2004年12月21日
間が空いてしまいました。例年12月はどの団体も概してあまり会合などをしない時期ではあります。今年もあと10日ほどというのにあまりの暖かさに年末の雰囲気が全然出ません。鹿児島の市来町ではひまわりとコスモスが咲いたというニュースも出てました。
さて今日はライブラリに「状況の中での学びとしてのホイスコーレ・フリースクール運動の意義」を加えました。協会会員でもある筑波大の清水 諭さんらの編集する『現代スポーツ評論』第9号に昨年掲載したものです。デンマークのホイスコーレ運動が、「状況としての学び」論(LPP論)として充分に実践例となることを論じたものです。ホイスコーレ運動などについての簡潔な見通しにもなっていますので、参考になるかと思います。
2004年11月27日
協会の会員で「えこふぁーむ」の牧野時夫さんを紹介した北海道庁のページ「新・北海道人」がありました。道のPR誌に掲載されたもののようです。牧野さんは北海道農民管弦楽団の創設者兼リーダーであり、また農民芸術学校を構想しています。
北海道農民管弦楽団については「われら農民オーケストラ、北の大地の賢治たち」というタイトルのドキュメンタリーがフジテレビ系列で今年放送されました。このビデオは来年4月上旬予定の協会の春のセミナーで上映されます。
2004年11月19日
中村さんとは古いつきあいで、話もよく聞いて、彼のライフヒストリーも知っていますが、この本にはナマケモノ倶楽部以降のさまざまな出会いも語られて、中村さんの考えと行動を辻さんが的確に客観化していますので、新たな発見や示唆もあり、なかなかの好著です。中村さんのこれまでの実践を知らない人にとっては全篇が有益で刺激的な書物になるでしょう。一読を強くお勧めします。ゆっくり堂で購入できます。
関係者は劣化ウラン兵器の禁止の署名運動を行っています(署名用紙)。ぜひご協力下さい。また、中国新聞の連載記事「劣化ウラン弾被爆深刻」はたいへん参考になります。ぜひご一読を!イラク戦争後の取材を期待したいものです。
2004年10月31日
協会の会員で、昨年夏には「田沢湖ホイスコーレ」を開催して下さった近藤進さん(劇団わらび座俳優)出演の「ドクトル長英」が今全国で上演されています。近藤さんは準主役のシーボルト役で登場します。スケジュールはこれです。お近くの公演の際にはぜひお越し下さい。
2004年10月26日
神戸市の被災地NGO協働センターなどが、台風23号被災地&新潟中越地震被災地救援のぬくもりプロジェクトを始めています。毛布とカンパを募集しています。関心のある方はぜひご協力を!
2004年10月17日
11月6日は「ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」になっています。お近くの会場へどうぞご参加下さい。福岡市では、13:30より大名町カトリック教会講堂で行われます。
2004年10月15日
活動再開といいながら、間が空いてしまいました。さて、催し物案内に環境フェスタ希望の星「地球(ガイア)」美しい未来へを載せました。幹事の清水がデンマークの教育についてお話しする時間(17日 3:00〜4:00)もあります。お近くの方、どうぞ。
2004年9月7日
催し物案内に協会の関西会員談話会「サタディ・ホイスコーレ神戸」を掲載しました。フェルメールの絵を見て、その後は芸術ワークショップやNPO法人立の新しい自由な学校「わくわく子ども学校」の報告などもりだくさんの内容です。どなたでも参加できますので、ぜひどうぞ。
2004年9月3日
催し物案内に劇団道化と劇団WaDaChiの新作「坂の上の家」の公演案内を掲載しました。劇団道化は協会と一緒に今年の一月タイの子どもたちにお芝居を届けた仲間です。
2004年9月1日
久々のゆったりした夏休みを送ることができました。涼しくなって、活動再開です。
ウィンドファームから「アンニャ・ライト来福! トーク&ライブイベントの案内」をメールでいただきましたので、転載します。お近くの方どうぞお越し下さい。アンニャはとてもすてきな女性ですよ。
2004年8月8日
8月7日に行われた協会北海道会員談話会「ウィークエンド・ホイスコーレ札幌」が成功裏に行われました。そのときのフォトアルバムを紹介します。暖かな雰囲気が伝わればいいのですが。
2004年8月4日
3日に行われた講演会「藤田祐幸さんが見たイラク放射能被害の実態」にいってきました。劣化ウラン弾に苦しむイラクの子どもたちの様子がよくわかりました。わが国では、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」が積極的にとりくみ、支援を行っています。ご協力をお願いします。当会でもできることから何か始めたいと考えています。
2004年8月2日
8月1日に大分県中津市で行われた「松下竜一さんを偲ぶ会」にいってきました。協会の会員では、中村隆市(ウィンドファーム)さん、福島さん、成毛さん、原野さんなどが来ていました。他にも来られていたようです。協会にとっても大きな存在感のあった方ということでしょうか。松下さんを支えた第二バイオリン役の梶原徳三郎さんには、長生きして九州の市民運動の精神的支柱であられてほしいと思います。
2004年7月26日
催し物案内に講演会「藤田祐幸さんが見たイラク放射能被害の実態」を掲載しました。イラクの劣化ウラン弾の状況が報告されます。ぜひおいで下さい。
2004年7月17日
トルストイ研究者で有機農法の農民でもあった北御門二郎さんがお亡くなりになりました(熊日新聞記事)。そのお人柄、生き方、尊敬してやまない方でした。拙著『生のための学校』にも暖かい共感を寄せて下さいました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
2004年6月27日
札幌で「協会北海道談話会」を8月7日に行います。7年ぶりの北海道での会合です。北海道農民管弦楽団の指揮者、バイオリニストでもある牧野時夫さんと瀬棚フォルケホイスコーレの河村正人さんのお話、両者によるバイオリンとチェロのコンサートもあります。会員でなくとも参加できますので、どうぞおいで下さい。
2004年6月24日
8月下旬に予定していたデンマークへのスタディツアーが、前半の滞在場所の準備の遅延により、やむをえず中止となりました。楽しみにしていた方にはお詫び申し上げます。
2004年6月22日
大分のNPO法人、九州・自然エネルギー推進ネットワークがこのたび自然エネルギー実践大学を開校します。その開校記念特別講座が開かれますので、お近くの方、どうぞおいで下さい。パネルディスカッションもあります。
2004年6月17日
長崎県の鹿町町の「なぎさの伝習所」より、「子どものための12のワークショップ」の案内をいただきました。7/27(火)〜31日(土)に行われます。こども委員会とおとな委員会で主催し、子どもたちのイニシャティヴが発揮されている点がいいですね。こちらの案内は過去のもので、概要は変わりませんが、中味はもっと充実しています。今年の詳しい内容は直接主催者(Tel. 0956-77-5105)までお問い合わせ下さい。パンフレットを送ってもらえます。
2004年6月5日
昨年好評だった「百万人のキャンドルナイト」が今年も行われます。各地の企画にぜひご参加下さい。とりあえず協会事務局のある福岡の企画「ピースローソ9 ふくおか」を「催し物案内」に掲載しました。
2004年5月30日
ライブラリに「"Beyond modern disciplined society toward joy of life"A meaning of Grundtvigian movement in Japan as an advanced countory」を掲載しました。協会も加入している国連NGO会議にに出席権をもつAWE(Association for World Education 本部デンマーク)の雑誌「AWE Journal」に依頼されて寄稿したものです。このページはデンマークを中心に海外からも閲覧されていますが、その人たちに参考になるでしょう。
2004年5月16日
ちょっと間が空きましたが、「ライブラリ」に小谷純一氏の「21世紀は愛農運動の本番」を掲載しました。小谷氏は全国愛農会と愛農学園農業高校の創立者で、デンマークのホイスコーレ運動に影響を受けて独自に日本のキリスト者の農民運動である愛農会を発展させました。これも日本のホイスコーレ運動の大きな柱の一つといえましょう。
2004年4月24日
17日に杷木国際子ども芸術フェスティヴァルにいってきました。協会が紹介した香港の「ブラック・ボックス」が招待されていたからです。ブラック・ボックスはとても広がりのある子どものための芸術ワークショップで、もっともっと注目されてよいと思います。
タイドラマ交流プロジェクトの通訳の藤井由美さんもちょうど所用で福岡に来ていたので、そのままいっしょにフェスティヴァルにいき、フェスティヴァルに参加していたプロジェクト・メンバーの劇団道化、くすのき燕さんたちとうれしい再会をしました。
2004年4月15日
イラクに人質になっている邦人(3名+2名)のうち郡山総一郎さんは宮崎出身ですが、宮崎のボランティア団体が救出に向けて署名、募金活動を始めました。関心のある方、ぜひご協力をお願いします。(解放されましたので、終了しました。ありがとうございました)。
2004年4月7日
ライブラリに、会員の山浦正昭さんの「歩くための足から知るための歩きへ―私が徒歩旅行とカントリーウォークで目指したもの―」を追加しました。山浦さんは多くの著書も出していますし、ウォーキングが今ブームですが、そのパイオニアの一人でもあり、また有名な旅行ガイド『地球の歩き方』のイギリス編などにもコラムを載せています。
2004年3月31日
ライブラリに、クマールさんの「国民の発展のための農業と教育―グルントヴィとタゴールに関連して」を掲載しました。クマールさんはインドのアラハバード農業研究所の教員で、昨年6月に来日し、協会会員との談話会も開いています。この原稿は2003年の1月にインドで行われたホイスコーレ、グルントヴィにかんするシンポジウムでの発表です。このシンポジウムの主催者は、昨年9月にデンマークでいっしょに講演旅行をしたアショーカ(Jadavpur大学教授)で、また、アラハバード農業研究所には愛農会も指導員を派遣しており、ホイスコーレ関係者がつながって、世界は狭いものだと実感しました。
2004年3月26日
ライブラリに、「トゥヴィン・スクールのその後」を追加しました。これは拙著『生のための学校』(新評論)に補遺として載せたものです。協会関係者にはすでに周知のことですが、文書として公にしましたので、ここにも掲載します。
2004年3月19日
北海道余市町で「えこふぁーむ 」を運営する牧野時夫さん(協会会員)は北海道農民管弦楽団のリーダーでもあります。宮沢賢治の理想とホイスコーレの理念をあわせた「農民芸術学校」を構想しています。「農民芸術学校の実現をめざして」をぜひお読み下さい。
2004年3月10日
ちと間が空きました。その間春めいてきましたね。今日は2月26-27日に訪ねた愛農学園高校のフォト・アルバムを掲載しました。ここはグルントヴィとコルに由来する三愛精神にもとづいて設立された農業高校で、デンマークのホイスコーレ精神を受け継ぐものです。一学年25名、全校で現在65名の小さな全寮制の高校で、対話と相互作用、共生の教育が行われています。
2004年2月20日
ライブラリに「教員養成学校も自由と独立―デンマークの自由教育大学」を加えました。これはある書籍用に書いた原稿の一部で、それを書き直したものです。ホイスコーレ運動が独立の教員養成大学をもっているがゆえに、伝統が引き継がれていくわけです。これもまたホイスコーレ運動の大きく評価すべき点の一つだと思います。昨年9月にひさしぶり訪問したら、95年にエフタースクールを取材したとき、世話してくれた校長の息子さんがここの学生になっていて、懐かしい対面をしました。
2004年2月10日
2004年1月28日
催し物案内に、コンサート「スーホの白い馬」と講演会「エコロジストたちの詩」を掲載しました。当事者の宇佐美さん、松本さんとも協会会員です。どうぞおいで下さい。
2004年1月26日
1月22日にタイより戻りました。公演は大成功で、どこでも子どもたちのすてきな笑顔に出会いました。タイと日本の支援者の方々に心より感謝申し上げます。そのときのフォトアルバムをお見せします。詳しい報告は後日。
2004年1月12日
新年も明けました。遅い更新になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
いよいよ明日13日からタイ行きです。「タイ・ドラマ交流プロジェクト」も紆余曲折ありましたが、劇団道化、高砂のGHBセンターなどの尽力もありまして、何とか実現にこぎつけました。昨年一年をかけたプロジェクトでしたが、ようやく実現にこぎつけてあとは出発を待つだけです。
今回はその「タイ・ドラマ交流プロジェクト直前報告」を掲載しました。みなさまの暖かいご支援ありがとうございました。