インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2000
Japan Mystery Award on Internet 2000
法月綸太郎の新冒険
法月綸太郎著
出版社
講談社ノベルス
本体価格
880円
ISBN
4-06-182065-6
松本楽志
+5点
これがミステリだ。
siamese dream
+5点
新本格最強の一撃。
今まで読んだ全ての本格ミステリの短編集の中でベスト。
もう法月さんもこれを超える短編集は書けないでしょう。
未読の人に注意しますが、先に『パズル崩壊』を読まなきゃダメですよ。
シバイタロカ博士
+5点
ハズレが殆ど無い、という意味で驚異的な存在であると思われます。もう少し世間的評価が高くても良いんじゃないかというじゃっかんの不満も込めての1票(笑)。
フク
+5点
「法月綸太郎が帰ってきた」
ここ数年、悩んでいる姿ばかりが目に付いた法月綸太郎が、悩みを捨て本格ミステリに戻って来たとき、オーソドックスでかつオリジナリティのある、中短編集が出来上がった。奇をてらわないストレートさが、やはり魅力だろう。
トモ
+5点
探偵法月綸太郎久しぶりの登場だったが、とても面白く読めた。どの話もよい、よい短編集でした。
『生首に聞いてみろ』が待ち遠しいです。
鈴木芳樹
+1点
転げ落ちる寸前で「厳粛な綱渡り」を続けているような、ひりひりした語り口の初期作品を愛する者にとって、この成熟っぷりはいささか意外。それがちょっと淋しいような……。でも、オトナになったじゃないか、法月。書けば書けるじゃないか、法月。そして、来世紀までにはぜひ長篇を!
ゴーストライター
+5点
「小説は作者の「生」の「表われ」である」というロマン主義的批評理論の正しさを実証する作品。
清田 南
+5点
如何にも本格、というのが嬉しかったので。さあ、次は長編だ!
あい@R
+3点
久しぶりに謎解きのあるミステリーを読んだという気がした。『冒険』よりはるかに面白かった。。。気がする。
# 単に忘れているだけかも
masaki
+2点
作者は本当にこういう方向に行ってしまうのでしょうか。
このままでは、その他大勢のミステリ作家の中に埋もれてしまうのではないでしょうか。まだ『パズル崩壊』の方が作者の目指す方向がはっきりして良かったように思います。
中島景行
+3点
長編も読みたい。図書館シリーズは好きだけど。
けんたろう
+4点
亀井秀光
+4点
長い間、待ったかいがありました。次は是非長編を・・・。
森高 有紀
+4点
昨年、依井さんといい法月さんといい、本格作品でひさびさ登場の作家さんがいて幸せでした。
待たされても、内容に不足はありません!きちんとした本格作品の短編集です。
法月さんがするとは思わなかった、トラベルミステリも秀逸。必読の価値有り。
月田@幻影の書庫
+5点
爽快感に満ち溢れた好短編集。真っ向から本格に取り組んだ完成度の高い作品集。
本格を愛好する人ならば、きっと満足できるはず。
はやかわ
+4点
偶然、『パズル崩壊』を、このひとつ前に読んでから読み始めたのが、われながら怖いくらいはまってて、より一層楽しめました。
これを読むと、長編も読みたくなります。
シェラ
+3点
待望の新作。なんかTVネタが多すぎるような、と思いつつ一番面白かったのは、「世界の神秘を解く男」だったりする。
しかし、長編はいつになったら読めるのだろうか?
nasu
+4点
これぞ正当派新本格短編集!
東風
+4点
待ちに待った法月綸太郎の本格ミステリ短編集で、ミステリ的にはほとんど文句なしの一冊。でも長編とずいぶん雰囲気が違って法月を読んだ気がしなくて。だからその分減点しちゃいました。
本家(?)エラリイと同じで、綸太郎も二人いるんでしょうか。
すぎさわあかね
+4点
これぞ、本格な傑作。
うじうじ悩むのりりんも好きだけど、名探偵には颯爽と謎を解き明かしてもらいたいので、短編好きです。
たかはし@謎宮会
+4点
そうか、これが新本格だったんだ、というのを思い出した。
加藤睦彦
+4点
加藤英明
+5点
どの作品も本当によくできた作品ばかりで、非常にレベルの高い作品集だなと。
今度は長編が読みたいなあ……。
篠山 高良
+3点
原点回帰といおうか新境地といおうか、この人がこれほどまでの純粋本格ミステリマインドをまだ持ち合わせていたことに驚いた。全体としてやや練り込み不足の観もあったが、基本部分のアイデアがこれだけ鮮やかなら、もう充分。ずっとこの路線で活躍していただきたいものである。
総得点
得票
平均点
5点
4点
3点
2点
1点
0点
-1点
-2点
96
24
4.00
9
9
4
1
1
−
−
−
総合順位
1位
男性順位
1位
女性順位
1位
20歳未満
−
20代前半
2位
20代後半
2位
30代
1位
40代
−
平均点順位
5位
国内作品一覧へ
インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞2000実行委員会