなので座っていても、厨房のなかが見渡せる。
厨房の正面に煉瓦で作ったかまどが見えて、大きな釜でスープを煮ているのが見える。
かまどの下にあるのは、旧式のガスコンロだ。
その脇にもガスコンロの上にのせた鍋でスープを煮ている。
頼んだのは普通の醤油ラーメン750円。
丼に入ってる具をまず確認すると、かなり大きめな焼き豚にメンマが5、6本程度。
刻んだネギの上に、黒く焼いたニンニクを粉にして載せてある。
味付けの半熟卵が半分と、小さな海苔、それにおそらく高菜らしい茹でた青菜が数切れ載ってる。
麺はやや細めで断面が四角く縮れていて、ゆで上がりに透明感がありやや腰が強い東京風。
焼豚はそれほど厚みはないが、それでも他のラーメン屋の二倍はある大きさで食べた感じもよく出来た焼豚だ。
卵もちゃんと味が染みている。
スープは味はやや濃いめだが、その割にはあっさりとした、東京風の味わい。
値段の割には具も多く、ゆで卵と青菜が載っていると、食後の満足感がずいぶんと違う。
奇をてらうことのない東京ラーメンの原点ともいえる味で、東京生まれの人なら誰でも安心して楽しめる名品だ。

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