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プラハのアパートメント
Ve Smeckach23, Praha 1

50 04 44.21N,14 25 35.83E

 プラハでの宿探しは、適当にネットで当たりをつけることから始めました。条件はスウィートなどで4人が入れるところ。キッチンはなくとも良い。そしてtravelcook.comというサイトが地図よし、内容よしということでここでで探し、行き着いたのがUngertと,Golden Wellという宿でした。Ungertは非常に上品、オールスウィートで8部屋しかないいいホテル。結構惹かれたのですが値段も3万弱することもあり、もう一つのGolden Wellにしよう。ここもオールスウィートで6部屋。1泊15000円と言うリーズナブルな料金だしロケーションも枯れる橋直ぐというのが実によい。でも何とも素っ気無い名前だな、と思いつつ、申し込みをしました。
 
 その時にふっと気がつくと、チェコ語でU Zlate Studnyとあります。あれ、それなら「歩き方」にも昭文社の「個人旅行」にも載っているやつではないですか。特に「個人旅行」では「究極のプチホテル」と銘打っている。要はU Zlate Studnyというのが黄金の井戸・・・泉という意味だそうで、それを素っ気無く英語で表現していただけだったのです。そして改めてここのページを見てみると、確かにいい。外壁には彫像のレリーフが印象的、インテリアはアンティークの家具、シャンデリア、バスルームも充実。おまけにロケーションはカレルはし徒歩2,3分という旧市街の中心に近い場所にあるし(だから選んだのですが)。いやいや期待が膨らみます。

 しかし、プラハに着いてみれば大洪水の後遺症から、どうもこのホテルは閉鎖中。先述のアパートメントにチェックインしてから、早速旧市街、カレル橋まで行く途中に寄ってみました。あたりはもう水は引いているし、路上のゴミも殆ど片付けられている。でも一帯はすべて停電しており、ホテルには誰もいませんでした。連絡先を知らせる張り紙があるだけです。結構期待が大きかっただけに、落胆も大きいのです。

 でもそれもまた旅なり。替りのアパートメントも面白かった。駅で紹介された住所にある1階の旅行代理店を訪ね、事情を説明し、もらったレシートを見せると早速上の部屋に案内してくれました。4,5階にあるメゾネット、6ベッドの2ベッドルーム、リビングダイニング、バスルームには窓があるし。ベッドルームや階段室(!)には屋根裏窓もある、雰囲気のいい部屋、いや家でした。「ところでこのアパートに名前あるの?」「いや、ない。住所だけだ。」要は完全に個人所有の家を貸し出しているのでしょう。管理を下の旅行代理店に頼んでおけば良い。そうすると時々旅行者が利用してくれる。そんな訳で、これはこれで面白い体験でした。特に料理をする訳ではないけれど、近くのお店で果物、野菜、サラミ、ビール(やっぱりこれが美味いんだな)、つまみ、ソフトドリンクを買ってきて、リビングでゆったりするのもいいものです。・・・結局いつものスタイルになってしまいました。


まずは泊まれなかったウ・ズラテー・ステュードニから。いわゆるカレル通りにとても目立つ位置にあります。とても外観も奇麗。多分内部も気の利いたインテリアを施しているでしょう。カレル橋の行き来で、何度も前を通りました。
で、急遽泊まったアパートメント。20世紀初頭の建物でしょうか。新古典的な外観です。部屋は道路側には面しておらず、中側でした。ラジソンSASの1本東の通りになります。
リビングダイニング。この左手に大きなキッチンがあります。螺旋階段は上階に上がるもの。このフロア(4階、日本だと5階)にリビングダイニング、バス、トイレ、1ベッドルーム、上階に大きな階段ホールと4ベッドを入れた寝室がありました。
上階のベッドルーム。当然豪華ではなく、最小限のものしか置いてありません。1泊5000円ですから。でも広さは十分。あと、天窓も付いていました。
エレベーターの操作盤。何と専用キーを入れないと動かないという、万全のセキュリティです。日本じゃこういうの無いだろって、案内してくれた人が言っていました。確かに。まるでエグゼクティブフロアに泊るみたいですね。
プラハのホテル 市内あちこち 子供たちのお楽しみ 食事、カフェ カルルシュテイン城


ツアーの組み立て ウィーン プラハ