タイトル |
著者名 |
投票得点 |
『夜想曲(ノクターン)』 |
依井貴裕著 |
+5点 |
いろいろ難点はあるものの、このトリックを実行した気力と、いつながらの本格の姿勢が素晴らしい!!
とはいえ、多根井くんは出番が少ないし、とんびが出ないのは、さみしいなぁ。
新本格の作家陣が、本格から遠のいている現在ですが、出版社の皆さん!!
依井のさんの作品、もしくは本格を読みたい人がいるんだぞ〜〜ってこと、把握しておいて下さいね。 |
『法月綸太郎の新冒険』 |
法月綸太郎著 |
+4点 |
昨年、依井さんといい法月さんといい、本格作品でひさびさ登場の作家さんがいて幸せでした。
待たされても、内容に不足はありません!きちんとした本格作品の短編集です。
法月さんがするとは思わなかった、トラベルミステリも秀逸必読の価値有り。 |
『ヴィラ・マグノリアの殺人』 |
若竹七海著 |
+3点 |
若竹さん毒のある登場人物は、毒がありながらも「さらさら」読めてしまうのが、すごいところ。
今回の作品にも、すごい登場人物ばかり登場するのに、いや〜〜〜な感じ一つせずに読めてしまった。
できれば、この登場人物達でのシリーズ化を期待しています! |
『幻獣遁走曲』 |
倉知淳著 |
+2点 |
猫丸先輩の相変わらずの無頓着な態度は、いつ読んでもうらやましい。
こんなふうに、生活できると楽そうだよね。
それにしても、「猫の日」の中の猫丸先輩は、仕事らしい仕事をこなしていないのよね。そんなんでバイト大丈夫? |