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sark【サーク】地球産の馬に似た乗用生物[TNG: Pen Pals]。詳細は不明。
Second【代理人・後見人】cha'DIch
告訴期間中の戦闘権を剥奪されている被告が自己防衛のために選ぶ護衛。警護のみならず被告の弁護や無実を立証するための捜査等、何でもやる様である。語源的には「二番目」という意味。[現実には英語のsecondの直訳である。]

自分の命を守るために選ぶという点から、cha'DIchを頼まれることは真に信頼されているということであり、大変な名誉である。cha'DIchを引き受ける際には以下の決まり文句がある。

jIlajneS. ghIj qet jaghmeyjaj.
:お引き受け致す。敵が恐怖で逃げ去らんことを。

[実際のところ、この文の文法は全く滅茶苦茶で話にならない。jaghの複数はjaghpu'にすべきであるし、動詞接尾辞-jajが付くわけなどない。例によって、スタッフが[TKD]を禄に読みもせず単語をいい加減に拾い出してくっつけただけである。しかし、この出鱈目な文章も[TKW]により、正規の例文へと昇華されたためここに紹介した次第である。]

また、被告が最終的に有罪になってもcha'DIchがその協力者として責められることはない様である。

ゴルコン宰相暗殺指示容疑で裁かれたカーク及びマッコイの公定弁務官を務めたウォーフ大佐がこのcha'DIchであったのかは不明である。この[ST6: TUC]での裁判と、[TNG: The Sins of Father]で彼の息子モーグに着せられた罪を晴らすために同名の孫のウォーフが受けた審問会とはかなり様子が違う。恐らくは、前者は外国人を裁くための星際法(Intersteller Law)に基づいた裁判で、後者は一族の名誉に関する伝統的な儀式なのであろう。そういう観点から考えれば、テレビ中継されたカークの裁判に対して、孫ウォーフの裁判に外国人であるジャン=リュック・ピカードとウィリアム・T・ライカーが同席したことはかなり異例な事態であったであろうことが推測出来る。


sour tea【サワー・ティー】Dargh wIb
その名の通り酸味のある茶で、強い気付け作用がある。[CKL]
starship【航宙艦】'ejDo'
クリンゴンの航宙艦は、他のシステムよりも攻撃システムと防御システムにかなりの重点が置かれているのが特徴である。艦内は狭くて薄暗く、あちらこちらにダクトや柱は走っており、乗員の快適さは一切考慮されていない。艦体色は緑色系に統一されている。また、かつてのロミュランとの軍事協定に基づいた技術提携により、隠蔽装置(透明装置)を装備しているのも特徴である。以下にクリンゴン艦船の一部を挙げる。
Amar:アマール号
Kronos One:クロノス1号
Pagh:パーグ号
P'Rang:プレング号
T'Acog:トゥアコグ号
T'Ong:トング号

Sto-Vo-Kor【スト・ボ・コア】
神話上の世界。名誉ある者は死後にケイリスの待つこの世界へ行けるとされている。
strength【力】HoS
クリンゴンの間では力は最も効力を発する。文字通り「力は力なり」である。力の強い者が上に立ち、無理が通れば道理が引っ込む世界である。どんなに強い戦士でも年老いて力を失えば、より力の強い若い戦士に従うことになる。

しかしながら、腕力のみでなく、精神力も疎かにされてはいない。

Suvlu'taHvIS yapbe' HoS neH.
:戦う際には力だけでは不十分である。

tIqDaq HoSna' tu'lu'.
:真の力は心の中にある。


Symbol of Empire【国章】wo' Degh
俗に三ッ刃章(trefoil)と呼ばれる、クリンゴン帝国のマーク。図案の由来は不明だが、d'k tahgナイフを連想させる。色は特に定まっていない様で、様々なヴァリエーションが見られる。

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更新日 平成8年10月6日
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