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子供たちのお楽しみ マリオネット
Marionette

 プラハに遊園地もあるのですが、やはりここはきちんとマリオネットを見せてやりたいと思っていました。何故かここチェコはマリオネットが盛んに行われているのです。チェコはいわゆる人形アニメが知られていますが、こちらでは人形劇自体のライブを見ることが出来るので、子供たちのために是非と考えていました。でも着いてみれば国立マリオネット劇場は洪水で閉鎖。代わりに見つけたのが、ヴァーツラフ広場から旧市街に入ったところにある劇場でした。出し物はモーツァルトのドンジョバンニ。ここの言い方では、モーツァルト自身による初演はプラハだったとか。確かにその時代、モーツァルトこそが現代音楽だった、いや貴族にとってのポピュラー音楽だった時代があるのですね。

 で、人形劇のドンジョバンニ。正にマリオネットの釣り系と下から支えたひょっこりひょうたん島系とのミックスで劇は進んでいきます。その移り変わりのすばやさにずーっと見入ってしまいました。最後の舞台挨拶に出てきたのは若者たちばかりの集団。彼らがこうした伝統を支えているのだなって思わずにはいられません。女たらしの男の物語が大仕掛けのオペラとして語り継がれているのです。その場面の写真は撮れませんでしたので、入口の写真で我慢。

国立マリオネット劇場。この夏はドンジョバンニとパンフにはありましたが、洪水で地下は真っ暗。人形などは運び出せたのでしょうか。残念なことです。 代わりに行った「シアターリトルブロードウェイ」。ちょっと胡散臭い名前でしたが、とても楽しめました。マリオネット劇場が閉鎖され移ってきたのかもしれません。(チラシが一緒)
ハヴェル市場でもう一つ。小さな人形を磁石で動かす素朴な木のおもちゃがあったので、これも購入。奥のおばさんがにこやかに対応してくれました。だんながいろいろおもちゃを作っているとか。そして娘さんも近くのコーナーで別の店をやっているという、一家挙げての商売だ。
観光バス出発ポイント近くにあったハヴェル市場。市場といいながら観光客相手の土産物屋が一杯。ここでマリオネットを買いました。
劇場のチラシ。プラハマリオネットカンパニーと名乗っています。最後にでてくる悪魔も写っています。悪いことするんじゃないよ
おまけは模型屋の店先での一枚。雰囲気的に殆どソ連製の軍事車両ばかりのような気がします。東西冷戦は終わったけれどここは東陣営なのだ。買ってきたら面白かったかも。

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