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法律用語解説 き
強行規定























  • 強行規定
    強行規定(強行法規)とは、公の秩序に関する規定です。当事者の意思に関わらず適用され、強行規定に反する特約をしても無効です。民法の親族、相続など身分関係の規定、物権の規定、利息制限法、借地借家法など当事者を保護する法規は、強行規定です。

    強行規定の対立概念は、任意規定(任意法規)です。任意規定とは、公の秩序に関しない規定です。当事者の意思が不明瞭な場合に備えて法がおいた、解釈の根拠となる規定です。任意規定に反する特約すると特約が有効です。民法の契約法の規定は、任意規定です。

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