競馬最強の法則

　先だっての10月26.27日と福島競馬場へ行ってまいりました。とゆうても単純に競馬を楽しみに行ったわけでなく、単行本でも説明した『にこちゃん出馬表』の会員さん方とのオフ会を楽しむことをメインに行ったんですけどね(^-^)。私は、この時期の未勝利戦ばっかりの福島開催が大好きなんですわ。とにかく稼ぎやすいんでね(^-^)。この時期に福島に通うようになって今年でもう4年になります。
　ただ、昨年から連続開催の2開催目に未勝利戦がなくなってしもたのが残念でならんですけどね･･･。　福島競馬場へ行った時は、いっつも指定席へ座ります。指定席のチビこいモニターでグリーンチャンネルが放映されてて、他場のレースも見れますからね。それで朝早くから並ぶんですけど、並んでるすぐ傍に『競馬最強の法則』を小脇に抱えた姉ちゃんがいてましたわ(^0^)。
　気付かれたら嫌やなぁ･･･って思いましたけど、要らぬ心配で気付きそうな気配すらありませんでした(^^;。いつまでもマイナーでありたいので安心しました(^。^;)ホッ。

　　　　　　「ＵＴ馬」もゼニになる馬の宝庫ですわ
　

　さて前振りが長くなりましたが、今回は【レベルの高いレース】の話はお休みにして、単行本でも紹介しました【ＵＴ馬】の実践的な使い方みたいなモンを書こうかと思います。とゆうのも、この福島競馬場へ行った時に、【ＵＴ馬】でけっこう美味しい馬券（馬単⑦-⑬\4,490）をGETしたんですわ。
　で、その場で10円コピーしてきてあるんで（馬券コピー参照）、どっかで使いたくってネ(^^;; ｴﾍﾍ。
単行本を読まれてない方も多いと思うんで、ＵＴ馬ってなんぞや？ってことを、超簡単に説明させてもらうとですね、「自分でレースを見て、不利や有利やロスや、長所短所など、なんでもエエんで感じたことをチェックしてある馬」のことを指します。ホンでこれがまた、思いのほか銭に繋がったりします(^-^)。あ、そうそう！、今後も私のコーナーでさしてもらう話では、単行本で取り上げた内容がバンバン登場してきますんで、まだ単行本を読んでない！って方は是非とも購入してお読みいただいて、話に付いてきて貰えたら･･･。と、さり気なく宣伝なんかも入れつつ(^^;。
　今回取り上げるレースは、10月26日（土）福島の最終レース。3歳以上500万下・【伏拝特別】芝1200m戦です。　結果的にこのレースで【ＵＴ馬】を軸に好配をGETしたわけですけど、まずはそこに至るまでのプロセスとして避けて通ることのできん『トラックバイアス』について触れておきます。
　この日、開催は７日目でした。芝コースはどんどん傷みが進行してきたころで、一見すると最内の芝の傷みだけが目立つ感じの馬場状態でした。それでいてこの日の朝からの傾向は、先行した馬が内ラチから少し離れて３～４コーナーを回り、直線も最内を避けて、馬場の３分どころを通っての粘り込みが目立つ、先行馬に有利な【トラックバイアス】を示していました。またこの日の芝1200m戦は、1、4、9Rでしたけど、どのレースでも先行馬の活躍が目につきました。このような傾向が出てましたんで、ココでも、【とりあえずの狙いは先行馬から】、って方程式が成り立ちます(^-^)。
　で、今回の話のメインになる、この最終レースの【ＵＴ馬】について(^-^)。その【ＵＴ馬】とは5番人気の4枠⑦タヤスガニエールってゆう馬でした（②出馬表）。そして、同馬の肝心な【ＵＴコメント】とは5走前で、『芝に変わって見違える走り、上でも期待したい』とゆう内容。　で、この【ＵＴコメント】は、
　デビューから9戦続けてダートレースを使ってきた同馬が、10戦目にして初めて芝レースを使われたときのモンです。その時のレース内容はというと、2番手追走から抜け出して、一気に後続を1秒近くチギルとゆう、ド派手なモンでした(^-^)。それをリアルタイムで見てたときに受けた印象は、
　『この馬の能力は、本来は芝で満足に発揮されるモンなんやな。この内容やったら500万に昇級しても十分にやっていけるで(-_☆)ｷﾗﾘ』って感じやったんで、それをＵＴコメントに残しました。
　ここで私が愛用しているデータベースソフト【ターゲット】で表示した、同馬の戦績をご覧下さい（③ＴＡＲＧＥＴ画面）。ここでは、実際の【ＴＡＲＧＥＴ】の「競走馬成績」欄と、「結果コメント」欄とを加工して一緒にごらん頂いてますが、普通はこんな画面は無いのでご注意を(^^;。
　ここで余談なんやけども、この画面で新馬１～２戦目に残してある◆◇のマークってありますでしょ。これは単行本で説明した、「裏血統馬券術」で発掘して、狙ってGETした印で、すでにこの頃から、ずっと使こてる方法ですねん(^-^)。
　

①「UT馬」で見つけた馬から流して珍しく馬単（⑦⑬4490円）ゲット！約13万円に。

　　　　　「２度あることは３度ある」んとちゃう～？

　さて話を戻して、この戦績画面をご覧いただくと、もう一点、興味深い点があるのがわかりますやろか。実はこの馬は、01年'05月26日と02年02月16日と02年09月28日と、過去に3回の休養明けがあるんですけど、過去2回に関しては、ともに休養明け3走目に勝ってます。しかも2回目の休養開けが【ＵＴコメント】をつけた初芝のレース。今回は休養明け3走目じゃなく、2走目なんですけど、2回目と同じ突然の芝路線変更やし、「2度ある事は3度ある」って気がしてきませんかね。ではちょっとここでこのレースを予想するポイントを整理してみますね。
　①この日の【トラックバイアス】が先行馬に大変有利な馬場状態であること。トラックバイアスが予想の重要事項であるならば、ここで狙うのは何が何でも先行馬であるということ。
　②このレースに出走してきた⑦タヤスガニエールは、「本来は芝で能力が発揮される馬」と自分が感じた【ＵＴ馬】であることとゆうこと。付け加えるならば、同馬はオーバースピードで走れるほどの、あり余るスピードを持ち合わせた馬であること。
　③同馬は過去2回、休養開け3戦目あたりに、激走するパターンを見せていること。
　さてさて、これらのファクターを頭の中でシェイクして、シェイクして、予想したら･･･。普通、5走も前の【ＵＴコメント】を、しかも休養を挟む前に残したＵＴコメントを頼りにして、なかなか馬券は買えんモンやないかと思います。けど、こんだけのセールスポイントがあれば、今回、同馬の激走の可能性がかなりの鮮明さで頭の中に浮かんできませんかね？(^-^)。
　私は、自分で【ＵＴコメント】を残してチェックしてる以上、こんだけの【買い】材料が揃った今、ここを黙って見過ごすわけには行きませんわ(^-^)。
　単行本で書いたとおり、普段は複勝コロガシをメインとしています。けど今回みたいにオフ会とかで競馬場に行ったときは、いつもの環境と違って集中しきれないんで、これははあんまりしません。
　ただこの日は、朝から面白そうな馬がいたんで、1万円から転がしスタートしましたけどね。で、幸いにも2つ転がっただけで5万円超になってたんで利益を確保させることにして、昼からは小銭で馬単や3連複を買って、当てたり外したりしながら、お遊びモードに突入してました(^^;。そして最後に、このレースにぶち当たったんでした。ただ、頭の中は完全に馬単＆3連複モードに入ってたモンですさかいに、転がしとは別口に考え、このままの勢いで、ちょっと欲張った勝負をしてみたくなりました(-_☆)ｷﾗﾘ。その馬券が最初に紹介した\4,490の馬単です(^0^)。ヒモに選んだ①番と⑬番の馬は、【にこちゃん指数】上位（表②出馬表参照）で、人気上位でもありました。⑯番の馬に関しては、【にこちゃん指数】は低いけども、トラックバイアスを重視して、スピードのありそうな先行馬ってことで選びました。実はこの買い目の裏の組み合わせも\1,000づつですけど持ってました。けど、それはハズレ馬券なんで捨ててしもうてありません(^^;。あと、もうひとつ別になりますけど、IPATで単複も購入してありました（③投票履歴参照）。なんで競馬場まで行ってIPATで購入かとゆうと、夜は仙台で宴会やし、その後も･･･(ﾑﾌﾌ)を満喫しないとイカンので、現金は極力残しておきたかったからなんです(^0^)。　確かこのときで、単勝オッズが11倍ぐらいついてました。なので馬単の保険の意味をかねて、\5,000分購入する事にしました。さらに最後の最後、保険の保険のために、複勝を\10,000分購入しておく事にしました。この時のオッズは3.5倍～くらいついてたと記憶してます。これら合計の投資が\27,000なんで、最悪⑦タヤスが3着でも、ちょびっとだけ儲かります(^-^)。
　いや、今となってあの時のことを振り返ると、この時点では、ちょびっとじゃなくて、もっと儲かるって確信に近いモンもあったような気もします(^^;。　まぁ、習慣みたいになってるんで、こんな買い方をしましたけども、これってなんかに似てますよね。そうです、単行本に書いた『買いたい虫退治法』に似た部分がありますよね(^-^)。　自分の自信度さえ深まれば、そんなに勝負した気にならずに、それなりに儲けを生む可能性のある方法って感じで紹介したヤツですね。
　まだ単行本を読んでいないソコのアナタ！今すぐ書店に走って予約すべし！！すべし！！すべし！！あはは(^^;; ｳｿｳｿ。

　②これが普段木下が使っている「にこちゃん出馬表」。「UT馬」の⑦から指数上位馬に流しただけで40倍が取れた。

　③木下愛用「TARGET」の画面。「ゼニになる」要素はここに何でもチェックしている。

　④「保険の保険」でPATでも同じ買い目を。こちらも的中で、計20万余りの払い戻しだ。