韓国のおばちゃんは元気だ。このバイタリティーは何処から来るのだろうと思ってしまいます。まだ若い女性もそのうちにああなるんだろうなあと思うと興味深いものがあります。どの頃から変わるのでしょうか。

さて、韓国の街を歩いていると写真のように、頭に物を載せて歩くおばちゃんたちの姿を良く見かけます。そういえば大原女も頭に物を載せていたなあとふと思い出します。手で持つより楽なのでしょう。朝鮮語でこのようにものを頭に載せることを、「イダ」と言う動詞で表現します。この動詞は屋根を「葺く」と言う意味でも使うもので、その共通する部分を考えるとなんとなくわかるような気がします。
ともかくこの運び方をすると背中が伸びて姿勢が良く見えます。いや、姿勢がよくないと運べませんねえ。とっても重そうなものを運んでいたりします。写真ではこのおばさんは両手で支えていますが、手で支えないで上手くバランスを取って歩いている人もいます。いやあ、驚きですよ。見ているこっちが危なっかしくてひやひやしてしまいます。