ウィーンから来て、何が嬉しいって聞かれれば、やはり食事が美味しいということになるでしょうか。ウィーンとの違いがこんなにあるとは予想もしていませんでした。なんていうかあちこちセンスがいいのです。同じグラーシュを食べても「そうなんだよ、こんなに美味しいじゃないか」と、一気に食べられてしまう。添えられているクレドリーキも最初は何だろうと思うけれど、これにこってりとしたソースをつけて食べれば、正に付合せとして相応しいとうなずいてしまう。それに加えて、何といってもここにはピルスナービールがあるのです。とにかく旨い。店で飲むのも当然だし、スーパーで買ってきた缶ビールもいやいや旨いのです。で、また一缶５０円程度とくればそれは嬉しい。子連れなもので、ビヤホールには行きませんでしたが、食事の度にビールは注文、それは最後のプラハ空港までずーっと欠かせなかったのでした。