競馬最強の法則

競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法

'05 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号8月号9月号 10月号1 10月号2  11月号 12月号

 

'99 1月号 '00 1月 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '06 1月号 07 1月号

 

「降級馬」に精通すれば
「レベルの高いレース」も
自分で見つけられますねん
           
 (* ̄∇ ̄*)デヘヘ

 こんなエロネタ、書いてもええんでっか?

 前回に引き続き、「原稿書きたい虫」がウズウズしてます。
「コキたい虫」とちゃいまっせ(* ̄∇ ̄*)デヘヘ 
 桜花賞やダービー、クラシックのことやらコロガシ日記やとか、
いろいろ書きたいこととかあるんですけど、なんせ時間がおまへんねん
・・・。書きたいことが山ほどあんのに書いてる時間がないんです。
 いや、書く時間はあるんやけど、まじめに書いたら書いただけ
時間がかかるんで、なかなかそんだけの時間って取れませんね
んわ(~~;。
 いろいろ書けたらホームページで公開したいんですけど、
書くタイミングがズレちゃうと旬を逃してしもて、今さら・・・
って話になってまうしね(x_x;)ウウム・・・。
 そこで考えました!ちょっとでも時間のある時に一杯書き溜めておいて、
単行本の第二段に出来るくらい溜まったら最強さんに売り込みに行きますわ(^^)。
却下されたらどっかの出版社さん、拾ろたってくださいな(^^;デヘヘヘヘ。

 あと、新聞屋さん!まだどっからもオファーおまへんがなっ。この際、エロ紙面で「朝までビーチク、コロガシ日記」でもええさかい、なんか書かしたってくれ〜〜(^^*)オホホホ
 おっと、もっと毒のある前置きにしようと思ってたのに、毒のカケラもないただのエロネタになってしまいました(^^;。ささっ、しょうもない前置きはこのくらいにしまして本題へとまいりましょう。

    やっぱりこの時期は「降級」が基本ですねん (^^)

 今年も夏競馬がやって来ました。ただでさえ「夏」って聞くだけでなんやしらんけどワクワクしてくんのに、更にこの時期は『北海道〜〜!』って気分でワクワクも倍増になっちゃいます(^0^)。
 毎年、9月には、札幌競馬場に遊びに行きます。今年もすでに予約完了でおます(*^^*) ムフッ。涼しい競馬場でしっかり睡眠とって、きらびやかな夜のススキノへ繰り出しましょう〜( ̄∇+ ̄)vキラーン
 えーっと、ススキノ以外に夏競馬の名物ってなんかありましたっけ??(^・^;)ナンカアッタヨウナ・・・。あぁ〜そないゆうたら、あっちゃこっちゃで続々と新馬がデビューするとかしないとか・・・。
 ま、それはそれで喜ばしいことやけど、馬券的にゆうたら私らにはあんまり縁のない話ですわ。とりあえずは、しっかり見といて今後に活かすって感じでしょかね。
 それよりも私らにとって大きいのは、夏競馬=サマーシーズン=降級シーズンってことでしょう(^.^)。 毎年いうてますけど、この時期は「降級」をしっかり頭に入れとかんとあきません。馬券を組み立てるにもまずは「降級馬の取り扱い」から入るのが、的中への近道になってきますからね。
 ただ、降級馬っちゅーのは、どーしても人気傾向にありますよね。まぁ、それだけ力の違いがあるのは事実で、正直なところ降級馬では儲けが薄いってのはありますわ(^^;。そやけど、人気やからって嫌ってたんでは勝つことが難しくなってきよるんで、上手に活用していけたらと思います。
 というわけで、夏競馬の基本的なことをちょこっと話しようと思います。
 降級が始まるということは、いうまでもないですが、3歳馬と古馬が一緒に走るってことでもあります。従って、クラス間の能力の差をきっちりと把握しとかな話にならんかったりしますね。
一般的な力差として、夏競馬が始まって間もない初期の頃は、
 ●降級馬>現級馬>3歳馬 という図式が成り立つんですけど、開催が進み3歳馬が経験を積むにつれ、
 ●降級馬>3歳馬>現級馬 となり、やがて、勝ちきれん降級馬と現級馬の境がなくなった頃には、
 ●3歳馬>古馬 と言う図式に変化します。
 というても、クラシック路線に乗れそうで乗り切れんかったような、そこそこ能力のある500万で停滞してるような3歳馬は降級馬にも即通用することも多々ありますし、平均するとこんなとこかな、って感じですわ。あと、3歳馬が古馬に通用するのは1000万クラスよりも500万クラスの方がたやすいのは間違いない、てのが例年の傾向。
 ところが!今年はちょっと様相が違ってるように思いますわ。コレを書いてるのは夏競馬わずか1週目終了時点(6月21日)ですが、例年になく3歳馬の活躍が目立っているように感じましたんで集計とってみました。簡単に手計算でやってみましたんで集計漏れがあったかもしれませんけど、そのへんは大目にみてやってください(^^;アセアセ。
 開幕週の2日間で500万クラスのレースは26鞍。内訳は降級馬が70頭で全体の約19%。3歳馬も69頭で全体の約19%。現級馬が222頭で全体の約62%の出走を占めてました。
 しかし成績はというと、降級馬が9勝で勝率34.6%。3歳馬が7勝で26.9%。残りの10勝が現級馬って状況ですけど、出走頭数が圧倒的に多いんで、これは褒められた結果やないことは明らかです。  なのでこの時点ですでに、「降級馬>3歳馬>現級馬」の傾向があるということです。
 1000万クラスのレースは8鞍ありました。内訳は降級馬が22頭で全体の約24%。3歳馬は14頭で全体の約15%。現級馬が55頭で全体の約61%の出走を占めてました。ここでは降級馬が4勝と圧倒的に強く、勝率50.0%。3歳馬が1勝で12.5%。残り3勝は現級馬で、かろうじて「降級馬>現級馬>3歳馬」の図式は保たれた感じになってはおりましたけど、出走頭数の割合から行ったらかなりの疑問も残る結果やとは思います。
 ま、3月に書いた「ゼニ馬」特集の頃から、「今年の3歳馬はレベルが高い」って宣言してましたんで、ある程度の活躍は予測できてましたけど、正直こんな早よから現級馬をやりこめてしまうとは思いませんでした(^^)。しかも降級馬に迫る勢いですから、今年の3歳馬は本物かもしれませんね。
 きっとこの号が書店に並ぶ頃にはもっともっと3歳馬が活躍してるんかもしれませんね(^0^)。

        恥ずかしいけど「降級」って何?

 ところで、ここまで書いてきたついでとゆうてはなんですが、
「実は降級ってどーいうことなんかよーわからんねん・・・(^^;アセアセ」って読者の方もおるかも・・・。ということで下に「クラス替えの仕組みの表」を出しときますわ。これは02年の7月号に掲載する用に私が作ったやつですねん。あれから3年も経ってるんで、もしかしたら仕様の変更があったかも知れまへんが、大きな変更点はないはずなんで、多分これでイケルはずですわ。
 簡単な見方を説明しますと、まず降級の対象馬は3〜4歳馬。中でもほとんどが4歳馬やと思ってもらって大丈夫です。例えば、収得賞金が800万円の4歳馬がいてたとします。表に照らし合わせると、その馬の降級前は4歳510万〜1000万という分類に入るんで、4歳上1000万下というクラスやったたことがわかります。3歳馬と古馬が混じって走るようになるとクラス編成が行われ、3歳上1000万下というクラスが誕生するんですが、ここでの4歳馬の分類は1010万〜2000万なんでここには該当せんのでひとつ下の3歳500万下(4歳0万〜1000万)に編成されます。
 これが降級ってやつで、「今さら恥ずかしくって人には聞けんっ」て方のために簡単に説明してみました(^^)。少なくとも3年前はこれでOKやったんですが、もしかしたら仕様変更になってるかも知れませんので、鵜呑みにせんでくださいね。いまどきの競馬新聞って親切やから降級馬に印しを付けてあったりするそうやし、自分で探す必要なんてないんかもねしらんねんけど(^^;アセアセ

    「レベルの高いレース」の発見法もわかります(^^)

 続けて降級に関しての話をしたいと思いますけど、実は今回の話題はこっちが本題かも?ですねん。「降級」が行われることで、これまでとは丸っきり様相が違ってくることがあります。それはクラスのレベルが一気に上昇するってことです。中学生の陸上大会に高校生が混じって走るような感じと思ってもろたらええんかも?
 上ではウダツの上がらんかった馬も降りてきますが、つい最近クラスを卒業していった力上位の馬や、上のクラスで常に上位入線を果たしてた馬なんかも大勢降りてきますから、レベルが上がって当然ですよね(^^)。500万クラスのレースやのに、降級馬がたくさん出走してて、どう見たかて1000万クラスのメンバー構成になってしもてるレースも出てきます。そんなレースに出走してた馬は当然能力上位なわけですから、その後、違う路線に分散していって続々と馬券に繋がるという方程式が生まれたりもします。また、その時に能力上位の馬に揉まれた馬が、その後馬券に繋がっていくという可能性も生まれてきます。
 これって何かに似てますよね?そう私の十八番、【レベルの高いレース】の構造と似たような部分があると思うんですわ(^^)。「能力の高い馬とのレースで経験を積むことによって、基礎能力が上昇する」なんてもっともらしい説もありますが、真相はよーわかりません(^^;アハハ。けど、なんやそんな感じがしますねん。
 毎年のことですが、この時期に「レベルの高いレース」が多発する傾向があります。とくにダート戦では続出やったりします。その理由なんですが、夏場は500万・1000万クラスのダート戦が激減しますよね。すると出走する所が少なくなった能力の高い馬たちは、同じレースに集中してくる確率が高くなってきます。同時に、距離面の問題もあったりします。例えば1400くらいが適距離やねんって馬もいてますよね。適距離のレースに出したくても夏競馬中は1000mか1700m戦しかないために、どっちへ出たかて微妙やったり、って場合も当然あるわけですわ。そんなんで普段より厳しいペースのレースが誕生したり、自然とメンバーが濃くなったりするわけです。
 そして私らは、こんな状況を逆に利用しちゃえばええわけです(^.^)。どーいうことかといいますと、例えば毎月、私が選んだ【レベルの高いレース】を公開してますよね。でもさっきの事情さえがわかっていればこれからの時期は自分で【レベルの高いレース】を見つけることかて簡単に出来るわけです(^0^)。ってことは、いっつも袋とじになってて買わんと見れんように仕組まれてる【レベルの高いレース】も、本誌を買わんでも判ったりするわけですわ。コレだけでも毎月800円浮きますやん(^^*)オホホホ
 例えば先週でしたら、土曜函館最終の「檜山特別」(500万条件)。まぁ、このレースは毎年のように「レベルの高いレース」になってくる定番レースなんですが、今年は出走頭数13頭のうち、降級馬が半数以上の6頭、3歳馬が1頭ということでした。このレース、ハナを切ってペースを握ったイアラユーラシアという馬も降級馬でした。主に1000m戦を中心に使われてる短距離の逃げ馬で、そのため同馬が築いたラップタイムは3F36.0/5F60.9という、1000万クラスにしても速い時計であり、確実に500万クラスのモンじゃありませんでした。そんな厳しい展開のレースを勝ったのは降級馬のフサイチバルドル。おまけに掲示板の1.2.3.5着もを降級馬が占めました。
 3歳馬や現級馬が、こういった普段経験することのないレースを経験したことの意味の大きさって、間違いなくあると思うんですよね。こういう経験が後々に激走馬を生む理由のひとつであるのは間違いないと思います。こういったメンバーの濃いレースは、その後【レベルの高いレース】になる可能性を持ってるんで、しっかりと自分でチェックしておくことをお勧めしますわ〜。
 ウムム、これはもしかすると・・・(-_★)キラーン ってレースがあったら降級馬ももちろんですが、是非とも惨敗した3歳馬や現級馬を積極的に狙ってみて欲しいですね。どこかできっと美味しい思いができるはずですわ(^0^)。
 

   

 

'05 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号8月号9月号 10月号1 10月号2 11月号 12月号

 

'99 1月号 '00 1月号 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '06 1月号 07 1月号