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カルルシュテイン城
Hrad Karlstejn

 49 56 21.89N,14 11 17.61E

 プラハの2日目、一応かねてから念願のテルクへに行くことも考えていたのですが、時間的にやはりそこまで割けないし、またツアーは週に2度しか出ていない。路線バスで行くには、ターミナルまでの足が無い、という訳でやはり断念。替りにカルルシュテイン城ツアーに申し込むことにしました。
 中央駅に着いて、洪水による予定変更のホテル探しの交渉をしている間に、かみさんが客引きをあしらっている間に、ツアーのパンフを仕入れてくれたものを改めて見ながら(何しろ、泊るところはホテルでないため、この手のパンフは手に入らないもので)、会社を決め、電話ではなく、町歩きのついでにその会社のキオスクに行って申し込みをしました。そして、集合時間に行けば連れていってくれます。(当たり前だ)料金は大人650、子供400。1時から夕方430分までの半日コースで、まあ手頃なものです。
 
 ワンボックスのちょっと大き目な車に乗り込むと、出発。イタリアから来た母娘の二人との計6人。いや小ぢんまりとしたツアーです。車は、今まで徒歩では渡れなかったモルダウを、ちょっと迂回して横切り、プラハ城の北を抜けた後、南西に向かいました。そして約45分で山間の城の入り口に着きます。

 ヨーロッパの城の中で山城というのはなかなかいいところがありません。フランスには思い当たらないし、ドイツだとノイッシュバンシュタインやブルクホーエンツォーレンあたりが有名ですが、どちらも城というよりは宮殿に近いし、イタリアに行くとサンマリノのように(イタリアじゃないか)、都市全体が城になってしまうし・・・こうしてみるとここをはじめ、東欧にはこの手の山城が結構あるのです。その中でもここはなかなかのロケーション。素朴な力強さがが東欧(本当は中欧というべきか)を感じさせてくれます。

一番外れの井戸からのほぼ全景。左がグレートタワー(英語のガイドブック見ているのでそうなります)中央がマリアンタワー、右がインペリアルタワーです。井戸が一番低い位置にありますが、それでも深さは100mありました
下界の集落を見る。今日も民は元気に釜戸の火を炊いているかななんて思ってみていたのでしょうか。奇麗な集落です。
マリアンタワーから井戸の塔を見ています。こうなると城の雰囲気がはっきり伝わってきます。
グレートタワー。修理中です。この中には外観からは伺い知れない金色の内装を施した聖ロッドチャペルなどがある見応えのある所です。入れてくれませんが。

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