2017年12月30日
あっという間に,今年もあと2日を残すだけとなりました。
今年もいろいろとありました。
職探しの話も何とか目途が立ちほっとしています。
これまでも何度かあったことですが,捨てる神あれば拾う神ありです。結果的には,とても恵まれてきたと思いますが,その時その時には,はしごを途中で外されたことが何度もあります。でもまあ,それが良い転機になったこともまた度々であり,少々のことで一喜一憂しても仕方ないと実感として感じています。
まあ,生きているうちは,こうしてジタバタしながらいろんな壁にぶつかって,いろんな人に助けていただきながら過ごしていくのだと思います。
どんな時も投げやりにならずに,自分の名に恥ずかしくないような姿勢を保とうとする努力が大切だと強く思っています。
来年もこつこつと頑張りたいと思います。
新年が皆さまにとってよい年でありますように。
来年もよろしくお願いいたします。
2017年12月23日
年末を迎えようというのに,相変わらずドタバタしています。とはいえ,懸案課題にもある程度めどが付き,少しホッとしています。
職探しの件についても新たな話が出てきて,いろんなめぐり合わせがあるものだと不思議な感じがしています。
今年もいろいろありましたが,こうして一年間緊張感を持って過ごしてこれたことに,感謝しています。
いろんな出会いや偶然に感謝しつつ,今年の残りの日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
2017年12月9日
いつものことですが,あっという間に12月です。フルタイムでの仕事があるのもあとわずかかと思うと,不思議な感じです。
大学にも浪人せずに入り,留年せずに卒業して,民間企業訪問は一切せずに行政の仕事をめざした41年前から働く分野や場所,組織は転々としましたが,フルタイムの仕事がないという状況に直面したのは県を退職する際の広島市立大学事件の時だけでした。
そうして考えれば,結果としてはまあ恵まれてきたと言えるのだろうと思います。
これからどうしていこうかというところですが,急激な人口減少の中で高齢者重点配分の年金がいつまでも続くとは思えないし,悩ましいところです。
2017年11月25日
相変わらず気ぜわしい日々が続いています。昨夜は午後8時半過ぎまで本業関連の会議があり,今日は,午前中,日赤広島看護大学の大学院の授業「保健福祉行政論」を3時間。 みなさん,看護師として病院に勤務しながら大学院に通っておられます。
今日テーマにしたのは,「社会的意義を考えるということです。」
「○ 社会的な視点 ⇒問題意識を持ち解決の方向を考える
・歴史と未来の視点
・社会的平等の視点
・社会資源の有効活用の視点
○ 社会の変化を生み出す力
・めざす姿とそれを実現する意義を説明し理解を得る (社会的意義)
・多様な人や組織の力を集め,課題を共有する
・様々な不測の困難を一つずつ乗り越えていく,・全体の進捗状況に目配りし,障害に対して早期に対応する 」
といったこと中心に,色んな事例のお話をさせていただきました。
その中でも強調したのは,「歴史の歯車前に回しているのか,止めているのか,後ろに回しているのか」という問いかけの大切さです。
真面目に懸命に変化生み出すための仕事をしていれば,流れに身をゆだねているよりもいろんな障害に幾度も直面します。
そんな時には,同じような思いを持った人たちの仲間が必要になります。
一生懸命が恥ずかしくなって自分から投げ出したりしないように,励まし合いのネットワークが大切になります。
2017年11月18日
めっきりと寒くなってきました。日々の生活の如何に関わらず,季節は淡々と進んでいきます。本業の方の大きな課題の一つの詰めの仕事が進んでおり,緊張感が続いています。
これまでいろんないろんな仕事をする機会に恵まれてきて,改めて感じるのは,大切な時にきちんと集中力を維持してやるべきことに取り組んでいくことの大切さです。考えてみれば当たり前のことなのですが,実際には,いろいろと困難な課題が目の前にあるとつい余計なことの方に目が移ってしまい,目の前の困難な課題とは別のことを考えてしまったりしてしまいます。本来集中すべきこと以外のことに気を取られてはうまくいく訳はないのですが,より簡単そうに見えることの方につい気が行ってしまうのです。そんなこれまでの半生を振り返りながら,悩むべきことを絞り込んでそこから目を離さないように意識しながら取り組んでいるところです。
そこでは,仲間の大切さも感じます。自分の信念を持って信頼できる仕事をしている人たちの存在が,しんどい時にもそこから目を離さずに頑張る気力を支えてくれます。時にはうまくいかないことの連続の中で頑なになりかねない心を反省し,くじけそうな思いから立ち直る力を与えてくれます。
いろんな人たちとのつながりが,一つひとつの自分の仕事を支えてくれていると感じています。そんな感謝の気持ちを持って,志高く,自分にできることに誠実に取り組んでいきたいと思っています。そんな励まし合いのネットワークの大切さ,信頼できる仲間の大切さを改めて感じているところです。
2017年11月11日
先週末の3連休に3日間,今年19年目となる自治医大の財団の健康福祉プランナー養成塾で東京に行ってましたので,休みなしの2週間でした。しかも,その前に,今年9年目の立命館大のインドネシア政府職員・大学教員への計画倫理の4時間研修もあり,その前の日曜日の夜は新たに着任された駐日シンガポール大使との夕食会で,いろいろと気遣いをする日々でした。
本業の方も,大事な時期であり,緊張感があります。
まあ,こうして緊張感のある時間を過ごすことができるのが幸せなのだとは思います。
職業人としての「晩年」を迎える中で,これからの過ごし方を考えているところです。
2017年10月28日
毎週同じ思いですが,あっという間に1週間が過ぎていきます。来週も,火曜日には8年前から頼まれている立命館大学のインドネシア政府職員・大学教員向けの研修があり,金〜日の3連休は自治医大の財団主催の健康福祉プランナー養成塾で東京です。こちらは19年目です。このほかに新しいプロジェクトにも個人的に声をかけていただいており,なんとか形にしていければと思っています。
明日は,長く途絶えていたシンガポールと広島を結ぶ直行便の就航式があり駐日シンガポール大使が来広されるので広島シンガポール協会主催の夕食会です。最初に直行便が就航した1993年には一人当たりGDPが日本の約半分だったシンガポールですが,今では日本の約2倍です。シンガポールの持つ多様性とビジョンそして行動力を取り入れたいものです。
2017年10月21日
夏の間の半袖シャツから長袖に変えたばかりと思っていたら,ずいぶん寒くなってきました。朝,地域のゴミ集積場所までゴミを持っていくのも寒さを感じるようになっています。自宅でパソコンを置いている部屋は,眠気防止もあって暖房をあまり付けないので,昨夜は防寒のチョッキを持ち出しました。すぐに冬が来て,そして春が来てまた夏が来てと,時間がいつの間にか経っていくのかと思います。気が付くと人生最後の日ということにならないように,一日一日を大切に過ごしていかなければと思います。
物思う?秋ですね。といっても,目の前のことに追われてそんなことを考えることもなく日々が過ぎていますが。
まあ,精々,日々を大切に過ごしていきたいと思います。
2017年10月14日
毎週末に同じことを書いています。処理している業務量自体がやたら多い訳ではないのに,本業の方では進め方を間違わないようにということと,将来に向けて責任ある対応をしておかなければというプレッシャーのある仕事をしているので,業務量の割には緊張感が高い感じです。
個人的にも,秋の研修シーズンに入り,今日は地元の日赤看護大の大学院の非常勤講師で,明日は地域包括ケアの勉強会,月末から来月にかけて今年9年目となる立命館大学のインドネシア政府国家計画庁と大学教員研修や今年19年目の自治医大の財団主催の健康福祉プランナー養成塾があり,それに行財政改革推進審議委員会の会長をしている三次市の子ども未来応援宣言策定市民会議や修学旅行生などを対象とした平和・復興教育の検討プロジェクトなどが重なっています。
どれも,これまで積み重ねてきた話なのでそれぞれに興味があり面白いのですが,それらが一度に積み重なってくるとなかなか収拾がつきません。
まあ,そんな「贅沢」が言えるのも皆さんに声をかけていただけるうちなので,できるだけ誠実に丁寧に取り組んでいきたいと思っています。
2017年10月7日
もう10月です。日々,目の前のことをしているとすぐに時間が経ってしまいます。こうやって人生最後の日もあっという間に来そうです。その時に,少しでも悔いを減らすために,今を大切に生きなければと思います。
当然ながら,本業の方がいろいろとある中で,個人的な活動の方が,立命館の外国政府職員研修,日赤広島看護大学の非常勤講師,以前分担執筆で参加させていただいた保健医療系の教科書の改訂作業,今年19年目の自治医大の財団の健康福祉プランナー養成塾の秋コース,広島での滞在型の平和学習,シンガポールと広島との直行便再開に関わるちょっとした仕事など,まさに雑多です。
まあ,朝から何もすることが無くなる前に,少しでも社会の役に立てる仕事をしたいものです。
2017年9月30日
あっという間に1週間です。公私ともドタバタしているのに,やるべきことは減った感じがありません。
一昨日は,午後に三次市で子ども未来応援宣言策定市民会議があり,市民の皆さんと議論をしていました。これまでも,三次市行財政改革推進審議委員会で,経済団体や住民自治組織の方などと議論を楽しんできましたが,メンバーのほとんどが普通の(?)市民の方々というのは初めてで,とても新鮮です。
みなさんそれぞれにいろんな思いがあり,それが徐々にまとまってくるのは楽しいものです。役所の議論とはまた違う実感があります。当たり前の建前を並べただけでは通用しないところが面白いところです。
一昨日は,三次での会議の後に急いで広島に帰り,県庁での韓国からの調査団の方々とへき地医療を担う医師の育成についての対応もしました。年に数日しか使わない英語での議論でしたが,相手側の英語が分かりやすかったので,内容の議論に集中できました。やはり英語はヒアリングが大切だと改めて感じました。
2017年9月23日
来年の仕事も分からないのに,目の前のやるべきことは増えていきます。まあ,やることが何もないよりははるかにましだと思いながらも,ちゃんとやっていけるかを心配しています。元々関わっていた,保健医療,国際・平和,行政職員の3分野の中で,国際・平和分野で新しく声をかけていただき,5年近く新規案件のないブランクの中で,感覚を取り戻すのに一生懸命です。でも不思議なもので,久々に関わりだすと時間の壁を越えていろんなアイデアが整理されだします。
まあ,基本的な考え方である,基本理念の部分がぶれていないので,方向性は変わりません。
とここまで書いたところで,土曜日の朝から友人の船で釣りに行ったので,中途半端で終わりです。
2017年9月16日
どんどんと日は経っていきます。本業の方の課題解決に取り組んでいるものの,時間が経っていく中でジリジリとした感じです。まあとは言っても,何らかの課題に取り組んでいるときはいつもこんな感じです。一気に一直線に課題解決に向かって突き進むなんて格好のいいことなんてありません。大事なポイントと解決の方向性から目を離さないように気を付けながら,一生懸命に肩の力を抜いて一定レベルの力をジワリとかけ続けるといった感じです。
これまでもずっとこんな感じでやってきましたので,一定の緊張感は維持しつつも適度に力を抜くことの大切さは身についてきているように感じます。
明日は東京で終日,地域医療フォーラムなので折角の3連休が生かせません。
2017年9月9日
9月に入り,時はどんどん過ぎていく中で,推薦入試+奨学金で養成しているふるさと枠(地域枠)医師の配置調整などいろんな案件があり,あせりもあります。どんな制度も,いろんな課題や難しさがあり,立場によって考え方や意見も異なります。そんないろいろな立場の方々の意見を踏まえ,制度の本来の趣旨に基づいて,なによりも当事者の方々のやりがいや達成感を大切にして,現実的な運用のあり方を作り出していくことが求められます。
基本的な理念と現実性との折り合い点を模索していくことが必要となってきます。あるべき論や小手先の調整のどちらでも駄目で,基本を大切にした柔軟な発想での取組みが求められます。
2017年9月2日
あっという間に9月です。8月上旬までの1か月半,個人的な活動の研修講師や会議などでドタバタし,その後も本業の方の行事や難題続きで気が付いたらもう9月という感じです。まあ,何もすることなく時間が経つのをひたすら待つというよりはいいかと思います。とはいえ,いつまでも仕事がある訳でもなく,時の過ごし方を考えなければと思うところです。
とはいえ,「雑多」が売り故に,この専門性で勝負をするというものもなく,いざとなれば役に立たないということにもなりかねません。
といいつつも,今日の午後は以前分担著として参加させていただいた医療福祉の教科書の改訂版作成の打ち合わせ会議があり,準備をしているところです。
来年の今頃は何をしているのかドキドキですね。
2017年8月19日
研修の方が一息ついても,本業の方でいろいろと課題があり(当たり前ですが)ドタバタしてます。とはいえ,真剣に取り組むべきことがあるというのはありがたいことです。
来年から無職という可能性だってあり得るので,今,仕事があることのありがたさを感じながら,今は目の前の仕事に真剣に取り組んでいきたいと思います。
昨日は,JICAの方と,紛争影響国等の政府職員研修について意見交換をしました。日本に来てもらって,いくらすばらしい制度や施設などを知ったり見たりしていただいても,「感心→憧れ→羨望→落胆→諦め」となってしまったのでは意味がありません。
今ある制度や施設はそれぞれの過去の蓄積の結果であり,大切なことは,次の世代によりよい社会を引き継いでいきたいという思いは置かれた環境が大きく異なっても同じであり,いろんな困難に直面しながらも一つひとつそれらを根気よく乗り越え続けてもがいていく一人ひとりの行政職員の歯を食いしばっての地道な努力の大切さにおいては,同じ土俵に立っているということを共有することが大切なのだと思っています。
単に知識を伝え立派な施設を見学させるだけではなく,汚職の誘惑に耐えて,未来の自分たちの国のために今の自分たちの責任を自覚して仕事をすることへの使命感をどう生み出していくのかが大切なのだと思います。
2017年8月12日
6月末から続いた11本の研修ラッシュも一息つき,一昨日は三次市の行財政改革推進審議委員会と子ども未来応援宣言市民会議に午前午後と出席して,やっと一息です。とはいえ,本業の方も課題山積なので,すっかりリラックスという訳にはいきませんが…。
今週月曜日は,フィリピン・ミンダナオのバンサモロ自治政府職員研修で,ここ4年ほどかかわっています。フィリピン南部のイスラム教徒が多い地域での内戦から和平合意が成立し,自治政府のための職員研修が始まっています。破壊から国づくりへと動き出したとは言うものの,まだ火種は残っています。そんな中でも,自分たちの自治政府づくりに参加し,自分たちの地域を良くしようとする人々の思いは研修参加者から伝わってきます。
このような厳しい環境に置かれた中でも自分たちの国づくりをしようとする人々に日本に研修に来ていただいても,今の平和で豊かな社会での社会制度や施設などを見てもらうだけでは,最初は感心して憧れても,最期にはそれは日本だからできているのであって自分の国では無理だと落胆してしまう,「感心→憧れ→羨望→落胆→諦め」で終わってしまいかねません。
そこでは,どんな環境に置かれていても,社会の不条理への良質な怒りを持ち,置かれた環境の中で,少しでもより良い社会をめざして次の世代につないでいきたいという思いは同じだという「共感」が大切です。私は,それを強調するために
次のようなメッセージを研修の最後にお配りしています。
2017年8月6日
昨土曜日は,町内会の夏祭りの準備に動員されて,久しぶりに炎天下で汗をかきました。幸い飲み物は熱中症防止ということで十分準備していただいてたので,3時間でペットボトル4本を飲みました。高校生時代に真夏のクラブ練習の後に1リットル入りのコーラを一気に飲んでいた頃を思い出しました。
6月下旬から続いていた研修ラッシュも,明日のフィリピン・ミンダナオのバンサモロ自治政府職員研修4時間で一区切りです。紛争復興国など厳しい環境に置かれた中で頑張っている外国政府職員との対話は,社会のためにと働いている者の思いは共通だと感じられることも多く充実しているのですが,何といっても悩みは英語が聞き取れないことです。私の英語自体がシンガポール風になまっているシングリッシュなのでお互い様なのですが,なにしろ年間5回程度の研修を頼まれた時しか英語を使うことがないので,元々できないのにさらに聞き取れないという情けない状況です。
とはいえ,公務員としての責任を果たそうとする思いは不思議に通じるもので,なんとか破たんせずにやらせていただいています。
今日は広島の被ばく72年です。広島県庁での最後の仕事として,「破壊された広島」だけでなく「復興した広島」として,「核兵器廃絶への信念」とともに「復興への確信と未来への希望」を打ち出したことを思い出しています。
2017年7月29日
今年11年目となる香川県の新任管理職が無事終わったと思ったら,来週・再来週でJICAの紛争復興国研修等(ギニアビサウ,フィリピン,ソマリア,スーダン等)が3本続き,三次市の子どもの未来応援宣言や行革審議委員会などが続きます。本業の方もドタバタしていますので,そちらに影響が出ないように頑張っているところです。
いずれにしても,健康と気力の両方が維持できていないと何もできませんので,なんとかそれを維持する努力をしながらもがいていけることの幸せをかみしめながら,頑張っていきたいと思っています。
2017年7月24日
何ともドタバタして過ごしています。今年19年目となる自治医大の財団の「健康福祉プランナー養成塾」で1週間に栃木まで2往復したり,三次市の子ども未来応援宣言の初めての市民会議に出席したり。本業の方も当然ながらドタバタで。今週は,11年目となる香川県の新任管理職研修です。
まあ,いろいろなことに声をかけていただくありがたさを感じています。来週からは,JICAの紛争影響国政府職員研修とフィリピン・ミンダナオのバンサモロ自治政府職員研修が3本続きます。厳しい環境に置かれた国の職員たちが,未来に向かって平和で安心して暮らせる豊かな社会づくりをめざそうとしている姿に触れると,いつも,私たちも今のこの恵まれた環境の中で,もっと最善を尽くすべく,真剣に仕事に取り組まなければと強く思います。
2017年7月8日
先週は水曜日には熊本県南部の人吉球磨地域の保健師さん研修で木曜日は今年で3年目となる熊本県の自殺対策研修(休暇)で,週末は県北の病院への医師紹介と大阪での研修医確保のイベントがあり,今週も中山間地域の病院めぐりや行革審議委員会の会長をしている三次市での子ども未来応援宣言のための職員さんたちとの勉強会(休暇),フィリピン・ミンダナオのバンサモロ自治政府の若手職員研修(休暇)とドタバタとしていました。
久しぶりの休日です。
熊本では,大地震の影響が残る中で,素直に一生懸命に頑張っている方々の姿を感じましたし,バンサモロ自治政府の若手職員たちからは,長い内戦が終わってこれから自分たちの力で良い社会を作っていこうとする意欲を感じました。
初心を忘れず,それぞれの置かれた環境の中で,素直に一生懸命に素直に地道に努力を積み重ねていくことの大切さを改めて感じさせていただきました。
2017年6月24日
前に進んでいるんだかどうだか,という感じの中で地道にもがきながら日々の仕事に取り組んでいます。メンバーがいいので助かっています。これは大切なことですね。
思い付きを並べ立てて自己主張をし合うというのではなく,めざす方向は何でそのために必要なこと,優先順位はどうなのかを確認し合うことができる環境が何より大切だと思っています。いくら真剣に計画を立てても思うようにならないこと,予想外のことが起きることは普通のことであり当たり前のことでもあるので,気落ちしそうになる自分を励まして,こつこつと「明るく楽しく」という環境を維持しながらやっていくのが結局は結果につながるのだと感じています。
来週からの1か月余で10本以上の研修講師などを頼まれており,その準備にドタバタです。紛争復興国などの外国政府職員研修が4本,保健医療系が4本,行政系が4本などで,熊本,栃木(2回),香川などもあるので,本業の方にあまり影響しないようにとは思っているのですが…。
2017年6月17日
いろいろとありますが,根気よくこつこつと取り組んでいくしかないですね。丸41年とちょっと社会人をやってきていることになりますが,この点だけは変わらないように思います。どんなに良い実績を上げたにしても,次からはまたゼロからの取り組みが始まります。もちろん,経験値は上がっていきますし,いくらか処理能力・対処能力も上がってくるとは思いますが,それでうまくいく保証ができる訳でもなく,逆に挑戦するテーマと課題がより大きくより困難になることによって,実際には悩みも苦労も大きくなっていくのが普通なのだと思います。
まあ,それだから面白いのでしょうけれど。そう思って,気を取り直してこつこつと地道に根気よく取り組んでいくしかないですね。
みなさまにとって,良い週末でありますように。
2017年6月10日
慌ただしい1週間が終わりました。いろんなことが起きますが,まあ仕事をしていればそんなものかとも思います。昨夕は自治体関係の方と会食をしていて,無から有の変化を生み出すこととのできる人と,こうしたらいいのにという解説で終わる人との違いの話になりました。自分が正しい意見を言ったかどうかを優先する人と,全体の意見が望ましい変化を実現する方向で動いているかどうかを優先する人との違いなのだと思います。変化を生み出した手ごたえと達成感を経験したことがないまま「解説」と「自己満足」で過ごしていれば,無から有の変化は生み出されません。いろんな人々の多様な意見のすり合わせのための「仮説」を提案し,(自分なりのめざす方向性は持ち続けながらも)「仮説」を元にしたすり合わせを根気よく続けることが,コンセンサスを生み出すのだと思います。
その過程の不安感に耐えるのは,未来のより良い社会への責任感・使命感と経験が必要だと思います。
2017年6月3日
毎年6月からの半年間が研修講師のハイシーズンです。今年で3年目となる熊本県の自殺対策研修から始まり,同県南部の人吉球磨地域の保健師研修,今年19年目の自治医大の財団主催の健康福祉プランナー養成塾,11年目の香川県新任管理職研修,そしてJICAの紛争復興国政府職員研修等4本などが2か月の中に並んでおり,資料準備に精を出しています。昨日は,休日出勤の代休で自宅にいましたが,来年から無職になって毎日が日曜日になるのもなぁという思いと,まあそれはそれなりにという思いとがあります。
そういう自分自身の時間の使い方だけでなく,こけまで産学官・海外と雑多な取り組みに飛び込んできて,多くの方々の支援と運の良さでここまでこれたことで学んだことを,少しでも社会のために役立てる機会を持ちたいというのが本音のところです。
とはいえ,今年一年,責任感を持って精一杯取り組んでいきたいと思っています。
2017年5月27日
緊張感のある日々が続いています。目の前の課題に対応するだけでなく,よりよい将来のための仕組みを組み込んでいこうとする努力が大切だと思っています。何かをめざすことから,夢も意欲も生まれてきます。
どんな仕事でも,「処理」をしていくことと,何かを生み出す「取組み」の両方があり,それは自分自身の「選択」なのだと思います。
自分自身で何かを生み出す「めざすもの」を見つけられるかどうかが,仕事のやり方を決めていくのだと感じています。「めざしたいもの」があれば,できない言い訳を言わなくなります。新たな取り組みはうまくいかないのが当たり前だし,めざせば叶う訳ではないけどめざさなければ何も始まらないのですから。
職業人生活の終盤までこのような思いで取り組めていることを幸せに思うと同時に,「その後」についての漠然とした不安も感じています。
2017年5月20日
日々がドタバタと過ぎています。最近特に,無から有を生み出すことの大切さとその難しさを感じています。自分の思いを主張したり,他人の言動を批判したり批評したりするのは簡単ですが,めざすものを掲げてそれを実現していくことは簡単ではありません。
批判・批評する側は,新たなことにチャレンジするというリスクの上に立っている訳ではないので,自信たっぷりに語ることができます。うまくいくかどうかわからないけれども,新たなもの新たな変化を生み出すことがよりよい社会を生み出していくためには必要だと考えて取り組む側は,常に確証のない不安な状況に置かれています。「要らんことをして」とか,「うまくいく保証はあるのか」とか,無神経な批判・批評にさらされます。
でも,それでも人々が頑張れるのは,そういう成功の保障のないことに取り組んでいかなければ新たなことは生み出せないということを知っているからです。
そういう先の見えない不安に耐えて,仲間と力を合わせてもがくことによって何かを生み出したことがあるからです。批判と批評による自己満足よりも,たとえ百点ではなくとも何らかの変化によって社会に能動的に関わったという手応えのかけがえのない価値を知っているからです。
2017年5月13日
連休は長野に住む息子一家の帰省や自宅の雑草対策などであっという間に済み,腰痛が残りました。
本業の方も大切な時期にあり,いささか焦り気味です。
個人的な活動の研修講師の方も,これからシーズンを迎えるので,緊張感を高めてやっていかないといけません。
本業と個人的な活動の両方で充実感があるだけに,仕事が無くなったらどうしようかという思いがありますが,まあ努力をした上であれば,それを受け入れてやっていけばいいかとも思っています。
とりあえずは,目の前のことを大切に取り組んでいきたいと思います。
2017年4月29日
1週間が早く過ぎていきます。今週は,中山間地域の病院長さんとの協議と土地勘を得るために,一日で県内を駆け足で回りました。約350kmを運転してお尻が痛くなりましたが,やはり現場でお話をお伺いするのは価値があります。同時に,8,500?という全国11番目の広さながら,交通網が整備されている有利さを改めて感じました。地域医療も,この恵まれた環境を生かして,広域的な連携で充実を図って行ければと願っています。
社会のための仕事に恵まれている今のうちにできることをしっかりと果たしていきたいと思います。
2017年4月22日
昨日は,NHKの山陽3県放送の「フェイス」という番組でインタビューが流れました。住民の数が少なくてとても採算が合わない離島の医療に従事する定年後の医師や自家用船や軽飛行機を駆使した医療をめざす医師の話が中心でしたので,コメントのしようが難しく,小一時間収録した中で使われたのは1分程度でした。地域のシステムづくりには,「頑張る人」が必要で大切なのは言うまでもありませんが,「普通の人が無理をし過ぎないで頑張れる環境を用意する」ことも大切です。
先頭を切って道を切り拓いていく人も大切ですが,道をならし舗装してガードレールを整備して誰でもその気になればその道を進んでいくことができる道を整備する人も同時に大切です。
この最後の1年に,そうした仕事を少しでも前に進めていきたいと思っています。
2017年4月15日
新年度が始まって2週間が経ちました。先週末は96歳を目前に亡くなった母の3回忌に紛れて書けませんでした。新年度の新体制での立上げで,緊張感を持って取り組んでいます。やはり,時々は環境の変化も大切だと感じています。
これまでを振り返ってみても,上司の予定外の転出で空港立地計画に深く関わるようになったり,,公務員初の商社派遣やシンガポール広島事務所の立上げ,広島大学での社会連携の新組織の立上げ,県に再就職してからの,全国にほとんど例のなかった人づくりビジョンのとりまとめや,「核兵器廃絶の信念」と並ぶ「復興への確信と未来への希望」の打ち出しなど,それぞれに緊張感の高い仕事に恵まれてきました。
自分の前に道は見えず絶えず不安の中でのぼんやりとした方向性を頼りの試行錯誤ですが,自分の後ろを振り返ると,それなりにつながった道ができているようにも感じます。それは,自分の損得ではなく,自分なりの漠然としたありたい社会像に向けて「良質な怒り」と「自分の信用」を大切にしてこれたからかなと思っています。
できれば,もう少し社会に関わる仕事ができたらとは思っていますが,隠遁生活となった時の準備もしなくてはといったところです。
2017年4月1日
あっという間に平成29年度の始まりです。8人しかいない小所帯で2人が異動で転出,しかもその一人は組織立上げ以来6年間中軸として毎週3日間を地域医療支援センターでご活躍いただいた医師ですので,新年度からの運営に緊張しています。
とはいえ,人事は組織の常ですので,新たな体制の中で最善を尽くしていきたいと思っています。私自身も,最期の1年になりそうですし。
こういう状況ですので,この1年間の過ごし方とともに,「その後」の過ごし方についても考える日々が続いています。何か常勤の仕事を見つけたいという思いはありますが,いつかはそれも無くなることなので,元気なうちの残りの時間過ごし方を白紙から考えてもみたいという思いもあります。
本当に多くの方々に助けていただいたおかげで多様な経験をすることができた中で学び身につけてきたものを,何らかの形で社会の役に立てたいという思いです。もちろん,元気なうちに旅行など好きなことをして過ごしたいという思いもありますが,そればっかりでも飽きてしまうでしょうし…。
2017年3月25日
平成28年度最後の週末です。先週も書きましたように,いろんな年度末がありました。それぞれに思いがあります。全国初の公務員の商社派遣研修を企画して自ら手を挙げて行ったものの,仕事は自分で探せと言われてもがく中でなんとか成果につなぐことができ,ご褒美として,生まれて初めての海外旅行として中国に行かせてもらって一定の達成感をもって広島に帰った年度末,何もないところに初めての海外駐在で一人で行ってもがいたシンガポールから,沢山の方々に暖かな慰留の言葉をかけていただく中で3月末ぎりぎりに帰国した年度末,あるいは若い時期に4か月連続月200時間を超える残業の中で仕上げた新空港計画が具体化しだすのをみながら異動となった年度末,それぞれに熱い思いがあります。改めて恵まれてきたと感じています。
どれもあらかじめ計画しあるいは予想できた年度末ではありません。
今の仕事があと1年なので,来年の年度末はどんな思いで過ごしているのか。まあ,いろんな選択肢の中でそれぞれに受け入れていくことだと思っています。
2017年3月18日
年度末が近づきました。年末ももちろん一つの節目なのですが,仕事の面ではやはり年度末を意識します。昭和51年の4月に働き出してから,なんと41回目の年度末ということになります。その間,県庁で28回,商社で1回,シンガポールで3回,財団で1回,広島大学で4回,今の職場で4回年度末を迎えた計算になります。それぞれの職場で,さまざまな思いで年度末を迎えたことを思い出しています。
幸せといえば確かに幸せだったと思います。経験のない場面に飛び込んで夢中でもがいている中で迎える年度末は,それぞれに思いのあるものでした。うまくいくときもいかない時もありますが,思い切って新たな環境に飛び込んでいくことを選択し続けてきたこと自体には,後悔はありませんし間違っていなかったと思います。
そんなこれまでの経験を,少しでも社会のために役立てられる機会がないものかと考えているところです。
2017年3月11日
先週は,医師国家試験合格後の臨床研修を広島でやっていただくためのPRイベントで福岡に行ってたためにとんでしまいました。福岡に行ったのは土曜日の午後からだったのですが…。来週末は東京で同様のイベントです。全国から臨床研修病院が集まる大イベントです。私はもっぱら客引き係をやっています。一日中「広島の病院に興味はないですか」と。
今の仕事は,念願の地域医療分野なので楽しくやらせていただいているのですが,来年度末までなので,「その後」について悩んでいるところです。
来年度末に64歳になったところで無職になるので,微妙なところです。「気持ちはいつも三十歳台」でやってきたものの,急に「毎日が日曜日」というのもなぁと悩んでいます。
文字通り雑多な経験をさせていただけてきたことへの感謝もあり,何か少しでも社会のお役に立てることがないかと考えています。もちろん,残された一年を精一杯頑張ることが優先です。
2017年2月25日
先週は,娘家族の引っ越しの手伝いでいでドタバタしていて,書きかけていたひとり言も飛んでしまいました。本業の方の今年度一番の課題の後始末に追われていましたが,なんとか落ち着いたところです。
いろんな課題に向き合っていると,ある程度済んだつもりになっていても,,(当然ながら)あれこれと関連する仕事が出てきて,その対応に追われるものです。
どんな仕事や課題でも,いろんな立場からいろんな意見がありますが,それらを「対立」ではなく「共通課題」にしていくことが大切です。批判やあら捜しをするのではなく,共通の課題として,それぞれのできることを組み合わせていくことが大切です。
いろんな経験をしてきて良かったことの一つは,「うまくいかないのが当たり前」「めざせば叶う訳ではないがめざさなければ何も始まらない」「成功の唯一の秘訣はできるまでやり切ること」「聞く気のない人にも聴いてもらう,分かる気のない人にも分かってもらう」といったことが,当然のこととして体に染みついていることかもしれません。どんな言い訳をしても,途中であきらめれば,それは自分の判断と責任です。「自分の気が済む」だけで「本当に困っている人の気は済まない」ということを考える必要性を学んだことが良かったと思います。
もちろん,いつもうまくいく訳ではなく,諦めたり一時棚上げにしてしまうこともあります。でも,その思いを忘れずに持ち続けてチャンスを待つのもいいかと思っています。
2017年2月12日
今週は,本業の方での大きな課題が一つ峠を越えてほっとしています。いろんな立場の関係者の思いをきちんと理解し受け止めて,全体として最善と思われる落としどころを探していくことの大切さを感じています。難しい問題があると,とかく「悪者探し」をしてしまいがちです。誰かが悪いからこの問題が解決しないのだとか。
私が関わっている中山間地域での医師確保については,「悪者がいない」ということをスタートとして考えなければいけません。「大学の医局が医師を派遣してくれないから中山間地域に医師がいないのだ」という言い方は,目の前の現象面だけからすればそうかもしれませんが,実際に医局の人事をされておられる方々は,子どもの教育や自身の医師としての研修研鑽・キャリア形成などから中山間地域を希望する人が少ない中で,県全体の医療を守るためにいろいろな工夫ややりくりもされながら人事を調整されています。もちろん,改善点はあるでしょうけど,根底にある中山間地域での勤務環境や勤務条件,研修研鑽環境や生活環境など根本的な課題を改善していかなければ,無理を押し付けるだけということになりかねません。
これは,中山間地域の医師確保だけの問題ではなく,世の中の課題解決のいずれについても言えることだと思います。
誰かやどこかの組織に一方的に責任を押し付けて無理強いしても,問題は継続的には解決しません。
全体としてどのような姿をめざしていくべきなのかを考えて,それを実現してていくための取り組みを着実に進めていくことが大切だと感じています。
2017年2月4日
気が付くともう2月です。
先週末は,東海大学の東京・高輪キャンパスで東海大学の国内各キャンパスの社会連携担当職員の研修を頼まれて金土と東京に行き,一日置いて本業の会議の出張で月火と東京に行ったので,ドタバタの中でこのひとり言も書き忘れていました。
今週の金曜日は,本業の方でここ数年取り組んできた事業の一つの区切りとなる大切な会議があったのですが,以前から頼まれていたJICAのコソボ政府関係者の研修を動かせなかったために事務所の他の人に対応をお願いしました。もちろん事前準備は一生懸命にやりました。どちらも無事終わってほっとしています。
コソボは,旧ユーゴスラビアからの独立をめぐって長年の内戦が続いた国です。その背景には,民族問題もあるようで,広島県より1割程度大きい国なのにアルバニア人のアルバニア語とセルビア人のセルビア語が使われています。金曜日の研修でも,いつもの英語ではなく,私の日本語での講義を,アルバニア語とセルビア語の2人の通訳がそれぞれ通訳していただきました。
言葉の壁が心の壁になってしまうことは容易に想像されます。シンガポールでは,中国系が人口の4分の3を占めるにもかかわらず英語を公用語として教育もビジネスも行うことにするという大胆な政策を取りましたが,簡単にできることではありません。
とはいえ,今回来日された12人は,とても熱心に研修に参加していただき,意見交換でも未来の国づくりについて前向きな話ができました。この国に生まれた子どもが,幸せな社会で暮らせることを祈っています。
本年度もあと2か月です。いつまでも今の仕事ができる訳でもないので,ぼつぼつ新しい仕事探しを始めなければ,というところです。
2017年1月21日
さしてめちゃめちゃ忙しい訳ではないのに(気がかりごとや進めないといけない仕事はもちろんありますが),あっという間に1週間が過ぎていきます。まあ,この歳になると仕事のあることの幸せを感じています。
とはいえ,残りの人生での次の仕事を考えなければならない時期でもありますので,もやっとしています。
そんな中でも,来週末は東海大学の東京・高輪キャンパスで社会連携の研修講師に声をかけていただいていますし再来週はJICAの中国センターでアフリカ・コソボの政府職員研修に声をかけていただいていますので,とりあえずは,目の前のことに追われて日々を過ごしている状態です。
いろんな仕事のご縁をいただく中で,やはりめざすものを高く掲げることの大切さを感じています。目の前のやるべきことだけでなく,何をめざして取り組むのかという大義も(大げさではありますが)大切だと改めて感じているところです。
それを大切にしながら,残りの時間を丁寧に過ごしていきたいと思っています。
2017年1月14日
何かと気ぜわしい日々が続きます。まあ仕事があるだけありがたいと思っています。今の仕事も来年度で丸5年となりますので,ぼつぼつ集大成の時期ではあります。
とはいえ,地域医療の確保というのは終わりのないテーマなので,自分なりの達成目標を考えて,自分が担当していた時期の責任を位置付けて取り組んでいきたいと思っています。
41年前に県庁に入って以来,保健所,交通安全,空港計画,人事労務,商社派遣,産業振興,シンガポール駐在,国際協力,地域医療,国際交流財団出向,広島大学への転職,県庁復帰,政策企画,国際・平和と経験し,4年前から念願の地域医療の仕事に恵まれています。雑多な仕事と経験をすることができたことが,それぞれの段階で役に立っていると感じています。
計画して積み重ねることができたものではなく,その時その時を懸命に過ごしてきたこと多くの方々の支援(と幸運)の結果であることに感謝して,今年も悔いのないように仕事に取り組んでいきたいと思っています。
今月末には久しぶりの大学の社会連携の話で東海大学から研修に呼んでいただいていますし,来月初めにはJICAからアフリカ・コソボ政府職員研修に声をかけていただいています。この雑多さが一つの価値となるように生かしていきたいと思っています。
2017年1月7日
新年の最初の週は3日しかなかったのに,なんだかドタバタして過ごしました。まあ,仕事があることは無いことよりも良いですが…。今日も,中山間地域の地域医療への貢献が期待されている「ふるさと枠(地域枠)医学生」等の合宿セミナーです。
どんな制度もそうですが,制度設計だけでなく,その運用において,その本来目的に沿ったきめ細やかな配慮が大切だと感じています。目先の体面を繕うことではなく,制度の本来趣旨や理念を踏まえて,将来にわたって制度が当初の目的を達することができるような配慮と取り組みが求められています。
いろんな分野で新たな取り組みを模索してきた経験からそう思っています。
今月末には,東海大学から社会連携の職員研修に声をかけていただいています。久しぶりの大学関係の話です。その準備をしていて,保健医療,地方行政,外国政府職員研修と多様な分野の話の中でも,根っこのところは共通的に大切なものがあるように感じています。
それは,人が暮らす社会がより良いものになっていくようにとの基本的な「思い」なのだと思います。今の自分の立場からの都合だけでなく,普遍的な価値といったものに思いを寄せることの大切さを改めて感じてるところです。
年末に開催した本業の会議で,ある先生から「ホームページを見たよ」と声をかけていただきました。広大時代に「教員はホームページを開くもの」と言われて立ち上げて,成り行きで続けていますが,いろんな方とのご縁がいただけることのありがたさを感じています。
2017年1月1日
あけましておめでとうございます。
みなさま,良い年をお迎えのことと存じます。
昨年も一年間,充実した日々を過ごせたことを,感謝の思いと共に振返っています。
今年も,懸命に過ごすことができればと願っています。
多くの魅力的な方々との出会いとご縁を楽しみにしています。
社会のためにも少しでも意味のあることをめざして,日々を大切に今年一年も過ごしていきたいと願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年が,みなさまにとって良い年でありますように。

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