競馬最強の法則 競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法 |
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時計の“遅い馬”狙ろて 数年ぶりに100万円 払い戻ししましてん (^^)
この時期は「レベ高レース」スズナリ状態! |
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13頭中11頭が出走し1着4頭、2着2頭、3着1頭で勝率36.3%、連対率54.5%、複勝率63.6%と非常に素晴らしい内容です。これはどっからどうみても「レベルの高いレース」といえる結果でした(^o^)。 前号で「クラスのペースをはるかに卓越した超ハイペース」と書きましたが、好位追走で粘りきったケイエススプリングやケイパブルバイオなんかが簡単に勝ち上がっているし、後方追走のまま10着に破れたサンエムテイオーは次走は5番人気で2着という激走ぶり。さらにこの「檜山組」が複数出走したレースが2鞍あったんですが、どちらもこの組の出身馬でワンツー決着なんで、もうお腹いっぱいですわ(^^)。 このような「レベルの高いレースレース」は『檜山特別』だけに限らず、この時期にはゴロゴロ出現したりするんで、こまめにチェックすることをおススメします(^^)。チェック方法は先月号に書いた通りですんで、先月号を読み損なった方は、お手数ですがバックナンバーをお取り寄せになってお読みくださいませ(^^)。 |
久々に100万円払い戻しましてん (^0^) さて、今月のネタはズバリ!?「時計の“遅い馬”を狙って数年振りのMillion Get!!(100万ゲット/編集部注。普通に書いていよ・・・) これさえ読めば今日から貴方もMillionaire(^^)(ミリオネアー=百万長者?/編集部注)」と、超うさんくさい見出しでやってみようと思います(^0^)。 なんのこっちゃ? という前に、まずは画像Aをご覧ください。 |
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実はコレ7月9日函館最終の下北半島特別で、私が実際にGETした馬券です(^0^)vイエーイ。3連単で11点購入したんですが、上手い具合にエエところが引っかかったって感じです(^^)。 実はここまの約1カ月には、いろんなレース考察がありましてん。ま、その結果、たまたまHitできた馬券なんですが、決してカンや出目で買ったわけじゃありません。理論ってほど大そうなもんやありませんけど、キッチリ狙って出した買い目なんで、アプローチ的にはほぼ正解なんやと思ってます。そしてこのアプローチは、読者の皆さんにもけっこう役立つと思うので、今月から2回に分けて、この買い目にたどり着くまでのプロセスをじっくり書いてみよか思います(^^)。ただちょっとややこしいんで、よーく頭働かして読んでもらわんとあかんかもです(^^;。 さて。競馬やってる人なら《持ち時計》って言葉を一回くらいは耳にしたことがあると思います。競馬新聞なんかでは、ちょくちょく目にすることがあるんやないかと思いますが、あれって一体なんなんでしょう? 《持ち時計》自体は、たぶんその馬がある距離で一番速いこと走ったときのタイムのこと。ってのはわかりますけど、スピード指数を予想の基本としている私には、馬場の影響を無視した《持ち時計》をそのままを予想に使えるとは到底思えません。 《持ち時計》の速さを主張するなら、じゃぁ「持ち時計が遅い馬はいつ活躍すんのん?」って疑問が真っ先に湧いてきますしね。なので、ずーっと《持ち時計》ってのを無視してきたようなもんですわ(^^)。 しかし・・・・・・今回のMillion Get!!は、この《持ち時計》って発想がもたらしてくれたモンといっても過言じゃないかもしれません・・・・・・。これまで無視してきた自分が恥ずかしかったりします(^^;アセアセ。・・・・・・話を先へ進めましょう。まずは表BCをご覧ください。 |
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この2つのレース結果は、 6月19日函館開幕週の2日目のものです。両レースの勝ち馬の走破時計と前後半3Fラップタイムに注目してみてください。 12R基坂特別は前半3Fを34.5秒で逃げたDパレスエベレストが、上がり3Fを35.0秒で押し切って1.09.5秒の走破時計で勝ちました。 一方、9Rの勝ち馬Fエムオーウイナーは、パレスよりも速い34.0秒というラップで追走し、上がり35.2秒でまとめて1.09.2秒。こちらは逃げ馬から0.4秒遅れの4番手追走から抜け出したものでしたけど、自力でハナを切ってもパレスと同等のスピードは持ち合わせてると思いました。余談ですがこのレースで逃げたのはOスターオブジアースって馬で、前半33.6秒という超ハイラップを刻み10着に大敗してます。 パレスとエムオーですが、片や自ら引っ張ったペースと走破時計、片や引っ張ってもろたペースと走破時計の違いを考慮すると、この2頭の能力はほぼ同等と推測することができました。 さて、この両頭のタイムをよーく覚えといてもらって、表DEをご覧ください。 |
1000万の勝ち馬が500万走ったら鉄板でんがな |
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これは7月2日函館5日目メインの函館日刊スポーツ杯と、同日の函館最終・江差特別のモノです。メインの函館日刊スポーツ杯の勝ち馬は、先の基坂特別の勝ち馬パレスエベレストで昇級戦をモロともせずに連勝してみせましたが、ここで注目して欲しいのは「ペースと走破タイムの関係」なんです。 前半3Fを34.5秒と前回と全く同じペースで行きましたが、前回より2kg減の52kgの軽ハンデにも関わらず、上がり35.7秒もかかってしまい1.10.2秒と前回より0.7秒遅い走破タイムでした。 これはつまり、函館も3週目に入って、開幕週のトラックバイアス(馬場状態のこと。以下「TB」と表記)とは違ってきてるってことを意味しています。見た目には判断し難くても、確実に芝が傷んで、時計のかかる馬場になってきてるということです。 では、これが何を意味するかといえば、この日刊スポ杯は芝1200の1000万条件のですから、おなじ芝1200で前半34.5秒で行って35.7秒でまとめられる力があれば、このTBで1000万クラスで勝ち負けになる、という子供でもわかる事実ですわ。 |
ということで私は、「次の芝1200の500万のレース、エムオーウイナーでほぼ間違いない!(-_★)キラーン」と結論。、普段はめったに買わん単勝に、普段じゃ滅多に突っ込むことのない金額の3万円を入れることにしました(画像F)。 |
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理由はいうまでもありませんね。さっき「この2頭の力は同等」といった馬の一方が上の条件で勝ったんですから。 ペースも時計もそっくり似たような内容で勝った馬が、同じTB上で、先に走って見せてくれたんですわ。例えるなら、難しいラインのパターを残した丸ちゃんと、まったくく同じライン上にタイガー・ウッズの球があって、先にウッズがパットしてラインを教えてくれたようなもん。伝わりますかな?(^0^)ワハハ。 繰り返しますけど、34.5秒→35.0秒で走ったパレスエベレスが、別の日の同距離で34.5秒→35.7秒で上がってきたんです。今回はスターオブジアースほどの速く引っ張ってくれる馬がいないにしても、34.0秒→35.2秒で行けるエムオーウイナーなら、同じように34.5秒→35.7秒で上がってこれることくらい想像つきますよね(^^)。パレスエベレスその時計で1000万を勝ったんですから、500万条件のエムオーなら、もう間違いなく鉄板ですわ (^^)。 実際のレースは、エムオーは逃げた馬から0.1秒遅れの2番手を34.3秒と、パレスよりも0.2秒速いラップで行って、後半0.2秒多くかかってパレスと全く同じ1.10.2秒というタイムでの快勝でした。普段は1万から1・3倍〜とかを地味ィ〜にコロガシてる私ですが、おかげでこの1Rだけで6万3000円も儲かりました(^0^)vイエ-イ。 6・19エムオーのレースは宝の山!? 実はこのとき、もうひとつ発見したことがあるんですわ。なので再度、6月19日のエムオーが勝ったレースに戻ってもらいまひょ。 このレース4着の@ピサノキャニオンと3着Gエンジェルクルーが、その後連闘で挑んで次々と勝ち上がっていました。さらに7着のJラヴォラトーレもやはり連闘で2着と好走。これは“後付け”になりますが、間違いなく「レベルの高いレース」やなと思いました(-_★)キラーン。(「レベルの高いレース」に“後付け”があるのは、この連載でも何度か述べています)。 でこのレース、気になるもんで少し調べてみたんですが、実はこの1.09.2秒という走破時計は、過去10年間をさかのぼっても最速(良馬場限定)なんです。さらに調べると、次走でさっそく馬券にからんだエムオー、ピサノ、エンジェル、ラヴォラトーレにはある共通点が。それは、 「いずれの馬も前半34秒台、走破時計1分9秒台」というものです。 後日、これを裏付ける結果が。同レース6着のBマイネルエリジオンは、走破時計自体は1分9秒台ですが、前半は35.3秒。この内容だと要するに「展開に恵まれて後ろから上位入線を果たした」ような感じですが、やはり次走は5着に敗れています。で、肝心な部分に話を戻しますと、この時点でこのレースでまだ出走してないのは、2着馬のKテイエムジャンヌ。同馬は33.9秒のハイラップで上がり35.3秒で粘ってエムオーと首差の同タイムやったわけですから、当然「次出てきたら間違いなく馬券になる!」って計算がたちますよね( ̄∇+ ̄)キラーン。 「また儲かるんかいな・・・・・・(^0^)vイエ-イ」と思うと、このテイエムの出走が待ち遠しくてたまりません。来週には牝馬限定戦の下北半島特別がありますし、ローテから考えてもおそらくこのへんに出てきそう(^0^)。でやっぱり! 下北半島特別に出てきよりましたで^.^)ニャハハハハ これぞまさにカモがネギしょって・・・・・・(^0^)。 しかーし! この当日、私の考えは徐々に違う方へ変化していきます。そのきっかけが《持ち時計が遅い馬》で、これが久々のMillion Get!!に大きなヒントとなったわけですが・・・・・・。今回はページの都合上、ここまででしか書けませんでした。ということで核心は次回に! ほんまスンマセン(^^;アセアセ。でもホントに悪いのは、2ページしかくれへん担当さんやから、そのへんお間違いな〜く(^.^)ニャハハハハ |
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