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法律用語解説 こ
控訴など
















  • 控訴
    第一審の判決に不服のある当事者が、そのすぐ上級の裁判所に不服申し立てをすることです。上告と異なり、法律上の論点だけでなく事実に関する論点についての不服も申し立てることができます。 控訴期間(控訴できる期間)が、第一審の判決書の送達の日から、祝祭日を含めて2週間以内と短いため、注意が必要です。 控訴の申立は、この期間内に控訴状を第一審の裁判所に提出して行います。控訴状に不服の理由を書かない場合は、50日以内に詳しい理由を記載した控訴理由書を提出します。

  • 口頭弁論
    原告と被告が公開の法廷で対席し、裁判官の面前で、直接に口頭で主張・立証をする審理方式をいいます。
    訴訟において、請求を認容するか棄却するかの答を出す判決のためには、必ず口頭弁論をおこなわなければなりません。

    すべての主張を口頭で陳述しなければならない、となると、かえってうまくゆかないので、口頭での陳述を補充するため、当事者は口頭弁論で陳述しようとする内容をあらかじめ書面にして、裁判所に提出します。これが準備書面です。

    口頭弁論のための期日で、裁判長が決めます。弁護士などの都合を聞いたうえで、普通ですと一ヶ月くらい先の期日になります。

  • コンプライアンス
    「法令遵守」と訳されますが、狭義では 企業が経済活動を行う上で、法律・政令・規則等をまもることをいいます。さらに、まもるべき規範のなかに社会規範や企業倫理もつけ加わったのが、広義のコンプライアンスです。
    1990年以降、金融機関の不正融資や食品加工業者の原材料偽装、上場企業の粉飾決算、インサイダー取取引、自動車メーカーの欠陥隠しなどの不祥事が相次いだことから、コンプライアンス・プログラムの策定やコンプライアンス委員会の設置など、企業の危機管理の観点から、危機を未然に防ぐコンプライアンス体制の確立が本格的になろうとしています。

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