立川駅南口ラーメン屋我流風

2006年11月1日

立川駅南口駅ビルAreareaの三階、ラーメンスクエアにあるのがラーメン屋我流風
「がるふ」の名前の由来はしらないが、何となく湾岸戦争を思い浮かべる名前。
店の前の自動販売機メニューがいっぱいあって迷うが今日は金がないので、豚骨醤油ラーメン720円。
店に入ると、右方向に細長く延びた店。
カウンターを探すが、厨房は細長い店の左端にあり、間口が狭くカウンター席は端に二席しかない。
カウンターの大半は配膳に使ってるので、とてもカウンターに座る余裕はなさそう。
右奧の席に案内されて、ひとまず食券を渡す。
この店、ラーメン屋にはめずらしく、殆どがテーブル席。
二人がけのテーブルを、くっつけたり離したりして使ってる。
壁際は横長のソファーになっていて、席ごとにずらっとティッシュペーパーが並んでるというのも珍しい。
床は板張りでちょっと粗末な感じの自然木風。
壁と、天井はクリーム色で、照明は普通の埋め込みスポットライト。
テーブルは上面が木目調で、支柱は太めのステンレス。
椅子は、ラーメン屋にしては珍しくグレーの椅子だ。
厨房とは反対側の角の壁には、星の形の木目の飾りがあり、鏡がはめ込んである。
さて、注文した豚骨醤油ラーメンが届いたので具を確かめる。
中央には、モヤシをひとつかみ盛って、その上に刻みネギ、その周りに黒こげたネギがふりかけてある。
これは油で焦げるまで揚げたネギらしい。
それにニンニクの香りがする。
マー油という、ニンニクを使った調味料をアクセントにつかってるためらしい。
それに焼き豚がはいってるが、枚数を確かめると三枚、それもかなり大きめで普通のラーメン屋の焼き豚よりも厚みがある。
この店、焼き豚が売り物の店らしい。
麺は中くらいの太さで、すこしだけ縮れがある真っ直ぐな麺。
茹であがりは、芯が強く歯ごたえのある麺だ。
スープは豚骨ベースのシンプルな味わいだがこくがあり、かなり繊細で深みのある味わい豊かな仕上がり。
味のバランスがよくなかなか良くできたスープだ。
焦がしたネギと、ニンニク味のマー油と、このスープが口のなかで混じり合うと絶妙な味わいでさすがに自慢するだけの味だ。
焼き豚は、口に入れてみると塩味が強く身が引き締まっていて、やらかく煮てあるが歯ごたえがある。
肉自体が、普通のラーメン屋で焼き豚に使う豚肉とは違う肉らしくてまるでローストビーフみたいな歯触りだ。
麺と具を全部たべてスープだけになると、器の形が普通のラーメンに使う器と違うのに気が付いた。
ちょうどラッパの先のように、上に広がった形なのだ。
それで普通に盛りつけても、具と麺が大きく広く見えて、その割にはスープは少なめで済む。
焼き豚が目立つように工夫した器らしくて、店の名前も入っている。
スープの味わいと、焼き豚の仕上がりは人気店らしい完成度の高いラーメンだと言える。

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