海外ＤＶＤ新盤情報
(2007年07月-2007年09月)

作 品 情 報

製作年

1971 US

監督

ポール・ウエンドコス

出演

アラン・アルダ、ジャクリーン・ビセット、クルト・ユルゲンス、バーバラ・パーキンス

D V D 情 報

販売日

2007/09/11

価格

$8.49

販売

Fox

横縦比

1.85:1

ＲＣ

1

吹替

西、仏

字幕

英、西

特典

なし

評価

作品

画質

備考

◎Midnight Moviesシリーズ（いつもはMGMから発売されていたがこれはFoxから）としての発売で、「The House on Skull Mountain」（１９７４）と２枚組。
◎悪魔崇拝ものホラー映画で、ラストの展開等なかなか面白い作品である。
◎ジャクリーン・ビセットのクール且つ貴族的且つ神秘的なビューティが光る。
◎全体的に画像クオリティがイマイチに見える。
◎この作品のレビューはこちら。

作 品 情 報

製作年

1971 UK

監督

フレディ・フランシス

出演

ラルフ・リチャードソン、ジョーン・コリンズ、ピーター・カッシング、ナイジェル・パトリック

D V D 情 報

販売日

2007/09/11

価格

$8.49

販売

Fox

横縦比

1.85:1

ＲＣ

1

吹替

西、仏

字幕

英、西

特典

なし

評価

作品

画質

備考

◎Midnight Moviesシリーズ（いつもはMGMから発売されていたがこれはFoxから）としての発売で、「The Vault of Horror」（１９７３）と２枚組。
◎フレディ・フランシスお得意のオムニバスホラー。
◎この手のオムニバスホラーにありがちだが、エピソード間の出来栄えにかなり開きがあり、１−３話は全く退屈（★★☆☆☆）で、４−５話は非常に良い（★★★★☆）。よって全体として★★★☆☆。３話までで飽きて見るのを止めてしまうと損をするのでご注意のこと。
◎ナイジェル・パトリック、パトリック・マギーという名優二人が出演する第５話は、殊に神経が逆撫でされる（腹をすかせた猛犬により、剃刀の刃が一面に埋め込まれた通路にナイジェル・パトリック演ずる横暴な所長が追い込まれる）。

作 品 情 報

製作年

1973 UK

監督

ロイ・ウォード・ベイカー

出演

クルト・ユルゲンス、ダニエル・マッセイ、テリー−トーマス、グリニス・ジョーンズ

D V D 情 報

販売日

2007/09/11

価格

$8.49

販売

Fox

横縦比

1.85:1

ＲＣ

1

吹替

西

字幕

英、仏、西

特典

・劇場予告編

評価

作品

画質

備考

◎Midnight Moviesシリーズ（いつもはMGMから発売されていたがこれはFoxから）としての発売で、「魔界からの招待状」（１９７１）と２枚組。
◎１９６０年代後半から１９７０年代前半にかけてしばしば製作されていたオムニバスホラーの一本。
◎残念ながらオムニバスホラーとしては、自身が監督した「アサイラム」（１９７２）やフレディ・フランシスの作品と比べるとかなり落ちる。
◎出演は上記の他にドーン・アダムズ、トム・ベイカー、マイケル・クレイグ、アンナ・マッセイ、デンホルム・エリオット、エドワード・ジャドとイギロス出身の俳優さんがズラリと並ぶ豪華版。
◎第一話で、ダニエル・マッセイ演ずる兄が、アンナ・マッセイ演ずる妹を遺産目当てにナイフで一刺しにするが、彼らは実際に兄妹である。
◎やや画像クオリティがイマイチ。

作 品 情 報

製作年

1955 US

監督

ハワード・ホークス

出演

ジャック・ホーキンス、ジョーン・コリンズ、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス

D V D 情 報

販売日

2007/06/26

価格

$23.49

販売

Warner

横縦比

2.35:1

ＲＣ

Free

吹替

なし

字幕

英、仏

特典

・ピーター・ボグダノビッチによる音声解説
・劇場予告編

評価

作品

画質

備考

◎2007/06/26にWarnerより発売された「Cult Camp Classics Vol.4 Historical Epics」の中の一本で値段は３タイトル３枚分。他には「プロディガル」（１９５５）、「ロード島の要塞」（１９６１）が含まれる。
◎必ずしも悪いとは言えないが、ハワード・ホークスの作品としては平均以下であろう。

作 品 情 報

製作年

1951 US

監督

ビリー・ワイルダー

出演

カーク・ダグラス、ジャン・スターリング、ボブ・アーサー、リチャード・ベネディクト

D V D 情 報

販売日

2007/07/17

価格

$24.99

販売

Criterion

横縦比

1.33:1

ＲＣ

1

吹替

なし

字幕

なし

特典

・音声解説
・解説パンフレット
・Portrait of a "60% Perfect Man": Billy Wilder
・カーク・ダグラスとのインタビュー（１９８４）
・劇場予告編
・その他

評価

作品

画質

備考

◎１９５０年代以降のワイルダー監督作の中では、ビデオ／ＤＶＤ／国内／海外をあわせて唯一入手困難であった作品。
◎興行的に失敗した作品であるが、後に注目されるようになった作品。
◎マスメディアによる捏造を扱った作品としては、恐らく最も早いものであろう。
◎独占スクープの為であれば何でもする新聞記者を演ずるカーク・ダグラスも鬼気迫るパフォーマンスを見せてくれるが、生き埋めになった男の奥さんを演ずるジャン・スターリングのファムファタール的で無感動なコールドさも素晴らしい。
◎特典盤との２枚組である。
◎Criterionからの発売であり、値段はやや高め（他のCriterionプロダクトにはもっと高いものが多い）。
◎この作品のレビューはこちら。

作 品 情 報

製作年

1958 US

監督

レオ・マッケリー

出演

ポール・ニューマン、ジョアン・ウッドワード、ジョーン・コリンズ、ジャック・カールソン

D V D 情 報

販売日

2007/07/10

価格

$39.99

販売

Fox

横縦比

2.35:1

ＲＣ

1

吹替

西、仏

字幕

英、西

特典

・音声解説（部分）
・リストレーション比較
・劇場予告編他

評価

作品

画質

備考

◎2007/07/10にFoxより発売された「Joan Collins Collection」の中の一本で値段は５タイトル５枚分。他には「夢去りぬ」（１９５５）、「わかれ」（１９５７）、「Stopover Tokyo」（１９５７）、「賭場荒らし」（１９６０）というこれまで入手困難であったファン垂涎のタイトルが多く含まれる。
◎恐らくはポール・ニューマンが出演した映画の中では最も知られていない作品であり、かなりスラップスティックに近い、時に笑えるが全体的には浅薄なコメディ。彼自身も猿のようにシャンデリアにぶらさがってスイングするスラップスティックパフォーマンスを見せてくれる。
◎一番の見ものは、ケッタイなダンスを披露するジョーン・コリンズであろう。
◎デビュー間もない頃のチューズデイ・ウエルドが出演しているのに注目。
◎画像クオリティに関してはやや良いところと悪いところのムラがあるように思われる。

作 品 情 報

製作年

1955 US

監督

フランク・タシュリン

出演

ディーン・マーティン、ジェリー・ルイス、シャーリー・マクレーン、ドロシー・マローン

D V D 情 報

販売日

2007/06/05

価格

$22.99

販売

Paramount

横縦比

1.33:1

ＲＣ

1

吹替

仏

字幕

英

特典

なし

評価

作品

画質

備考

◎2007/06/05にParamountより発売された「Dean Martin & Jerry Lewis Collection Volume Two」の中の一本で値段は５タイトル３枚分。他には「底抜けニューヨークの休日」（１９５４）、「お若いデス」（１９５５）、「底抜け西部へ行く」（１９５６）、「底抜けのるかそるか」（１９５６）が含まれる。
◎Ｄ．マーティン＆Ｊ．ルイスのコンビものの中では良い方かもしれないが、このコンビのファンでなければいずれにせよ何度も見たくなる作品ではないだろう。殊にジェリー・ルイスの奇声は、今日のオーディエンスには通じるようには思えない。
◎シャーリー・マクレーン、ドロシー・マローンに加えエバ・ガボール、アニタ・エクバークが出演しているところが１つの見所であろう。またエディ・メイエホフのコミックパフォーマンスが楽しい。
◎このシリーズのその他の作品については、このコーナーには記述しない。

作 品 情 報

製作年

1957 US

監督

リチャード・Ｌ・ブリーン

出演

ロバート・ワグナー、ジョーン・コリンズ、エドモンド・オブライエン、ケン・スコット

D V D 情 報

販売日

2007/07/10

価格

$39.99

販売

Fox

横縦比

2.35:1

ＲＣ

1

吹替

西

字幕

英、仏、西

特典

・音声解説（部分）
・リストレーション比較他

評価

作品

画質

備考

◎2007/07/10にFoxより発売された「Joan Collins Collection」の中の一本で値段は５タイトル５枚分。他には「夢去りぬ」（１９５５）、「わかれ」（１９５７）、「Rally 'Round the Flag, Boys」（１９５８）、「賭場荒らし」（１９６０）というこれまで入手困難であったファン垂涎のタイトルが多く含まれる。
◎日本が舞台で日本でロケされているにも関わらず、日本では劇場公開されていないスパイもの映画。
◎スパイものにしては、緊張感と盛り上がりに全く欠けメリハリのない凡庸な作品で、日本で劇場公開されていないのも頷ける。
◎この手の日本を舞台にした海外映画にありがちだが、地理関係が無茶苦茶であることが日本人にはすぐに分ってしまうので余計に興がそがれる。

作 品 情 報

製作年

1957 UK

監督

ボブ・マクノート

出演

リチャード・バートン、ジョーン・コリンズ、ベイジル・シドニー、ロナルド・スクワイア

D V D 情 報

販売日

2007/07/10

価格

$39.99

販売

Fox

横縦比

2.35:1

ＲＣ

1

吹替

なし

字幕

英、仏、西

特典

・音声解説（部分）
・リストレーション比較
・劇場予告編他

評価

作品

画質

備考

◎2007/07/10にFoxより発売された「Joan Collins Collection」の中の一本で値段は５タイトル５枚分。他には「夢去りぬ」（１９５５）、「Stopover Tokyo」（１９５７）、「Rally 'Round the Flag, Boys」（１９５８）、「賭場荒らし」（１９６０）というこれまで入手困難であったファン垂涎のタイトルが多く含まれる。
◎リチャード・バートン、ジョーン・コリンズという両者英国出身ながらあまりマッチしそうにないコンビが主演の海難物映画。
◎ジョーン・コリンズが尼さんであることをリチャード・バートンが知らないところがミソ。この前提がなければ、タイトルバックの主題歌のみが印象的などこにでもありそうな作品に終わっていたことであろう。

作 品 情 報

製作年

1971 US

監督

ジェリー・シャッツバーグ

出演

アル・パチーノ、キティ・ウイン、アラン・ビント、リチャード・ブライト

D V D 情 報

販売日

2007/06/19

価格

$10.99

販売

Fox

横縦比

1.85:1

ＲＣ

1

吹替

仏

字幕

英、西

特典

・劇場予告編

評価

作品

画質

備考

◎「ゴッドファーザー」（１９７２）出演する以前のアル・パチーノ最初期の主演作。
◎主演のパチーノはジャンキーを演じており、麻薬中毒を扱った映画の中では最良の作品の１つと言われる。
◎音楽が全く使用されず、いかにも７０年代的なドキュメンタリータッチの画像が特徴的な作品。というよりそのような作品の先駆の１つと言ってもよいかもしれない。
◎表面に標準サイズ1.33:1、裏面に1.85:1で収録されている。
◎国内でもＤＶＤでかなり以前に発売されている作品。

作 品 情 報

製作年

1955 US

監督

リチャード・ソープ

出演

ラナ・ターナー、エドマンド・パードム、ルイス・カルハーン、オードリー・ダルトン

D V D 情 報

販売日

2007/06/26

価格

$23.49

販売

Warner

横縦比

2.35:1

ＲＣ

Free

吹替

西

字幕

英、仏

特典

・音声解説
・劇場予告編

評価

作品

画質

備考

◎2007/06/26にWarnerより発売された「Cult Camp Classics Vol.4 Historical Epics」の中の一本で値段は３タイトル３枚分。他には「ピラミッド」（１９５５）、「ロード島の要塞」（１９６１）が含まれる。
◎ラナ・ターナーのコスプレがウリの作品。内容的にはイマヒャク。
◎綺麗どころとしてはラナ・ターナーの他にオードリー・ダルトン（うーーん、デブラ・パジェットあたりと見分けるのが難しい）やフィンンランド出身のタイナ・エルグが出演している。

作 品 情 報

製作年

1955 US

監督

リチャード・フライシャー

出演

ジョーン・コリンズ、レイ・ミランド、ファーリー・グレンジャー、ルーサー・アドラー

D V D 情 報

販売日

2007/07/10

価格

$39.99

販売

Fox

横縦比

2.55:1

ＲＣ

1

吹替

西

字幕

英、仏、西

特典

・音声解説（部分）
・From Ingenue to Icon Featurette
・リストレーション比較
・劇場予告編他

評価

作品

画質

備考

◎2007/07/10にFoxより発売された「Joan Collins Collection」の中の一本で値段は５タイトル５枚分。他には「わかれ」（１９５７）、「Stopover Tokyo」（１９５７）、「Rally 'Round the Flag, Boys」（１９５８）、「賭場荒らし」（１９６０）というこれまで入手困難であったファン垂涎のタイトルが多く含まれる。
◎ストーリー的には一種の痴話話であり平凡であるが、ワイドスクリーンに映されるコスチューム、インテリア等のゴージャスなカラーが素晴らしくその点においては見る価値が十分にある作品。リストレーション後の状態も良く、ＤＶＤの発売により見る価値がかなり上がるタイプの作品と言えよう。

作 品 情 報

製作年

1960 US

監督

ヘンリー・ハサウエイ

出演

エドワード・Ｇ・ロビンソン、ロッド・スタイガー、ジョーン・コリンズ、イーライ・ウォラック

D V D 情 報

販売日

2007/07/10

価格

$39.99

販売

Fox

横縦比

2.35:1

ＲＣ

1

吹替

西

字幕

英、仏、西

特典

・音声解説（部分）
・リストレーション比較
・劇場予告編他

評価

作品

画質

備考

◎2007/07/10にFoxより発売された「Joan Collins Collection」の中の一本で値段は５タイトル５枚分。他には「夢去りぬ」（１９５５）、「わかれ」（１９５７）、「Stopover Tokyo」（１９５７）、「Rally 'Round the Flag, Boys」（１９５８）というこれまで入手困難であったファン垂涎のタイトルが多く含まれる。
◎同年製作の「オーシャンと１１人の仲間」（１９６０）と同様、カジノ強盗団が主人公である映画。
◎この作品のレビューはこちら。

作 品 情 報

製作年

1969 US

監督

ヘンリー・ハサウエイ

出演

ジョン・ウエイン、キム・ダービー、グレン・キャンベル、ロバート・デュバル

D V D 情 報

販売日

2007/05/22

価格

$16.99

販売

Paramount

横縦比

1.78:1

ＲＣ

1

吹替

仏

字幕

英

特典

・音声解説
・Working with the Duke
・Aspen Gold:Locations of True Grit
・劇場予告編他

評価

作品

画質

備考

◎ジョン・ウエインがアカデミー主演男優賞に輝いた西部劇。
◎西部劇の人気が低迷し対応に苦労していた６０年代後半以後のジョン・ウエインの作品の中では、彼の最後の作品となる「ラスト・シューティスト」（１９７６）とともにベストの作品と言っても良いだろう。
◎俳優でもあるがＣ＆Ｗのシンガーとして有名なグレン・キャンベルがサポート役で出演しており、また主題歌を歌っている。
◎ロバート・デュバルのかなり初期の頃の出演作であるが、既に彼らしさを満開にしているところが見もの。但し、既に頭髪がかなり怪しく・・・。
◎これは「The John Wayne Collection」として既に発売されていたものの再発売のようであるがSpecial Collector's Editionとなっている（ひょっとして国内版も出ていたかな？）。

作 品 情 報

製作年

1954 US

監督

サミュエル・フラー

出演

リチャード・ウィドマーク、ベラ・ダルヴィ、キャメロン・ミッチェル、デビッド・ウエイン

D V D 情 報

販売日

2007/05/22

価格

$12.99

販売

Fox

横縦比

2.55:1

ＲＣ

1

吹替

仏

字幕

英、西

特典

・リチャード・ウィドマークのバイオグラフィー
・静止画像ギャラリー
・劇場予告編

評価

作品

画質

備考

◎鬼才と言われたサミュエル・フラーの潜水艦ものだが、アベレージ以上の作品ではない。
◎冒頭しばらくして少々の間東京が舞台となるが、これは恐らく間違いなくスタジオ撮影であろう。しかしながら、サミュエル・フラーは翌年日本でロケを行なった「東京暗黒街・竹の家」（１９５５）を監督する。
◎潜水艦（なんと！日本製のお古）に女性科学者が乗り込んだり、その女性科学者と艦長が敵の攻撃を逃れる為に息を顰めている潜水艦の中でムフフとなったり、はたまたそれの発進を阻止しなければ世界大戦が起こるであろうアメリカ軍機に見せかけたコミュニストの爆撃機を不確実としか思えない潜水艦の銃砲撃で撃墜しようとするラストシーン等？？？と思わざるを得ないシーンが多い。
◎潜水艦に搭乗する女性科学者を演じているベラ・ダルヴィはポーランド生まれのフランス育ちのようでありこの作品がデビュー作。因みにIMDBによれば彼女は1971年にガス自殺している。
◎1954年度のアカデミー特殊効果賞にノミネートされている。
◎特典にある約45分のリチャード・ウィドマークのバイオグラフィーは、本人や彼の娘等へのインタビューが含まれ作品自体よりも興味深いものがある。