ともかく韓国の通信の規制緩和は早く、携帯電話の会社が沢山あるのも面白いところです。電話会社はもともと韓国通信公社(KTA)しかありませんでした。でも第二電電ともいえるDACOMが参入しました加入電話から国際電話間でも参入しました。KTAは民営化されKTへと生まれ変わり、混戦状態になりました。携帯電話はさらに複雑になり、訳が解らなくなっています。日本はその会社であれ携帯電話は090で始まりますが韓国はそうでなく、市外電話会社の識別番号がいくつかあるように、携帯電話の認識番号がたくさんあります。写真は018と019の電話を売っているのが解りますね。つま
り二桁に近い会社がそれぞれの認識番号を持って営業しています。つまり携帯の番号を訊くときは日本なら090のあとを訊けばいいのですが、韓国は認識番号までも訊かないとかけられないのです。多くの場合財閥系の企業が参入しているので大変なことになっています。
ソウルでは地下鉄で携帯が通じるのも最初からそのように設計しているからですが地下鉄の中で通話している姿をよく見かけます。