ツアー行程マップ リタイヤ記念・大型海外ツアー
■60歳の定年の年に夫婦で海外ツアーを予定していた。その費用をJTBの旅行積立で準備し、3年前に比較的まとまった旅行商品券を手にしていた。その後、イタリア、カナダ、ドイツ&スイスと3回の海外ツアーを愉しんだものの全て娘同伴の個人ツアーでJTB商品券の使用は難しかった。少しばかり語学をたしなむ娘の同伴が個人ツアーを可能にしてくれたためだった。定年後3年間の再雇用でリタイヤが延期されたという事情もある。 
■そしていよいよリタイヤ生活を迎え、旅行商品券の使用を本格的に考える時期がきた。正社員で再就職を果たしたばかりの娘の同行は望めない。ネット検索し、ヨーロッパ方面のメニューを調べた。私の好みにピッタリのツアーがあった。「魅惑のエーゲ海クルーズとギリシャ世界遺産紀行12日間」というツアーだ。10月始めのツアーだが既に催行決定のマークが付いている。申し込んだものの結局ツアー自体が流れたというパックツアー特有の懸念はない。 リタイヤ記念の大型海外ツアーが決まった。
■「ローマ人の物語(塩野七生著)」の愛読以来、ローマ社会の面影を残すヨーロッパの風景に魅せられている。ギリシャはそのローマ社会の原点ともいうべき文明の地である。一度は訪れたいと思っていた旅行先だ。5泊6日のギリシャ各地の世界遺産を巡る旅の後、4泊5日のエーゲ海クルーズがセットされている。寄港地のロードス島やクレタ島などのエーゲ海の島々は、東ローマ帝国とオスマン・トルコとの壮絶な攻防の舞台でもあった
■定番ガイドブック「地球の歩き方・ギリシャ版」を買込んで事前学習に励んだ。
 旅日記メニュー
10.07 プロローグ・アテネ行きシンガポール航空 10.13 初のクルーズ体験と夕日のミコノス島
10.08 目の前にあるパルテノン神殿 10.14 トルコ・エフェソス遺跡とパトモス島
10.09 世界遺産・デルフィー遺跡 10.15 ロドス島・聖ヨハネ騎士団の城塞都市
10.10 世界遺産・メテオラ修道院の驚異 10.16 クルーズ最後の日・クレタ島からサントリーニ島
10.11 世界遺産・ヴェルギナ遺跡とペラ遺跡 10.17 ツアー最後にトラブル発生
10.12 マケドニアの旧都・テッサロニキ 10.18 エピローグ・シンガポール航空帰国便
旅日記雑感
古代ギリシャの民主政 ギリシャ正教
アレクサンドロス大王 隣国トルコ