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ヴァーツラフ広場  50 04 48.48N,14 25 44.76E
 
 ここの夜は昼間と違って危険だなんて、日本のガイドブックでは脅かすような記載があります。しかし交通機関が動いていない状況では足だけが頼り。従って夕飯とってホテル(アパートメント)に帰るのでここを通るとそれなりの時間になるのですが、周りを見てみると、家族連れでみんな歩いているし・・・0時過ぎると危ない?別に確かめる必要もないので、とりあえず夜10時前では問題はありませんでした。家族連れの立場上、セキュリティには気を使いますが、皆そぞろ歩いている状況ではそれで良しとしていました。

 ここは、プラハの春を打ち砕くワルシャワ条約機構軍の侵攻の舞台となった所。正に現代史の舞台なのです。非常にショッキングな事件でしたが、今となっては、皆楽しくそぞろ歩きをしています。(当たり前に)

 ここは今でこそ新市街地の中心ですが、カレル4世時代(14世紀)の都市拡張において、穀物広場、家畜広場(すごい名前だ)などと合せ作られ、それらは今では無くなってしまったけれど、この細長い通りのような広場は、正に通りとして利用されながら、19世紀にはアイストップとして国立博物館が建設され、更にアールヌーボー、アールデコの建物があちこち加わり、反面、現代建築は殆ど加わることなく、今に至っています。アールデコがその都市の目抜き通りにあるというのが、今となっては嬉しくなってしまいますね。それほど近代以降の移り変わりは激しいのですから。
南の端にある国立博物館。大昔からあった広場空間をきちんと囲い込むように、19世紀になって建てられたものです。ちょっと大仰だったか
国立博物館の反対側。このゆったりとした広がりが旧市街の入口まで続きます。あちこちにドームが見えますが、左の大きなものがルツェルナという建物。ハヴェル大統領の祖父のハヴェル氏が設計したとか。
アールデコの代表作。コルナ宮。これもルツェルナも1910年代の建物です。ちょっとキュビズムも入っていますよね。こういう近代建築が一杯残っているのもなかなかです。
雑誌「Title」の2003.3号ではプラハキュビズムの特集やっていて、そこそこ面白かった。
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