立川南口ライブハウス兼カレー屋A.A.company


立川駅南口を出て、モノレール沿いに真っ直ぐ進み、十字路を渡ってすぐ左側、学習塾裏にある小さなビルの地下一階。
A.A.companyという店の名前からしてなんとも怪しげだ。
昼にはランチタイムの看板がでている。
カレーは、チキン、マトンなどで、サラダにナンかライスがついて700円
ビルのすぐ裏手は立川南口の閑静な住宅街で、一階は沖縄料理の店。
薄汚れた階段を降りると、壁際にポスターやらビラが多数はってある。
店の中に入ると右手の角がステージになっていて、ドラムセットとアンプがいっぱいに場所をしめている。
この店普段はカレー屋だが、本当は結構有名なライブハウスなのだ。
テーブルが普通のレストラン風に並んでいるが、ライブハウスの時はテーブルをどけて折りたたみ椅子を並べるらしい。
天井にはミラーボールもある。
だけど、この店ライブハウスにしては結構狭い。
なんでこんな場所にライブハウスがあるのか、そして普段はカレー屋なのか。
まったく理解不能な店だ。
さて肝心のランチタイムのカレー。
注文を取りに来たコックさんがインド人なのだ。
おまけに日本語はあまり上手ではなくて、英語で話せば通じるがインド訛りの英語はなかなかよく聞き取れない。
マトンカレーと、ナンを頼んではみたが驚いたことにナンを作るパン生地を丸めて伸ばし始めた。
すぐ奧には大きな円筒形の筒の容器があり、それがインド料理に欠かせない、タンドールという釜だ。
器用な手つきで、パン生地を伸ばしてあのナンの横長の楕円形の形を作ると、タンドールの内側に貼り付けてる。
なんとまあ、タンドールで焼いたナンが食べれるとは驚きだ。
東京でも、タンドールで焼いたナンをだすインド料理店は探してもめずらしい。
サラダは、普通にキャベツやレタスを刻んで普通のドレッシングの載せただけの、普通のサラダ。
だが皿に入ったカレーは見るからに色が違う。
それにマトン肉も大きい固まりで入ってる。
ナンをちぎってカレーに浸けて食べてみる。
間違いなくルーを使わない本場のカレーの味。
小麦粉を焦がして伸ばしたルーで作るのが本場のカレーと思ってる人も多いが、それはイギリス式でもともとインドでは小麦粉を焦がしたルーは使わない。
立川で本場のカレーがタンドールで焼いたナンで食べられるとはなんとも信じられない。
だがこのカレー日本人が食べるには、辛さがとても普通ではなく、塩味もかなりきつい。
食べた後一時間はお腹が火事になって痛いくらい。
本場のカレーとはいえ、本当に素朴な本場のカレーはちょっと日本人の胃袋にはつらい。
カレーの後は、どっかで甘い物でも食べないととても胃袋がもたない。
またメニューも、もともとはライブハウスがメインなので、カレー以外はあまりめぼしい物はない。
ライブ演奏は主に夜遅くで昼間はない。
それにライブの方は別にインド音楽というわけではなく普通のライブハウスらしい。
特別にインド音楽や、民族舞踊の日もあるという。
私は夜はすぐ寝てしまうので、ライブハウスの演奏や民族舞踊を見にいけないのが残念だ。

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