フランスの鉄道路線図
フランスの鉄道路線図と高速鉄道、中小鉄道事業者
TGVの路線図
フランス内の高速鉄道(TGV、TGV InOui、TGV Lyria、Thalis、Eurostar)や都市間を結ぶSNCFさんなどの在来線の路線の概況をお伝えするページです。大都市内の鉄道路線図は公式のものが充実していますのでここでは扱っておりません。
高速鉄道線の運行区間がほとんど知られておらず、また日本の新幹線と比べて運転本数が少ない理由について「日本の運行管理装置の性能がいいから」という解説を大新聞でも見かけますが、そもそも鉄道利用者数が日本に比べて桁違いに少なく、高速鉄道に求められる役割が違う・・という趣旨の話を織り交ぜております(装置の性能でしたら、フランスでも3分ヘッドで運行しています)。
パリを通り抜ける高速鉄道の運行
フランス国鉄・SNCFさんの公式路線図はこの下でご紹介しますが、公式版ではパリを通り抜ける運行が行われている点が分かりにくい気がしますので、以下に自作のもの(2023年3月)を掲出します。パリ南西部から南東、北に向かう運行が設定されています。
しかしながら、下図の正確さには全く保証がありません。そのため、インターネットのダイヤ検索や鉄道事業者さんの公式の地図を参照いただくことにより、図に間違いや誤解を生じる点があっても問題が生じないような使い方をお願い申し上げます。
また、高速鉄道列車の様々な停車パターンは図1には表現できておりません。全駅止まるような各駅タイプの列車はなく、また、長距離を運行する高速列車は、終点に近づくまでの間はノンストップで運転されているイメージをもつと分かりやすいです。例えるなら、東京から博多にむかう列車は、東京の次は、広島、新山口、小倉、終点博多にだけ停車するような運行が行われています。日本とはだいぶ様相が異なります。
さらに、高速鉄道専用線から在来線に出入りもできます。そのため、ダイヤ検索等で、利用したい時間帯に列車があるかどうか必ず確認願います。日本とは状況が全く違います。
列車運行設定が柔軟な反面、特にフランス南東部のアルプス地域には、週末のみ運行される駅も多いのです。日本のように好きな時間に乗れるわけではない点にくれぐれもご注意下さい。
Attention:There is no guarantee of accuracy including any implied guarantees. Please refer to the official recent map of the railway operator.
◆概略図(informal summary map)
【概略図の凡例】
・運行形態が多すぎるため、図に入るようかなり束ねて表現しています。実際には並行している駅も、上の図では直列に並べています。停車する/しないはこの図からは読み取れません。ご注意下さい。
◆詳細図(informal detail map)
【詳細図の凡例】
・停車する駅がある程度分かるようにしています。時間変化が激しく、また、表しきれない複雑な運行パターンもあるため、繰り返しますが、ダイヤ検索で列車があるかどうか、お確かめください。
・また、「○」(丸印)で示す駅はほとんどの列車が停車する駅ですが、「△」(三角)の駅は停車しない列車もある駅です。
太線で示す路線はパリ発着ではない列車運行を表しており、行先をカタカナで記載しています。
フランス国鉄 SNCFさんの公式路線図(official map)
路線図はSNCF connectさん(グループの旅行子会社さん)のものが便利です。
路線図へのリンク先はこちらです。開く際にクッキーをどうするかを聞かれます。この地図の下にある「Retrouvez la carte au format PDF」を選ぶと拡大して見ることができます。
この図のさらに下には、地域交通線を含めた路線図も掲出されています(7Mバイトくらいあります)。
スイス方面(TGV Lyria)
パリからスイスのローザンヌ・チューリッヒへは、上のSNCF connectさんの地図にあるようにTGV Lyriaというフランス・スイス出資の子会社により運行されています。公式なホームページで、ダイヤや停車駅を一覧表形式でみることができます。こちらです。
ご注意点
路線図中に単なる「TGV」がありませんが、これは「TGV inOui」「TGV Ouigo」ブランドに統一されたためです。SNCFさんは、2013年からTGVの車両をTGV「Ouigo」(テージェーヴェー ウイゴ)、2017年からはTGV[inOui](イヌイ)というブランド化により、TGV列車を専用塗色化とバー(車内売店)の改造や一等車の廃止等の改造して順次導入しております。
これらOuigoやinOuiは停車駅の違いではなく、サービス品質を表す目印です。TGV
Ouigoさんは、どちらかと言えば格安さを売りにしている会社(ブランド)です。
どちらのブランドも、路線図に載っていても、実際には1日2〜3往復程度の区間が多いため乗りたい時間には乗れない又は運行されていない可能性があることはご注意下さい。
停車パターンの違う列車の判別
様々な運行タイプがありますが、「のぞみ」「ひかり」のような愛称がほとんどついていません。停車駅等は基本的に列車番号から案内表示を見て(※4.車内アナウンスも参照下さい。)確認する必要があります。たとえばパリからの南東方向のマルセイユ等に行く列車のなかにはパリの次は地中海近くのアヴィニョン(Avignon TGV)駅までの2時間45分停車駅がなく、途中の大都市・リヨンにも止まらないものもあります。
TGVが運行される区間は多種多様になっています。このページで紹介している図では停車パターンは表現できておりません。週末しか直達列車が運転されないような駅もありますので、かならずインターネットのダイヤ検索で、利用したい時間に列車が運行されているか確認してください。
日本の鉄道は沿線人口が多く鉄道利用者も多いため非常に便利ですが、フランスは大都市が少ない等の環境の違いから運行状況は全然違います。
SNCF地域交通(TER)
フランス国鉄SNCFの旅客部門は、高速鉄道TGVとは別に、地域交通を担うTER(テー ウー エール)という地域運行を行う部門に分かれて運営されています。
車両に大きく「ter」とロゴがデザインされているのをよく目にするのが、その地域交通部門の列車です。
パリ周辺部だけは「Transilien」(トランシリアン)と呼ばれていますが、路線図にはTransilienのロゴで乗り換え等が表示されています。
TERは、その分担地域だけではなく、パリや、隣接他地域にも運行されている場合があり、また、以下のようにブランド名をつけて運営されています。例えばフランス北西部のノルマンディー地域のTERは「NOMAD Train」というブランドで自社を表しています。2023年時点では、もともとの「ter+地域名称」と「NOMAD Train」のようなブランドは併存しています。
SNCFさんの各TERの地域別の公式な路線図は以下のとおりです。※リンク切れはご容赦下さい。
- パリ近郊:Transilien (トランシリアン)
- 北西部 :NOMAD Train(TER Normandie ノルマンディ)
- 北部:TER Hauts-de-France オート=ドゥ=フランス
- 北東部:TER Fluo(TER Grand Est グランデスト)
- スイス国境:TER Auvergne-Rhône-Alpes オーヴェルニュローヌアルプス
- 南東部地中海沿岸:TER Provence-Alpes-Côte d'Azur プロヴァンス=アルプス=コートダジュール
- 南部地中海沿岸:liO Train(TER Occitanie オクシタニ)
- 西部大西洋沿岸:TER Nouvelle-Aquitaine(TER ヌーヴェル アキテーヌ)
- 中西部:Rémi(TER Centre-Val de Loire サントルヴァル ドゥ ロワール)
- 西部:Aléop en TER(TER Pays de la Loire ペイドゥラ ロワール)
- 北西部:TER BreizhGo(TER Bretagne ブルターニュ)
【フランス地域別路線図へのリンク】
パリからみた方角により、大体時計回りに並べています。
パリ近郊路線はこのロゴの「transilien 」ブランドです。
このロゴの「NOMAD Train」ブランドを展開中です。
リール方面
ランス、ストラスブール方面
ジュネーブ(スイス)、リヨン方面
マルセイユ、イタリア国境方面
トゥールーズ、地中海方面
ボルドー方面
トゥール、オルレアン方面
ルマン、ナント方面
ブルターニュ半島
(非公式な)フランス鉄道路線図
下の図2は非公式なものです(私が作ったものですから)が、全体把握に便利かと思いご参考までに掲出しています。間違いがある可能性があることをご承知おきください。
2020年時点ものなのですが、旅客→貨物線転換や路線廃止に追随できないため、間違いが許されない調べものには上述のTERやSNCF connectさんの公式版を参照下さい。
Attention:There is no guarantee of accuracy including any implied guarantees. Please refer to the official recent map of the railway operator.
上のフランス路線図では、高速鉄道の停車駅と、その町の中央駅が離れている場合には〇を複数つけています。
大体の距離
主な都市間の鉄道でのおおよその距離です。経由する線路によっても変わりますし、路線図に書かれたキロ程を積算して算出しておりますので誤差があることはご了承下さい。
パリ 【北、東方向】
- ルアーブル 約178km
- リール 約205km
- ブリュッセル(ベルギー)約264km
- レンヌ 約308km
- ロンドン(英) 約342km
- ストラスブール 約396km
- ケルン(独) 約402km
- アムステルダム(蘭)約430km
- ベルリン(独) 約877km
パリ 【南、西方向】
- ルアーブル 約178km
- ル・マン 約185km
- レンヌ 約308km
- リヨン 約391km
- ジュネーブ(スイス) 約409km
- ボルドー 約499km
- ブレスト 約504km
- トゥールーズ 約588km
- エクサンプロヴァンス 約639km
- マルセイユ 約660km
- ペルピニャン 約685km
パリ周辺鉄道路線図
パリの路線図は以下のとおりです。
ゾーンの設定がある範囲内は、RATP(地下鉄)線、RER(地域幹線交通線)線、SNCFのTransilien(地域交通)線、路面電車、路線バス(空港からのパリまで直行するロワジーバスや、ディズニーランドのVEA Disneyのような特別なバスは対象外のため別にきっぷが必要)は、同じ会社の路線のように共通してきっぷが使えます。
パリのシャルルドゴール空港(CDG)から、パリ市内(オペラガルニエ)に行くロワジー(Roisseybus)バスはこの対象外です。もしCDGからロワジーバスを利用してパリ中心部のオペラ駅から地下鉄に1駅乗るなら、ロワジーバス(16.2ユーロ)と地下鉄(ゾーン1のみの1回券(Ticket t+で、2.1ユーロ)の合計18.3ユーロかかります。これが鉄道なら、CDGからRER B線と地下鉄を数駅利用するなら1枚のきっぷで、11.45ユーロです。
Ticket t+は改札機で回収されるため、乗り換え駅では案内に従って乗り換え通路を通る必要があります。また、路線バスの車内で買うとちょっと高いです(現状の2023年時点で2.5ユーロです)。
一日券もあり、「Mobilis(モビリス)」です。利用するゾーンの範囲ごとに値段が違うので一概には言いにくいですが、1回券と比べて同じ区間を4回乗ってほぼ同額、5回以上乗るならMobilisのほうがお得です。Mobilisは磁気券で磁力が弱く、汗によって読み取れなくなることが私の場合はよくあります。その場合、改札で新しい券を発行してもらうことになります。
ゾーン外に出る場合は、駅を指定したきっぷを事前に買う必要があります。
背景の塗分けが料金ゾーン(タリフゾーン)です。
- パリ中心部(料金ゾーン1〜2)RATPさんホームページ
- パリ近郊(料金ゾーン1〜5) RATPホームページ
表示される地図の右下に、pdfファイルでダウンロードできるボタンがあります
シャルルドゴール空港とパリ市街のアクセス
- 【空港バス(ロワジーバス)経路】シャルルドゴール空港←→パリ中心部直行
- 【パリ周辺のダイヤ検索】
※パリ側はRATP3、7、8号線Opéra駅横(RER A 線Auber駅も近い)の発着
ダイヤ検索は下図のように使います。シャルルドゴール(CDG)空港は広いのでターミナル番号まで入力して下さい。オルリー空港と間違えないように気を付けてください。
検索結果(例)
検索された路線にストライキの予定やメンテナンス情報がある場合、路線名の横に注意情報があることを示すアイコンが表示されます。ストライキの場合、会社側は利用者の多い路線を選別して運行を維持するポリシーのように見受けられますので、特に郊外の路線では本数がほとんどなくなる場合があるため、注意情報は見て確認したほうがいいです。
フランス 鉄道運行事業者さん
地下鉄や路面電車会社を除いた鉄道事業者さんについてまとめました。図3についても正確さには何の保証もありませんので、その前提でご覧ください。
Attention:There is no guarantee of accuracy including any implied guarantees.
一般的な名前 (ブランド名) |
鉄道会社名 | 備考 | 参考 保有線路 |
|
1 | SNCF | フランス国鉄 Societé Nationale des Chemins de fer Français |
フランス国鉄の上側 | (29200[km]) |
2 | Blanc-Argent | ブランカルジャン鉄道 Chemin de Fer du Blanc-Argent |
フランス中央部のナローゲージ路線。 現在はフランス国鉄SNCFが運行。 Argy駅〜Valençay駅〜Gièvres駅〜RomorantinーBlanc-Argent駅〜Salbris駅 |
67km |
3 | Cerdagne(le petit jeune) | セルダーニュ線 Ligne de Cerdagne |
スペイン国境近くの「黄色い列車」の愛称のナローゲージ。最高海抜1593m、最急こう配60‰。 Villefranche-Vernet-les-Bains駅〜Latour-de-Carol-Enveitg駅 |
63km |
4 | CFC | コルス鉄道 Chemins de Fer Corse |
コルシカ島の3路線を運行。非電化のナローゲージ。 | 232km |
5 | Chemins de fer de Provence | プロヴァンス鉄道 Chemins de fer de Provence |
フランス南東部の保養地Nice駅〜Digne-les-Bains駅までのスキーリゾート等の観光路線(ナローゲージ)。 | 166km |
6 | Mont-Blanc Express | モンブランエクスプレス (Saint-Gervais-les-Bains-Le Fayet à Vallorcine線) |
フランス−スイス間のナローゲージ。運行はフランス国鉄 Saint Gervais-Le Fayet駅から著名なChamonix Mont-Blanc駅を経由しスイスのMartigny駅まで運行。 |
37km |
7 | Rhune | リューヌ登山鉄道 Le Petit Train de la Rhune |
ラックレール式登山鉄道.リューヌ山はスペイン国境の山(山頂はスペイン) 最寄りのフランス国鉄(SNCF)のサン=ジャン・ド・リュズ駅(Saint-Jean-de-Luz)駅までの路線は廃止されているため、Grottes de Sare行きバス(45系統)でアクセスする必要がある。 Col de Saint Ignace駅からLa Rhune駅(リューヌ山山頂)まで運行。 |
4.2km |
8 | モンタンヴェール鉄道 Chemin de fer du Montenvers |
モンブラン Mont-Blanc |
氷河観光で著名な狭軌のラック式鉄道。 SNCFのChamonix-Mont-Blanc(シャモニー モンブラン)駅からMontenvers(モンタンヴェール駅)までの路線。 |
5.1km |
9 | モンブラントラム Tramway du Mont-Blanc |
モンブラン Mont-Blanc |
著名な観光登山路線。 SNCFのSaint-Gervais-Les-Bains-Le Fayet駅横のLe Fayet駅(標高580m)からNid d'Aigle(ニ・デーグル) 駅(2380m)までの路線。 ニ・デーグル駅はフランスでもっとも標高の高い駅。 |
12.4km |
鉄道の開業
フランスの鉄道開業は、1827年6月30日ですから、開業からもうじき200年です(2023年現在)。一方、日本は1872年10月14日(この日は「鉄道の日」になっています)ですから、151年目です。
フランス初の鉄道は、南東部のサンテティエンヌ近郊の、18kmの鉱山からロワール川の港までの貨物鉄道でした。旅客鉄道線としては1832年に開業した同じくサンテティエンヌ〜リヨン間の58kmの路線が第一号です。
歴史に詳しい方だと普仏戦争(1870-1871)でのフランスの大敗の一つの鉄道整備の遅れが頭をよぎると思いますが、鉄道開業自体は早かったようです。でも国境までのネットワークが無かった、といったところでしょうか。
パリ・サンジェルマン鉄道会社
パリ近郊では、パリ・サン=ジェルマン鉄道会社線が1837年8月24日に開業(一般向け営業開始は8月26日)したものが最初となります。
このサンジェルマンは、お城で有名な、パリからすぐ行ける観光地ですから、この路線を利用する方も多いと思います。
画家のフィンセント・ファン・ゴッホの「アニエールのセーヌ川にかかる橋」という絵もこの路線の鉄道橋と蒸気機関車を描いたものですが、この絵の製作年は1887年夏とのことで、描かれた鉄道橋は1837年の鉄道開業時の橋と異なります(現在の橋も拡張を繰り返しておりますので全然違います)。このような歴史ある路線をご紹介します。
この路線は、下の図4(図中の紫の点線)のように、パリから、サンジェルマンまでの20km(当初はルペックまでの19km)を結ぶ路線です。現在もほぼ全線が現役の路線ですが、半分がRER A線(A1線)の一部、半分がTransilien L線の一部になっています。
開業当時のパリ側の起点は、現在のサン・ラザール駅構内(ホームのある位置より北の、RATPのEurope駅付近)でした。
サンジェルマン側は、サンジェルマン手前の、ル ペック駅でした。サンジェルマンは下の写真のように小高い丘の上でハイキング等のレジャーの場になっています。この高低差とセーヌ川の横断の困難さのため、1837年時点ではサンジェルマンの対岸の川岸(現在のルペック市役所のある場所の北西側の川岸)までを開業したものです。
※機関車の荷重に石橋(1830年架橋で、今より下流側にあった)が耐えられないとみられた、という話もあるようです。
開業から10年後の1847年に、北に大きく迂回することでこう配を緩くする線路が新設されるとともにセーヌ川に架橋(現存)されました。このため、図6のように1837年・開業時の川岸のルペック駅)は不要となり、ルペック駅は現在の駅(ルヴェジネ=ル ペック駅。隣町のルヴェジネに所在)付近に移転しました。これにより現在のRER A線(A1支線)のサンジェルマン=アンレーまでの全線が開業しました。ル ヴェジネ=ル ペック駅とサンジェルマン=アン レー駅の標高差は50mですが、それでも終点のサンジェルマン=アン レー駅は地下駅のような構造になっています。
その後、川岸の開業時のル ペック駅に関する詳細は忘れさられたそうで、 「開業時のルペック駅の再発見(発掘)について」フランス国立保存考古学研究所(Inrap)さん サイト(https://www.inrap.fr/decouverte-de-la-premiere-gare-de-voyageurs-de-france-12745)のように、住宅建て替えに伴う発掘によって駅の遺構が再発見されています。2023年時点では既に新しい住宅になっています。
前述のようにサンジェルマン=アンレーは丘の上ですから、大回りして距離を稼ぐことでこう配に対応するよう前掲の図6のように路線を大きく振ったわけです。最急こう配は35‰だそうです。現在のル ヴェジネ=ル ペック駅(Le Vésinet-Le Pecq)は、下の写真のようにこの曲線部にあります。
それでも終点駅は地表より深い位置にホームや改札があります。
高速鉄道(TGV)について
TGVの運行やきっぷ購入についてはフランスTGVをご参照ください。