立川駅北口ラーメン屋ZERO

2006年10月26日

立川駅北口、伊勢丹裏横のビルの地下一階にあるのがラーメンZERO
ZEROという店名、ラーメン屋にしてはちょっと風変わりだが覚えやすい店名だ。
入り口の正面に暖簾が掛けてあるが、手書きの暖簾。
地下に降りる階段は狭くて、急だ。
階段の両側には、板きれがずっと並んで取り付けてあり、和風の板塀の雰囲気。
階段したにも看板があるが、これも手書き。
ドアを開けて店にはいると、すぐ自動販売機がある。
メニューは、ラーメンとつけ麺がメインで追加トッピングも選べる。
ひとまず一番基本のラーメン700円を頼む。
店の中はあまり広くなくて白と黒を基調にしたインテリアで、天井のランプは黒い円筒形のスポットライト。
インテリアだけ見ると、普通のお酒をだすバーみたいな感じだ。
奧の三分の一くらいは厨房。
厨房にそってカウンターがある。
カウンター席のほかに二人がけのテーブルが壁際に二セットあるが、テーブルは随分と小さい。
カウンター席の椅子は、和風のいすでなく、パイプの製の背の高いストール。
おかげで目の高さから、カウンターの中の厨房が見渡せる。
厨房の中は、男の子が二人調理をしている。
茶色のズボンに、お揃いの黒のTシャツ、頭には手ぬぐいを巻いている。
一人は麺をゆでる係で、もう一人が具を載せて配膳する係。
ちょうど厨房の中央に、麺をゆでる機械がおいてある。
一メートル四方はあるステンレス製の大きな機械の真ん中が鍋になっていてお湯が煮えたぎってるのが見える。
目の前で麺がゆであがって、男の子が麺のお湯をきる動作がみえる。
これを見るのと見ないのでは、ラーメンを食べる気分というのは随分と違う物だ。
男の子がカウンターに出来上がったラーメンを置いてくれた「熱いのでお気をつけください」と言ってくれるのは嬉しい。
ラーメンを見てまず最初に驚くのは、ラーメンなのにきちんと盛りつけしてあることだ。
普通ラーメンという物は、適当に具をのせるだけで盛りつけなんてことはいちいちしない。
だがここのラーメン。ネギの盛りつけ方がちゃんと日本料理の用に盛りつけてあるのは凄い。
具をチェックしてみると、一番上に乗ってる緑色は普通のネギより細い小ネギ。
刻んだ小ネギの下に、縦に細切りした細いネギが置かれていて、その下には軽くゆでた白菜が数切れ。
だがそれだけではない、よくよく見ると黄色い柚のみじん切りがほんのわずかだけ載せられている。
それに驚くのはそれだけではない。
穂先メンマが二本はいってるがそれが信じられない事に、長さ20センチくらいあるのだ。
こんなメンマは見たことがない。
それに焼き豚が見た感じ長細い。
普通は焼き豚を作るときは凧糸で巻いて丸くしてから煮るのだが、ここの焼き豚は丸く縛ってないのだ。
一通り具をチェックしてから、器も確かめる。
真っ白でなんの飾り気のない器。
周りを見ても何の模様もない。
それだけ、ラーメンに自信があるということなんだろう。
さて麺を箸ですくうと、細めの真っ直ぐな麺。
歯ごたえはかなり堅めだ。
麺をそこそこ食べてから、具の味を順に確かめる。
メンマはやらかくて味もしみていてなかなかいい。
焼き豚は、脂身も多く焼き豚らしい臭みもほどほどに残っていて食べ応えがある。
ネギを箸で摘んで口に入れると、所々に柚の小片が混じっていて、舌先の柚の味がする。
スープはかなり濁っていて鰹節の小さな粒がそのまま混じっている。
味は豚骨をベースに、鶏ガラと削り節と煮干しを組み合わせたかなり濃いめの強い味だ。
味がかなり濃いいのでスープを全部飲むのは、結構大変。
時々ゆずの小片が舌先に載ってかすかに柚の味がする。
出汁の、削り節の小さな粒も舌先に絡みついて色々な味を組み合わせて居るのがわかる。
具もかなり多めなので、食べ応えがある。
700円でこの味なら、かなり安い


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