更新履歴(1997)


どうも消すに忍びなかったもので……

'97.12.29
  • 京都大 山崎氏から送られてきた Riesel数(n・2n−1) 素因数分解データを掲載しました。
    (詳細はこちら)

  • 『あちゃら ACARA』1998 2月号、お楽しみ HOMEPAGE BOX で、
    この『数学者の密室』が紹介されています。

  • 『読書記録』少し追加しました。
    および、当分の間『読書記録』には登場しそうもない積読について、
    『積読寸評』にまとめてみました。
'97.12.24
  • 『表紙の言葉』変更。

  • いろいろ宿題をかたづけました。

    • 京都大 山崎氏から送られてきた素因数分解データを掲載しました。
      (詳細はこちら)
      これにより、n!±1、ΠPn±1、Fibonacci、Lucas、Cullen(n・2n+1)
      の100桁以下については、完全分解されました。
    • 鈴木豪氏からの情報(Collatz予想の検証範囲)を、
      『リンク集』に追加しました。

  • 加藤稔明氏の、4/n=1/a+1/b+1/c に関する論文掲載は、まだです。
'97.12.22
  • メモリ不足なのか、バスが遅いのか、ディスクが遅いのか、
    現象としては、swap 発生のたびにハングアップするという状況で、
    現在、Windows 95 での作業はあきらめて、DOS上で作業することにしています。

  • 今回はページの更新はありません。
    とりあえず、今後の更新予定を書きます。

    • 加藤稔明氏より、4/n=1/a+1/b+1/c に関する論文が送られてきました。
      本人の承諾も得ましたので、近日中に公開したいと思います。
    • yamasaki@kusm.kyoto-u.ac.jp 氏より、素因数分解データが送られてきました。
      これにより、n!±1、ΠPn±1、Fibonacci、Lucas、Cullen(n・2n+1)
      の100桁以下については、完全分解されました。これも近日公開。
    • 鈴木豪氏からの情報。
      Collatz予想は、現在、2000兆以下まで検証されています。
      詳細は、こちら。
'97.12.8
  • 『読書記録』少し追加しました。

  • 11/28(金)深夜、突然のディスククラッシュ。

    ページを修正中、なんとなくカーソルがひっかかる感じがして、その直後いやな音。
    何度リセットをかけても、起動時のメモリチェックからは、いっこう先に進まず、
    さすがに削り屑は出ませんでしたが、ほとんどそのような状態なのでしょう。
    データは当然、全滅。
    唯一生き残ったのはWeb上のデータということで、はからずも、

    インターネットは巨大なバックアップ装置
    ということを実証する結果となりました。
    とりあえず、外付け100MBのディスクで Windows95+Netscape+エディタ+ftp
    が立ち上がる状態にしましたが、このディスクもほとんど使い物にならず、
    MTBF と MTTR が完全に逆転している状態です。
    この分だと年内いっぱいは、まともな更新ができないかもしれません。
    とりあえず、年明け復活を目指して、環境整備に勤しみたいと思います。

  • という訳で、過去いただいたメールは完全に消えてしまいました。
    受け取っていた分全てには目を通していましたが、さすがにアドレスは覚えていません。
    何か回答する必要があって、かつ回答できていないものについては、
    上のような事情があったということで、御容赦下さい。
'97.11.24
'97.11.17
  • 『読書記録』少し追加しました。
    読書に関して、私の場合、一応目安として以下の目標を立てています。

    • 1週間に1冊。月5冊。1年で60冊。
    • 洋書は、1冊3ヶ月で、年4冊。

    何故このような目標を立てているかというと、つん読&衝動買い抑止のためです。
    しかし、最近、本が品切れ(=廃刊)になるサイクルが短いので、

    1. 見つけたら即買う。
    2. つん読が増える。
    3. つん読に先に着手。新刊は、とりあえず、つん読を消化するまで買わない。
    4. 新刊が店頭から消える。
    5. 後悔する。
    6. goto 1.

    という悪循環を繰り返すこととなります。
    このように、読書というのは基本的に、小金が貯まらない趣味、だと思います。

  • そして、これは数学も同じ。
    一般に「紙と鉛筆があれば、何もいらない」と云いますが、これはうそで、実際は本代という予算が必要となります。
    しかもこれが少し悩めば買えてしまう程度の値段なので、どんどん金が専門書に置き換わってしまう。
    これが化学であれば、一般の人が薬品を自由に買うということはできないし、
    天文学にしても、都会で観測できる精度というのはたかが知れているので、望遠鏡に金をかけようという意志は最初から抑止される。
    ましてや、量子物理の実験をやりたいからといって、個人で加速器は造れない

    ところが、数学の専門書は、買えてしまう
    しかも、巻末には必ず参考文献が掲げられており、その連鎖は極大元を持たない。

    という訳で、数学をやろうとした場合、本代はある程度覚悟しなくてはなりません。
    自ら必要なものを生み出せる人の場合、話は別ですが。

  • 年別・月別の読了冊数を掲載しました。
    前にも書いたように、これは公表するのが目的ではなく、ローカルデータのバックアップが目的です。
'97.11.13
  • 『表紙の言葉』変更。

    この言葉はもっと早い時期に使おうと思っていたのですが、字数が多いので、
    初期の頃の表紙のデザインが未完成な時期には躊躇していました。
    最近はデザイン的にも固まってきたので、多少字数が多くても自由なレイアウトに耐えられる、
    と判断し、長い引用もやろうと思っています。
    このぐらいの長さなら、いいたいことを代弁してもらうのに十分なので、ネタ探しに不自由はしません。

  • アクセス数5000というのは、私にとっては一つの区切りです。
    いわゆる大手のサイトに比べれば足下にも及ばないし、
    個人のページとしても、それ程多いアクセス数ではないでしょう。
    しかし、このような地味な内容のページに対して、これだけのアクセスがあるというのは、
    いったいどのような人が見に来ているのか、また、何がきっかけで、このページに辿り着いたのか、
    ひじょうに興味があります。
    いったい、自分以外のどのような人が、何を思って、このページを眺めているのか。
    という訳で、もしよければ、その辺のいきさつをメールで教えてもらえれば、うれしいです。
'97.11.10
  • 『読書記録』少し追加しました。

    前回と少し日が開いていますが、この本でこれだけかかったのではなく、この間『フィネガンズ・ウエイク』を読んでいたためです。
    買ったのが平成3年。1頁読んでは挫折、というのを繰り返して、今世紀中の読破は無理かと思いかけていたのですが、ここ数日何故かあの訳にはまり、過去数年分の読破量と同頁を、ほぼ1週間で達成してしまった、といっても、そう長続きする訳ではなく、リハビリもかねて普通の本に少し戻ってみたくなったという訳です。

  • 風邪。頭が働かない。
    Excelはもう1本ネタが残っているのですが、また今度。
    CDも白鳥由里の『Tendance d'eau』他いろいろあるのですが、それも今度。
'97.11.03
  • 『無限に連なる格子』 8章 分割数 再び
    ここ数章(6〜8章)の流れは、一見、初等的な内容に見えますが、
    実は背後に深い構造を秘めていて、数学的にはかなり難易度の高い題材です。
    各章の長さは『数密』よりも短いですが、Excelでまさかここまで深入りするとは思っていませんでした。
'97.10.27
  • 『読書記録』少し追加しました。
    こちらの方に少し長めの感想も述べています。

  • 表紙のリンク先を少し追加しました。
    以前から登録されていたのですが、今までそれを明示しておらず、まあ礼儀です。

  • 『無限に連なる格子』 7章 無限乗積 Π(1−xn)
    ここ数章と関連があります。
    いまさらながら、Excelはけっこう使える、ということを再認識しました。
'97.10.20
  • 『読書記録』少し追加しました。

  • 『素因数分解結果』少し追加しました。
    今回は実行時間に注目してください。
    苫米地さん、いつもありがとうございます。

  • 『リンク集』少し追加しました。

  • 『無限に連なる格子』 6章 sqrt(24n+1)=素数?
    上記リンク先で、L-function の解説があり、それに触発された久しぶりの数学ネタです。
    『数学セミナー』別冊で『数学のおもしろさ』という月刊雑誌が今出ていますが、
    それの第2巻でも、q解析というタイトルで同じ題材を扱っています。
'97.10.13
'97.10.08
  • 『表紙の言葉』変更。

    今回は、言葉については前から考えていたので悩まずに済みました。
    最近いくつか採集したので、今後数回は悩まずに済みそうです。
    文章の方は、少し酔っぱらっていたので、筆が滑ったというか、
    指に何かが憑依して勝手に叩いた感じです。

'97.10.06
  • 『読書記録』少し追加しました。

  • 過去の読書記録も、いろいろ追加。
    1990〜1996年の読書記録を一気に公開。全てに対してコメントするのは、断念しました。

    読書記録を公開することに、どのような意味があるのか。

    1. 自分の読書傾向を示すことにより、同じ読書傾向の人からのコメントが得られ、
      自分が求めていたものを、提示してもらえる可能性がある。
      (これは、読書記録に限らず、Webで公表するもの全てについて、云える)。

    2. PC上に保存している読書記録データの、バックアップとなる。
'97.10.01
  • 『数学者の密室』 素因数分解結果(追加)。
    Satoshi Tomabechi <mint@fa2.so-net.or.jp> さんからの報告で、
    また2つ程、新しい素因数を見つけ出したようです。

    そういえば、久しぶりに『 Mersenne Prime 』を眺めたところ、現在('97/10/01)知られている最大の素数は、22976221−1となっていました。

  • 『リンク集』に少し追加しました。
'97.09.29
  • 書名リストをいくつか追加しました。
    これらは、高校〜大学ぐらいの時期です。
    「5」に最近有名になった作品のタイトルあり。
    欠番の「3」は、今のSFが瀕死の状態では、出版されることはないでしょう。
    今後再読して、当時を思い出しながら感想を加えていこうと思っています。
'97.09.25
  • 『枕草子*砂の本』我が愛機 CASIO FX-702P
    メモリ1680バイト、4ビットCPU、表示桁1行×18桁、というスペックは、
    今ではおもちゃでしかないですが、発売当時は圧倒的な高性能電卓であり、
    HPを別にすれば、ほとんどステータスシンボルを云っても過言ではないものでした。
    (ちょっと誇張あり)。
    たったこれだけのスペックでいったい何が出来るのか、と思うかも知れませんが、
    やる気になればこのようなことが出来るという、サンプルのつもりです。

  • 9/22の『BSマンガ夜話』。題材は『巨人の星』。
    ゲストの美保純が、なんだか川原泉の作品の登場人物のように見えて、おもしろかった。
    9/23の『幽遊白書』もそうだったが、やはり1時間では短い。

    といって、何時間かけたところで、云いたいことは後から思いつくので、
    今回のように、ホームページを設置する、というのはいいアイディアだと思います。

    TVの企画で、視聴者との電話のやりとりぐらい、間延びして退屈なものはないので、
    今後、視聴者との対話は、このようにインターネット経由で、
    放送終了後も議論が深まっていくような形式が、主流になっていくと思います。

    時事放談とか政治家が出演する番組で、このシステムを取り入れると、
    まさに、直接民主制が実現するのではないでしょうか。

    それにしても今日(9/24)の『はみだしっ子』、おもしろすぎ
    鷺沢 萌が、ああいう感じの人とは知りませんでした。

  • マンガといえば、今日(9/24)、「女神さま」15巻と「午後3時の魔法」3巻が出ていたので、
    これは、買わざるを得まい。今日出るとは知らなかったので、予定外の出費です。
    先日「Wish」3巻、「カードチャプターさくら」3巻を買ったといえば、
    だいたい読書傾向がわかるでしょう。ちなみにさくらのCDブックは買っていません。
    明日はアフタヌーン11月号。また、金が飛ぶ!
'97.09.22
  • 『リンク集』に少し追加しました。
    『あきれたページ』でお馴染み、藤原博文氏から「HTMLにエラーあり」との指摘をもらいました。
    普段よく眺めているページの著者からメールをもらって、ひじょうに光栄に思っています。
    それにしても、累積アクセス数400万とはどういう世界なのでしょうか。

  • 『読書記録』に少し追加しました。
    まだHPが回復しきっていないので、とりあえずリハビリです。ちょっと42と近いところはありますが。

    また書名リストをいくつか追加しました。
    これらは、中学〜高校という多感な時期に読んだもので、原体験として深く残っています。
    今後再読して、当時を思い出しながら感想を加えていこうと思っています。

  • 『数学者の密室』素因数分解結果(追加)。
    Satoshi Tomabechi <mint@fa2.so-net.or.jp> さんからの報告で、
    また2つ程、新しい素因数が見つかったようです。

    みなさんもぜひ挑戦してみてください。

'97.09.16
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    42で脳を酷使したあげく、46と47を並行して読んでいたためかなり思考のHPが下がり、
    HP回復のため、43、44、45を途中に交えていたのですが、9/12〜15の4日間で47を読み切り、
    totally exhausted といった感じです(平たく云えば廃人状態)。
    当分、何もしたくありません。

  • 『数学者の密室』素因数分解結果(追加)。
    Satoshi Tomabechi <mint@fa2.so-net.or.jp> さんからの報告で、
    また2つ程、新しい素因数が見つかったようです。
'97.09.15
'97.09.08
  • 『CDレビュー』少し追加しました。

  • 『数学者の密室』のメール用FORMは正解だったようです。
    メール件数が極端に増えました。
    質問のいくつかについては、いずれ『数学者の密室 II』とするので、お待ち下さい。

  • 更なるアクセス振興策としてこういうページを作ってみました。
    あんまり、表紙と変わらないような気が、……。

  • 『読書記録』は book だけにしているので magazine の読破記録は全然残らないのですが……。
    今読んでいる「InterCommunication No.22」はなかなか読み応えがあり、紹介したいと思います。
    長距離の旅行等で何か読むものが欲しい、と思っている方に勧めます。
    と云っても万人に等しく勧められる訳ではないので、一応ジャンルを規定しておくと、
    平凡社「History of Ideas」シリーズの1巻目『美と科学のインターフェース』を気に入った方には、おすすめです。
'97.09.03
  • 『表紙の言葉』
    今回も難産でした。
    『表紙の言葉』は基本的に、

    • 知名度が低くて、
    • Subculture(アニメとかマンガとか)から取材したもの
      要するに、あまり一般には気付かれていない隠れた言葉に対するこだわり

    というコンセプトでやっています。
    だから、前回・今回のような有名な言葉を持って来た時は「逃げ」だと思っていいです。
    諸星大二郎川原泉あたりなら、いくらでも思いつくのですが、
    同じ作家の言葉はあまり使いたくないし。
    まあ、次回を期待して下さい。

  • 『数学者の密室』にメール用FORMを設けました。
    何でもいいので(『数密』以外でもかまいません)感想等書いてもらうと、うれしいです。
    特に『読書記録』『CDレビュー』で、この手のものが趣味に合うはず、というようなのは大歓迎です。
'97.09.01
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    予告どおり茂木健一郎『脳とクオリア なぜ脳に心が生まれるのか』です。
    少し長いので、こちらの方も目を通してくれるとうれしいです。

  • 夏休みは、8/23〜26が自分の実家の札幌
    あまりにも気候も環境も違っていて、ほとんど外国に思える程、内地の人間になってしまった。
    時差があるのではないか、という気が最近しつつあります。
    8/26〜27は義姉の仙台。ここも寒くて、風邪をひきかけた。
    8/27〜29は家内の実家の中新田。ここは過ごしやすかった。
    やまがたすみこ『日がな一日』のような田園風景の中を車を走らせていると、
    だんだん殊勝で前向きな気持ちになってきて、帰ったら、いろいろやろう、と考えたのですが、
    横浜に戻って来れば、この暑さ。自由意志の働く余地はなく、背光性の赴くままです。

  • 何をやろうとしたかと云うと、実家の本箱から発掘した、
    『数理科学』1984年1月 特集 パソコン数楽
    に、「エルデスとシュトラウスの予想」というタイトルで、「4/n=1/a+1/b+1/c 問題」の解説が出ていて、その内容をトレースしようと考えたのです。
    もう少し、こちらの気候に慣れてからやります。
'97.08.23
  • 『数学者の密室』 Appendix 1. 素因数分解結果に追加あり。
    Cullen数、Riesel数について、"Mathematics of Computations"の結果を追加しました。
    これについて、以前書いた内容の訂正があります。
    以前「100桁以下については、完全分解されている」と書いたのですが、
    完全分解されているのは300番までであり、
    301番以降の100桁以下の数で、完全分解されていないものが存在します。
    という訳で、Cullen数、Riesel数についても挑戦してみて下さい。

  • 8/23より、遅い夏休みに入ります。8/25の更新はありません。9/1には更新するつもりです。
    先日読んだ、茂木健一郎『脳とクオリア なぜ脳に心が生まれるのか』
    について長文を書こうと思っています。
    これは、ここ数年のBest1です。

  • 『リンク集』に少し追加。
    私とひじょうに似たコンセプトで作られている頁を見つけました。
    「数密」では解説していないアルゴリズムについても取り上げられているので、
    両方参照するといいと思います。

  • 最近、1日あたりのアクセス数が増えてきました。
    この頁の読者は、ac.jp が(たぶん)主体だから、夏休みに入るとともに激減するだろう、
    と思っていたのですが、予想に反し、休み前の2〜3倍ぐらいのペースでアクセスが来ています。
    このペースだと、次週、帰って来て早々に「表紙の言葉」考えなくてはならないかもしれません。
    アクセスが増えたといっても、いわゆる人気のあるサイトとは比較の対象にもならないのですが、
    それにしても、

    き ゃ 〜 う れ し い 〜
    (「嬉しい悲鳴」by 井上喜久子)。
'97.08.18
  • 『数学者の密室』 12章 素因数分解アルゴリズム完全リリース
    今回リリース分から、non-trivial なアルゴリズムとなります。
    ある条件の場合のみ有効となるアルゴリズムなので、数学の公式はなんでもかんでも一般的に成り立つ、
    と思っている人が見たら、卒倒するかも知れません。

    『数学者の密室』は、とりあえず、これで一段落とします。

  • 7月分を過去の履歴に移しました。こうして見ると、8月だけでも結構更新しています。
    白鳥 由里は、早くも先月のイベントとなってしまった。

  • CDレビューに少し追加しました。
'97.08.15
  • 『リンク集』に少し追加。
    以前『読書記録』で「はじめてのラテン語」について、「古今の名言を載せて欲しい」と書いたが、
    まさにぴったりのページを見つけた。
'97.08.13
  • 『数学者の密室』 素因数分解結果(追加) 読者からの報告あり。
    5つ程、新しい素因数が見つかったようです。
    メールを送ってくれた、Satoshi Tomabechi <mint@fa2.so-net.or.jp> さんは、
    Nifty Serve の FSCI の方でも活躍している方で、プログラムライブラリに自作の素因数分解プログラム
    (楕円曲線法+複数多項式二次ふるい法)を登録されています。

    みなさんも挑戦してみて下さい。ubasic 添付の素因数分解プログラムとふつうの Pentium機で、
    70桁ぐらいまでは、充分、複数多項式二次ふるい法の射程内に入っているはずです。
    (つまり完全分解が可能)。結果が得られ次第、逐次公表していきます。

    これこそ、まさに、「What's new」と呼ぶにふさわしい。

'97.08.11
  • 『数学者の密室』 12章 素因数分解アルゴリズム 部分リリース。
    まだ特に面白い部分はありません。
    ρ method、p−1 method、p+1 method については、昔のプログラムを引っぱり出してきたからOKとして、複数多項式2次ふるい法、楕円曲線法については、サンプルコーディング無しになるかもそれません。まあ、あと2週間あるのでもう少しがんばってみます。
    それから、『日経サイエンス』9月号に、2次ふるい法のわかりやすい解説が載っています。

  • 昨日、画像ビューアのフリーソフトをインストールした関係で、ブラウザ画面が文字化けしまくりです。
    エディタ上は正しい表示なのですが、もし誤字等があれば指摘願います。
    (しかし、そのメールもブラウザ上で見るとなると、いったいどうやって、正誤を判断すればよいのか。
    これは、ある意味では、

    観測対象となる系の内側にいる観測者が、
    いかにして、系の外側から見た状況を認識するか。
    という、ひじょうに興味深い問題の、卑近な例と云えるかもしれない。 名付けて、「ソラリス問題」。)

  • そんなこと以上に、今回及び前回に少し触れた素数定理云々のところの議論は、多少間違いがあるかも知れません(正確に云うと、議論の大筋には影響ないが、「素数定理」という言葉が出てきた文章の近傍に、間違いが含まれている可能性がある、という意味です)。
    これは、有識者の指摘を待ちます。
'97.08.07
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    ついに『まどろみ消去』です。
'97.08.04
  • 『数学者の密室』 Appendix 1. 素因数分解結果 本日リリース
    これを最初に掲載した方がインパクトがあったでしょうか。
    そもそもは、これがはじまりです。

  • ubasicを使っていろいろな数を素因数分解しているうちにだいぶ結果がたまってきたので
    公開しようと思い立ち、素数と素因数分解の方法についての解説を付け加えて、
    また、いろいろ計算してためていたデータと解説も併せて、

    『Number Quest 〜 計算の書』
    として公開しようとしたのが、平成3年。
    その時「4/n=1/a+1/b+1/c」の部分がどうにもまとまりきらず、当時の仕事の忙しさも重なって、
    ずっと頓挫したままになっていました。

  • それが、去年の5月頃解決の目処がついたのと、インターネットという個人による表現手段が
    一般的になったため、今回の公開につながったという訳です。
'97.08.01
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    まだ『まどろみ消去』ではありません。
    先週の土曜、『函の中の失楽』(漢字が出ない)と『星降り山荘の殺人』を買ってきたので、
    さて、どれから読むか。
    今、気が付いたが、今年は読書量が多いかも知れない。
'97.07.31
'97.07.28
  • 『無限に連なる格子』 4章 今日は、自分が生まれてから何日目か?
    本日開講。
    今回は整数論からは離れた内容です。しかし、このネタ自体は以前から書きたいと思っていました。
    みなさんも、今日から来るべき個人的イベントに備えて下さい。
    たった1日気を抜いただけで、通り過ぎて行ってしまいます。

    このような内容の方が一般受けするのかも知れない。
    一般受けついでに、年齢に関するネタを2つばかり紹介します。

    • 私は昭和36年生まれで、現在36歳です。
      すなわち、今年は昭和72年(約数がいっぱいあってうれしい)。

    • 昭和36年は西暦1961年。この数字は点対称です。
      ちなみに、1961の前は、1881年。
      そして、1961の次は6009年

  • 『表紙の言葉』 アクセスカウント2000回を機に変更。
    日本語訳は、原典が見つからなかったので、記憶を頼りに適当に訳してみました。

  • 『読書記録』に少し追加しました。
    まだ『まどろみ消去』ではありません。
    「キシマ先生」がどんな話なのか、ちょっと気になります。

  • さて、7/25発売の「アフタヌーン9月号」の『孤島館殺人事件』。
    完全に予想どおりでした。
    結論は一つです。ラストのシーンの見て驚いているようではまだまだです。

  • ちなみに、PCに向かう時は、必ずCD−ROMドライブに何か音楽CDを入れています。
    ここ数日のローテーションは、云うまでもなく白鳥 由里
    心が完全に素因数分解されてしまったような気がする(ってどういう意味?)。
'97.07.22
  • 久しぶりに早い更新です。
    CDレビューに少し追加しました。
    最近、書く内容があっても、意図的に更新を水・木(月と月の間)に持って行っているのですが、
    今回だけは我慢できなかった。
    もう、白鳥 由里、最高!
    まちがいなく、今年の best 1 です。
'97.07.21
  • 『読書記録』に少し追加しました。

  • 『数学者の密室』 11章 数論的アルゴリズム ついに完全リリースです。
    サンプルのプログラムは短いですが、かなり、難産でした。
    連休の残り1日は、のんびりすることにします。
'97.07.17
  • 『読書記録』に少し追加しました。

  • 『数学者の密室』11章 数論的アルゴリズム は執筆中。
    「Lucas列」はできました。
    Euler数は、以前やったのでまだ書けるとして、Bernoulli数は今回初。
    UBASIC添付のプログラムではなく、一応自前でプログラムを書きたいので、そこがしんどいところです。
    まあ、7/21にはなんとかなるでしょう。

  • 『数学者の密室 II』の構想中ですが、意外と新ネタが見つからない。
    というのも、当初構想にはなかった2、3、4章のネタを、『数学者の密室』につっこんでしまったためです。
    まあ、これも趣味でやっていることなので、もう少しのんびりネタを探してみることとします。
'97.07.14
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    及び、サイズが大きくなったので、1〜6月と7〜12月に分割しました。

  • 『数学者の密室』 11章 数論的アルゴリズム 部分リリースです。
    (構築中)というのは使いたくなかったのですが、7/21の完全リリースを期待して下さい。
'97.07.09
  • 『読書記録』に少し追加しました。
    『まどろみ消去』ではありません。
    発売日に購入しましたが、当分寝かせておこうと思います。
    これを読んでしまったら終わりなので。

  • 『枕草子*砂の本』数学入門のための本
    「数学に興味を持ったが、何かおもしろい本はありませんか」
    というメールを結構もらうのですが、それに対する回答です。
'97.07.07
  • 過去の更新履歴をこちらに移しました。
    日記と云えないまでも、削除し難いものがあったので、とりあえず保存することにします。

  • 『読書記録』に少し追加しました。
    および、これまでの方針を変更して、読んだ本はすべて記録することにしました。
    読書記録は高校2年からずっとつけているのですが、オリジナルは以下のようなフォーマットです。
    7/ 1 はじめてのラテン語               大西  英文  ○  32
    
    丸は、評価で、※、◎、○、△、×、等があります。感想はありません。
    つまり、Webの『読書記録』に比べて、ぜんぜん情報量が少ないのです。
    逆に云うと、Web版の方が情報量が多いので、こちらの形式をメインにしようという訳です。
    Web掲載が、実質的なバックアップの役割を果たしている、というメリットもあります。

  • 『数学者の密室』スケジュール変更します。
    これまで、過去に書きためてあったものを、HTML化するにあたってリライトしていたのですが、
    丸一週間かかってやっとという状態でした。それも、前回の合同数でストック切れ。
    素因数分解データに至ってはかなり物量が多いので、HTML化も相当時間がかかることが予想されます。
    やはり質を重視ということで、今回大幅なスケジュールの見直しを行いました。

  • 『無限に連なる格子』パスカルの三角形、二項定理、Catalan数
    本日開講。
    どうも『数密』は、敬して遠ざけられる傾向が高いので、今後こちらの方も、入門編ということで充実させていきます。
'97.06.30
  • 『数学者の密室』 10章 合同数(congruum) 本日開講。

    数学的には、この概念が一番難易度が高いです。
    ゆえに、未達成度も高い(!)

'97.06.25
  • 『無限に連なる格子』 3章 分割数(partition number) 本日開講。

    これを書きたいがために、わざわざ『無限に連なる格子』を始めたのです。
    『数学者の密室』のUBASICで扱う程、大きな数字が現れない、という理由以上に、
    分割数は、あまりにも難し過ぎて、私には扱いきれないのです。

    それにしても、もう少し、出し惜しみするべきか?

  • 『読書記録』に少し追加しました。
    原書、今年2冊目です。
'97.06.23
  • 『数学者の密室』 9章 友愛数(amicable numbers) 本日開講。

  • 今週もきつかった。
    当初は添字・べき乗の tag表記(<sub>n</sub>、<sup>n</sup>)は、やるつもりがなかった。
    小さくて見づらいからです。
    しかし前回使ってみて、以外と見栄えがよいということに気付くと、もう後戻りはできなくなる。
    このページは直接エディタで打ち込んでいるので、こういうタグの多用は、
    ものすごくしんどいのです(また、ソースを眺めて見てください)。
    やはり、毎週このような内容で更新、というのは無謀なのでしょうか。
'97.06.20
  • 『数学者の密室』6章 自然数の加法回文性(palindromic numbers)
    で、新たな解が発見されたようです。山下幸二氏よりメールがありました。
    5.追補として、新しい章を興しました。
    とりあえず、質問には答えたつもりですが、こういう感じでよろしいでしょうか?
'97.06.18
'97.06.16
  • 『数学者の密室』 8章 連分数とPell方程式 本日開講。

  • 新コーナー
    『無限に連なる格子』
    『数学者の密室』の Excel 版ですが、扱う素材、及び姿勢は微妙に違います。

  • 今週はかなりきつかった。
    何がきついと云って、やはり連分数表示及び添字・べき乗の tag表記です。
    (ソースを眺めて見てください)。
    やはり、毎週このような内容で更新、というのは無謀なのでしょうか。
    なんとなく、某アニメの終盤のような様相を呈しつつあります。
'97.06.09
'97.06.06
  • マイナーチェンジ。

    『数学者の密室』 6章 自然数の加法回文性(palindromic numbers) の誤植を修正しました。
    直した箇所は、

    • math0603.htm のプログラムのソースで、> が2つ重なっていたのを修正。
    • math0604.htm で『palindromic』の綴りミス(palindoromic となっていた)を修正。

    の2ヶ所です。
    Tadahiro Ujino 氏主催MatheMagicsからリンクしていただいたということを知り、よろこんで眺めてみたところ、自分のページのまちがいに気が付いたという次第です。

'97.06.02
'97.06.01
'97.05.30
  • 『読書記録』に少し追加しました。

  • 開始から2ヶ月。アクセスは777を突破。1000を越えるのは時間の問題でしょう。
    初期(カウンタにして50以下)は、本当に8割方(というのも控えめで、95%ぐらい)
    自分でコーヒーを飲み干していました。

    今は、9割以上、完全に外部の人からのアクセスとなっています。
    いろいろリンクも張ってもらい、本当にうれしい限りです。
    そろそろ、こちらもリンクのページを作る時期でしょうか。

'97.05.25
'97.05.24
'97.05.22
  • マイナーチェンジ。

    先日 「ディレクトリ構造が露呈しないように、各ディレクトリの下には、 ダミーでもいいので、index.htm というファイルを置いておいた方がよい」 という助言に従い、 従来の *01.htm というファイルを index.htm という名前でコピーして、 置くことにしました。 その際、リンク元の修正が一部不完全で、 あるページから先には行けないようになっていました。
    今回、grepを使えばよいということに気づき、 全対象をもれなく修正することができました。

    しかしこのエラーのために、せっかくこのページに辿り着いた方々を、 定期購読者とすることなく、失ってしまったのでしょうか。

    みなさん、くれぐれもリンクミスには注意しましょう。

'97.05.17
'97.05.16
  • マイナーチェンジ。

    『数学者の密室』参考文献でリンクを張っていた『UBASICホームページ』で、
    IPアドレスがむき出しだったのを修正しました。

'97.05.11
'97.05.06
'97.05.03
'97.04.30
'97.04.28
'97.04.25
  • Yahoo! JAPAN の
    [自然科学と技術:数学:整数論]
    に登録されました。
    ただ単に[数学]で登録依頼したのですが、わざわざ[整数論]という新しいジャンルを作っていただき、

    整数論 (1) NEW!
    というのが何とも云えず感激です。
    (1)だからジャンプしても結局ここに戻ってくるのです。

  • 『枕草子*砂の本』日時計の言葉
'97.04.19


これより過去は無し 表紙 1998年の更新履歴
(1月〜6月)

E-mail : kc2h-msm@asahi-net.or.jp
三島 久典