競馬最強の法則

競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法

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今年も大公開!
恒例
「ゼニになる3歳馬リスト」
     ゼニ馬

 今年もやってきました、木下健の
「ゼニになる3歳馬リスト」の季節!馬券生活者
ならでわの「走馬眼」と「にこちゃん指数」から
厳選されたこのリストからは、鉄板軸馬から
大穴馬まで続出で毎年、編集部には
お礼の声が殺到!
見逃して「気づいた頃にはゼニになってしまった」
ということがないように注意!

 【ゼニになる3歳馬】とは?

 木下のレースを見る眼「走馬眼」と「にこちゃん指数」で見つけた 「これから走りそうな馬」や「穴をあけそうな馬」のリスト。このリストの馬たちを追いかけるだけでけっこうな配当にありつけるので評判を呼び、毎年の本誌の恒例となってしまった。木下の「走馬眼」には、かつてわずか1戦でアグネスタキオンやマンハッタンカフェを見出したなどの伝説多数。今年はディープインパクト?これは誰でもわかるか・・・・。

            昨年分の成果は・・・?

 今年も「ゼニ馬」の季節がやってまいりました(^^)。まさにこの企画があるさかい、今も最強で私の連載が続いてるとゆうても過言ではない恒例企画やったりします(^^;。このあと、骨っぽい所を紹介していくんですが、ちょっとその前に、去年のゼニ馬の反省と自慢なんか少々(^^;アハハ・・・。
 昨年(04年3月13日発売の4月号)、牡馬クラシック路線で真っ先に名前を挙げたアドマイヤビッグですけど、ダービー惨敗の後まったく出てきません・・・。結局のところ、脚元がヤバクてダービーどころの話やなかったみたいですね。デビュー2戦目で東スポ杯を快勝したとき、「ウイリーする感じ」に見えたとして、かなりの可能性を感じましたが、能力の高さと故障はいわば表裏一体のようです・・・・(^^;アセアセ。でもまあ振り返ってみれば、全体的には皆さんの期待を裏切るようなもんではなかったとも思ってます。(^^;アセアセ。
 短距離路線で真っ先に挙げたメイショウボーラーは, さすがに弥生賞、皐月賞で共に2着した時は私の「走馬眼」に狂いがあったかなと反省したりしましたが、まあ馬券にも絡んでるわけですし、ここ最近の活躍から基本的にはこの距離適性で外れてはいないと思ってます。さすがにあの時点では、ダート適性まではわかりませんでしたが(^^)。それにしったて、【(メイショウボーラーが)G1馬になる可能性があるとしたら、短いところでじゃないかと思ってます。したがって、本当の活躍を見せるのはクラシックよりもっと先になるんやないかと思います】と書いてましたんで、当たらずとも遠からず?ダートでの強さはあのクロフネを思い起こさせるし、フェブラリーSも下手すりゃ馬ナリで勝ってしまうかも?って思ってます(勝ちました。締め切り後に)。
 もうひとつのささやかな自慢といえば、牝馬の筆頭角と紹介したスイープトウショウと、2番手に紹介したヤマニンシュクルが秋華賞でワンツしてくれたことかな〜(^^)。あと、ダンスインザムードの名前も挙げてあったし、かなりエエ線いってたんちゃうんかな?なんて自惚れてたりしてます(^^)。
 
 さて、今年の「ゼニ馬」を紹介する前に、少しだけ「ゼニ馬」についての前提条件を書いときます。
●今年2月6日時点での、各馬の「にこちゃん指数」(注@)の最高値を掲載して、能力の目安としています。それ以降に素晴しい能力を披露した馬や、デビューした馬は含まれません。
●牡馬のみ、これまで走ったいくつかの距離のうち、指数が一番高く出た距離をとりあえずの「得意分野」として、「中短距離馬」(1600以下)と「中長距離馬」(1600以上)の2つに分類。といってもこの分類は非常に難しく、また分類すること自体が危険すで。まだ経験の浅い馬たちなんで、しっかりとした傾向がつかめてるわけじゃないし鵜呑みにはしないでください。中でも、まだ1走しかしてない馬は、自動的にその距離が「得意分野」と分類されてしまってるんで注意してください(^^;。
●私の「にこちゃん指数」では、2歳時点で「80」をマークした馬は、「その後オープンまで行く可能性大」、場合によっては「GTを取る可能性が非常に高い」という一応の目安があるんで、一応の参考にしてみてください。ちなみに昨年メイショウボーラーはデビュー3戦目の小倉2歳Sで80をマークしました。
 ということで、まずは「牡馬・中長距離路線」から参りたいと思います。今回は編集部の要望もあるので、“目についた馬”を順に触れて、その他大勢という順にいきますわ。

                    牡馬・中長距離路線
           やっぱりディープインパクト!?

   昨年の3歳馬は層が厚いと思いましたけど、今年はもしかしたらそれ以上に厚いかも、と感じてます。ただ、現時点では、全体的にマイラー色が強く、クラシックディスタンス向きの馬が少ないかな?とも感じてます。
 中長距離路線で真っ先に名前を挙げたいのがディープインパクト。この馬は久々に出現した大物って気がしてます。タキオン級とゆうてしまっても大げさじゃないと思ってます(^^)。
 気の早い話ですけど、もしかすると3つ?最悪でも1つは確実ちゃうかなと思います。武豊騎手、昨年のクラシックは乗り馬に恵まれんでしたけど、今年はコレでウップン晴らししそうな気がします(^^)。とにかく無事に本番を迎えていただきたいものです。
 正直、その次ってなるとどれから挙げりゃエエのか悩みます(^^;。そんな中からも、とりあえずは共同通信杯での異様な強さが記憶に残るストーミーカフェかなぁ・・・。
 恥ずかしながら、この馬は短距離馬って思ってました。けど1800mで58キロを背負ってあの内容。なんぼ能力が違うってゆうても短距離馬のレースやおまへんわな(^^;アハハ。ただ、あのレースを見て、「芝よりダートの方がええんとちゃうの?」って思いました。もしかしたらこの馬もクロフネ級?。
 ジャカジャーン♪『けどアンタ・・・クロフネ級ばっかで、全然信憑性ありませんから〜〜 残念(~~;)』
ま、冗談抜きで、タキオン級にクロフネ級。もしかすると今年の3歳馬は4年前を彷彿させるような当たり年かも?
 で、やっぱり挙げんわけにはいかんのがマイネルレコルトですよね。結局この馬と戦った馬たちが、その後すごい活躍を見せてます。すなわち『ものさし馬』(注A)ってやつです。今後、実際の馬券を予想をする上でもカギとなる馬に違いないと思います。 近年の傾向として、クラシックを狙う馬は朝日杯よりもラジオたんぱ杯へ向かう傾向にあるらしいですけど、今年の3歳馬に限っては「朝日杯組の方が上かな?」って気がしてます。ただ、このマイネルレコルトですけど、マイラーなんちゃうかな?って思ってますんで、今後の活躍ぶりに注目したいですわ。
 他にもさくさんエエ馬はいてますけど、現状ではどれが上と評価に困りますんでページの関係もあることやし、表を参考にしてもらうことにして、次に行ってみたいと思います(^^;アハハ。
 
            牡馬・短距離路線 
         イチ押しはフサイチアンテウス?
 
  短距離馬を選ぶのは、正直なところ難しいです(~~;。2歳で結構な能力を披露しても、それ以降出走して来んかったり、早咲きすぎただけで3歳以降はさっぱり・・・って馬が多いから見極めが難しいですわ。そんなんもありますんで、どれが上ってのは関係無しに1600m未満で走ってそれなりの能力を見せた馬をピックアップして、アイウエオ順に挙げとこうと思います。
 で、まずはアイルラヴァゲイン。この馬は新馬戦を見たときに、「抜け出してくる様子など、随所に余裕があるなぁ」って感じた馬やし、3戦目のクリスマスローズSで下した馬たちも、その後それなりの活躍をしとるし、名前くらいは挙げといてエエかと思います。
 次に京王杯2歳S勝ちのスキップジャック。
 この時の指数は非常に高いんですけど、実は指数が表わすほども強いとは感じてませんねん(^^;。ただ、同レースでは2着に重賞のひとつやふたつは間違いなさそうなキングストレイル。4着には共同通信杯2着のダイワアプセット(予後不良、5着に2歳チャンプのマイネルレコルトとなかなか豪華なメンバーを下してますし、それ以外にも、その後色んなレースで好走している馬がいてますんで、「ものさし的」に注目すべき馬やとは思いますし、この先も活躍するかもしれんしってことで挙げときます。
 次は、チアフルワールドでしょうか。クロッカスSでは勝ち馬(パリブレスト)はトラックバイアス的(注B)にも恵まれた部分があり、内容的には勝っていたと思いますんで。
 トップガンジョーはもしかしたら化けるかな?って可能性を考えて、指数に補正(注@)しましたんで挙げときました。
 今のところ、これが本命かなぁ・・・って思うのがフサイチアンテウス。ただ、3戦目の初ダートが強烈な内容でしたから、芝よりもダートなんかもしれません。
 最後にディープサマーですかな・・・。このところパッとしませんけど、デビュー戦の内容ときたら、そらもう鮮烈でした(“0”)。にこちゃん指数も82と、誤差を考慮してもG1級の可能性を秘めた馬といえます。 けど、それ以降があまりに尻すぼみですね・・・。本来は短距離馬やったのに、高い能力ゆえ可能性を見い出そうとして、色んな距離を試されすぎたかな?。そのためにエエ部分が逆に色褪せてしもたんちゃうかって思います。私も距離延長は問題ないやろ?って思ってましたけど、あきませんでしたね。秋以降、適距離での復活があるかも、ということで名前を挙げんわけにいきませんでしたが、正直どないなモンかわかりません(^^;アセアセ。
 あ、それと、個人的に短距離馬はマイネルラヴ&タイキシャトル産駒全般にも注目してるんを付け加えときます

 
              牝馬
       ディアデラノビアはよさそうですね(^^;
 
  次は「牝馬」。今年の牝馬はけっこういい馬が多いんですが、短距離傾向が強い気がしてます。
まっ、現時点は短距離しか走ってへんので、どうしてもそう感じるんやろうけど、能力の高そうな馬が多いんで、ここでは距離の融通が利きそうな所をピックアップしときますわ。
 牝馬筆頭はやはりラインクラフト。阪神JFは1番人気も3着に甘んじましたけど、内容的には私は一番強かったと思てます。デビュー2戦目のファンタジーSをみても次元の違う強さやったし、牡馬同様、久々に出た牝馬の強い馬ちゃうかなと思てますねん(^^)。
 正直なとこ、中距離は微妙な気がしてます。エンドスウィープ産駒で、決して距離延長が歓迎ってタイプやないと思いますけど、昨年のスイープトウショウ同様、能力の高さでカバーできるかもしれんしね(^^)。
 2番手というよりも、先にこっちを挙げとくべきかなって思うのがディアデラノビアですね。
新馬戦、2戦目とケタ違いの能力を見せつけた同馬は、今後どこを使っても1番人気になってくやろね(^^)。 ま、そのくらい強いのは明らかやし、レース振りからも距離は延びても問題ないというか、より歓迎やろし、クラシック制覇が期待できる1頭に間違いないでしょうね。
 そしてエアメサイア。武豊騎手は、ほぼ間違いなくこれで牝馬路線でしょうね。馬主、厩舎、騎手から間違いなく怖い1頭ではあると思いますが、現時点では上記2頭には少しだけ差があるかな・・・って気もしてますがまだまだこれからですしね。
 シーザリオ。この馬の新馬戦、仕掛けられて抜群の反応で後続をちぎって見せた躍動感は、将来への大きな可能性を感じましたんで、これも期待してます。
 阪神JF勝ちのショウナンパントルももちろん忘れちゃいかん馬ですけど、この馬はちょっと展開に注文がつくかなって思う分、割引して評価してます。ただハマった時の強さは相当なモンですけどね。あと、距離の適正は未知ですけど、レース振りから問題ないやろうと思えるエイシンテンダーってところですかね。
 デアリングハートもそこそこかと思いますけど、これもひょっとしたらダート適正の方が高いんちゃうかなって思います。けど、こうしてみるとサンデー産駒ばっかりですね(^^;。ま、サンデー産駒 も残り少ないので頑張ってもらいましょか(^^)。
             ダート
       現時点ならコパノフウジンでっか?
 
 さて、最後は「ダート」ですけど、この先ダートに路線を変更した能力の高い馬がまだまだ出てきますんで、現状どうのこうのをゆうのは時期尚早ですね。ま、その中から確実に強い馬だけ挙げるとすると、とりあえずはコパノフウジンでしょうか。この馬の場合、バイオレットSをダントツの1番人気で2着に負けてますが、あのレースみたいに流れが緩くなってしまうと能力を十分に発揮できんみたいですんで、レースの流れが重要になってきそう。
 そのレースでコパノを子ども扱いしたのがドンクール。この馬は逆に中間緩むペースのほうがレースしやすそうというか、速いペースではあのような脚を使えんかも知れんので、今後は短い所よりも中距離でエエんやないかと思います (締切後、ヒヤシンスS勝ち)。
 
 あとは、距離的にも分類は難しいし原稿もほとんど残り少ないので、表を参照にしてもらうということにして上がらせてもらいます(^^)。

 

    

 

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