石井清龍の本筮易


易日記

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2015年1月7日

  「2015年ですね

運勢を良くするにはどうしたら良いのか、と占ってみました。
人それぞれ皆 環境も状況も異なりますから、一口に運勢を良くすると言っても万人に共通するアドバイスなどありませんが、
共感できる人もいると信じて、今回はここに運勢に関して、易がどう答えたかを書くことにします。

易の卦で、
1)運勢を上げる方法 
地文  山水蒙 
人文 沢雷随 
天文 風火家人 
本卦 地天泰
主爻 火山旅

2)運勢に影響を与えるものは何か?
地文 山沢損
人文  山風蠱  
天文  風山漸 
本卦 沢水困 
主爻 風山漸
不変

解釈
人の魂が肉体の中に入ることを易では「困」の(沢水困)で表現されることがあります。
「困」は木が四角い箱の中に入っています。
木が成長し伸び伸びと枝や葉を茂らすのに、箱の中に入っていることは木にとって大変な困難です。
しかし、木はいつかその箱を打ち破って成長し、困難の制限から解放され、木本来の生き方が出来るのです。

人は大概「困った」と、思う事柄を抱えながら生きています。
なぜ困るのか?それは「うまくいかないから」
「どうしたらうまく行くかわからないから」です。

多くの人は、損の多い不本意な出来事に傷つきがっかりする事をたくさん体験する人生を生きています。

易の山沢損と山風蠱の卦がそういう意味です。
(山沢損は損失、傷つく意味・山風蠱は破壊・だまされる・腐る意味こんな気持ちで生きている人が多いと易はいうのです)

しかし、人は苦難を通して、徐々に知恵が付き賢くなっていくのです。
人は、苦難から一番学べるのです。

1)の卦に山水蒙がありますが、この卦は幼い子供の意味です。
子供は長い年月を経て成長し物がわかるようになり大人になります。

運を良くするには、さまざまな体験から学び、智慧を育てることが大切で、何も未経験な幼い心のままでは、
困難の多い人生をうまく生きる術を知りませんから、当然運勢を良くすることは難しいです。
こんなことは、占わなくてもわかると言う人もいるでしょう。

2)の卦は、人は迷いやすく不安が多く、自分にも他人にも言い訳をしながら生きている状態を示しています。
心が安定していたら、言い訳も自己弁護もしませんし、迷うことも不安も無いそうです。
迷いや不安があるのは、どうしたら良いのか確信を持てないからです。
わかっていれば、不安にはならず迷いにもならないと易は言います。

心が安定し動じない泰然自若な意識でいる人は、実力のある人です。
多くの経験を通して学んできた知恵のある人は、不安や迷いが来れば、長い時間囚われ続けて苦しむことはなく、どうするべきなのか
解決の手段をとるのです。

多くの不安な人は、何か困った問題が起きたときに、状況を変えようとせずに、不満を持つか、諦めてしまうのです。

人の意識はエネルギーです。
宇宙のこの全ての空間もあらゆるエネルギーで満ちています。

今のこの世界の文明の進歩は、人の意識によって創られたものですから、
いかに人の意識がエネルギーとして大きいかわかると思います。

場のエネルギーと言うと解りづらいかもしれませんので、場の気と言いますが、
気持ちの良い清浄な気を感じる場所、殺伐とした廃退的な気を感じる場所がありますよね。

こういう気も、集まる人の意識の集合したものとしてその場所に残ります。

つまり、人の意識は自分の体の中だけに存在しているのではなく、身体の外にも流れているのです。

もう少し、意味が解るように例えて言います。
人は、エネルギ―体ですから、体内だけに意識が留まっているのではなく外側に向かって光の様に意識が出ていると思ってください。
つまり電球が魂だと思ってください。
電球の球はそれ自体よりも、その光は外側に広がります。
このような魂が持つエネルギーが電球の光のように外側に広がり、この宇宙空間に充満しあっているのです。
ですから、自分の中で「困った」という固定された囚われの苦悩の心になっていると、自分の外側にも困ったというエネルギーを放出しているのです。

このような困惑した意識のエネルギーを感じた他者が、その困惑した人を心地よいとか魅力的だとは感じづらいのです。
人は肉体よりも魂が主体です。
ですから、困ったという辛い気持ちに囚われていると、外部にあるネガティブなエネルギ―と波長が合って繋がってしまいます。霊障などもそういう仕組みです。
そうなると自分の中の困った意識は増幅して、どんどんと負のスパイラルに入ってしまうのです。

かくいう私も、いつも困ったな〜〜と思って生きています。
私の場合は、抱えている困った問題を仕方がないと思ってあきらめる傾向が強いです。

諦めれば、問題は解決しません。
困っていたら、自分はどうしたいのか、自分がこうしたいと思ったら、どうしたらそうなるのかそれがわかる事が、たくさんの経験を積み、知恵がついた人なのです。

私のように気の弱さと頭の弱さで自力で困った状況を打破することが出来ないときは、易で占って方針を見つける事は可能ですので、不本意な状況をあきらめずにどうしたらよくなるのか運勢を改革することを目指すことが、自分を生かす事なのだとおもいます。

易がなくても、知恵を育てながら柔軟性を持ち、物事にとらわれずに迷わない心を持てるようになれば自然と人望も集まり人望が上がれば運勢も自然と上がるのでしょう。
私の易の師匠は「易は使うものです」とおっしゃっていました。
「悪い運勢がでて、それが当たっていたというようでは情けない生き方です。
未来の運勢が悪いままで、変える事が出来ないならば、努力の意味がないですし、占う意味もないです」とも言っていました。
自分の今年の運勢を占って、こんな運勢が出たと言って運勢に流れをてまかせるのではなく、より良い運勢にしていくように運勢の革命

を目指して頑張っていきたいと思っています。


今回も、少しだけ、今年のもろもろの運勢を占いましたので、これで初日記とします。
東京市場の株のほうは、年初から大きく下げてきました。
2,3月にも更に下げがあり、下げた後から株価は上がっていくと思います。
日本経済は大きく見れば去年と大差がないとおもいますが、前半はかなり金銭の困窮が見えます、今年後半のほうが景気の勢いが上がりそうです。
安倍総理の人気が特に落ちることもありません。評価が高くなることもないですが、経済は現実的には負債が増えます。

天災の被害状況は、これも去年と大差がないようです。
東京直下型もありませんし、富士山の噴火爆発もありません。
311のようなあるいは阪神大震災のような巨大規模で大被害となるような大地震は今年は日本にはないようです。
また秋以降のほうが地震の揺れ方が頻繁かもしれません。



韓国と中国の今年の日本に対する対応
意外な答えがでました。
両国ともに、実際は不本意なのですが、表面的には今までの態度を緩めて友好的に 日本に歩み寄ってくるそうです。
中国の景気は三つくらいよい政策を考えているようで、去年よりも景気は緩和するようです。

子宮頸がんのワクチンによって、DNA細胞も破壊されて大変な重症で動けなくなった被害者が増えています。
政府はワクチンの後遺症だとは認めないようですが易は、ワクチンによる後遺症だと出ています。子宮頸がんワクチンを積極的にすすめ
ていた政府のブログもネットから消えてしまいました。


皆様にとってより良いお年となりますようにお祈りいたします。