急須
…そうだね。忘れてました。
ここに来た本来の目的は『南部鉄瓶を買うこと』。事前の調査によると、鉄瓶は常時300本展示・販売されており、値段は18,000円からあるとのこと。
展示会場に行ってみると、なるほど確かにいっぱい売ってる。けど、300本はないような気が…。
値段が18,000円からということだったのだが、1合の大きさのなんて、3,600円とかで売っている。…何だ。もっと高いのかと思ってたら拍子抜けね。
裕里も、やかんサイズ(持ってみたらかなり重たいのよ。水入れてなくても)よりは小さいのを所望だったらしいし、ちょうどいいんじゃない?
展示会場の他にも、工房の名前を前面に押し出した、いわゆるブランド品のような鉄器が工房内でひっそりと売られている。
裕里は、工房でお気に入りのを見つけたらしい。
会計の時に、お店の人に聞いてみる。
一世「小さいと、何で急に安くなっちゃうんですか?」………あれ?呆れられてしまった。
店員「それはね、鉄瓶じゃなくて『急須』ですよ。」…うげ。恥ずかしぃぃぃ。
…あ、ほんとだ。中を見ると茶こしがついており、ホーロー引きになっている。中が錆びない代わりに、鉄分は供給されない。
鉄瓶は、錆びないように使用後はすぐにお湯を魔法瓶などにあけ、よく乾かすことが必要とされる。しかし、急須はホーローがひかれているので、ケアは簡単だ。…ただ、表面は鉄瓶と同じく鉄で出来ているのでよく乾かすこと。茶殻で拭くとツヤが出るそうだよ。
1.南部鉄瓶 2.食道園 3.白龍 4.盛岡城
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