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014 教服
   日本の学生の制服のようなものが韓国にもあります。「教服」とは学生の制服と言う意味です。この教服は昔もあったのがあるとき「廃止しよう」と言うことになり自由服になりました。街を歩いても制服姿が見られなくなったわけですが、これはどこでもありがちな論議でした。「画一的な服装は良くない」「個人個人の考え方を尊重しよう」「学校以外のところでの服装はそれほど派手でも、学生にそぐわない格好をしているわけではないので大丈夫」ということでした。

 でも数年で制服は戻りました。毎日の服装をさせるのが大変と言うのがその理由でした。おまけにあの子は素敵な服を持っているから自分も買いたいというわけで、やはり大変だと言うことになったのです。女学生の制服は写真のようなもの、男子生徒はブレザーが主流です。勿論学生服のようなものは今はありません。映画「友」には出てくるようですが。女子学生の制服の地味さや垢抜けていないところが何とも言えませんが、また昔の風景が戻ってきていると言う感じです。なお、彼女たちが腕を組んでいることについては別の機会で。

 

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